わたしはかもめ2014年鴎の便り(4月)

便

4月26日

北海道日本ハム1−3千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテが今季2度目の3連勝で4位に浮上。1−1の8回無死満塁から失策と遊ゴロで計2点を勝ち越した。6回2死満塁から好救援した益田が今季初勝利。日本ハムは5位転落。4失策と拙守が目立ち、このカードも開幕から5連敗。

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千葉ロッテ0100000203
北海道日本ハム0000010001

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またも“不思議な勝ち”!ロッテ、クルーズで3連勝&4位浮上[サンスポ]

ロッテが3連勝(日本ハム戦5連勝)で4位に浮上した。3位楽天にもゲーム差なしに肉薄。26日、日本ハム5回戦(札幌ドーム)は、またも“不思議な勝ち”だった。

同点の8回無死満塁。新助っ人、クルーズの当たりは遊ゴロ。最悪の併殺かと思われたが、遊→捕→一と渡るはずの送球は相手捕手の大野が一塁へ大暴投。二走・サブローが一気に決勝のホームを踏んだ。

「打った瞬間“やってしまった”と頭を抱えたが、そのはるか上を送球が越えていった。何が起こったんだ?」とクルーズ。2回に武田勝から先制の2号ソロを放ち、5回1死二塁の守備では、中堅に抜けそうな小谷野のライナーを美技で併殺にする活躍を見せた。

前夜(25日)はススキノで仲良しの日本ハム・メンドーサとすしを食べた。「生モノは平気さ。美味かったよ」。親日派の助っ人がチームを活気づかせている。

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ロッテ、試合後に伊東監督主催で験担ぎ総決起集会[サンスポ]

3連勝&4位浮上の試合後、伊東監督主催の「総決起集会」がススキノの鳥料理専門店で開かれた。コーチ陣、選手、裏方さんを含め約60人が参加。宴は大いに盛り上がった。「相手がミスしてくれる不思議な試合が続きますが、何とか勝ちパターン的な形が見えてきましたね」と安堵の指揮官。この夜の鳥料理には“飛ぶ鳥を落す勢い”の験担ぎも込められている!?

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西野6S!抜群安定感10戦連続無失点、今季まだ被安打3[スポニチ]

ウイニングショットは、やはり伝家の宝刀だった。2点リードの9回2死一塁。ロッテの新守護神・西野は、外角に鋭く落ちる137キロのフォークで日本ハム・佐藤賢を空振り三振に仕留めた。

今季6セーブ目。ナインに祝福されると、「試合を締めくくるのは気持ちいい。クローザーにしかない喜びなので。徐々に慣れてきた」と胸を張った。

武器は130キロ台後半のフォーク。「フォークがあるから、直球でも三振が取れる」と伊東監督に適性を見いだされ、今季から抑えに抜擢された。今季は中日・岩瀬、巨人・西村ら各球団の守護神が期待を裏切るケースが増えるなか、ここまで10試合連続無失点。6セーブ1ホールドで被安打はわずか3本と抜群の安定感だ。

打者はフォークを警戒しているが、投球ではその心理をうまく利用している。この試合でも、9回先頭の中田に中前打を許したが、続くミランダは低めの直球で見逃し三振。女房役の吉田は「途中までは直球もフォークも軌道が同じ。打者がフォークを警戒して見逃してくる可能性があるので、あえて最後は直球のサインを出した」と説明する。

昨季、33セーブでパ・リーグのセーブ王のタイトルを手にした益田は、昨年4月26日時点で6セーブ、防御率0.00。西野も先輩と同じ成績だった。現時点でセーブ数ランクは3位だが、最多セーブを十分に狙えるペース。伊東監督も「安定感がある。しばらく(抑えで)使う」と言い切った。プロ初先発初勝利を手にしたのは1年前。チームトップタイの9勝を挙げて先発陣の柱になった「育成の星」が、今は守護神を任されている。「1年前には全く想像していなかった」。育成初のセーブ王というシンデレラストーリーも夢ではない。

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益田、今季初白星、1回1/3を完璧救援[スポニチ]

2番手で登板したロッテの益田が、完璧な投球で今季初白星を手にした。

6回2死、同点に追いつかれてなおも満塁のピンチで、大引をこの日最速の外角低めの147キロ直球で遊ゴロに仕留めた。続く7回も3者凡退で、1回1/3を無安打無失点。「点を取られたら、粘っていた(先発の)藤岡が責任を感じると思って投げた」と振り返った。右肘痛で開幕2軍スタート。クローザーは西野に譲り、6回や7回での起用が多いが、勝利の方程式を担っている。

