6月1日6月1日DeNAが3連勝を飾った。7年ぶりに先発した山口は緩急を生かして6回2安打無失点で今季初勝利。先発では8年ぶりの白星となった。救援陣も無得点に抑え、3回に多村の適時打で奪った1点を守った。ロッテは3連敗を喫した。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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| 横浜DeNA | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
3連敗で交流戦の首位から陥落。伊東監督は「勝てない野球をやっています。何もできていない」と嘆いた。1点を追う9回も先頭・伊志嶺が中越え二塁打を放ったが、続く根元の遊ゴロで伊志嶺が三進をためらった。反撃ムードもしぼみ、代打・サブロー、途中出場の井口が連続三振。「三塁に行ける当たりで止まってしまった。塁に出るべき人も出ていない。また、やり直しです」とガックリの指揮官だった。
ロッテはちぐはぐな攻めで今季6度目の零敗。1点を追う9回の攻撃が、全てを物語っていた。
先頭の伊志嶺が中越え二塁打で出塁。ただ、三塁も狙えた当たりで、清水外野守備走塁コーチは「余裕で（三塁に）行けたのに、自分の判断で自重した」と厳しい表情で指摘した。続く根元がバントを決められず、後続も連続三振で最大のチャンスをつぶした。伊東監督も「勝てない野球をやっている！」と激怒。3連敗で交流戦首位からも陥落した。
ロッテは完封負けで3連敗を喫し、交流戦首位から陥落。伊東監督は「勝てない野球をやっている。最終回が今の現状を物語っている」とおかんむり。伊志嶺が中堅フェンス直撃の打球で二塁ストップしたことや、続く根元がバントで走者を進められないなど拙攻が目立ち、「もう1回やり直します」と険しい表情だった。
ロッテの藤岡は勝ちには結び付かなかったが、8回途中1失点と好投した。六回以外は毎回走者を許しながらも「（ピンチで）絶対に打たれないと思って投げていた。低めを意識して投げた」と粘りを見せた。
6試合連続で5回以上を投げ、全て2失点以内に収めている。安定感を見せる3年目の左腕。「次につなげないといけない。連敗しないようにしたい」と力を込めた。
交流戦に入って好調だったロッテ打線に陰りが見えている。1得点に終わった前日に続き、この日は零敗。3連敗を喫し、伊東監督は「勝てない野球をやっている」と厳しい表情だった。
0−1の9回には伊志嶺が中越え二塁打で出塁したが、根元が送りバントができずに遊ゴロで走者を進められなかった。指揮官は「先頭が出たが三塁に行ける当たりで（二塁で）止まった。バントでも送れない。最終回が今の状態を物語っている」と、ちぐはぐな攻めをぼやいた。
サプライズ始球式が成功した。この日、始球式に登板した富樫寛さん（27）は「鈴木大地選手からストライクを取れたらプロポーズさせてください」と、千葉麻希さんにお願いして、マウンドへ上がった。
102キロの直球で空振りを奪うと「世界一のバッテリーを組んでください」とプロポーズ。事前に伝えられていなかった千葉さんは、驚きのあまり涙を流しながら「はい」と返事した。
試合後、鈴木大地内野手（24）は「本当は勝ってお祝いをしたかったので残念ですが、約束通りヒットを打てて良かった。自分も昨年12月にプロポーズした時のことを思い出しました。お2人には、本当に幸せになって欲しいです」と祝福のコメントを贈った。
ロッテ藤岡貴裕投手（24）が7回3分の0を1失点と好投したが、援護がなく2敗目を喫した。
8回までのうち6回で先頭打者を出す苦しい投球だったが、粘りを見せ、ピンチを切り抜けた。「絶対に打たれないと思って低めに投げている。それができているからかな」と粘れる秘密を自己分析した。この日は相手の早打ちもあり、わずか68球。テンポよくきていただけに「球数も少なかったし、もう少し投げたかった。先に点を取られてしまったのがダメ」と悔しがった。