6月7日6月7日2日連続の雨天中止。スライドで先発予定だったD1位・石川（東京ガス）は、9日の巨人戦（東京ドーム）に回ることになった。同カード2連戦は成瀬、石川で連勝を狙う。この日は試合強行に備え、23球の投球練習。「投げられただけよかった。調整にも問題ない。東京ドームのマウンドも嫌いじゃないですからね」。昨年の都市対抗野球では優秀選手賞に選ばれるなど慣れ親しんだ球場で、交流戦G斬り2勝目を狙う。
ロッテは2日連続の雨天中止で、ローテーションを再編する。
先発予定だったドラフト1位右腕・石川は中8日で9日の巨人戦（東京ドーム）へ。8日の同戦先発は、同カード6連勝中の成瀬で、5月24、25日に本拠地で巨人に2連勝したコンビで再び挑む。ブルペンで23球を投げ込んだ石川は「登板間隔は大丈夫。東京ドームは社会人時代に投げているので、悪いイメージはない」と力強かった。
ロッテのドラフト1位・石川歩投手（26）＝東京ガス＝が、スライド先発の予定だった7日のヤクルト戦（神宮）が雨で流れ、9日の巨人戦（東京ドーム）に回ることになった。8日の巨人戦に先発予定の成瀬とともに、石川は5月23、24日の前回対戦で勝利投手となっており、再び“G倒ローテ”で臨むことになった。
2日連続の水入りが、チームにとってはむしろ心強い布陣をもたらす。石川は24日の巨人戦で菅野と投げ合い、7回4安打無失点に抑える堂々の内容。「1回見られてしまっているのもあるので、より慎重に行きたい」と気を引き締めたが、自信を胸に東京ドームのマウンドに立つ。
これに伴い、9日に先発予定だった涌井は12日の阪神戦に回ることが確実となり、11日の藤岡とともに虎斬りに挑む。
スライドで先発予定だったロッテの石川は前日に続き、またも雨で登板が流れた。東京ドームで行われる9日の巨人戦に回る見込みで、通常より登板間隔が空くが「大丈夫。（どこで投げても）一緒」と気にする様子はなかった。
5月の巨人戦では7回無失点と好投し、白星を手にした。2度目の対戦に向けて「1度見られているというのもある」と油断はなかった。
雨天中止の知らせが電光掲示板に映し出されると、ロッテ伊東勤監督（51）は、けげんな表情を見せた。
というのも、通常は中止になる前に各球団に連絡が入るもの。タイミングによっては、その後の投手起用にもかかわるだけに、重要な情報と言える。
しかし、この日は何も連絡が届かなかったという。「あれで（電光掲示板で）知らされるってこと、あるんだね」と驚いた様子。気持ちを切り替えたように「明日、東京ドームで頑張ります」と右拳を固めて、クラブハウスへ引き上げた。