ロッテが4投手による無失点リレーで接戦を制した。石川は的を絞らせず、7回を4安打無失点で6勝目。打線は4回2死二塁で加藤が先制中前打を放った。スタンリッジが3回途中で危険球退場したソフトバンクは、打線が沈黙した。
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福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 1 |
力ソフトバンク打線を完封した。右足首を負傷した吉田に代わって昇格した高卒2年目の田村龍弘捕手(20)をスタメンで起用。大胆なリードにルーキー石川歩投手(26)が7回無失点で応えた。ソフトバンク戦は3試合、20回2/3を投げ防御率0.00というキラーぶりを発揮。4回の決勝打も2年目の加藤翔平外野手(23)がもたらすなど、1、2年トリオが低迷するチームの救世主となった。
ふなっしーとお立ち台に立ったロッテ石川は、決めぜりふを「絶景なっしー」にアレンジして爆笑を誘った。しかし、8回のマウンドに上がり投球練習を始めた時には、笑えないアクシデントに襲われた。右手親指の付け根をつってしまい、「ベンチで元に戻っても、またつったりしたので…。去年の夏にもありました」と緊急降板を説明した。
7回までの好投を支えたのは、初スタメンの田村だった。内角を大胆に要求。リズムよく6歳年上の先輩投手をリードした。「監督が左打者の内を攻め切れていないと言っていたので、序盤のうちに意識付けした。後半は松永さんも西野さんも変化球が多くなるので」と先も見据えて、したたかに配球を組み立てていった。
チャンスを感じ取った。9日の西武戦で吉田が右足首を負傷し10日には登録を抹消された。代わって昇格すると、13日の楽天戦で途中出場し、落ち着いたプレーでアピール。この日のスタメンを勝ち取った。「ファームでも打たれていたので失うものはない」と強い気持ちでマスクをかぶった。監督からは石川は安打を許すとテンポが同じになるというアドバイスも受けていた。2回1死から長谷川に二塁打を許すと、マウンドへ向かって間を取った。
捕手に厳しい伊東監督も、珍しく褒めたたえた。「昨日ちょっと使ったけど自分を出していた。投手にアドバイスもできる。内角を大胆に攻めたから変化球も生きていた。呼吸もピッタリだった」。これまで、闘志を表に出せる選手がいないことを嘆いていただけに、喜びもひとしおだ。
石川も感謝していた。「シンプルにストライクが取れる球をどんどん出してくる。投げやすかった」と絶賛。この攻め方が巻き返しのヒントになりそうだ。
「感謝!感激!梨汁ブシャー!」。ふなっしーとのお立ち台競演で見せた屈託ない笑顔が、周囲を安心させた。ロッテのドラフト1位・石川(東京ガス)は、右手親指の付け根がつり、7回無失点で降板。一時は周囲をヒヤリとさせたが事なきを得た。
緩急を自在に操り、完封ペースの快投を演じていた右腕が8回、顔をゆがめて降板した。社会人時代にも経験したという、苦手な暑さから来る指のつり。本人は慣れた様子で「大丈夫です」と苦笑いしたが、「(伊東)監督から完投しろと言われていたので、できなくて悔しい」と途中降板には唇をかんだ。
ルーキーながら開幕からローテを守り続けている石川。強力な鷹打線に対し、3試合を投げ計20回2/3を自責0に抑えている。新人6勝は両リーグトップタイ。後半戦へ新人王レースも楽しみになってきた。
パ・リーグは14日、マツダオールスターゲーム2014(18、19日)の全パ監督をロッテの伊東勤監督(51)が務めると発表した。昨季リーグ優勝した楽天の星野仙一監督(67)は、胸椎黄色靱帯骨化症などの手術を受けて休養中で、体調面から12日に辞退を申し入れた。西武・田辺徳雄(48)、楽天・大久保博元(47)の両監督代行が、コーチとして伊東監督をサポートする。
