わたしはかもめ2014年鴎の便り(4月)

便

4月30日

東北楽天2−3千葉ロッテ(コボスタ宮城)

ロッテが今季最多の連勝を6に伸ばした。8回に2−2の同点に追い付かれたが、9回にクルーズが3号ソロを放ち、競り勝った。3番手の益田が2勝目。西野が8セーブ目を挙げた。楽天は終盤に追い上げたが及ばず、5連敗。

123456789R
千葉ロッテ0000200013
東北楽天0000001102

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ロッテ6連勝、西野魔神8S雨中断なんの[ニッカン]

雨にも負けず−。ロッテ西野勇士投手(23)が土砂降りの雨の中、8セーブ目を挙げた。3−2の9回に登板し、1死を取って次打者に1球を投げた後、13分間中断した。心身共に過酷な条件の中、再開後も無失点に抑え、チームに6連勝をもたらした。ルイス・クルーズ内野手(30)の勝ち越し弾による1点を守り、開幕からの無失点投球を継続した。

新米守護神の西野にとっては、今まで経験したことのないマウンドだった。地面を大粒の雨がたたく。土で埋めたはずの場所に、すぐ水が浮いてきた。「スパイクの裏には泥がついてしまって、投げづらかったです」。いつもの歩幅を取ろうとすると、軸足が滑ってしまう。無意識のうちに歩幅が狭くなり、直球は浮いた。それでも、147キロの球威が大きな武器になった。

1死を奪い、続く嶋に1ボールとなったところで雨脚が強まり中断となった。このまま試合が終われば、9回表のクルーズの勝ち越し弾は幻となり、引き分けになってしまうところだった。「1ボールからだったんで…」と初めは戸惑った西野だが、気持ちを切り替えて、中断後のマウンドへ向かった。

過酷な天候と中断。ここまで12試合に登板し、12回連続無失点の西野といえども、難しい登板。再開後、嶋へのカウントは3−1となった。そこから投じた高めの144キロ。嶋のバットは止まりきらずハーフスイングのストライクとなった。「あのハーフスイングをとってくれて楽になった」。そこからは強気の直球で押し込むだけだった。

肩は20球ほどでできる。切れ味鋭いフォークには、常に工夫をこらし、縫い目に指をかけることで、左打者から逃げるように落ちる軌道を会得した。思い切りの良さと明晰な頭脳は、昨オフ、運転免許を取得した際、筆記試験で98点を取り、一発合格したことでも分かる。守護神としてのポテンシャルの高さが、この日の試合で生きた。

チームは6連勝と波に乗る。昨年、2勝しかできなかった仙台で2戦2勝。その最後を締めるのは西野だ。だが、投手陣最年少の若者は腰が低い。球場から引き揚げる時、先輩を待たせているバスに、小走りで、頭を下げながら、乗り込んだ。

ロッテは6試合連続で2失点以下と投手陣が踏ん張っている。6試合連続2失点以下は今季のオリックス(7試合)やソフトバンク(6試合)も記録しているが、ロッテでは92年6月19〜27日(7試合)以来22年ぶり。

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クルーズ、9回V弾!ロッテ6連勝で上々の4月締め[サンスポ]

ロッテが30日の楽天5回戦(コボスタ宮城)に競り勝って6連勝。試合を決めたのは9回1死から飛び出したルイス・クルーズ内野手(30)の3号ソロだった。

「ファルケンボーグはリーグでも1、2を争う抑え投手。その速球に合わせていた。雨の中、応援に来ていたファンのためにも打ちたかった」。

カウント3−1からの146キロをたたく。そして5回の得点にも、実はクルーズがからんでいた。無死一塁。ベンチのサインは送りバントだったが、これを見落とした。本来なら罰金ものだが、クルーズは右前打でつなぎ一、三塁とチャンス拡大。結果、先制のお膳立てをした。

