7月6日7月6日日本ハムが競り勝って3連勝。3−3の延長11回2死三塁から市川の遊ゴロが失策を誘い、1点を勝ち越した。10回から2回を完璧に抑えたクロッタが2勝目勝目。ロッテは4連敗。中盤以降の好機を生かせず、最後は拙守が続いた。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 北海道日本ハム | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
ロッテは守備が乱れ、4連敗を喫した。
延長11回2死三塁。市川の遊ゴロを細谷がお手玉し、決勝点を奪われた。三塁に走者を進めてしまったのも盗塁を刺しにいった江村の悪送球。悔しい失点の仕方となった。
伊東勤監督（51）は「ズルズルいくのを止めたいけど、きっかけが見えてこない。逆転した後もエラーがらみで追いつかれた。流れが良くないけど、そうも言ってられない。切り替えてやります」と話した。
75試合目で早々と自力優勝の可能性が消滅し、ロッテファンの怒りが爆発した。敗れた試合後、ベンチ前に整列した伊東監督や選手に、スタンドからブーイングが浴びせられた。今江が「僕達も悔しいけど、ファンのみなさんも悔しいからだと思う。一からやり直す」と言えば、主将の鈴木も「自分自身に腹が立つ」と肩を震わせた。
拙守で接戦を落とした。延長11回2死一塁から一塁走者・中島の二盗の際、捕手・江村の悪送球で三進を許した。さらに市川の平凡なゴロを遊撃手・細谷がはじいて決勝点を与えた。1点リードの5回にも三塁手・今江の失策がきっかけで同点に追いつかれた。
4連敗で借金は今季ワーストの8。伊東監督は「肝心なところでミスが出た。悪い流れを止めるきっかけが見つからない」と頭を抱えた。
ロッテは要所で守りにミスが出て4連敗を喫した。延長11回2死一塁から一塁走者の二盗の際に捕手の江村の悪送球で三進を許すと、市川の打球を遊撃手の細谷がはじいて勝ち越された。
打線は4回に一時逆転したものの、9回2死一、三塁のサヨナラ機を逃すなど中盤以降は攻めきれなかった。伊東監督は「ずるずる嫌な流れできている。止めるきっかけが欲しいが見当たらない」とため息だった。
負けに不思議な負けなし。同点の延長11回、2失策が絡んでの敗戦で自力Vの可能性が消滅した。伊東監督は「こういう試合展開ではミスした方が負けです。打線もいいところであと1本が出ない」と肩を落とした。4連敗で借金はワースト更新の「8」となり、「今いるメンバーで乗り切るしかない。ズルズルときているので、何とか止めないと…」。指揮官の苦悩は深まるばかりだ。
ロッテ今江敏晃内野手（30）が4回1死一塁、左中間へ4号逆転2ランを放った。
3試合ぶりにスタメンに復帰。伊東監督から奮起を促されていただけに、気持ちのこもった一発となった。「スタメンで使ってもらったので、何とかチームに貢献したかった。いい仕事ができましたが、まだまだです。チームが勝つために、自分がすべきことをしっかりしていきたい」と、貪欲だった。
ロッテ井口資仁内野手（39）が4回、7号ソロを放った。高めの速球を左翼ポール際に運んだ。5月20日のヤクルト戦以来となる本塁打。
「甘めのボールだったけど、しっかりたたけた。こういうチーム状況だし、ベンチのみんなが何とかしたい気持ち。ゴリも続いてくれたし、この1本がいいものになってくれることを願っている」と話した。
ロッテの今江が一時は逆転となる4号2ランを放った。2点を追う4回だ。井口のソロで1点を返し、なおも１死一塁。カウント2ボール1ストライクからの4球目、真ん中高め直球をフルスイングした。打球は左中間席へ飛び込む5月23日以来の一発となった。
