ロッテは1回に角中の適時打や井口の犠飛などで3点を先行。4−1の3回はブラゼルのソロとハフマンの来日1号の満塁本塁打で加点した。成瀬は7回2失点で1ヶ月ぶりの白星。ヤクルトは5年連続で交流戦の負け越しが決まった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 3 | 1 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
東京ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 |
ロッテ成瀬善久投手(28)が、前日22日に結婚したことを公表した。試合後に「昨日、入籍しました。相手は1歳年下の27歳。昨日、付き合って2年目の記念日だったんです」と話した。相手は鹿児島県出身の一般女性で、名前など詳細は非公表の意向。
7回2失点で今季5勝目をマーク。交流戦では史上6人目の通算20勝という大記録も吹き飛ぶニュースだ。序盤の大量リードにも助けられ、テンポよく投げ込んだ。「最後まで、9回まで投げないといけなかった」とエースの自覚をのぞかせつつ「ウイニングボールが欲しかったので」と勝利に満足そうだった。前回登板の8日巨人戦は1回4失点KO。2軍降格の荒療治を課した伊東勤監督(51)は「必死さが伝わってきた。今日の気持ちを忘れないで欲しい。これだけ投げられるのだから」とエースの完全復活を期待した。
ロッテ・成瀬善久投手(28)が23日、鹿児島県出身の一般女性(27)と22日に結婚したことを明かした。同投手は23日のヤクルト3回戦(神宮)に先発し、7回2失点で5勝目。新婚ホヤホヤで1ヶ月ぶりの白星もつかんだ。
「投げるからには勝ちたかった。ウイニングボールが欲しかった」。
婚姻届を提出した22日は交際を始めて2年の記念日。「頑張ってね」と送り出してくれた新妻を思って左腕を振り、交流戦通算20勝目を飾った。
今季は9日から2軍暮らしも経験するなど不調に苦しんでいる。夫人は妊娠していないが「僕も人生を逆算しないといけない。野球をやっている姿を子供に見せたい」と子作りと自身のさらなる飛躍を誓った。
ロッテは外国人選手のブラゼル、ハフマン、クルーズの3人が本塁打。1試合でチームの外国人3人が本塁打を放ったのは昨年5月15日のオリックス(阪神戦、バルディリス、ロッティーノ、李大浩)が記録し、ロッテでは2004年9月21日(西武戦、ベニー、フランコ、李承ヨプ)以来10年ぶり。
ロッテ新外国人のハフマンが1号満塁本塁打。来日初本塁打が満塁弾は12年ヘルマン(西)以来21人目。ロッテでは05年パスクチに次いで2人目だ。ハフマンの本塁打は77打席目。満塁機では前日まで三振、三振、三ゴロの3打数無安打と抑えられていた。
ロッテのエース左腕の突然の発表だった。7回7安打2失点で、1ヶ月ぶりの白星となる5勝目を手にした成瀬は試合後、結婚していたことを明かした。「昨日(22日)入籍しました。そろそろ人生の逆算をしないといけない時期。今以上に頑張らないと」。お相手は鹿児島県出身の一般女性(27)で、交際2年の記念日に婚姻届を提出した。
夫になって最初のマウンド。愛する新妻への思いが球に込められていた。「どうしてもウイニングボールが欲しかった」。直球は今季最速の140キロをマーク。変化球をコースに投げ分ける成瀬らしい投球術が光った。打線の大量援護をもらい「僕らしい投球ができた。一方的な試合なので、最後まで投げられなかったのはもったいないけど」と胸を張った。
6月8日の巨人戦(東京ドーム)はプロ最短の1回4失点でKO。直後に2軍に降格したが、復帰戦が結婚の翌日となった。自宅でテレビ観戦した夫人からは「頑張ってね」と送り出された。夫人は妊娠していないが「子供に野球をやっている姿を見せたいので、早く結婚したかった」。守るべき存在のために、エースは今まで以上に結果にこだわる。
ロッテ・荻野貴が都内の病院で左肩関節窩骨折と診断された。全治は未定で、長期離脱の可能性もある。
22日の中日戦(ナゴヤドーム)で初回に生還した際に左肩を痛め、5回の守備からベンチに退いた。試合後は「大丈夫です」と話していたが、一夜明けて重傷であることが判明した。今季は主に「1番・右翼」として40試合に出場し、打率.261、15盗塁。リードオフマンの離脱に伊東監督は「思ったより長引くみたいだね…」と頭を抱えた。
白星を捧げたい人がいた。新妻のため、ロッテ・成瀬は力の限り腕を振った。不振で2軍降格後、くしくも復帰登板となったこの日。男として、エースとして、無様な姿は見せられなかった。
「実は昨日(22日)、入籍しました」。試合後、1ヶ月ぶりとなる5勝目を手にした左腕は、鹿児島県出身の一般女性(27)と2年間の交際を経て結婚したことを電撃発表した。「だから今日はどうしても、ウイニングボールが欲しかったんです」。内に秘めた思いが、キレのある直球を生んだ。