「5回?スイマセーン。もう絶対にしない」。メキシコ菓子『タマリンド』と家族(夫人と2男)を愛する助っ人のバットが雨中の激戦を制した。

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ロッテ・西野、開幕13戦連続無失点!「自信になりました」[サンスポ]

9回を締めた西野が、8セーブ目を挙げた。今季は開幕から13試合連続無失点となった。一死後、嶋に1球投げたところで、降雨により13分間中断。「すごく嫌でした。マウンドもグチャグチャで投げづらかった」と漏らしたが、後続を抑えてチームの6連勝に貢献。「こういうコンディションでも投げられたことは自信になりました」と笑顔がのぞいた。

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ロッテ西野、雨で13分間中断も動じず8S、チームは6連勝[スポニチ]

ロッテの新守護神・西野は中断にも集中力を切らさず8セーブ目を挙げた。クルーズの勝ち越し弾で1点リードして迎えた9回から登板。1死を取って次打者に1球を投げた後、雨が強まり13分間中断した。

「1ボールからだったので嫌だった」と言うが、再開後も冷静な投球で無失点に抑えた。雨の仙台といえば昨年4月7日の楽天戦(Kスタ宮城)。2回を投げたところで雨天ノーゲームになったが、翌8日に志願登板でプロ初勝利。「あの時を思い出しましたよ」。開幕から13試合連続無失点。防御率0.00の育成出身クローザーが、6連勝のチームを支えている。

クルーズ
「真っ直ぐを狙っていた。とにかく塁に出ようと思った。チームのために打ててよかった。(5回無死一塁でバントのサインを見落として)スミマセ〜ン。」(9回に決勝弾)

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クルーズV弾で伊東ロッテ6連勝[デイリー]

大粒の雨に打たれながら、ロッテ・クルーズは豪快に放物線を描いた。同点の9回1死。ファルケンボーグの146キロ直球を、左翼席へガツン。助っ人の一撃が、昨季以来の6連勝を導いた。

「雨の中、応援してくれているファンのためにも勝ちたかったよ」。同点に追いつかれた直後に、一振りで決めたクルーズ。九回裏に雨脚が強まり13分間中断したが、そのままコールド終了ならば、引き分けとなり“幻のアーチ”となっていた。天も味方につけるあたりが、今のチームの勢いを表している。

1ヶ月前に開幕5連敗でスタートしたが、貯金2とし5月を迎える。伊東監督は、あえて「“開幕2連勝”ですね」と控えめに語ったが、その表情には、確かな手応えがにじんでいた。

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クルーズV弾で6連勝!西野、13戦連続無失点で8S目[報知]

豪雨の中、リードはわずかに1点。9回を守護神・西野が0に抑え、6連勝を決めた。これで13試合連続無失点で8セーブ目だ。「スパイクの裏に土が付いて投げにくかったけど、抑えられて自信になる」。9回裏1死から13分の降雨中断にも動じなかった。チームは開幕5連敗も、貯金2で4月を終えた。最大5まで膨らんだ借金を完済し、今回の楽天戦を“第2の開幕”と位置づけてコボスタに乗り込んだ伊東監督は「いいですね、開幕2連勝!」と上機嫌だ。

勝ち越し弾はクルーズだ。同点の9回1死。「直球がいい投手。直球を狙って出塁を心掛けた」とファルケンボーグの直球を左翼席へ決勝の3号ソロ。5回無死一塁では、バントのサインを見落としながらも右前打で好機を広げた。「(サインミス?)スミマセ〜ン!」と日本語でおどけた。

札幌遠征中の4月26日。3連勝中のチームをさらに奮起させるため、伊東監督は選手、スタッフ総勢約60人で緊急決起集会を開催。鳥料理に舌鼓を打ち「ここからもう1回、頑張っていこう」と呼びかけ、勢いを加速させた。

