わたしはかもめ2014年鴎の便り(3月)

便

3月23日

東京ヤクルト1−5千葉ロッテ(神宮)

ロッテは新人が存在感を示した。井上は好調な打撃で2戦連発の2号ソロを含む3安打を放った。石川は要所を締めて5回無失点。ヤクルトは10安打しながら1点止まりで、抑えのバーネットは制球に苦しみ4失点と低調だった。

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千葉ロッテ0100000045
東京ヤクルト 0000001001
吉田
「調整とかではなく技術向上を目的にやってきた。指導していただいている中、良くなってきている。」(開幕1軍が確定的な新人捕手)

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アジャ井上球団創立1年目以来の開幕4番[ニッカン]

開幕4番に決定だ。ロッテのアジャ・コングことドラフト5位の井上晴哉内野手(24=日本生命)が2試合2打席連続となる2号本塁打を含む3安打で打率を4割3分5厘とし、新人ではドラフト制後初のオープン戦首位打者に輝いた。試合後、伊東監督が開幕4番を明言。実現すれば新人ではチーム史上、1950年、球団創立1年目の戸倉勝城(毎日)以来の快挙となる。これでオープン戦全日程を終え、セ、パ両リーグは28日に開幕する。

アジャ井上は戸惑ったようなしぐさで打球を目で追った。2回先頭でナーブソンの内角直球をフルスイングすると、滞空時間の長い高い放物線を描いて左翼ポール際のスタンド中段まで飛んでいった。「アレッと思いました。きのうのようなライナーが多いので、あんな打球は初めてなんです。クルッと体が勝手に回りました。ダーンと行きましたね」と珍しい弾道を振り返った。

上からたたく−。今のテーマを自然に実践できた。前日22日のヤクルト戦で、バックスクリーンを直撃する待望のオープン戦初アーチが飛び出した。43打席もかかり、やはり気にならなかったと言えばウソだった。「昨日の1本で楽になった。打席の中での構え方というか、心構えですね。それができた」と表現した。余裕が生まれ、練習通りのスイングができた。

実戦で最高の結果を出せたのは、苦しいキャンプを乗り切れたからだ。114キロの体には走り込みが多い基礎練習はきつかった。「そういうのが生きてきたんでしょうね。今はキャッチャーとの駆け引き、読み合いも楽しい」と言えるまでになった。

刺激は日本生命から入団したチーム内外の同僚や、中大の先輩の報道だ。「目につくんです。巨人のネタなら阿部さん(中大)や小林(日生)。頑張っているなと励みになる」と言う。今回対戦した中大の大先輩、ヤクルト小川監督からは「リーグが違うからどんどん打て」とハッパをかけられた。素直に?の前で2戦連発で応えてみせた。

伊東監督は試合後、「使いましょう!4番で」と初めて明言した。「ルーキーらしからぬ活躍を見せてくれている。チームに早くなじんだのが1番の要因でしょうね」と評価した。オープン戦で4番に座ると8試合で29打数14安打の4割8分3厘、2ホーマー。開幕ダッシュは型破りな新人のバットにかかってきた。

ルーキー井上が打率4割3分5厘で首位打者となった。ドラフト制後、オープン戦で打率5傑入りした新人は67年大下(東映)3割6分8厘の3位、81年石毛(西武)3割5分7厘の4位と過去2人いたが、首位打者は初めて。規定打席に到達して打率4割以上もドラフト制後の新人では初めてだ。最近20年では95、98、00年イチロー(オリックス)07年青木(ヤクルト)がオープン戦と公式戦の両方で首位打者を獲得したが、本番での井上はどうか。なお、公式戦ではドラフト制以前も含めて新人の首位打者は1人もいない。

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こりゃ本物だ!ロッテ・井上、2戦連発で新人初OP戦首位打者[サンスポ]

女子プロレスラー、アジャコング似で人気のロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が23日、ヤクルト戦(神宮)で2試合連発の2号ソロを含む4打数3安打。通算打率.435でオープン戦首位打者に輝いた。

「そういうことは意識せずにやってました。チームが勝てたことが何よりです」。新人のオープン戦首位打者は記録が残っている1965年以降、初の快挙だが、本人は涼しい顔だ。

前日22日まで首位打者の本多(ソフトバンク)と4厘差で迎えたこの日、2回に左翼ポール際に本塁打を放ち、4回に左前打。9回は内野安打でつなぎ直後、角中の決勝満塁弾を呼び込んだ。

