わたしはかもめ2014年鴎の便り(4月)

便

4月16日

埼玉西武2−6千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテが3カードぶりの勝ち越し。0−1の4回に里崎の2点適時打と根元の犠飛で3点を奪い逆転。5回は井口のソロなどで2点を加え、7回は井口の2打席連続ソロで加点した。古谷は5回2失点で2勝目。西武は2度目の4連敗。

123456789R
千葉ロッテ0003201006
埼玉西武0010100002

◇里崎が今季初打点

千葉ロッテの里崎が1点を先制された直後の4回1死二、三塁で2点中前打を放った。これが今季初打点となり「最低限、犠牲フライの気持ちでコンパクトに打ちにいった。いいコースに飛んでくれた」とコメントした。

新人の吉田との併用が続いており、3試合ぶりの先発マスクだった。バットで好結果を残し「点を取られた後だったから」と息をついた。

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自画自賛!ロッテ・井口、3年ぶり連発「相性がよかった」[サンスポ]

ロッテの3番・井口が2011年5月以来、3年ぶりとなる2打席連続本塁打を放った。5回は昨年3本塁打の野上から3号ソロ、7回はボウデンから4号ソロでともに完璧な当たり。「(野上とは)やはり相性がよかった。飛ばないボールでも本塁打でしょう」と自画自賛のアーチだった。

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ロッテ・今江、腰痛のため欠場 長引くようなら入れ替えも[サンスポ]

ロッテ・今江敏晃内野手(30)が腰痛のため、西武4回戦(西武ドーム)に欠場。伊東監督は「打つ方は大丈夫と言ったけれど守れないので。長引くようなら入れ替えないといけない」と説明した。

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39歳井口自賛「飛ばない球でも本塁打でしょ」[スポニチ]

「飛ぶボール」とは言わせない。2点リードの5回、ロッテ・井口は野上の甘い139キロ直球を見逃さなかった。「力感なく振ることができた。飛ばないボールでも本塁打だったでしょ」と自画自賛した一発。左翼席中段まで運ぶ3号ソロで貴重な追加点をもたらした。

チームは昨季、野上に1勝5敗だったが、井口は17打数7安打3本塁打(打率.412)。「野上キラー」が今季も相性の良さを発揮した。

これで勢いづくと、7回にもボウデンから再び左翼席中段へ4号ソロ。2打席連続本塁打は11年5月3日の西武戦(西武ドーム)以来で、乗り切れないチームに2連勝と3カードぶりの勝ち越しをもたらした。

この日は4番・今江が腰痛で欠場したが、井口は「チームとしてカバーしていかないといけない」。伊東監督は「井口は引っ張ってくれている」と今年で40歳になるチーム最年長のベテランを称えた。

古谷
「ストライクが入らず、リズムに乗れなかった。勝ち星はついたけど、反省ばかりです。」(5回4安打2失点で2勝目)

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ベテラン健在!ロッテ井口2発で連勝[デイリー]

頼れる男の2発が、トドメを刺した。ロッテ・井口の豪快な2打席連続アーチが最下位西武を沈め、3カードぶりの勝ち越しへ導いた。

「飛ばないボールでも本塁打だったでしょ」。2点リードの5回無死、高々と放物線を描いた打球は左翼席中段で弾んだ。昨季5勝を献上した苦手の野上を、攻略しかけていた打線。ただ1人、昨季3本塁打とカモにしていた井口が、打たないはずがなかった。 7回無死ではボウデンから、ボール球を強引に引っ張る“技あり”の一撃。「結果オーライでしょ」と笑ったが、11年5月3日の西武戦以来、3年ぶりの2打席連発となった。

4番・今江が腰の張りで欠場する事態にも、慌てることはない。今年40歳を迎えるベテランが、上位浮上へ牽引する。

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ロッテ2戦連続2ケタ安打で2連勝[ニッカン]