伊東監督はこの日、QVCマリンで試合前に報道陣に対応。「実は2、3日前に、星野監督から電話がありました。『ぜひ出たいが、歩くのもままならないので辞退させてもらう。頼む』と言われました。その言葉を聞いたらね。全面協力しないといけないでしょう」と明かした。
一方で、この日の練習前にパ・リーグの村山理事長(オリックス)から電話で正式要請があるなど、一連の対応には困惑気味で「引き受けざるを得なかった、というのが正しい表現。順番が違う」とも漏らした。選手の起用法については、「(前半戦)残りの3試合終わってから考えたいと思います」と話した。
「絶景なっしー!!」。マリンの五右衛門こと石川が絶叫する。この日登場した“助っ人ゲスト”は、千葉県船橋市の“非公認”キャラクター、ふなっしー。「勝って一緒にお立ち台に上がりたい」。石川は自らの好投でそれを現実のものにした。
「『絶景なっしー』は元々言おうと思っていたんですが、どこからか『言え』という指示が…。もっと上を行くセリフを考えないといけないですね」。
この夜の最速は149キロ。抜群のキレと制球力で鷹打線を寄せ付けなかったが、8回、マウンドに上がると同時に右手親指の付け根がつるアクシデント。完封ペースが一転、登板不能となりリリーフ陣に後を託した。幸い軽症で今後の登板にも問題ないが、これは社会人時代の昨夏も経験している“怪現象”。「完封できなくて悔しいです」。このときだけは表情が一瞬だけ硬くなった。
「日本一強力」といわれる鷹打線にこれで3試合2勝0敗、連続20回2/3、自責点0(失点2)の快投が続く。「そこに特別な意識はない」という石川だが、開幕3戦目(ヤフオクドーム)にその投球をみたソフトバンク・王貞治会長(74)は「ウチにとってやっかいな存在なる」と予言。“世界の王”は、いち早く「五右衛門の脅威」を感じていた。
キューバの強打者・デスパイネの獲得が決定的となったことを受け、ロッテ・伊東監督は14日の試合後、「詳しいことは聞いていませんが、(球団幹部が)もう1度、キューバに行くということは、話がいい形で進んでいるということでしょう」とコメントした。現在、林球団本部長が6月下旬に続き2度目のキューバ入り。一両日中に正式発表、順調なら8月上旬にも日本デビューとなる運びだ。
持病の腰痛が悪化したロッテ・角中が14日、出場選手登録を抹消された。ここまでの出場80試合で打率.272、33打点、3本塁打。伊東監督は状態について「我慢も限界に来たようです。無理すれば、最低限の仕事はしてくれる男ですが、まだまだ試合は続きますので…」と説明した。角中に代わって、一部熱狂的なファンから『世界遺産』とあがめられる大松が出場登録された。
今宵は絶景なっしー!ロッテは14日、首位ソフトバンクに1−0で勝利した。先発のドラフト1位ルーキーの石川歩投手(26)は宝刀シンカーで強打の相手打線を翻弄。8回の投球練習中に右親指の付け根をつって降板するアクシデントがありながらも、両リーグ新人トップタイの6勝目を挙げた。始球式などを務めた千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」の前で、初めてナイターで勝利投手となった。
突然のアクシデントにロッテファンは騒ぎはじめ、「ふなっしー」は声を失なっしーだった。ソフトバンクの強力打線を封じ込めていた石川が8回のマウンドに向かい、投球練習で1球を投じた直後。新人右腕は異変を訴え、苦悶の表情を浮かべたのだ。
「親指の付け根がつりました。今日は暑かったですよね?その影響かもしれません」7回まで4安打で失点無っしー。わずか89球の完投ペースだったが、ここでお役御免。その後は救援陣が無失点に抑え、新人では大瀬良(広島)に並ぶ最多の6勝目を手にした。だが、伊東監督から厳命されていたプロ初完封はなっしーで、「今日はいけそうだったので、悔しいです」と唇をかんだ。
