わたしはかもめ2014年鴎の便り(3月)

便

3月31日

ロッテ・今江、復帰でいきなり「4番」、伊東監督「問題ない」[サンスポ]

左ふくらはぎ筋膜炎で2軍落ちしていたロッテの今江が、1日に1軍復帰。伊東監督は31日、「状態に問題はない」とし、西武戦で「4番・三塁」の先発出場が濃厚だ。一方、開幕から2試合で4番を務めた“アジャ”ことD5位・井上(日本生命)について同監督は「引き続き経験は積ませる」としており、今後は5、6番でのDH出場になる方向。また、今江とともに加藤も1軍昇格。細谷とハフマンが登録を抹消された。

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ロッテ今江、「4番・三塁」で復帰へ「悔しかった」[スポニチ]

頼れる4番の復帰で連敗阻止だ。左ふくらはぎ筋膜炎で2軍調整していたロッテ・今江が、1日の本拠地開幕戦で「4番・三塁」でスタメン出場することが決まった。

この日、1軍の練習に参加し「100%大丈夫。開幕3連戦は間に合わなかったけど、ここから取り返す」と意気込んだ。

28日の開幕戦から2試合連続で「幕張のアジャ」ことドラフト5位・井上が4番の代役を務めたが、9打席無安打と不発だった。自宅のテレビで観戦していた今江は「違和感があったし、悔しかった」。今季初戦はカモにしている牧田が相手だ。昨季は9打数3安打(打率.333)、12年も6打数3安打(同.500)。伊東監督も「重視するのは打線のつながり。4番が戻ってきたことはチームとしても安心できる材料」とサブマリンキラーに期待を寄せた。

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ロッテ涌井、連敗ストッパーだ、古巣との初対決は本拠地開幕戦[スポニチ]

開幕11連敗を喫した02年以来の3連敗となり、西武との古巣対決に燃えるロッテの涌井が、「ストッパー役」を託された。

25日のイースタン・リーグ日本ハム戦(鎌ケ谷)に先発し、4回9安打7失点(自責1)。この日は報道陣を避けるように引き揚げたが、伊東監督は「涌井にとってチームが替わって最初の試合が本拠地開幕戦。無様な姿は見せられないと思っているでしょう」と信頼を寄せた。

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ロッテ巨漢アジャ井上に痩せるな指令[ニッカン]

アジャに痩せるな指令が出た。115キロあったロッテ井上晴哉内野手(24)の体重が110キロにまで減っていると判明。打球の威力がなくなるため、伊東勤監督(51)が「110キロは切らせるな」と指示した。大迫トレーニングコーチが、食事会場でどんぶり飯1杯を追加させるなどしている。井上は「太る方法は分かっている」と、妙な自信を見せていた。

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涌井、古巣・西武斬り自信!カギは「浅村」[報知]

1日の西武戦(QVC)に先発するロッテ・涌井秀章投手(27)が、移籍後初登板初勝利のカギに「浅村斬り」を掲げた。移籍初戦は昨季まで9年在籍し、特徴を知り尽くす古巣が相手。31日、ダッシュなどで最終調整したFA右腕は「(浅村を)抑えるイメージは大体できています」と、自信を持って本拠地開幕戦のマウンドに上がる。

先発としての再生を誓い、FA宣言してから145日。「ロッテ・涌井」が西武戦でデビューを果たす。「おかわり君が(2軍調整中で)出ないなら、やっぱり浅村でしょうね。抑えるならこうだな、というのは考えています」。キーマンは、負傷中の中村に代わる4番打者。元同僚の弱点を把握している涌井は、浅村封じのシミュレーションを完了させた。

西武打線は目下、チーム打率1割4分9厘と低調なだけに、長打力のある浅村を封じれば、おのずと勝利に近づく。伊東監督も「本拠地開幕だし、無様な投球は見せられない。古巣相手にやってくれるでしょう」と期待を込めた。新天地で迎えるプロ10年目。古巣からの白星で、新たな一歩を踏み出す。

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ロッテ・今江が1軍練習合流 伊東監督「戻って来たらもちろん4番」[サンスポ]