ロッテが2試合連続の2ケタ安打で2連勝を飾った。3回に先制を許したが里崎の2点適時打、井口の2打席連続アーチなど12安打で6点を奪い逆転勝ち。

伊東勤監督(51)は「井口がよく引っ張ってくれて、外国人もよかった。前回のカードでは本拠地でやられましたからね(QVCマリンで2連敗)。いい形できているので、もう1試合、明日も打線で盛り上げて欲しいですね」と振り返った。

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ロッテ古谷2勝目も6四死球猛省[ニッカン]

ロッテ古谷拓哉投手(32)が猛省した。5回4安打2失点で2勝目をマークしたが、失点につながった6四死球に笑顔なし。5回で111球を要しての降板に「毎回ランナーを出して、四球などで塁を埋めるようなピッチングで、野手の人達が打って点を取ってくれているのに自分でリズムを悪くしてしまい、ほんと情けないです」と、まるで負け投手のようだった。

伊東勤監督(51)も「慎重になりすぎていた。もう少し大胆に攻められれば、あと1、2イニングは投げられたでしょう」と、さらなる奮起を求めていた。

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ロッテ井口3&4号2打席連続アーチ[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(39)が追加点を挙げた。先頭で迎えた2点リードの5回。西武野上の直球を左翼席中段にたたき込んだ。

6日日本ハム戦以来の3号ソロに「狙っていた訳ではないが、体が自然と反応してくれた。前回、ライオンズにやられているから、今回は取り返したいとベンチみんなが思っているよ。いい追加点になったね」とコメント。7回にも左翼席に4号ソロを運び、2打席連続アーチとなった。

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ロッテ里崎初打点「チャドがよく走った」[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(37)が、今シーズン初打点を挙げた。

1点を追う4回1死二、三塁から中前に逆転の2点適時打。「打ったのはスライダーかな。取られた後だったから、最低限、犠牲フライの気持ちでコンパクトに打ちにいった。いいコースに飛んでくれた。チャド(二塁走者ハフマン)がよく走ってくれたよ」とコメントした。

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ロッテ・里崎、今季初打点となる逆転の一打に「ほっとした」[サンスポ]

ロッテの里崎が1点を先制された直後の4回1死二、三塁で今季初打点となる2点中前打を放った。これが逆転の一打となり「変な点の取られ方をして流れが悪かった。ほっとした」と息をついた。

新人の吉田との併用が続いており、3試合ぶりの先発マスクだった。ベテランは「キャッチャー陣が1つになって、チームのためにと思ってやっている。早く(勝率)5割に戻したい」と力強く言った。

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里崎、今季初打点「最低限、犠牲フライの気持ちで」[スポニチ]

ロッテの里崎が1点を先制された直後の4回1死二、三塁で2点中前打を放った。これが今季初打点となり「最低限、犠牲フライの気持ちでコンパクトに打ちにいった。いいコースに飛んでくれた」とコメントした。

新人の吉田との併用が続いており、3試合ぶりの先発マスクだった。バットで好結果を残し「点を取られた後だったから」と息をついた。

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ロッテ・今江が腰痛で欠場 伊東監督、今後の出場は「状態をみて」[サンスポ]

ロッテの今江が腰痛で欠場した。伊東監督は「たいしたことはないと言っているので(今後の出場は)状態をみて決めたい」と話した。

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セパDH制逆転、交流戦特別企画[ニッカン]

セ、パ両リーグが、今季の交流戦で指名打者(DH)制を普段のリーグ戦と逆にし、セの主催試合で採用し、パの主催試合では採用しないことが16日、分かった。今年で10年目を迎える交流戦の特別企画として行うことを、すでに12球団の間では合意しており、18日にも正式発表される予定だ。

プロ野球誕生から80周年の節目の年でもあり、ファンに新たな魅力や楽しみを提供するのが狙いだ。DH制の入れ替えにより、見どころは増える。投手と野手の二刀流に挑戦する日本ハム大谷翔平投手(19)が本拠地の札幌ドームで「3番ピッチャー」として出場することが可能となる。また、ホームの東京ドームでの打ち合いを得意とする巨人の重量打線が、DH制でさらに迫力を増すのは間違いない。交流戦は5月20日にパの本拠地6球場で開幕し、6月22日まで各チーム24試合ずつ、計144試合を行う。優勝チームに賞金3000万円、優勝チームから選ばれるMVPに200万円が贈られる。

