わたしはかもめ2014年鴎の便り(3月)

便

3月24日

アジャ井上、4・4応援歌お披露目、異例のスピード出世[スポニチ]

「幕張のアジャ」としてブレーク中のロッテドラフト5位・井上の応援歌が、4月4日の日本ハム戦(QVCマリン)をメドに完成する。

チームで1軍に定着した新人の応援歌は、早くても5月に完成するのが通例で、下位指名選手としては極めて異例の速さだ。「晴哉(せいや)」の名前を連呼しやすいように「聖闘士星矢」の主題歌をアレンジして使用する。伊東監督から開幕4番に指名されている井上は「早く聴きたいっス。テンション、バリバリ上がりますね」と興奮していた。

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105勝腕、前DeNA・清水が現役引退、NZ野球連盟のGM補佐就任へ[スポニチ]

ロッテなどで通算105勝した清水直行投手(38)が24日、現役引退を表明した。今後はニュージーランド野球連盟のゼネラルマネジャー(GM)補佐と代表統括コーチに就任する予定で、25日に都内で会見する。

清水は東芝から99年ドラフト2位(逆指名)でロッテ入団。通算成績は294試合105勝100敗、防御率4.16。また、06年の第1回WBCでは日本代表入りし、初代王者に輝いた。12年にDeNAから戦力外通告を受け、その後は現役続行を目指し、左膝手術からのリハビリを続けてきた。しかし、ここにきて周囲には「気持ちが切れた」と漏らしていた。

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ロッテ本拠地開幕戦、松井愛莉が始球式[ニッカン]

ロッテは25日、本拠地開幕戦となる4月1日の西武戦(QVC)で、タレントの松井愛莉(17)が始球式を務めることを発表した。

ロッテのガム「Fit's」の2代目イメージキャラクターであることから、白羽の矢が立った。松井は「人生初の始球式ということで緊張をしますが、ストライクを狙って力いっぱい投げて、オープニングゲーム、いいスタートをきれるように頑張ります。期待してください!」とコメントを寄せた。

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元ロッテ清水直が引退、NZで指導者の道[ニッカン]

ロッテの元エースで、横浜、DeNAでもプレーした清水直行投手(38)が現役引退を決断した。24日、所属事務所が発表した。25日に都内で記者会見を行う。今後はニュージーランド野球連盟のゼネラルマネジャー(GM)補佐と代表チーム統括コーチに就任。同国初のWBC本大会出場を目指し、指導者として新たなスタートを切る。

清水は00年にロッテに入団。02年から5年連続2ケタ勝利を挙げ、05年には日本一に貢献した。横浜(現DeNA)へトレードで移籍した10年にはチームトップの10勝をマークも11年に左膝を故障。2度手術を受け、12年オフに自由契約となっていた。現役続行を希望し、同オフにはヤクルトの入団テストを受ける予定だったが辞退。懸命のリハビリも回復が進まず、選手生活に区切りをつけたとみられる。

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アジャ、もう応援歌できる!アニメ「聖闘士星矢」テーマ曲有力[報知]

ロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=の応援歌が、急遽作成されることが24日、分かった。オープン戦首位打者に輝き、球団64年ぶりの新人開幕4番に内定。大ブレークに反応した応援団は急ピッチで“アジャ・ソング”を作り、4月4日の日本ハム戦(QVC)でのお披露目を目指す。

ベースとなる曲は「せいや」の名前から、往年の人気アニメ「聖闘士(せいんと)星矢」のテーマ曲が有力。ドラフト下位指名選手の応援歌が4月に完成するのは前代未聞という。

球団は4月1日に選手などの応援歌メドレーCDを発売する。「アジャ・ソング」は間に合わなかったが、15年版には収録される見込み。応援歌作成の知らせを受けた井上は「早く聴きたいッス。テンション、バリバリ上がりますね」と待ちきれない様子だった。

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元ロッテ・清水直が引退、NZ代表コーチに就任[報知]

ロッテ、DeNAで活躍した清水直行投手(38)の所属事務所は24日、「引退および新たな挑戦」の報告記者会見を25日に都内で行うと発表した。今後は、ニュージーランド代表チームのコーチに就任する模様。

清水はロッテで02年から5年連続2ケタ勝利を収め、06年のWBCでも世界一メンバーに名を連ねた。09年のオフに横浜(現DeNA)にトレードで移籍したが、12年に戦力外通告を受けた。

13年の春季キャンプでヤクルトのテストを受験する予定だったが、11年9月と12年1月に手術を受けた左膝が万全ではなく、断念。その後も現役続行の意向は変わらずリハビリを続けてきた。

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ロッテ選手の応援歌メドレーCD発売[ニッカン]