左ふくらはぎの筋膜炎で戦列を離れていたロッテの今江が31日、QVCマリンフィールドで行われた1軍練習に合流した。本拠地開幕戦となる4月1日の西武戦から出場する見込み。

昨季4番を務めた三塁手を欠いたチームは開幕から3連敗を喫した。伊東監督は「戻って来たらもちろん4番でしょう」ときっぱり。今江は「とにかくしっかり戦力になるように頑張る」と力強く話した。

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ロッテ今江と加藤1軍合流「もう100%」[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(30)と加藤翔平外野手(23)が、31日の全体練習から1軍に合流した。左ふくらはぎの筋膜炎から復帰した今江は「もう100%の状態です。まだ始まったばかりだし、1つずつ取り返していければ。地に足をつけてやっていきたい」と、やる気をみせた。

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[千葉魂]「子供にユニホームを」、選手会長、成瀬のキッカケ作り[千葉日報]

『キッカケ』。何度もそのキーワードを口にした。選手会長の成瀬善久投手は2月の春季キャンプにてフロント職員と行ったミーティングで、熱く語った。春休みの子供達に観戦してもらうことを目的の1つにして実施する2、3日のデーゲーム(いずれも午後2時試合開始)。ぜひ来場する全ての子供を対象にユニホームを配って欲しいとフロントにお願いをした。

「その日、見にくる子供にとって初めての野球観戦かもしれない。そういう子にとって、ユニホームをもらったら、いいキッカケになるじゃないですか。それがキッカケで野球が好きになるかもしれない。子供を対象にしたデーゲームをせっかくするのなら、そういうキッカケ作りをしてあげたい」。

当初、ファンクラブ会員の子供を対象にユニホームを配る案が出ていた。それに対して成瀬は限定条件を取り払い、中学生以下の全ての子供を対象にして欲しいと強く懇願した。初めてプロ野球観戦をした日の事を鮮明に覚えているからこその訴えだった。

あれは中学2年の夏。訪れた先は、偶然にもQVCマリンフィールド(当時は千葉マリンスタジアム)だった。陣取ったのはライトスタンド。相手は西武ライオンズである。初めての野球観戦に心躍らされている少年はもちろん気がついていなかった。将来、千葉ロッテマリーンズのエースになることを。選手会長としてチームを引っ張ることも。成瀬は当時のことを懐かしそうに振り返る。

「ホームランボールがボクの隣の席に落ちた。それがとても印象的だった。それまで野球観戦をしたことは1度もなかったので、あの試合のことは鮮明に覚えている。自分の中でプロ野球に憧れるキッカケになった。子供にとって、キッカケはとても大事だと思う。いま、プロ野球選手という子供達にとって憧れの対象となりうる仕事をしている自分達はそういう意味で子供達に色々なキッカケを作ってあげたい」。

当時、在籍していた外国人野手・ボーリックが放った打球は大きな弧を描き、ライトスタンドに向かって飛んでいった。右翼席で観戦している成瀬のすぐ横。隣の席でボールが飛び跳ねた。力強い大きな弾道の打球だった。今でも忘れられない感動の1球である。観戦中はオーロラビジョンに映ろうと必死に手を振った。憧れのプロ野球選手の一挙一動を追いかけた。一生忘れることのない最高の思い出。それが今はそのグラウンドの真ん中に自分が立っている。見る立場から見られる立場へ。あの日のことが、間違いなく成瀬のキッカケになっている。

時は流れた。「継続は力なり」という言葉を胸に刻み、若者はグングンと成長した。プロに入った。憧れのマウンドで投げられる日々が始まった。成瀬はいつも思う。自分が少年時代にQVCマリンフィールドに行った思い出が今も胸に残っているように、子供達の思い出に残る投手になりたいと。いつの日か、プロ入りする後輩が「ボク、成瀬さんの投げた試合を見に行ったことがあるのです」と話してくれる日が来れば、これほど嬉しいことはない。2、3日。千葉ロッテマリーンズは子供が球場に来やすいようにという思いから異例の平日デーゲームを実施する。春休みの子供に見に来て欲しい。そして、野球が好きになるキッカケにつながる何かを提供したい。選手も球団も、そう願っている。

(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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