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DH制、セありパなし!交流戦の目玉企画に原監督「非常にいい」[サンスポ]

今季で10年目を迎える「日本生命セ・パ交流戦」の目玉企画として、セ・リーグ球団主催試合で指名打者(DH)制を採用し、パ球団主催試合でDH制を採用しない方向で実施することが16日、分かった。これまでは、日本シリーズと同様にパの主催試合だけで採用されていた。

プロ野球80年、交流戦10年目の節目を盛り上げる企画だ。東京ドームの巨人戦ではDH制、コボスタ宮城での楽天戦では投手が打席に立つ。

巨人・原監督は、「ファンのため、選手のため、球界のためという観点であるならば、非常にいいこと」と前向きで、「どうせやるなら、もう少し大胆にやってもいいんじゃないか。今年はすべてDH制にして、来年はやめるとか。その方が分かりやすいし、(検証する上での)データも出やすい」と私案を披露。ロッテ・伊東監督も「個人的には1年ごとにDHを使ったり、投手が打席に立ったりというのもどうかなと考えていた」と同調した。

今季の交流戦は5月20日にパの本拠地6球場で開幕し、6月22日まで昨季と同様に各カード4試合(ホーム、ビジター各2試合)で、各チームが計24試合を戦い、計144試合を行う。正式発表されれば、開幕戦はパの本拠地で投手が打席に立つことになる。

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交流戦セ主催試合でDH、札幌Dで大谷リアル二刀流実現も[スポニチ]

今季の交流戦は、指名打者(DH)制を普段のリーグ戦とは入れ替え、セの主催試合で採用し、パの主催試合では解除することが16日、分かった。つまり、セの本拠でDH制が採用され、パの本拠では投手も打席に立つことになる。交流戦10年目の特別企画として行うもので、18日に正式発表される。

今回の試みは普段見られない形式の試合をファンに提供することが目的。セの理事会から提案があり、14日の臨時機構理事会で12球団が承認した。DH制は交流戦が初めて実施された05年からパの主催試合のみで行われてきた。

セ、パの主催試合でDH制を入れ替えることで、最大の注目となりそうなのが日本ハム・大谷。これまで大谷が投手として打席に立ったのは昨年6月18日の広島戦(マツダ)で「5番・投手」で先発出場した1試合のみ。今季は本拠の札幌ドームで投手として打席に立つ姿が見られる可能性がある。日本ハム・栗山監督は「翔平に関しては交流戦だけでなく、パ・リーグの試合でも(タイミングが合えば)打席に立たせたいと考えている」と話した。

交流戦については、球界全体がファンを飽きさせない柔軟な工夫の必要性を痛感。これまでも活発な論議がなされ、現場からも

(1)
隔年でホームとビジターで3試合ずつ行う18試合制
(2)
一括開催ではなく前、後期に分ける

などの意見も出されていた。

今季の交流戦は5月20日にパの本拠地6球場で開幕し、6月22日まで昨季と同様に各カード4試合(ホーム、ビジター各2試合)で、各チームが計24試合を戦い、計144試合を行う。

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今季の交流戦はセ主催試合でDH制採用[デイリー]

セ、パ両リーグが、今季10年目を迎える交流戦の特別企画として指名打者(DH)制を普段のリーグ戦とは入れ替え、セの主催試合で採用し、パの主催試合では採用しない方向で最終調整していることが16日、関係者の話で分かった。

実現すれば、阪神の主力打者が、本拠地の甲子園球場で指名打者として出場する姿が見られる。セ・リーグ各球団は本拠地でより攻撃的なオーダーが組める一方、投打二刀流に挑んでいる日本ハム・大谷翔平投手が、札幌ドームで「9番・投手」として打席に立つなど通常の本拠地では見られないプレーを目にする可能性もある。

今年の交流戦は5月20日にパの本拠地6球場で開幕し、6月22日まで昨季と同様に各カード4試合(ホーム、ビジター各2試合)で、各チームが計24試合を戦い、計144試合を行う。