「スタメンで使ってもらったので、なんとかチームに貢献したかった。いい仕事ができましたが、まだまだです。チームが勝つために、自分がすべきことをしっかりしていきたい」。2日のソフトバンク戦後２試合スタメン落ちしていただけに、安堵感をにじませた。
しかし5回、涌井が1点を失い、試合は振り出しに戻った。
ロッテの井口が2点を追う4回、ソロ本塁打を放ち反撃した。カウント3ボール1ストライクからの5球目。高めの直球を左翼ポール際へ運んだ。
5月20日のヤクルト戦以来28試合ぶりの7号本塁打。「甘めのボールだったけど、久しぶりにしっかり捉えることができたね。こういうチーム状況だから、ベンチのみんなが何とかしたい気持ち」とコメントした。
ロッテは6日、「6月度」月間ヒーローインタビュー賞を受賞したチャド・ハフマン外野手の表彰式をQVCＶＣマリンスタジアム内で行った。
本拠地でのヒーローインタビューで最も印象に残った選手に贈られる同賞。540票の投票があり、ハフマンは258票を獲得。2位に199票差の大差をつけて選ばれた。
山室球団社長から表彰状とビックリマンチョコを贈呈され、決めセリフ「ハフ満足！」と右手を突き上げガッツポーズ。「この喜びは両親に伝えたい。野球で活躍したいね」とさらに好成績を残すと意気込んだ。
ロッテは6日、6月の『月間ヒーローインタビュー賞』にチャド・ハフマン外野手（29）が選ばれたと発表。同日、日本ハム11回戦（QVCマリン）の試合前、表彰式が行われた。
同選手は6月4日の中日戦にヒーローとなり、お立ち台で「ハフマンゾク（満足）」と絶叫したことがファンのハートをつかみ、得票総数540票のうち258票を獲得。2位の鈴木大地内野手（24）に199票差の大差をつけた。
表彰式では、元銀行マンで“マリンの半沢直樹”こと、山室晋也球団社長（54）から親会社の人気チョコレート『ビックリマン悪魔VS天使（1年分）』が贈呈され、ハフマンはお約束の「ハフマンゾク」で喜びを表現。また、近日中に発売予定のグッズ「ハフマント」も身につけ「どうだ？似合うかい？」とご満悦だった。
ロッテは6日、チャド・ハフマン外野手が6月の月間ヒーローインタビュー賞を受賞したと発表した。6月4日の中日戦（QVCマリン）のお立ち台で発した「ハフマンゾク（満足）！」がファンの間でひそかなブームになっており、同賞のファン投票540票のうち258票を集める“圧勝”で初受賞となった。
6日の日本ハム戦（QVCマリン）の試合前に行われた表彰式にマント（ハフマント）を身につけて登場。登場するやいなや、唐突に「ハフマンゾク！」と絶叫するフライングに、プレゼンターの山室晋也社長がずっこける場面も。「ビックリするようなハッスルプレー」という理由から、賞品の「ビックリマンチョコ」が贈呈された。最後は社長と2人で右腕を突き上げながら、決めぜりふの「ハフマンゾク！」を絶叫。終始、満足感いっぱいの笑顔だった。
日本野球機構（NPB）が構造改革の目玉としてセ・パ両リーグや審判部などを統括するベースボールオペレーション本部をNPB事務局内に新設する方針であることが6日、分かった。7日のオーナー会議で中間作業報告を行い、来年度からの運営を目指す。
セ・パ両リーグは09年の野球協約改定に伴い、両リーグに会長を置いた連盟制を廃止。コミッショナー直轄となったが交流戦の日程問題などリーグ間での協議が難航するケースが目立ち、実情は組織的に独立した状態になっている。同本部がセ・パ両リーグを一括管理することで、事務局が調整役を担う。
また審判部、記録部や新設を予定する野球振興部も同本部が統括することで横の連携を強める。一方で経理、総務、法務部門などを管理するビジネスオペレーション本部も並列に新設し、ガバナンス（組織統治）力を高める狙いがある。