藤岡
「序盤は直球も走っていたので、思い通りの投球ができた。6回は先頭に四球を与えて失点につなげてしまったのは反省している。」(先発で5回2/3を投げ4安打1失点)

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ロッテ3連勝“新必勝継投”で4位浮上[デイリー]

敵失による決勝点でロッテにタナボタの勝利が転がり込んできた。2度目の3連勝で対日本ハムは負けなし5連勝。伊東監督は「相手のミスに助けられました。点が入らないところで点が入って、ありがたかった」とニンマリだ。

8回、相手の失策が絡み勝ち越すと、ロサ‐西野の新必勝パターンで逃げ切った。ロサが8回を3人で締め、9回は新守護神西野がマウンドへ。「安定感があるし三振が取れる」。指揮官が信頼して送り出す。2死一塁から最後は空振り三振で今季6セーブ目。登板10試合で失敗がなく、防御率は0.00。安定感抜群の新守護神は「自分の仕事をこなしていけば結果はついてくる」と胸を張った。

リリーフ陣の競争が好影響をもたらしている。昨年、抑えを務めた益田が中継ぎで好リリーフ。この日も6回2死満塁から登板しピンチを断ち、七回も3人でピシャリ。今季初勝利を挙げた右腕は「勢いを食い止めることができた」と笑顔。守り勝つ野球で4位浮上。前評判の高い伊東ロッテが上昇の気配だ。

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西野「理想は上原さん」10戦0封6S[報知]

伝家の宝刀がさえた。西野は2点リードの9回、佐藤賢をフォークで三振に取り、6セーブ目を挙げた。「調子はよくなかったが、フォークでカウントを稼げた」と、開幕から10試合連続無失点。昨季先発で9勝を挙げた23歳の華麗なる転身だ。

「理想は上原さん。ああいうコンビネーションを使いたい」。フォークを武器とするレッドソックス守護神の投球を目指している。開幕後にフォークの落ちが悪いと感じ、人さし指を縫い目にかけて球を挟むように調整。「落ちるようになってきた」と、修正能力が高い。

悪い流れを断ったのは、昨季のセーブ王だ。同点の6回2死満塁で益田が登板。「6、7回は先発がしんどいところ。僕で食い止めるように」と、1回1/3を無失点。右肘の違和感で開幕2軍だったが、復帰後「また後ろを任せてもらえる自信はある」と話した右腕が今季初勝利を挙げた。

西野の投球に「安定感があって、三振が取れるのが魅力」と、指名した伊東監督も手応えを感じている。ロサを含めた「新・勝利の方程式」が好投し、チームは日本ハム戦5連勝。3位楽天とゲーム差なしの4位に浮上した。

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ロッテ・西野、10試合連続無失点「ロサもポンポンと抑えてくれるんで」[サンスポ]

今季から守護神を任されているロッテの西野が10試合連続無失点で最後を締めた。2点リードの9回から登板し、中田に中前打を許したものの、鋭いフォークボールを生かして得点を許さず「うまく攻められた」と胸を張った。

今季6セーブ目を挙げ、指揮官の信頼も増している右腕は「(8回に投げる)ロサもポンポンと抑えてくれるんで、その流れにうまく乗れている」と自信を深めている様子だった。

クルーズ
「ベストな結果が出て良かった。」(2回に先制の2号ソロ)
藤岡
「感じよく投げられていたが、1点を守り切らないといけなかった。」(5回2/3を1失点)

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ロッテ伊東監督3連勝「益田がピシャッ」[ニッカン]

ロッテ益田直也投手(24)が6回2死満塁のピンチに登板。ピンチを断ち切った。そのまま7回も3者凡退で切り抜け、8回の味方の勝ち越しにつなげた。

「1年ぶりのイニングまたぎなのできつかったけど、またぎになるだろうなって思ってたので大丈夫でした」と、頼もしかった。

伊東勤監督(51)も「抑えをやってた投手ですからね。今は西野の状態が良くて、戻れないでいるけど、文句1つ言わずによくやってくれている。今日はあそこ。益田がピシャッと抑えてくれたことが勝ちにつながった」と感謝した。

これでチームは3連勝で4位浮上。3位楽天ともゲーム差なしと上昇気配。「今は4位ですけど、ここから上がっていきたい」と益田。反攻開始を予言した。

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ロッテ・クルーズ、すしパワーで先制弾[ニッカン]

ロッテのルイス・クルーズ内野手(30)が2回、先制ソロ本塁打を放った。「昨日の4打席目のライトフライの方が、感触は良かった。前回の対戦では打ててなかったので、今日は最初の打席で何とかしたいと思ってたから良かった」。

前夜は美味しいすしを堪能。「おかげでベストコンディションだよ」とすしパワーを口にした。

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