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[交流戦]パ本拠試合「DH制なし」18日正式発表[報知]

パ・リーグが、今季のセ・パ交流戦(5月20日〜6月22日)の主催試合で指名打者(DH)制を取り入れないことが16日、分かった。スポーツ報知の既報どおり、セ・リーグの主催試合ではDH制を取り入れる。セ・パでDHに関するルールを丸ごと入れ替える形だ。日本ハム・大谷翔平投手(19)が本拠地の札幌Dで初めて、先発投手を務めながらクリーンアップを打つ「超・二刀流」の実現が現実味を帯びてきた。

歴史的な改革が行われる。関係者の話を総合すると、セ・パ交流戦が開始された05年当時から選手達の間では「ファンを喜ばせる企画はないものか」という意見が出ていたという。

今年は交流戦10年目の節目にあたることから、ファンに新たな野球を見せる機運が高まり、14日の12球団の臨時理事会で具体策を検討。セの本拠地でDHを採用する方針が打ち出された。また、パ・リーグ球団のファンにも普段とは異なる野球を見せるという趣旨から、パ本拠地ではDHを採用しない方向で最終調整に入っている。「本拠地球場に来られるファンに向けて、普段見られない試合を見せられるという意味ではいいのではないか」と関係者。18日に正式発表される。

パ球団の監督にとっては、攻撃のチャンスで投手に打順が回った時にどんな采配を振るうか、本拠地ファンへの見せどころとなる。例えば中日、阪神とセ・リーグで指揮を執った経験を持つ楽天・星野監督が仙台のファンに、その腕前を見せる機会となる。また日本ハムの大谷なら、札幌Dで「3番・投手」などで出場する可能性も膨らむ。

セ球団の監督にとっては、DHなしの敵地で普段の「セ・リーグ型采配」を振るうことになる。過去9度の交流戦でセ・リーグ球団が優勝したのは12年の巨人だけ。「パが優勢」と言われ続けた交流戦の勢力図が変わるきっかけになるかもしれない。

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交流戦、セ主催試合はDH制、パは解除へ[ニッカン]

セ、パ両リーグが、今季10年目を迎える交流戦の特別企画として指名打者(DH)制を普段のリーグ戦とは入れ替え、セの主催試合で採用し、パの主催試合では採用しない方向で最終調整していることが16日、関係者の話で分かった。

実現すれば、投手と野手の「二刀流」に挑んでいる日本ハムの大谷翔平投手が本拠地の札幌ドームで投手として打席に立つ姿が見られる可能性もある。

今年の交流戦は5月20日にパの本拠地6球場で開幕し、6月22日まで昨季と同様に各カード4試合(ホーム、ビジター各2試合)で、各チームが計24試合を戦い、計144試合を行う。

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NPB、統一球の検査方法公開 17日に再検査へ[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は16日、1軍公式戦で使用する統一球の反発係数測定を委託している日本車両検査協会(東京・北区)で、検査方法を公開した。

試験はピッチングマシンから秒速30〜70メートルまでの6段階に分けてボールを発射。ボールが設置された鉄板にぶつかって跳ね返ってきたときの反射速度を測定し、反射速度を発射速度で割った数値が反発係数となる。

0.4034〜0.4234と規定されている統一球の反発係数は、秒速75メートルで跳ね返った場合の計算上の数値。小野田元裕所長(59)は「我々としてはそのままNPBに報告している。検査結果の扱いはNPBに一任している」と説明した。

17日には、同所で製造元のミズノ社が再検査を行う。在庫約2300ダースのボールから選別されたものを調べ、基準内に適合したボールが22日にも各球団に納品される。

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NPB統一球の検査方法公開、ミズノ検査との誤差原因は不明[スポニチ]

日本野球機構(NPB)は16日、1軍公式戦で使用されている統一球が規定より飛びやすくなっている問題を受け、東京都北区の日本車両検査協会(車両検)に81年から委託しているボールの反発係数の測定方法を公開した。

