ソフトバンクが16安打で大勝した。3−3の4回に内川の適時打で勝ち越し。5回に2点を加え、終盤には内川の3ランや柳田のソロで突き放した。摂津は7回途中まで4失点。ロッテは成瀬が6失点と崩れ、救援陣も精彩を欠いた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 5 |
福岡ソフトバンク | 1 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0 | 4 | 1 | x | 11 |
球団64年ぶりとなる新人の『開幕4番(DH)』に座った“アジャ”ことD5位・井上(日本生命)だったが、4打数無安打(2三振)に終わり、「摂津さんはやはり打つのが難しい投手。思うような打撃ができなかったです」と肩を落とした。それでも左翼席では広島市から駆けつけた両親ら“アジャ一族”が観戦。父・新晴(しんせい)さん(63)=会社員=は「何か夢を見ているみたい。次は打ってくれるでしょう」と期待を寄せた。
「幕張のアジャ」ことロッテ・井上は不発だった。球団では64年ぶりに新人で開幕戦4番でスタメン出場。初回1死二塁のプロ初打席は内角のシンカーを引っかけて三ゴロ。4回にはプロ初死球で出塁したが、その後は2打席連続で空振り三振だった。
オープン戦は首位打者に輝いたが、公式戦でプロの洗礼を浴び「自分が思ったようにできなかった。早く慣れたい」とがっくり。伊東監督は「明日は大丈夫でしょう」と巻き返しに期待していた。
ロッテのドラフト5位「アジャ」こと井上晴哉内野手(24)=日本生命=が球団の新人では64年ぶりの開幕4番に入ったが、4打数無安打に終わった。再三、得点圏に走者を置いて打席に立ったが、快音を残せず「慎重になりすぎた」と振り返った。
オープン戦は積極的にバットを振って好結果を残したが、この日は思い切りのいいスイングができなかった。ルーキーは「早く慣れて自分の思うようなことができれば」と力を込めた。
ロッテの井上は球団の新人では64年ぶりの開幕4番に入ったが、4打数無安打に終わった。再三、得点圏に走者を置いて打席に立ったが、快音を残せず「慎重になりすぎた」と悔しさをにじませた。
オープン戦は積極的にバットを振って好結果を残したが、この日は思い切りのいいスイングができなかった。ドラフト5位ルーキーは「早く慣れて自分の思うようなことができれば」と力を込めた。
ロッテの新人2人が開幕戦でデビューした。ドラフト5位の井上晴哉内野手(24=日本生命)が、4番指名打者で先発出場すると、ドラフト2位の吉田裕太捕手(22=立正大)は6回裏の守備からマスクをかぶった。
4打数無安打、2三振の井上は「びびってしまった。手が出なかった」と思うようにプレーできなかったことを悔やみ、吉田は「緊張はしなかった。オープン戦で結構使ってもらえたので」と対照的だったが、2人ともいい経験が積めた様子。伊東監督も「明日からは普通にやってくれるでしょう」と期待を込めた。
ロッテ成瀬善久投手(28)が4回3分の1を12安打6失点でKOされた。
立ち上がりから、ていねいにコースを突いていったが、内川、李大浩ら主軸を抑えきれず、失点を重ねた。球数も108球とかさんだ。「調子自体は決して悪くなかったが、バッターを意識しすぎてしまい、自分のリズムで投げることができなかった。もう少し、大胆に攻めていっても良かった。ランナーを出してから、踏ん張りきれなかったのが悔しい」と、唇をかんだ。
ロッテ重光昭夫オーナー代行(59)が28日、ヤフオクドームに激励に訪れた。涌井とクルーズ、ハフマン、さらに新人4人の選手達から挨拶を受け「頑張ってください」と、それぞれ握手をかわした。
「去年は楽天が神掛かっていましたからしょうがない。今年は雪辱して、何とか優勝して欲しい」と、期待を込めた。