ロッテが3連勝で4位浮上。2−4の3回に福浦の適時打で追い付き、4回に今江のソロで勝ち越した。5回4失点の石川が7勝目。6回からは継投に入って逃げ切った。楽天は2度のリードを守れず、3連敗で今季ワーストの借金18。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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東北楽天 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | x | 6 |
お立ち台での開口一番は「ごめんなさい」。D1位・石川(東京ガス)が7勝目(5敗)を挙げたが、7安打4失点とメロメロ。中堅からホームに吹き抜ける最大11メートルの“マリン風”に集中力を欠き、「初めてマリンの洗礼を受けました。野手とリリーフ陣の皆さんのおかげです」と平身低頭。新人王を争う上沢(日本ハム)にも並ぶ7勝目だったが、「次の試合にちゃんと投げるだけです」と最後までさえない顔だった。
ロッテ・松永昴大投手(26)が5日、楽天13回戦(QVCマリン)のブルペンでの投球中に左肘に異常を訴え登板予定を回避。また、カルロス・ロサ投手(29)が同試合の投球中に右脇腹を痛めた。両投手とも6日に出場選手登録を抹消される見込み。
ロッテ・石川が5回4失点ながら両リーグ新人トップの7勝目を挙げた。お立ち台での第一声は「すみませんでした」。チームを3連勝で4位浮上に導いても、風速10メートル超の強風で制球に苦しんだ内容に満足できなかった。
「風が気になったし、制球が難しかった。一球一球、曲がり方が違う。ここまでの強風は初めて。マリンの洗礼を受けました」。中堅方向から吹きつけるQVCマリン特有の海風は、バックネットではね返り投手にとっては向かい風となる。変化球の曲がりは大きくなるが、風が強すぎると曲がり幅を制御できない。石川も腕の振りが鈍り、序盤はストライクを取りにいったところを痛打された。
それでも4回以降はしっかり腕を振って無失点。「今は意識しないけど、欲しい欲しくないで言えば、そりゃあ欲しい」という新人王レースの主役だからこそ、内容にもこだわっていく。
風に乗った。同点の4回、ロッテ党の待つ右翼席に、今江が決勝ソロ。「いい感じで捉えられた。風に乗って行ってくれたかなと思った」。両投手が強風に苦しみ、乱打戦の様相を呈していたが、この一撃がトドメとなった。
4番も務めた男が、9番に座る。伊東監督は「『下位の4番』ととらえている」と話したが、もちろん絶好調であれば中軸を担うべき存在だ。「仕方がない。結果が出ていないから。悔しいけど、与えられたところで頑張るしかない」と唇をかんだ今江にとって、意地の一発でもあった。
チームは、交流戦期間中だった5月下旬以来の3連勝。「前のカードで勝ち越して、そういう意味でも今日が大事だった」。CS進出への猛追撃に、この男の力は欠かせない。
意地の一打だ。同点の4回2死、9番に入った今江が右中間へ6号勝ち越しソロ。「風、ファンの気持ちが運んでくれたと思う」と風速11メートルの強風も利用した。4試合連続の9番起用に、昨季62試合で4番に座った男が一発で勝利を引き寄せた。
開幕前に伊東監督から不動の4番として指名された今江だが、2度の故障と不振もあって今季は1番以外の全打順を経験。現在はキューバの大砲、デスパイネが4番として期待される。伊東監督は「9番に置いた方がチャンスで回る。9番ではなく、“下位の4番”みたいな感覚」と起用理由を説明したが、背番号8には悔しい思いもあるはずだ。
チームは5月18日から6連勝して以来の3連勝で4位浮上。「チームに勢いがつく、いい本塁打が打てた」。今江が4番としての姿を取り戻せば、Aクラス浮上の道が開ける。
ロッテの伊東監督は松永、ロサを出場選手登録から外す意向を示した。この日救援登板を考えていた松永は左肘に、2番手で投げたロサは右脇腹に異常を訴えたという。
伊東監督は「明日(6日)2、3人呼びます」と入れ替えを行う考えを示した。
新人単独トップとなる7勝目を挙げたロッテ・石川。それでも5回7安打4失点と不本意な内容に、お立ち台では開口一番「すみませんでした」と2回繰り返して苦笑いした。
QVCマリン特有の強風が吹き荒れる中「集中力が切れて点を取られてしまった」と序盤から失点を重ねた。それでも打線が3回に逆転すると、ようやく目が覚めた。
「コントロールのことは気にせず、腕を振ることだけを考えた」と切り替えて、4、5回は無失点。自身の勝利へとつなげた。
新人王の行方も気になるところだが「意識しません」ときっぱり。「目の前の試合のことだけ。次はいい投球をします」と最後はリベンジ投球を誓っていた。
ロッテが5日の楽天戦(QVCマリン)からレギュラーシーズン残り主催全試合、球界初の試みとなるストライクカウントに連動した球場広告「ストライクフラッシュアド」を開始する。
同広告は、株式会社ミクシィとともに考案・開発。第1弾として、ミクシィが提供するスマートフォンゲーム、ひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」の広告展開を行う。投手の投球後にストライクカウント(ファウルも含む)が加算される場合、中堅後方の大型ビジョンであるマリンビジョンにて、「モンスターストライク」に関連するメッセージ(サービス名やキャラクター等)を試合ごとに変更して掲出する。