2軍落ちを通告した8日に「エースの称号は当てはまらない」と叱責した伊東監督も、「今日は必死な気持ちが伝わってきたね」とうなずいた。守るべき存在ができた背番号17が、復活を期す。
ロッテの成瀬善久投手(28)が23日、鹿児島県出身の一般女性(27)と22日に結婚したことを発表した。2人が交際を始めて2年を迎えた記念日に結婚した。
この日はヤクルト戦(神宮)に先発し、7回2失点で1ヶ月ぶりの5勝目を挙げた。8日の巨人戦(東京D)では1回4失点KOされて2軍落ち。15日のイースタン・西武戦(ロッテ浦和)で8回1失点10奪三振の快投を見せ、この日から1軍に復帰していた。
新妻からこの日、「頑張って」と送り出されたという左腕は「僕もそろそろ、人生の逆算をしないといけませんから。自分の子供に野球をしている姿を見せるためにも、できるだけ長く、選手としてやりたい」と気を引き締めた。
ロッテの荻野貴司外野手(28)が23日、左肩関節窩骨折のため1軍登録を抹消された。全治は未定。2週間の装置固定後、リハビリを開始する。
荻野貴は22日の中日戦(ナゴヤD)の初回、走塁で本塁へスライディングした際に左肩を負傷。5回裏の守備からベンチに退いた。23日に都内の病院で精密検査を受けて、骨折が判明。伊東監督は23日のヤクルト戦前に「結構悪いみたい。2、3日じゃ治らない感じ」と語っていた。
ロッテのエース左腕・成瀬善久(28)が23日、鹿児島県出身の一般女性(27)と22日に結婚したことを発表した。
23日のヤクルト戦で7回7安打2失点と好投し、チームトップの今季5勝目を手にした。試合後、報道陣に「昨日(22日)入籍しました。より一層頑張らないといけない」と明かした。
5月は1勝4敗と不調で、6月8日の巨人戦では1回4失点で屈辱の降板。その後出場選手登録を抹消された。だが、2軍での最初の登板で好投してこの日昇格。勝利を手にして、嬉しい結婚報告となった。
ロッテは23日、荻野貴が東京都内の病院で検査を受け「左肩関節窩骨折」と診断されたと発表した。22日の中日戦で走塁の際に痛めた。全治は未定で、2週間の固定後、リハビリを始める。23日に出場選手登録を外れた。
ロッテのハフマンが来日初アーチを満塁本塁打で飾った。5−1で迎えた3回1死満塁で、松岡の直球を引っ張って左越えに運び「やっとホームランが出てほっとしている。最高の気分」と胸をなで下ろした。
昨年の秋季キャンプで入団テストを受けて合格。この日は左肩を痛めて出場選手登録を外れた荻野貴に代わり、「1番・左翼」での出場だった。起用に見事に応えた29歳の外野手は「チームが勝ったのが何より」と顔をほころばせた。
ヤクルト戦に「8番・遊撃」で先発出場したロッテのルイス・クルーズ内野手(30)が9−1で迎えた5回無死、左翼席に7号ソロ。3回のブラゼル、ハフマンに続いて一発をたたき込んだ。
「サブローさんから“センターから右方向を意識して打ってみたら”とアドバイスをもらっていた。打球はレフトに行ったが、いい感覚で打つことができた。アリガトウ、アリガトウ。サブローサン、アリガトウ」と同僚のサブローに感謝しきりだった。
「5番・指名打者」でヤクルト戦に先発出場したロッテのクレイグ・ブラゼル内野手(34)が3点リードで迎えた3回無死、松岡から右翼席に3号ソロを放った。
「打ったのはスライダー。手応えバッチリだったよ。打った瞬間に行くと思ったが、薄暮で打球が分からなかったから探してしまった」と21日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、2試合ぶりの一発に冗舌。「しっかりとタイミングが取れているからいい打球が打てているね。(2回に)点を取られた後だったから、いい追加点になった」とご機嫌で言葉を続けた。
ロッテは序盤から猛攻を見せた。1回にいきなり3連打で先制するなど3回までに8安打を浴びせて9得点を奪った。2戦連続で先制打を放った角中は「いい流れを自分で止めなくてほっとしている」と喜んだ。
打線はここ5試合で4度目の2桁安打と好調だ。24日は交流戦最後の試合。伊東監督は「いい形で勝って、後半戦につなげたい」と6月初の連勝に向けて意気込んだ。
7回2失点で5勝目をマークしたロッテ成瀬善久投手(28)が、前日22日に婚姻届を提出したことを公表した。
試合後に「昨日、入籍しました。昨日、付き合って2年目の記念日だったんです。相手は1歳年下の27歳の女性です。投げるからには勝ちたいと思っていました」と話した。鹿児島県出身の一般女性という。
ロッテのチャッド・ハフマン外野手(29)が満塁本塁打だ。3回1死満塁、フルカウントからの内寄り直球を振り切ると、左翼ポール際にライナーで飛び込んだ。