熊崎勝彦コミッショナーは今年1月の就任から事務局の整備を「NPB改革の柱」と位置付け、「機構事務局体制整備強化小委員会」を組織し、陣頭指揮を執ってきた。昨年に起きた統一球の無断変更問題を調査した第三者委員会から指摘を受けた指揮系統の不備を解消するためである。ベースボール、ビジネス本部制導入は、熊崎改革の「本丸」。12球団や労組・日本プロ野球選手会（嶋基宏会長＝楽天）から求められる「責任の取れる組織」への大きな転換点となる。
千葉ロッテマリーンズ・6月の月間ヒーローインタビュー賞には6月4日の中日戦にて決勝タイムリーを放ち、ヒーローになったハフマン外野手が選ばれた。お立ち台での「ハフ満足！」というセリフが評価されたもので、540票あった投票の中で258票を獲得した。2位の鈴木大地内野手の59票で199票差と大差での受賞となった。
ハフマンは「この喜びをアメリカにいる両親に報告をしたいと思う。本当に嬉しいよ。これからもどんどんチームに貢献してヒーローインタビューに呼ばれて、ファンの方々に喜んでもらえるように頑張りたい。投票してくれた人にありがとうと言いたい」と記者会見にて喜びのコメントを口にした。
その後も、あまりの喜びに詰めかけた報道陣の前で「ハフ満足」を連発。爆笑会見となった。本人には山室球団社長より「ビックリするようなハッスルプレーを連発しファンを喜ばせてくれた。ハフマンだけにビックリマンチョコをプレゼントしたい」とビックリマンチョコをプレゼントされた。また、副賞として特製ハフマントもプレゼントされた。月間ヒーローインタビュー賞は千葉ロッテマリーンズが独自に設定した賞で本拠地・QVCマリンフィールドでのヒーローインタビューで盛り上がったと思う選手をファンがインターネット投票を行い、最優秀選手を決めるもの。4月は角中、5月は荻野貴が選ばれていた。
千葉ロッテマリーンズは6日、女性の方の夢応援企画として、「好きな選手とふれあいながらマリーンズのお仕事を1日体験できる権利」のチャリティオークションの落札者による1日仕事体験を実施した。
落札者は東京都在住の女性（シンガーソングライターとして活動中）で、31万1円で落札していた。全体練習前に大好きという伊志嶺翔太外野手と面会。緊張する中、質問攻めをするとその後、2人でキャッチボール。野球経験もあることからフライの獲り方の細かい技術指導を受け、最後に「今日勝ったら、私がインタビュアーを務めるので、ぜひヒーローになってください」と約束した。
この後も施設見学を行い、さらに一塁側ベンチ前では唐川侑己投手がサプライズ登場。写真撮影を行い、さらにテンションを上げるといよいよスタメン発表に挑戦。マリーンズ選手のスタメンメンバーを読み上げた。この日は偶然にも伊志嶺選手が9番レフトで久々のスタメン出場。嬉さのあまり、声が上ずっていた。
試合開始後は7回表終了後、ラッキー7イベントに出演。1塁側ベンチ横からキャラ・M☆Splash!!2名と一緒に出演した。大好きな伊志嶺は二塁打を放ったものの、マリーンズは残念ながら延長戦の末、日本ハムに敗れ、お立ち台でのインタビュアーは実現せず。それでも試合後に伊志嶺選手が再登場。「勝てずにスイマセンでした。ヒーローになれずにスイマセンでした。せっかくスタメンでチャンスだったのに…」と悔しがった。
女性は「負けたのは残念だけど、とてもいい思い出になりました。伊志嶺選手もカッコよかったし、スタメン出場してくれて、しかもヒットを打ってくれてカッコよかった。この思い出を大切にしたい、マリーンズにはここから頑張って欲しい」と感想を語った。
マリーンズはAmeba公式オークション「パシャオク」との共同企画として今後も夢チャリティーオークション企画の実施を予定している。