この日は地元の人気ゆるキャラ「ふなっしー」が始球式やヒーローインタビューなどを務め、「梨の妖精」パワーに背中を押された。試合前は公式ソング「ふな ふな ふなっしー」が流れる中で投球練習。ふなっしーの「自称」決め球は「ナシ(梨)ンカー」。石川も最速149キロの直球と、宝刀シンカーで凡打の山を築いていった。「直球で内角を厳しく攻められたので、外のシンカーも生きたと思う」。ソフトバンク戦は3試合で先発し、20回2/3で自責点0。まさに「鷹キラー」だ。
試合後には、一緒にお立ち台に上がった「ふなっしー」から「しびれたなっしーな!失点な(無)っしーな!」と賛辞を贈られた。ニックネームは「石川五右衛門」で、普段はヒーローインタビューでの「絶景です!」が決まり文句。この日は「絶景なっしー!」とお約束のフレーズを発し、最後は「感謝、感激、梨汁ぶしゃー!」と雄叫びを上げながらノリノリでジャンプも披露した。
昼間の土、日曜の登板も多かったため、ナイターで挙げたの勝利は今回が初だ。「ふなっしーと握手したら(中の人の)リアルな感触がありました。今はいい感じで投げられている。後半戦もチームの勝利に貢献したいなっしーな!」。夜の男になった若き右腕の額には、「梨汁」ならぬ心地よい汗が光っていた。
試合を決めたのは「持ってる男」ことロッテ・加藤だった。
4回2死二塁で嘉弥真の内角のスライダーを詰まりながらも中前に運び、これが決勝打となった。8日に1軍に昇格して以降は、リードオフマンとして7試合連続安打中。7月10日の西武戦(西武ドーム)から球団タイ記録となる3試合連続猛打賞も記録した。この日は埼玉県に住む両親が応援に駆けつけており「自分の打撃ができている。いいところを見せられてよかった」と大喜びだった。
ロッテが、キューバ代表のアルフレド・デスパイネ外野手(28)を獲得することが14日、決定的となった。早ければ一両日中に合意するとみられる。林信平球団本部長が数日前からキューバ入りし、現地で詰めの最終交渉を行っているもよう。ある関係者は「今季終了までの契約で、近く発表があるかもしれない」と話した。
デスパイネは、キューバ国内リーグで史上最多タイの3度のMVPを獲得し、36本塁打のリーグ最多記録の保持者だ。13年のWBCでは大会最多タイの3本塁打。ロッテにとって右の長距離砲は最大の補強ポイントで、長打力と卓越した打撃技術を兼ね備える強打者に白羽の矢を立てた。
球団幹部は6月下旬にキューバに渡り、デスパイネが実際にプレーしている様子も視察済み。「前回、キューバに行っていい手応えをつかんだようだ」と伊東監督。獲得が決まれば、低迷するチームにとってこれ以上ない起爆剤となる。
パ・リーグは14日、「マツダオールスターゲーム2014」(18、19日)でロッテの伊東勤監督(51)が全パの監督を務めると発表した。
楽天・星野仙一監督(67)が胸椎黄色じん帯骨化症を理由に辞退を申し入れていた球宴監督問題は本番4日前に決着した。伊東監督はこの日、星野監督から2日前に電話での要請があったことを明かした。事前の打診や相談はなく困惑気味だが「星野さんの言葉を聞いたらね。引き受けざるを得なかった」と話した。
3回に頭部へ投球を受けたロッテ・ブラゼルについて、球団は右側頭部の打撲で骨や脳に異常なしと発表した。
試合途中に千葉市内の病院で診察を受けた。15日以降の出場については様子を見て判断する。
危険球退場となったソフトバンクのスタンリッジは、倒れ込んだ阪神時代のチームメートのもとへ、心配そうな表情で歩み寄った。右腕は「チーム、ブラゼルに申し訳ない」と謝罪した。
今季の新人完封一番乗りも見えた8回、石川は投球練習中、右親指の付け根がつってしまった。「投げきりたかった…」と苦笑いだが、それでも7回を4安打無失点、無四球と安定感抜群の投球で広島・大瀬良と並び、両リーグ新人トップタイの6勝目を挙げた。
恐れず立ち向かった。序盤は最速148キロの直球で打者のインコースを攻め、中盤からはカーブ、シンカーで緩急を付けた。「シンプルなリードで、リズムよく投げられた」と、初めてバッテリーを組んだ田村と強打のソフトバンク打線を封じた。