「モンスターストライク」は、スマートフォンの特性を活用した、誰でも簡単に楽しめる爽快アクションRPGです。自分のモンスターを指で引っ張って弾き、敵のモンスターに当てて倒していくターン制のゲームで、壁やモンスターへの「跳ね返り」や「ぶつかり」をうまく活用することで、クエストを攻略していく。
一緒にいる友人らと最大4人まで同時に遊べる協力プレイ(マルチプレイ)が特長。13年10月の提供開始より、利用者は全世界で1000万人を突破している。
ロッテは継投で逃げ切りに成功し、伊東監督が「リリーフ陣の頑張りに尽きる」と、西野ら終盤を無失点でつないだ救援陣をたたえた。
3連勝。投打ともに調子が上向いている。やはり新加入のデスパイネがチームに与える影響が大きいようで、伊東監督は「彼が入って迫力が出てきた感じがする。一時より打線につながりが出てきた」と話した。
ロッテの新人右腕、石川が苦しみながらチーム最多に並ぶ7勝目を挙げた。新人王も視界に入るが「まだそこを意識せずに目の前の試合を全力でやっていくだけ」と言葉に力を込めた。
ただ、内容はよくなかった。球場表示で10メートルを超える風に悩まされ、5回を7安打1四球で4失点。今江らと並んだお立ち台では「すいませんでした」と真っ先に謝罪した。「集中力が切れて点を取られてしまった。野手の方に本当に感謝しています」と反省した。
ロッテの2年目捕手、田村が2回に適時二塁打を放った。0−1から暴投で同点とし、さらに2死一塁。青山のカーブを巧みに捉えて左翼方向にはじき返し「うまく打てました」と振り返った。
ただ打撃よりもリード面が気になるようで「守備のことで頭がいっぱいです」と言う。試合開始から球場の表示では10メートルの風が吹く中、守りに苦心していた。
ロッテは5日、同日の楽天13回戦から今季残りのレギュラーシーズン全試合、QVCマリンで、プロ野球界初の試みとなるストライクカウントに連動した球場広告「ストライクフラッシュアド」を開始すると明らかにした。
株式会社「ミクシィ」と共同考案・開発したもので、第1弾として、ミクシィが提供するスマートフォンゲーム、ひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」が登場する。
ロッテ今江敏晃内野手(30)が、同点で迎えた4回2死から右中間席へ勝ち越し6号ソロを放った。
7月25日の西武戦(西武ドーム)以来の本塁打となり「打ったのはストレートです。しっかり振り込むことができましたが、この風ですからね。風、ファンの気持ちがスタンドまで運んでくれたと思います。今日勝つと、よりチームに勢いがつくと思いますから、いいホームランが打てて良かったです」とコメントした。
ロッテは5日の楽天戦から、QVCマリンで行われる試合で、プロ野球界初の試みとなるストライクカウントに連動した球場広告「ストライクフラッシュアド」を開始する。
第1弾は、ミクシィが提供するスマートフォンゲーム、ひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」の広告展開。両チームの投手がストライクを取るごとに(ファウルも含む)、球場内の大型ビジョンで「モンスターストライク」に関連するメッセージ(サービス名やキャラクター等)が流れる。内容は試合ごとに変更する予定だ。
千葉ロッテマリーンズは8月5日の楽天戦より2014年レギュラーシーズン全試合、QVCマリンフィールドにおいて、プロ野球界初の試みとなるストライクカウントに連動した球場広告「ストライクフラッシュアド」を開始する。この広告は、株式会社ミクシィと考案・開発したものだ。
第一弾として、ミクシィのスマートフォンゲーム、ひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」の広告展開を行う。ピッチャーの投球後にストライクカウント(ファウルボールも含む)が加算される場合、球場内大型ビジョンであるマリンビジョンにて、「モンスターストライク」に関連するメッセージ(サービス名やキャラクター等)を試合毎に変更して提出する。
「モンスターストライク」は、スマートフォンの特性を活用した、誰でも簡単に楽しめる爽快アクションRPG。自分のモンスターを指で引っ張って弾き敵のモンスターに当てて倒していくターン制のゲームで、壁やモンスターへの“跳ね返り”や“ぶつかり”を上手く活用することで、クエストを攻略していく。一緒にいる友達と最大4人まで同時に遊べる協力プレイ(マルチプレイ)が特長。2013年10月の提供開始より大人気となっており、全世界で1,000万人の利用者を突破している。
QVCマリンフィールドに観戦の際にはグラウンド上の選手のプレーはもちろん、ぜひこのストライクカウント連動広告にも注目をして欲しい。
日本野球機構(NPB)は5日、東京都内で侍ジャパン事業会社設立準備小委員会とNPB事務局体制整備強化小委員会を開いた。事務局内に、国際部、野球振興部に続き、IT戦略部を設置する案を検討した。