自身30試合、77打席目の来日1号本塁打に「ランナーを返したい、そして点を取るんだと思いながら打席に入ったよ。やっとホームランが出てホッとしている。まさか、あの場面で出るとはね。最高な気分だよ。今まで、力みがあったけど、この打席はリラックスして打席に入ることが出来たので、いい結果につながった。次もリラックスして打席に入りたい。最高な気分!ハフマンゾクだよ」と、駄じゃれを交えてコメントした。
ロッテのルイス・クルーズ内野手(30)が5回に7号ソロアーチを放った。3回にブラゼルとハフマンが本塁打を放っており、クルーズの一発で、外国人3人そろい踏みとなった。
「打ったのはカーブだね。カーブは頭にあった球種だったので、うまく反応できた。サブローさんからセンターから右方向に意識して打ってみたらとアドバイスをもらっていたので、打球はレフトにいったが、いい感覚で打つ事が出来た。ナイスバッティング?アリガトウ、アリガトウ。サブローサン、アリガトウ」とコメントした。
ロッテのクレイグ・ブラゼル内野手(34)が3回に3号ソロを放った。
カウント2−1からの高めスライダーを、右翼スタンドに運んだ。「打ったのはスライダーだね。手応えバッチリだった。打った瞬間に行くと思ったけど、薄暮で打球が分からなかったから、探してしまった。しっかりタイミングが取れているから、いい打球が打てているね。点を取られた後だったから、いい追加点になったね」とコメントした。
ロッテ角中勝也外野手(27)が1回に先制適時打を放った。
無死一、三塁から左前に安打を決め、1番ハフマンからの3連打で1点を先制した。2試合連続の適時打に「打ったのはカーブだと思います。甘く浮いてきたボールを見逃さずに、しっかりとらえる事が出来ました。初回に先制出来て良かったし、いい流れを自分で止めなくてホッとしています」とコメントした。
ロッテの岡田幸文外野手(29)が、珍しい連続記録をつくりそうだ。23日現在で通算1730打席に立ち、本塁打はまだ0本。1リーグ時代の横沢七郎(東急)の持つ、デビューから連続打席本塁打なしの記録にあと40と迫っている。
今季の現役野手で通算1000打席以上に立ち本塁打が0は、岡田と松本哲(巨)の2人だけ。開幕直後には大和(神)もいたが、5月14日の広島戦で通算1172打席目にして初本塁打をマークした。2軍の通算本塁打は松本哲が2本、大和が6本。2軍でも0本の岡田はとりわけ異彩を放っている。
横沢はプロ野球公式戦が始まった36年からプレーし、通算1770打席で263安打。本塁打を1本も打たないまま47年限りで引退した。通算打率は.180と低かったものの、248四球は安打数とほぼ同じ。選球眼を生かし、出塁率は.302だった。
岡田は育成選手出身ながら、3年目の11年には全試合出場するまではい上がった。その岡田の最大の武器は俊足で、盗塁や守備だけでなく内野安打の数にも表れている。11年から3年連続リーグ最多を誇り、パで3年以上連続最多は94〜97年のイチロー(オ)以来。圧巻のスピードで1軍に生き残ってきた。
岡田はこれまで犠飛を含めた外野飛球が188本あった。いつかそれがフェンスを越えるのか、それとも岡田らしくランニング本塁打で終止符を打つのだろうか。
日本野球機構は23日、東京都内で事業推進委員会を行い、交流戦の来季の試合数などを協議した。現行の24試合制に対し、現状維持、半減の12試合制など、複数の案を検討している。
セ、パ両リーグの代表委員による事業推進委員会が23日、東京都内で開かれ、セが削減を求める来季の交流戦の試合数について協議したが結論は出ず、7月に事業推進委を開いた上で12球団の代表者で議論することになった。
セが現行の24試合制から12試合制などの縮小案を提案したが、パは24試合制を維持する方針でまとまらなかった。関係者によると、9月までに結論が出れば来季からの変更は可能だという。
千葉ロッテマリーンズは今季、親子ゲームを4試合を行っている。親子ゲームとはQVCマリンフィールドにて1軍の試合がナイター開催される際、お昼に2軍のイースタンリーグのゲームを行うことを指す。6月27日(金)には今季最後の親子ゲームである日本ハム戦が11:00から開催される。
青山2軍監督は「1軍の舞台であるQVCでプレーが出来るのは若い選手にとってはいい刺激になる。何よりも親子ゲームだと監督も含めて1軍首脳陣が視察してくれている可能性も高い。若い選手にとっては絶好のアピール場になっている」と親子ゲームの意義を話す。
入場は全席自由席で大人1000円、子供500円。フィールドウィングシートやピクニックシートなど普段から気になっていたけど、なかなかチャンスがないという席でも観戦OK。また、試合後には正面ステージで2軍選手が4人ほど参加してのサイン会も毎回実施している。観戦チケットをお持ちの方、優先で参加することが出来る。
これまではなかなか2軍戦までは見る事がなかったファンの方にはぜひこの機会に若い選手達がチャンスを掴もうと必死にプレーする姿を見に来て欲しい。お昼は2軍戦。夜は1軍ナイター。千葉ロッテマリーンズを1日、満喫して欲しい。