今季、ソフトバンク戦は3月30日(ヤフオクD)の試合で6回途中2失点ながら、自責はゼロ。4月20日(QVC)は8回を4安打無失点に抑えており、これで3試合、20回2/3を投げて、いまだに防御率0.00だ。
この日の登板に備え、13日まで楽天戦のため仙台に滞在していたチームを離れて先に帰京。その際、伊東監督から「お前、次、全部投げろ(完投しろ)」とゲキを飛ばされた。7回まで89球と完投ペースだったが、昨年(東京ガス時代)、社会人日本選手権の予選でも経験した指のつりで降板。「あの時も今日みたいな暑い日で、突然起こった。今日は(完投)できそうかなと思ったんですが…」。だが、涌井や成瀬が不振で2軍落ちする中、チーム最多の6勝を挙げたルーキーは投手陣の柱と言っても過言ではない。
この日は舩橋市の非公認ご当地キャラ「ふなっしー」が始球式を務め、ヒーローインタビューでは共にお立ち台に上った。“五右衛門”の愛称で知られる石川が「絶景なっしー!」と叫ぶコラボが実現した。ドラフト1位ルーキーの快投でチームは4位に再浮上。巻き返しへロッテが前半戦最終カードの初戦をモノにした。
ロッテは3回に頭部へ投球を受けたブラゼルは、右側頭部の打撲で骨や脳に異常なしと発表した。試合途中に千葉市内の病院で診察を受けた。15日以降の出場については様子を見て判断する。
ロッテ・伊東勤監督(51)が14日、「マツダオールスターゲーム2014」(18日・西武D、19日・甲子園)の全パ監督を務めることが決まった。この日、パ・リーグが正式発表したが指揮官は連絡の不手際に納得がいかない様子だった。
数日前、腰の手術の影響で球宴監督を12日に辞退した楽天・星野監督から「立つのもままならない。後は頼む」と電話で代役を直談判された。しかし、パ理事長を務めるオリックス・村山球団常務から就任要請があったのはこの日の練習前。「(連絡の)順番はちょっと違うのではないか、と。快くではないが、引き受けます」と心中を明かした。
全パ監督は星野監督が5月26日から休養、手術を受け、出場を辞退したが、パの要望を受けて今月3日に一転、指揮を執ると発表されていた。村山理事長は「非常に気持ちよく引き受けていただいた」と説明したが、伊東監督は「出場選手も知らないし、そういう(指揮を執る)頭になっていない」と話した。
ロッテの加藤が4回、均衡を破る適時打を放った。2死二塁で内寄りの変化球を捉えた打球が中前に落ち、二塁走者のハフマンが生還した。
11日の楽天戦でも先頭打者本塁打を放つなど、好調が続くプロ2年目。「まずは走者をかえせて良かった。今は自分の打撃ができているので、この感覚を大事に一打席一打席、集中していきたい」と振り返る言葉に力がこもった。
ロッテは1、2年目コンビが強力ソフトバンク打線を封じた。先発の石川歩投手(26)は7回4安打無失点で6勝目。ソフトバンク戦は3試合、20回3分の2を投げ防御率0.00というキラーぶりを発揮した。8回の投球練習で右手親指の付け根をつり緊急降板するアクシデントはあったが軽症で、今後のプレーに支障はない。「完投はしたかった。監督から完投しろと言われていたので、できなくて悔しい」。
好リードで支えたのが、2年目で初スタメンの田村龍弘捕手(20)だった。「序盤は内角を意識付けさせました。終盤は変化球が多くなると思ったので。石川さんは僕を信じてくれたので、逃げずにいいリードをしようと思った」。伊東監督の抜擢に応えた。
ロッテ加藤翔平外野手(23)が、4回2死二塁から中前に先制適時打を放った。
「石川さんがセンターから見ていても、素晴らしいボールを投げて頑張ってくれているので、早く先制点を取って楽に投げられるようにと思いました。今は自分のバッティングができている。この感覚を大事に1打席1打席集中していきたい」とコメントした。