ロッテは24日、応援団総合監修による、選手などの応援歌メドレーCDを4月1日に発売することを発表した。ロッテでは応援歌のCD化は初めてのこと。「2014マリーンズスーパーベストヒットメドレー」と題して、2980円(税込)で売り出される。

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元ロッテのエース清水直行が引退へ[ニッカン]

元ロッテ、DeNAの清水直行投手(38)が現役引退を発表する。

25日、都内で「引退および新たな挑戦」について記者会見を開くことを所属事務所が発表した。2012年に戦力外通告を受けてから、左膝のリハビリを行い、現役復帰の道を探っていたが、区切りをつける形になったようだ。

清水直行(しみず・なおゆき)
1975年(昭50)11月24日、京都府生まれ。報徳学園−日大−東芝府中−東芝を経て99年ドラフト2位でロッテ入り。02年から5年連続2ケタ勝利を挙げた。05年にはロッテ日本一に貢献。04年アテネ五輪、06年WBC日本代表。09年オフ、トレードで横浜ベイスターズ(DeNA)へ移籍。通算成績は294試合で105勝100敗、防御率4.16。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。

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日本野球機構事務局で審判会議、リプレー映像の取り扱いなど確認[サンスポ]

関東地区に所属する審判員が24日、東京・港区の日本野球機構事務局で審判会議を開き、リプレー映像の取り扱いなどを確認した。

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[千葉魂]開幕投手のプライド、成瀬、もうため息はつかない[千葉日報]

嬉しかったのだろう。意気に感じたのだろう。成瀬善久投手(28)の言葉は弾んでいた。2月4日。春季キャンプ第1クール最終日。ブルペンで投げ終わると伊東監督に手招きをされて呼ばれた。「開幕はオマエで行くからな!」。「ハイ!」。時間にして10秒もない程の短いやりとり。指揮官はその一瞬にエースへの思いの全てを込めた。

「僕にとって、あんなに早い時期に言っていただけたことはとても嬉しかった。僕にとっては大きなこと。まさか、こんなに早く開幕投手に指名していただけるとは思ってもいなかった。光栄の一言だった」。

不本意な1年だった2013年シーズン。14試合で投げて6勝4敗。それまで4年連続で二桁勝利を挙げていた記録も途切れた。自身にとって誇りとしていたのは投球回数。07年から6年連続で150イニング以上を投げてきた。1年間、先発の軸として投げてきた証。それも昨年はわずか87イニング。左肩痛もあり、後半戦のほとんどを2軍で過ごした。夕方、自宅に戻り、テレビをつける。自然とプロ野球中継にチャンネルを合わせている自分がいた。

「なぜ自分は家のソファーで野球を見ているのだろう?今まで当たり前のようなことが当たり前じゃない、不思議な気分だった」。

やりどころのない無念さ。心の葛藤。自然と漏れるため息。その頃のことを成瀬は「心と体が同じところにないようだった」と振り返る。

そして、シーズンオフには横浜高校の1年後輩で西武ライオンズのエース・涌井秀章がFA権を行使して千葉ロッテマリーンズに入団した。09年には投手最大の勲章である沢村賞も獲得した大物選手の入団にメディアは湧いた。一方で、成瀬の心も揺れた。

「開幕投手は涌井だという報道もあった。自分も『そうかもしれないなあ』とも思った。新聞には今まで自分の事を『ロッテのエース』と書いてもらっていたけど、だんだん『左のエース』という表現を目にするようになった。悔しい気持ちはもちろんあった」。

エースのプライドは、揺れ動いた。そして迎えた春のキャンプ。目の色を変えて練習に取り組む成瀬の姿、そして行動を指揮官はしっかりと見ていた。だから早々と決め、本人に伝えた。その瞬間、成瀬の目が輝いたことも見逃さなかった。

「去年は試合に勝ったけど、自分は勝ち投手ではない。今年は勝ち投手になる。だって、開幕戦に勝てる投手は日本に6人しかいないんですよ!そしてこれからも誰にも開幕投手を譲るつもりはない。今年で5年連続開幕投手。この記録をどんどん更新していきたい」。

昨夏、背番号17はロッテ浦和球場でため息をついていた。今はもうそんなことはしない。ただ、ひたすら開幕の日に照準を合わせている。エースに聞いた。2013年は自分にとってどんな年で、今年はどんな年にしたいか?エースはキッパリと答えた。

「去年は今思うと自分を見つめ直すいい機会だった。色々な事を1度、リセットできた。いい意味でターニングポイントになる1年だと信じている。今年は一からの再スタート。色々な意味でね」。その声は弾んでいた。3月28日、福岡ヤフオク!ドーム、対福岡ソフトバンクホークス戦。今年もプロ野球が開幕する。

(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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