6連勝中はチームの総失点がわずか6と、投手陣が奮闘している。この日も先発・古谷が7回1失点と好投。チームは昨季のレギュラーシーズンでたった2勝に終わったコボスタで、今季早くも2勝目だ。「先発が安定してきたね。チームの調子も上がってきた」。試合を振り返る伊東監督の表情も、柔らかくなってきた。

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大地、貴重な追加適時打で6連勝貢献、スタメン復帰後5割超え[スポニチ]

ロッテの主将・鈴木がまた打った!楽天戦に「2番・遊撃」でフル出場。5回に1点を先制してなおも満塁の場面で、マウンドに上がったばかりの楽天・西宮の144キロ直球を左前に運んで貴重な追加点を奪った。「(先発の)古谷さんが頑張っていたので、何とか点をとって楽にしてあげたかった」と胸を張った。

開幕から打撃不振に苦しみ、4月19日時点で打率は.191。翌20日のソフトバンク戦(QVCマリン)からスタメンを外れた。25日の日本ハム戦(札幌ドーム)からスタメン復帰すると、4試合連続でマルチ安打をマークした。復帰後の5試合は19打数10安打(.526)1打点6得点とまさに絶好調。チームも6連勝と快進撃を続けており、鈴木とチームの成績が比例している。

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ロッテ、西野、8セーブ目、中断も安定感失わず「自信になる」[スポニチ]

ロッテの西野が中断にも集中力を切らさず、8セーブ目を挙げた。

3−2の9回に登板し、1死を取って次打者に1球を投げた後、雨が強まり13分間中断した。「1ボールからだったので嫌だった」と言うが、再開後も冷静な投球でしっかり無得点に抑えた。

開幕から無失点投球が続く右腕は悪条件でも安定感を失わなかった。「変化球を低めに集められたのが良かった。自信になる」と充実の表情だった。

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ロッテ・里崎、しぶとく先制打でベテランの存在感示す[サンスポ]

ロッテの里崎が先制打を放った。5回無死一、三塁で今季初登板の上園の133キロを捉え、しぶとく中前に運んだ。「コンパクトに打った。いいコースに飛んでくれた」と話した。

昨季は故障に泣き、48試合の出場にとどまった。今季はルーキー吉田が台頭し、37歳の捕手はこの日がまだ9試合目の先発出場だ。少ない出番の中、ベテランがバットで存在感を見せつけた。

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ロッテ里崎「コンパクトに」中前適時打[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(37)が5回無死一、三塁、中前適時打を放った。相手内野陣はゲッツー体制。「何とかバットに当てれば得点につながると思ったので、コンパクトに打ちました。いいコースに飛んでくれた」と喜んだ。

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ロッテ鈴木が左前適時打「気持ちMAX」[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(24)が5回1死満塁、左前適時打を放った。

「古谷さんが頑張っていたので、何とか点を取って楽にしてあげたい気持ちでした。前の打席のチャンスで三振していたので、ここは何とかしたい気持ちMAXでした」と話した。

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不調で再調整のロッテ・唐川、5・1楽天戦で先発復帰[サンスポ]

1軍登録を外れ、10日間のミニ・キャンプを行っていたロッテ・唐川侑己投手(24)が5月1日に再登録され、即、楽天戦(コボスタ宮城)の先発マウンドに立つ。

開幕4試合に勝ち星がなく、伊東監督から心身両面の再調整指令を受けた同投手。それでも2軍落ちではなく、1軍に帯同しながらの温情裁定に「コーチ、スタッフの人に協力してもらい、必然的に練習量も増えた。その方々にお返しをしたい」と感謝のコメントを並べた。

さらに登板に向けては「細かい部分を変えていけば、大きく変われる。まずは1勝。チームの調子もいいのでその波に乗っていきたい」と必勝を誓った。

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NPB、2014年ドラフト会議を10・23に実施へ[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は30日、2014年新人選手選択会議「プロ野球ドラフト会議 Supported by リポビタンD」を10月23日に実施すると発表した。時間など、開催要項の詳細は後日発表予定。また、2年連続で大正製薬が協賛することも決まった。

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