これで『4番打率』は29打数14安打、打率.483、2本塁打。伊東監督も「使いましょう。4番で!!」と球団では50年の戸倉勝城(毎日)以来、64年ぶりの新人開幕4番を明言した。17日の休養日には、日本生命の同期で巨人のD1位・小林と東京駅の地下街で“お茶デート”。「顔を見れば励みにもなるので」。ライバルとの“接近戦”がアジャのパワーになっている。

伊東監督
「最後にきて故障者は出ましたが、キャンプも含めて大きな成果があった。新人選手が目立ったこともありますが、開幕に先発投手が6人そろったことが大きい。」(オープン戦が終わり)
角中
「ベルトより高い球は全部振っていこうと思っていた。いい気分?悪い気はしないですよ。」(9回に決勝の満塁弾を放った)

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ロッテ・D1石川、上々の5回0封「たまたま抑えられた」[サンスポ]

ロッテのD1位・石川(東京ガス)は先発5回を6安打無失点。オープン戦最終登板を締めくくったが、「たまたま抑えられただけで内容的には全然よくなかった。決め球など精度を上げていかなくては…」と不満を口にした。右手中指にできたマメの影響もあり、当初の100球予定も75球で降板となったが、公式戦先発デビューとなる30日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)には影響なさそうだ。

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アジャ井上、つかんだ開幕4番、新人初OP戦首位打者[スポニチ]

「幕張のアジャ」が快挙を達成した。ロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)が、23日のオープン戦最終戦となるヤクルト戦で本塁打を含む3安打の固め打ち。打率を.435とし、新人では65年のドラフト制以降初のオープン戦首位打者に輝いた。伊東勤監督(51)は28日のソフトバンクとの開幕戦(ヤフオクドーム)で、球団では1950年の戸倉勝城以来64年ぶり2人目となる新人の開幕4番を明言した。

もはやその実力を疑う余地はない。試合後。クラブハウスに引き揚げる井上に、ファンから「アジャ頼むぞ!」の声が飛ぶ。笑顔でうなずくその姿は、主力打者としての自覚にあふれていた。 「とにかくチームの勝利だけを考えていた。オープン戦首位打者?全然何も思わないです」。サラリと言い放つところも並のルーキーではなかった。

まずは2回。内角高めの134キロ直球を、軽々と左翼席中段へと叩き込んだ。「自分でも完璧な当たりだったかなと思う」と自画自賛した2試合連続アーチは、前日の最終打席から2打席連続の本塁打でもあった。4回に左前打、9回にも遊撃内野安打で3安打。試合前の時点で4厘差あったソフトバンク・本多を抜き、新人では初のオープン戦首位打者に輝いた。

ドラフト5位入団。甲子園出場経験もなく、評価が高かったわけではない。キャンプ前までは日本人最重量となる114キロの体重や、「1年目から本塁打王を目指す」といったビッグマウスが注目された。しかし実戦に入ってから評価が一変した。長打力だけでなく、巧みなバットさばきで逆方向へ安打を量産。伊東監督に試合後、「使いましょう。4番で」と言わせるまでになった。

日本生命でチームメートだった巨人のドラフト1位・小林からも刺激を受けた。「新聞でいつも小林の記事をチェックしている」。イケメンのエリートに負けじと、自分の打撃に徹した結果、小林以上の成績を残し「キャラが先行しがちだったけど、やっと野球で目立てるようになってきた」と笑った。

「楽しみです。エースから打ちたい」。28日の開幕戦の相手はソフトバンク。井上は「マリンガン打線」の4番として福岡に乗り込み、開幕投手の摂津と対峙する。

65年ドラフト制以降
ルーキーの井上(ロ)が打率.435でオープン戦首位打者。65年以降のオープン戦で新人の首位打者は井上が初めてだ。同期間でオープン戦、公式戦とも首位打者は82年長崎(大洋)、95、98、00年イチロー(オ)、07年青木(ヤ)と3人で5度。また、新人の公式戦打撃3冠タイトルは58年長嶋(巨)が本塁打王と打点王、59年桑田(大洋)が本塁打王を手にした例があるだけ。新人首位打者は過去にいないが井上はどうか。

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ロッテドラ1石川、安定感光った、OP戦防御率は1.42[スポニチ]

ロッテドラフト1位の石川は、オープン戦最終登板を5回6安打無失点で締めた。

当初、100球を予定していたが、右手中指のまめの影響で予定よりも早い75球で降板し「内容が良くなかった。球は高かったし、決め球の精度が悪い」と自己採点は辛口。オープン戦の防御率は1.42と安定感が光ったが、登板が確実視される30日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に向け、課題を口にした。

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ロッテ、角中、OP戦満塁弾締め「悪い気はしない」[スポニチ]

