ロッテが逃げ切り、西武と入れ替わって4位浮上。2回に今江のソロ、加藤の二塁打などで挙げた3点を守った。藤岡が6回2失点で自己最多に並ぶ6勝目。西武はメヒアの2ランで1点差としたが、以降は打線がつながらなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
埼玉西武 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
ロッテの新外国人、アルフレド・デスパイネ外野手(28)が25日、1軍に合流して西武Dで練習を行った。26日以降も、2軍戦には出場せず1軍に帯同して練習する。29日の日本ハム戦(QVC)の1軍デビューには、実戦なしのぶっつけ本番で臨みそうだ。
24日に来日したばかりのキューバの大砲は、フリー打撃で22スイング中7本のサク越え。伊東監督は「パワーヒッターなのは間違いない。ああいうタイプは日本にいない」と期待を寄せた。だが、実戦なしの調整に「いくつか選択肢はあったが、最後は本人に決めてもらった。実戦なしでいけるかクエスチョンだが…」と不安も口にした。
指揮官の不安をよそに、デスパイネは「(感覚としては)75%くらい。疲れたところはあるが、悪くはなかった。29日には間に合わせたい」とデビューを見据えた。
ロッテの藤岡貴裕投手(25)が25日の西武戦(西武D)で自己最多タイの6勝目を挙げた。
2回にメヒアに2ランを浴びたが、6回3安打2失点。昨年、一昨年と6勝止まりだったが、今年はすでに勝利数で並び「ここでストップしないように。(2ケタ勝利は)目指すところはまずそこを目指していきたい」と向上心を見せた。
反省点も挙げた。この日メヒアに一発を浴びたことで、今季リーグワーストの被本塁打14になった。「キングなんで、減らしていかないと。いいキングならいいけど、悪い方なので」と苦笑いだった。
12日に第1子となる長男が生まれたばかり。「子供が笑っているところを見たりすると、頑張っているところを見せたいと思うし、『パパみたいになりたい』と言ってもらえるように頑張りたい。遠征先でも奥さんや子供に会いたいですね」と父親の顔を見せた。
ロッテの藤岡が粘りの投球で6勝目だ。
プロ3年目で西武ドームは初勝利。2回にメヒアに2ランを浴びたが、6回を3安打2失点。チームを4位に浮上させた。自己最多の勝ち星に並び「ここでストップしないようにしたい。2桁は目指すべきところ」と話した。
ロッテに新加入したデスパイネが1軍合流。試合前のフリー打撃で、22スイング中7本の柵越えを披露し、「75%くらいの力。感じは悪くない」と頬を緩めた。
出場選手登録はまだで、26、27日は2軍戦出場はせず、1軍帯同し練習に参加する予定。伊東監督は「早くて(29日の)日本ハム戦に合わせてもらうのが希望」と話した。
ロッテの藤岡が6回3安打2失点で自己最多タイの6勝目を手にした。
プロ入り後、1勝もしていない西武ドームだったが、失点は2回のメヒアの2ランのみ。12日に長男が誕生してから2連勝に「子供の笑顔を見ていると、頑張っている姿を見せたいと思う」と笑みをこぼした。
遠征などで繭夫人(30)と過ごす時間も短いが、「家族のためにも2桁は勝ちたい。2年連続で6勝なので、ここでストップさせたくない」と誓った。
新加入したキューバ出身のロッテ・デスパイネが、驚異的なパワーを見せつけた。
来日して2日目だがチームに合流し、試合前練習でフリー打撃に参加。22スイングのうちヒット性の当たりは13本。柵越えも7本あり「75%ぐらいの力だったが、自分が思っていたよりもしっかり打てた」と好感触だ。
29日の日本ハム戦(QVCマリン)でのデビューが確実で、伊東監督は「パワーヒッターであることは間違いない」と期待した。
4位に再浮上。藤岡が7回2失点の好投で自己最多タイに並ぶ6勝目(5敗)を挙げた。西武ドームは4月17日に8失点するなど3年間で29回2/3を投げ30失点と「嫌な思いをしている」鬼門だったが、ついに初勝利をマーク。今月12日に長男が誕生して以降、連勝しており、「毎日、子供が笑うのを見ていると、より一層頑張ろうと思う」と父親としての自覚十分だった。