千葉県船橋市の非公認キャラクター、ふなっしーがロッテの応援に今季2度目の登場だ。
試合前にロッテ先発メンバーのアナウンスを務め、始球式も登板。4月3日の西武戦では、プロ野球史上初となる雨天中止後に始球式を行っていた。「2回も呼んでいただいて光栄だなっしー!」。ゆったりとしたフォームで、最後はコロコロと転がる球ながら、ソフトバンク中村から空振りを奪った。
投げた球はツーシームからヒントを得たのか、ふなっしーが独自に開発した変化球「2(ツー)ナッシーム」という。「指をフォーク気味に開いて投げるんだなっしー!パリに行って研究してきたなっしー!」。
試合前の段階で5位のロッテに「ここから負けなしだなっしー!74連勝するなっしー!」。この日を含め公式戦は残り63試合ながら、梨(ナシ)に引っ掛けてエールを送った。
千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーが14日、ロッテ−ソフトバンク QVCマリン)で始球式を務めた。
「パリで研究してエッフェル塔の下で投げ込んだ」という「2(ツー)ナッシーム」を勢いよく投げ込み「完璧なっしーなー」と上機嫌。
前回4月3日、西武戦での始球式後、ロッテは3連勝。現在、5位に沈むチームに「後半戦は負けなっしーで、ここから74(梨)連勝するなっしーな。優勝するなっしーなー」とエールを送った。
千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が14日、QVCマリンフィールドで行われたロッテ―ソフトバンク13回戦で始球式に登場。雨天中止から“リベンジ”となった再登板で、見事な?投球を見せた。
自主キャンプで魔球「梨ンカー」を習得して乗り込んだ前回4月3日の西武戦は、試合開始10分前に無念の雨天中止。選手紹介のアナウンスと始球式だけは敢行したものの、不完全燃焼に終わっていた。
再登板に向けて球団と交渉を重ね、今回のリベンジ登板にこぎ着けたふなっしーは「また行くことができて嬉しいなっしー!梨汁があふれすぎて、ボールが滑りそうなっしー!」と話していたが、102日ぶりに実現したこの日の登板では、「274(ふなっしー)」の背番号がついたロッテのユニホームに身を包み、楽しそうにスキップしながらマウンドへ。
「ふなっしーなっしー!」といつも通り甲高い声を発して自己紹介した後に投げたボールは、ホームベースよりかなり手前でコロコロと転がるゴロとなったが、何とか捕手の前に到達した。
大役を終えたふなっしーは、「ありがとうございましたなっしー!」とハイテンション。短い腕で一生懸命スタンドに手を振って歓声に応えていた。
ロッテの角中が14日、出場選手登録を外れた。伊東監督によると、腰痛のためで、復帰のめどは設けていないという。「後半戦に頑張ってもらわないといけない。良くなるのを待つ」と話した。代わって大松が1軍昇格した。
日本野球機構(NPB)は14日、「マツダオールスターゲーム2014」(18日・西武ドーム、19日・甲子園)の全パの指揮をロッテ・伊東勤監督が執ることを発表した。
昨年日本一の楽天・星野仙一監督が胸椎黄色じん帯骨化症などの手術でリハビリ中のため、12日に最終的に出場を断念。パ・リーグの村山良雄理事長(オリックス球団常務)が最終調整し、伊東監督に指揮を要請した。
これにより、全パのベンチは伊東監督、田辺徳雄コーチ(西武監督代行)、大久保博元コーチ(楽天監督代行)となる。全セは予定通り、前年度リーグ優勝の巨人・原辰徳監督が務める。
全パの指揮を巡っては当初、休養中の星野監督が総監督で楽天の監督代行だった佐藤投手コーチが監督を務める予定だったが、楽天の監督代行が大久保前2軍監督に代わったことで、再び星野監督が球宴監督を務めることになっていた。
ロッテ・角中勝也外野手(27)が14日、持病の腰痛が悪化したため、出場登録を抹消された。