ロッテの角中が1−1の9回無死満塁から、決勝の満塁本塁打を放ち、チームにオープン戦最終戦の白星をもたらした。

「ベルトよりも高い球は、全部振ろうと思っていた。タイミングはドンピシャだった」。オープン戦では20打席無安打など不振が続いていたが、終盤に復調。「最後の打席で満塁本塁打は悪い気はしない。不安はない」と言い切った。

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「4番アジャ」で開幕決定!2戦連発でOP戦首位打者[報知]

ロッテのドラフト5位ルーキー・井上が、2戦連発&逆転首位打者で開幕4番をもぎ取った。前日から2打席連発の2号ソロを放つなど、3安打で打率は4割3分5厘に上昇。1960年以降のオープン戦では初の新人首位打者に輝いた。伊東監督は負傷中の今江に代わり開幕戦4番起用を決定。ロッテでは球団創設1年目の1950年、毎日時代の戸倉勝城以来64年ぶりに「新人開幕4番」が誕生する。

不可思議な弾道に、井上自身が驚いた。2回無死。内角高め直球をパワフルにはじき返すと、打球は左翼ポール際へ高々と舞い上がった。「切れるかな。あれ?切れないわ」。スタンド中段に吸い込まれる2戦連続の2号ソロ。体重114キロのルーキーは「完璧だったけど、あんまり見たことない打球でした」と目を丸くした。

仰天の一発は“初タイトル”獲得への序章だった。オープン戦首位打者へ、トップの本多(ソフトバンク)に4厘差で迎えた最終戦。4回に左前へ運ぶと、9回には遊撃内野安打を放った。「内野安打も出ましたね、フフフ」。必死の全力疾走で打率は4割3分5厘に上昇。1960年以降のオープン戦では初の新人首位打者を射止めた。

試合後のアジャに、もう1つの吉報が待っていた。伊東監督が声のボリュームを上げた。「使いましょう、4番で」。左ふくらはぎ筋膜炎の今江に代わり、開幕戦の4番起用を明言した。2リーグ制以降、新人の開幕4番は8人目。ロッテでは64年ぶり2人目の勲章を手に入れた。

快進撃が続き、バッテリーの攻めも厳しくなっっている。それでも「読み合いをして打つから野球は楽しい」と言い切った。「(開幕が)楽しみですね。キャンプの時から、開幕を待っていたんで」。 2月12日、紅白戦のランニング本塁打から幕を開けたアジャ劇場。あまりに濃すぎるプロローグを経て、いよいよ本編を迎える。

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アジャジャジャロッテ4番は新人井上ジャ[ニッカン]

アジャ・コングことロッテのドラフト5位、井上晴哉内野手(24=日本生命)が新人ではチーム史上、1950年、球団創立1年目の戸倉勝城(毎日)以来の4番を決めた。

2試合2打席連続となる2号本塁打を含む3安打で打率を4割3分5厘とし、新人ではドラフト制後初のオープン戦首位打者に輝くと、伊東監督が試合後「使いましょう。4番で」と初めて明言した。

井上は2回、ナーブソンの内角直球を左翼ポール際のスタンド中段まで運んだ。「うまくインコースをはじき返せたと思う。完璧だったと思います。4番は責任がすごく大きい打順。その責任をしっかり果たしたい。チームの勝利、日本一のために全ての力を出し切りたい」と力強く言った。

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ロッテのドラ1石川5回0封も開幕へ課題[ニッカン]

ロッテのドラフト1位、石川歩投手(25=東京ガス)が先発して5回を投げ6安打無失点に抑えた。

結果は良かったが、反省しきりだった。「結果は抑えられたけど、イメージ通りに抑えられていない。そこが課題です。2ストライクから打たれる場面が多かったし、ランナーが出てからも甘いボールが多かった」と自己採点は厳しい。

伊東監督も「内容は心配だね。追い込んでから変化球が低めに決まらなかった。日にちもないけど修正して欲しい」と開幕へ向けて課題を出した。

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ロッテ角中が満塁V弾「開幕準備できた」[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(26)が決勝のグランドスラムを放った。 1−1で迎えた9回無死満塁。抑えのバーネットから右翼席へ勝ち越しアーチをかけた。「ベルトより高いボールは打とうと思っていた。タイミングがしっかりと取れるようになってきた。開幕への準備はできたと思う。不安はないです」と話した。

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アジャ井上「開幕楽しみ」史上初!新人でオープン戦首位打者[スポニチ]