各球場から12球ずつ抽出した球を特注のピッチングマシンから約2メートル先の障害物(鋼鉄製の板)にぶつけ、進入速度と跳ね返った速度を計測し、その値から反発係数を算出している。1球につき、秒速30メートルから70メートルまで6段階の速度をセンサーで測定。その数値からはじき出される反発係数は即座にパソコンの画面に表示され、基準値を外れると赤い表示に変わるシステムだ。

この検査は、アグリーメントに反発係数の基準値が定められた80年から同協会で実施。検査機械一式はNPBが所有し、検査だけを委託している。同協会に持ち込まれたボールは、恒温恒湿(気温22度、湿度60%)の保管庫に48時間置いて検査される。統一球の検査にはミズノ社の担当者も立ち会っていたという。同協会の小野田元裕所長(59)は「測定の際に反発係数の0.01の単位で個体差が出る」と説明。ミズノ社が同じ機械で行った自社検査の結果と同協会の検査結果に誤差が生じたことには「原因は分からない」と話した。

NPBはミズノが在庫約2300ダースの中から自社検査で基準に適合すると判断した球を、17日に車両検で検査する。

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NPB統一球の反発係数検査方法を公開[デイリー]

統一球の反発係数が規定値の上限を超えていた問題で、日本野球機構(NPB)は16日、東京都北区の日本車両検査協会(車両検)で、ボールの反発係数の検査方法を報道陣に公開した。

検査は、特注のピッチングマシンから秒速30〜70メートルまで6段階の速さで、約2メートル先の鋼鉄製の壁にボールをぶつけ、跳ね返り前後の速度から反発係数を割り出し、1ダースの平均値を採用する。通常の検査前には温度22度、湿度60%でボールを48時間以上保管。条件を一定にしている。

今回の検査は統一球ではなく、NPBが保管していた古いボールを使用した。統一球の反発係数の基準は0.4034〜0.4234。車両検東京研究所の小野田元裕所長は1ダース中の個体差の範囲について、「小数点2桁目ぐらいから変わる。0.02とか0.03」と説明した。

17日には車両検で、ミズノが在庫約2300ダースの中から自社検査で基準に適合すると判断した球の検査が行われる。車両検はプロ野球のヘルメットの検査を行った実績があり、1981年からボールの反発係数の測定を委託されている。

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[統一球問題]日本車両検が測定方法公開、17日検査へ[報知]

日本野球機構(NPB)は16日、公式戦で使用しているボールの反発係数の測定を委託している日本車両検査協会の東京検査所(東京都北区)で、測定方法を公開した。

測定に使用したボールはNPBが保管していたボール6個で、統一球ではない。検査は特注のピッチングマシンから約2メートル先の鉄板に目がけて6段階の速度でボールを発射し、入射と反射の速度をセンサーで測定する。

4月10日に今年の統一球が規定より飛びやすくなっていることが判明し、15日に謝罪会見を行ったミズノは、在庫約2300ダースの中から自社検査で基準に適合すると判断した球を17日に車両検で検査する。18日にはNPBが要請している再検査を行う。

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NPB、統一球の反発係数測定方法を公開[ニッカン]

プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)は16日、1軍公式戦で使用されている統一球が規定より飛びやすくなっている問題を受け、東京都北区の日本車両検査協会(車両検)に委託しているボールの反発係数の測定方法を公開した。

検査は各球場から12球ずつ抽出した球を、特注のピッチングマシンから秒速30〜70メートルまでの6段階に分けて発射。1球ずつ約2メートル先の鉄板に当たる際の球速と跳ね返った速度をセンサーで測定する。

0.4034〜0.4234と規定されている統一球の反発係数は、秒速75メートルで発射して跳ね返った際の数値が基準となっているが、機械では秒速70メートル以上の球速を出せないためにコンピューターで計算して数値を出す。車両検東京検査所の小野田元裕所長(59)は「我々としてはそのままNPBに報告している。検査結果の扱いはNPBに一任している」と説明した。

NPBはミズノが在庫約2300ダースの中から自社検査で基準に適合すると判断した球を17日に車両検で検査する。

車両検はプロ野球のヘルメットの検査を行った実績があり、1981年からボールの反発係数の測定を委託されている。

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