ロッテに新加入したデスパイネが25日、合流し、練習を行った。「(日本に)着いたばかりで疲れているが、自分が思ったよりも良かった」と「75%」の力で22スイング中7発の柵越え。伊東監督は「パワーがありそうな打撃をしていた。日本にはいないタイプで、米大リーグのツインズにいたカービー・パケット(殿堂入り外野手)に似ている」と印象を語った。29日の日本ハム戦(QVCマリン)でデビュー予定。
ロッテの藤岡は6回を2失点にまとめ、6勝目を挙げた。後半戦初登板を白星で飾り「いいスタートを切れたので、このまま乗っていければ」と笑顔を見せた。
崩れそうになった場面で踏みとどまった。3点の援護をもらった直後の2回。先頭を四球で歩かせ、メヒアに2ランを被弾。さらに1死二塁のピンチを背負ったが、後続は打ち取った。3回以降は1安打と立ち直り、伊東監督も「ちょっとフラフラしたけど、その後はよく抑えてくれた」と評価した。
プロ3年目の左腕は新人から2年連続で6勝。今季は2桁勝利への期待も大きい。「目指すべきはそこ」と意欲をのぞかせた。
5回終了時に翌26日の予告先発投手として、西武はレイノルズ、ロッテは西武からFA移籍後、西武ドーム初登板となる涌井が発表された。
西武時代に涌井のテーマソングだったMr.Childrenの「Tomorrow never knows」が流れ、大型ビジョンに「西武ドームにあの男が帰ってくる」の文字とともに、水色のユニホームを着て投球する映像が流された。
そして「最高のライバルとして君に勝つ」と宣戦布告。何とも粋な演出だったが、左翼席の西武ファンからは大ブーイングが巻き起こった。
ロッテの今江が先制の5号ソロを放った。2回に先頭打者で打席に入ると、甘く入った藤原のスライダーを捉え、右翼席に運んだ。
13試合ぶりの一発に「序盤にいい形で(先制点を)取ることができて良かった」と話した。逆方向への本塁打は今季初。「久しぶりに右にいい感じに打つことができた」と手応えを口にした。
ロッテに入団したアルフレド・デスパイネ外野手(28)が25日、チームに合流し、西武ドームで練習を行った。
「L62」と刻印された西武・駒月モデルのバットで打撃練習に臨み、75%の力で22スイング中7発の柵越え。「(日本に)着いたばかりで疲れているが、自分が思ったよりも良かった」と3球に1本はスタンドに放り込んだ。
伊東監督は「1日見ただけなので、何とも言えないけれど、パワーはありそうな打撃をしていた。1日でも早く慣れて欲しい。日本にはいないタイプ、昔のツインズのカービー・パケットに似ていると思って見ていた」と印象を語った。
26、27日は西武ドームで練習を行い、29日の日本ハム戦(QVCマリン)でデビューする予定。
ロッテ藤岡貴裕投手(25)が自己最多に並ぶ6勝目を挙げた。2回こそ四球と本塁打で2点を失ったが、投げた6回のうち4イニングを3者凡退で退けるなど、安定した投球内容だった。6勝目には「ここでストップしないようにしたい」と、さらに白星を積み重ねる意欲を見せた。
西武ドームは、4月17日の登板で4回1/3を8失点と打ちこまれた記憶がぬぐえなかった。「僕の防御率が一番悪い球場なので、今日こそはって思ってました」と、リベンジを果たせたことを喜んだ。
5回終了時、26日の予告先発を球場内に知らせる時だった。大型ビジョンに映し出されたのは涌井秀章投手(28)。西武時代、胴上げ投手となった場面やロッテの打者を空振りに仕留めるシーンが次々と流された。
そして「最高のライバルとして 君に勝つ」とのメッセージ。古巣からの粋な宣戦布告だった。
ロッテ・アルフレド・デスパイネ外野手(28)が25日、西武ドームでフリー打撃を行い、22スイング中7本の柵越えを記録した。
鋭いスイングで、見守ったチームメートに実力を認めさせた。デスパイネは「みんな快く迎えてくれて、歓迎されてる感じがした。嬉しかった」と、チームに合流できたことを喜んだ。29日の日本ハム戦(QVCマリン)でのデビューを目指し、1軍で練習を行う。
日本野球機構(NPB)は25日、東京都内で侍ジャパン事業会社設立準備小委員会とNPB事務局体制整備強化小委員会を開き、新会社で2人を予定している常勤取締役の人選は9月5日のオーナー会議で詳細が承認された後に進めることになった。
また、事務局の体制整備強化では、侍ジャパン事業会社の設立を目指す11月に、本部制を敷く新体制を発足させる方針を決めた。