「幕張のアジャ」ことロッテのドラフト5位・井上(日本生命)が、史上初(65年ドラフト制導入以降)となる新人のオープン戦首位打者に輝いた。

22日のヤクルト戦終了時点では打率2位だったが、この日、2試合連続本塁打を含む4打数3安打の大暴れ。15試合で46打数20安打の打率.435とし、ソフトバンク・本多を逆転。ルーキー初の快挙を手にした。

球団64年ぶりとなる新人「開幕戦4番」(50年・戸倉勝城以来)が濃厚になったが「責任は重いので、その責任をしっかり果たしたい。開幕は楽しみです」とスーパールーキーは頼もしかった。

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アジャ、「新人開幕4番」伊東監督が明言![報知]

ロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が、オープン戦首位打者に輝き、開幕4番を決めた。23日ヤクルト戦(神宮)に「4番・一塁」でスタメン出場。左越えへ2戦連続の2号アーチを放つなど、3安打で打率を4割3分5厘とし、ソフトバンクの本多を逆転した。

伊東監督は、左ふくらはぎ筋膜炎の今江に代わり、井上の開幕戦4番起用を明言した。2リーグ制後、プロ野球史上8人目、ロッテでは前身・毎日時代の戸倉(50年)以来、64年ぶりの「新人開幕4番」。大役を託されるルーキーは「責任が大きい打順。チームの勝ちだけにこだわりたい」と気を引き締めた。

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角中、オープン戦満弾締め[報知]

ロッテの角中は開幕前最後のオープン戦を満塁本塁打で締めた。9回にバーネットの速球を見事に捉え「ベルトより高い球は全部振ろうと思っていた」と納得の表情だった。

シーズンに向けて尻上がりに調子を上げて来た。「タイミングを取れるようになったのは収穫」と手応えをにじませる。全試合出場を目標に掲げてきた外野手は「1年間終わってケガをしていなかったら(オフの)成果が出たということ」と浮かれる様子はなかった。

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ロッテ・アジャ井上2号!4打数3安打、逆転首位打者か[サンスポ]

女子プロレスラー、アジャコング似でブレークしているロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が、ヤクルト戦の2回先頭で、左腕のナーブソンから左翼ポール際にオープン戦2号ソロを放った。

22日のヤクルト戦(同)から2試合2打席連発で、推定飛距離は115メートル。カウント1−0から、134キロの真っ直ぐを叩いた。

続く4回2死の第2打席では左前打、6回2死一、二塁の第3打席は空振り三振、9回無死一塁の第4打席は遊撃内野安打で、4打数3安打をマークした。

これでアジャの通算打率は.435となり、現在試合が行われているソフトバンク・本多(22日までトップ)の結果次第で、逆転首位打者の可能性を残した。

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アジャ、OP戦2号!64年ぶり新人開幕4番へ猛アピール[報知]

ロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が、23日のヤクルト戦(神宮)でオープン戦第2号アーチを放った。2回先頭、ナーブソンの内角直球を高々と打ち上げ、左越えに運んだ。前日22日に飛び出した1号に続き、2打席連続、2戦連続本塁打。ロッテ64年ぶりとなる新人開幕4番に向けて、「自分にできることをきっちりやりたい」と話して臨んだオープン戦最終戦で、再びアピールに成功した。

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アジャ井上2戦&2打席連発!64年ぶり新人開幕4番グイッ[スポニチ]

「幕張のアジャ」ことロッテのドラフト5位・井上が、23日のヤクルト戦(神宮)の第1打席でオープン戦2号となる先制の左越え本塁打を放った。22日の第4打席でもバックスクリーン弾を叩き込んでおり、2打席連続アーチとなった。

4番候補と期待されていた今江が左ふくらはぎの筋膜炎で2軍調整中。開幕は厳しいとあって、ロッテとしては50年の戸倉勝城以来となる64年ぶりとなる新人の「開幕戦4番」はほぼ間違いないとみられている。

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ロッテは投手の新人も凄い!1位・石川、5回無四球零封[スポニチ]

ロッテの開幕ローテーション入りが確実なドラフト1位・石川(東京ガス)が、23日ヤクルト戦に先発し、粘りの投球で5回を投げて6安打無失点、3三振、無四球と好投した。

初回2死一、二塁のピンチの場面も、雄平を空振り三振で仕留めた。2回にも無死二、三塁と再びピンチを招いたが、強気の攻めで後続を断った。3、4回は三者凡退で切り抜けると、5回に2死から連打で得点圏に走者を許したが、バレンティンを遊ゴロに抑えた。

ロッテの新人は幕張アジャこと井上が話題だが、投手の方も大きな

期待が持てそうだ。

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