伊東監督は同日、ソフトバンク13回戦(QVCマリン)の試合前、「ここまでガマンしてやってきてもらったが、限界に来たようです。無理すれば、最低限の仕事はしてくれる男ですが、後半戦も含めてまだまだ試合は続きますので…。復帰メド?それは分かりません」と説明した。
角中の打撃成績は13日終了現在、打率.272、33打点、3本塁打。
角中に代わって、一部熱狂的ファンから『世界遺産』と崇められる大松尚逸内野手(32)が出場登録された。
今年のプロ野球オールスターゲーム(18日=西武ドーム、19日=甲子園)急遽オールスター戦でパを指揮することになったロッテの伊東監督は「引き受けざるを得なかった、と言うのが正しい言い方」と話した。2、3日前に星野監督から電話があり「『後は頼む』と言われた。『代わりとしてやらさせていただきます』と答えた」と経緯を説明した。
正式にはこの日、パの村山理事長から連絡を受けたばかりで選手起用は「そういう頭になっていない」と明かす。「僕らが目立つイベントではない。選手が一生懸命やってくれれば」と話した。
今年のプロ野球オールスターゲーム(18日=西武ドーム、19日=甲子園)で、“空位”となっていたパ・リーグ監督問題は14日、ロッテ・伊東勤監督(51)が指揮を執ることで決着した。同日午後3時、同リーグから発表された。
監督問題に関しては、本来指揮を執るべき前年の優勝チーム、楽天・星野仙一監督(67)が12日、腰痛による「体調不安定」を理由に正式辞退を表明。現在は大久保監督が代行を務め、同2位の西武も伊原監督の辞任にともない田辺監督が代行の立場だ。
こうした状況に、日本野球機構(NPB)と運営側は前年3位のロッテに対し、水面下で伊東監督の「代理指揮」を要請していた。
伊東監督はかねてから「自分が引き受けることはありません。直前のいまになって『監督』と言われても筋が違う」と断固拒否の姿勢を示していたが、13日夜までに星野監督から直接、伊東監督のもとに一連の騒動に対する謝罪と就任要請の電話があり、最後の最後で伊東監督も「受諾」した形だ。
なお、全パのコーチは楽天・大久保、西武・田辺の両監督代行が務め、伊東監督をサポートする。
パ・リーグは14日、マツダオールスターゲーム2014で楽天の星野仙一監督が辞退したパの監督を千葉ロッテの伊東勤監督が務めると発表した。胸椎黄色靱帯骨化症などの手術を受けて休養中の星野監督は体調が安定せず12日に辞退することを申し入れていた。
オールスター戦の監督は前年優勝チームの監督が務める。ロッテは昨季3位だが、星野監督の意向もあり、監督経験が豊富な伊東監督に決まった。パの理事長を務めるオリックスの村山良雄球団常務は「ぎりぎりまでご心配をお掛けした。精一杯盛り上がるように戦いたい」と話した。
星野監督は病状が悪化して5月26日から休養。手術を受け、出場を辞退したが、パの強い要望を受けて今月3日に一転して指揮を執ると発表されていた。
急遽オールスター戦でパを指揮することになった千葉ロッテの伊東監督は「引き受けざるを得なかった、と言うのが正しい言い方」と話した。2、3日前に星野監督から電話があり「『後は頼む』と言われた。『代わりとしてやらさせていただきます』と答えた」と経緯を説明した。
正式にはこの日、パの村山理事長から連絡を受けたばかりで選手起用は「そういう頭になっていない」と明かす。「僕らが目立つイベントではない。選手が一生懸命やってくれれば」と話した。
船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が始球式に登場し、ファンから大歓声を浴びた。フランスのパリで研究し、自ら「2(ツー)ナッシーム」と名付けた一球は、転がりながら田村のミットに収まった。「嬉しいなっしなー。緊張したなっしー」と大役を喜んだ。
夏の暑さに負けず元気な「ふなっしー」。なかなか調子の上がらないロッテに「後半戦負けなっしーでいくなっしー」とエールを送った。