楽天の辛島が8回を4安打無失点と好投し、2勝目を挙げた。四球を与えず制球の良さが光った。打線は4回にジョーンズのソロで先制。5回に岡島の二塁打で2点を加えた。ロッテは石川が7回3失点と粘ったが、打線が沈黙した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
千葉ロッテのドラフト1位新人、石川は7回を5安打3失点とまずまずの投球を見せたが、打線の援護に恵まれなかった。4四死球を与えたこともあり「リズムが悪く、あっちに流れがいきやすくなっていた」と反省の言葉を並べた。
前日は投手陣が総崩れで17失点の大敗だった。嫌な雰囲気を拭い去りたかっただけに「流れを止めたい意識はあったけど」と悔やんだ。
初めてのブルペンだった。ロッテ唐川侑己投手(24)は力水を飲み干すと、小走りでマウンドへ向かった。「相手との勝負ではなくて、自分との勝負でした」。前日に2回1/3、67球を投げ7失点でKOされた。その悪夢を振り払うように、フォームを修正しながら必死に投げた。プロ初の中継ぎ登板は2回を2安打2四球。何とか無失点で切り抜けた。
中0日登板は伊東監督の荒療治だった。「昨日、あんな感じで。あのまま次の登板となれば、本人も不安のままだっただろう。半分、強制だったけど、イニングも短いし、気持ちの入り方も違った。次はしっかりゲームをつくってくれると思う」。次回先発は当初の予定どおり。この日の修正の効果が出ることを期待した。
唐川は前日の試合直後に、この日の登板の可能性を伝えられていた。「僕が中継ぎをたくさん使う展開を招いたし、投げたいと言ってもなかなかもらえるチャンスではない。きれいに打ち取ろうとかしないで、必死に投げることだけ考えました」と、危機感をむきだしにした。
同じようなことを昨年7月6日、楽天星野監督がしている。前日に1回、27球を投げて4失点でKOされた則本を中継ぎ登板させた。則本は、逆転勝ちで白星を手にしたその試合から5連勝を飾った。唐川にも同じような変わり身を期待したい。
ロッテ唐川がプロ入り初めてリリーフで登板し、08年のデビューから続けていた連続試合先発登板は113試合でストップした。現役でデビューから100試合以上継続中はグライシンガー(ヤクルト−巨人−ロッテ)の139試合と唐川の2人だけだった。初登板からの連続先発登板は98〜04年ミンチー(広島−ロッテ)の187試合が最長で、日本人最長は涌井(ロッテ)が西武時代の05〜12年に記録した175試合。
ロッテ唐川侑己投手(24)が中0日で登板した。前日12日に2回3分の1を7失点でKOされた右腕が、気持ちとメカニックの修正に取り組んだ。
67球投げた前日の疲労は感じさせなかった。2回を投げ2安打2四球。直球が高めに浮くなど、まだ本調子ではなさそうだが「自分の中でフォームの反省を出してたし、意識して、昨日よりは投げられたかなと思う」と話した。中継ぎも連投もプロ入り後初めてだった。
12日の楽天戦(QVCマリン)で先発したロッテ・唐川が8回から2番手で登板し2回2安打無失点。連投は初めてだったというが、2回1/3で7失点KOされた直後だけに「チャンスをもらったと思って投げた」と強調した。
異例の起用に、伊東監督は「不安なまま中6日で投げさせたくなかった。半ば強制だった」と説明。今後は予定通り先発させる方針で「次回はしっかりゲームをつくってくれると思う」と期待を込めた。
ロッテは13日、楽天3回戦に敗れて2カード連続の負け越し。全5球団との対戦を終え、開幕ダッシュには完全に失敗した。
伊東監督が振るった大ナタも不発に終わった。この日、D4位・吉原(日本生命)ら4選手に2軍行きを命じ、代わってD3位・三木(上武大)ら4選手を1軍登録した。
さらに前日(12日)、先発2回1/3を投げ7失点KOの唐川を8回から投入。「半ば強制(連投)。次の先発まで5日間ありますからね。あのままじゃ本人も気分が悪いでしょう」。唐川にとってはプロ入り初の連投。まさに強力なカンフル剤を2発投与したが、打線のほうが辛島−ファルケンボーグの前に零封された。
「良かったり悪かったりという打線は、悪いんですよ。ウ〜ン…どうしたもんですかね」。指揮官が枕を高くして眠れる日がなかなか訪れない。
12日の楽天戦で先発し2回1/3を7失点、67球で降板したロッテ・唐川が、8回から中継ぎ登板。伊東監督は「半ば強制みたいなもの」と、“荒療治”を施した。
プロ7年目で初の救援登板を連投でこなした唐川は、2回を無失点とし「チャンスをもらえたと思って投げた」と神妙な表情。なお、今後も先発起用の方針だ。
ロッテのドラフト1位新人、石川は7回を5安打3失点とまずまずの投球を見せたが、打線の援護に恵まれなかった。4四死球を与えたこともあり「リズムが悪く、あっちに流れがいきやすくなっていた」と反省の言葉を並べた。
前日は投手陣が総崩れで17失点の大敗だった。嫌な雰囲気を拭い去りたかっただけに「流れを止めたい意識はあったけど」と悔やんだ。
ロッテ唐川侑己投手(24)が中0日で登板した。前日12日に2回3分の1を7失点でKOされた右腕が、気持ちとメカニックの修正に取り組んだ。
67球投げた前日の疲労は感じさせなかった。2回を投げ2安打2四球。直球が高めに浮くなど、まだ本調子ではなさそうだが「自分の中でフォームの反省を出してたし、意識して、昨日よりは投げられたかなと思う」と話した。中継ぎも連投もプロ入り後初めてだった。
前日に先発したロッテの唐川が8回から2番手で登板し、2回を2安打無失点でしのいだ。連投は初めてだったと言うが、3回途中まで7失点と背信の投球の後だったため「必死に投げるだけだった」と強調した。
伊東監督は「本人も不安なまま次の登板を迎えるから」と起用の意図を説明。今後は予定通り先発させる方針で「次回はしっかりゲームをつくってくれると思う」と期待を込めた。
ロッテのドラフト1位新人、石川は7回を5安打3失点とまずまずの投球を見せたが、打線の援護に恵まれなかった。4四死球を与えたこともあり「リズムが悪く、あっちに流れがいきやすくなっていた」と反省の言葉を並べた。
前日は投手陣が総崩れで17失点の大敗だった。嫌な雰囲気を拭い去りたかっただけに「流れを止めたい意識はあったけど」と悔やんだ。
ロッテ・伊東勤監督(51)は13日、D2位・吉原(日本生命)ら大量4選手に2軍落ちを命じ、代わって4選手を1軍登録した。
2軍行きとなったのは吉原のほか大谷、加藤、江村。1軍昇格はD3位・三木(上武大)、南、服部、金沢。降格組のうち大谷は球団から「右内転筋痛」の故障と発表されたが、他3選手は再調整となる。
チームは12日の楽天2回戦(QVCマリン)で、今季両リーグを通じてワーストの24安打を浴びて17失点負け。伊東監督は「活性化です。(状況打破へ)色々と変えていかなければいけない」と説明した。
今回、2軍落ちとなった吉原は、ロッテで話題となっている『ルーキーズ』の一角を形成。4月5日の日本ハム2回戦(同)ではリーグの新人一番乗りとなるプロ初勝利を挙げが、最近2試合はリリーフで打ち込まれていた。