わたしはかもめ2014年鴎の便り(8月)

便

8月11日

ロッテ、42歳コントレラスを今秋テスト[ニッカン]

ロッテが今秋、キューバ代表の元エース右腕のホセ・コントレラス投手(42)をテストすることが11日、分かった。今季途中に加入したデスパイネからの推薦もあり、実力をチェックする方針。伊東監督は「年はいってるけど、まだ90マイル(約145キロ)投げられるらしい。だったら使える。見てみたいね」と期待した。

コントレラスはメジャー通算299試合に登板し78勝67敗9セーブ、防御率4.57。今季はメキシカンリーグのティファナに在籍。22試合に先発し10勝3敗。防御率3.37。128回1/3で137三振など、高い奪三振率で衰えない能力も示している。今季、メジャーからのオファーを断るなど、キャリアの最後は日本でプレーしたい意向を口にしているという。

09年には息子のケビンが福岡・柳川高に入学。自身も日本の球団入りを模索したが、実現しなかった経緯がある。息子は負傷して退学を余儀なくされたものの、コントレラス一家にとって日本野球への理解は深い様子。先発投手はロッテにとっても補強ポイントで、実力さえ示せれば、合格の可能性は十分にある。

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ロッテ、元キューバ代表コントレラス獲り検討、今秋入団テストへ[スポニチ]

ロッテが今秋に、元キューバ代表のエースで、ヤンキースなどでプレーし、メジャー通算78勝の実績を持つホセ・コントレラス投手(42)の入団テストを検討していることが11日、分かった。

7月末にロッテに新加入した「キューバの至宝」デスパイネから球団側に来季の新戦力として推薦があり、近況を伝え聞いた伊東監督も「年齢はいっているが、今も90マイル(約145キロ)を投げるそうだ。まだやれるんじゃないか」と興味を示している。

同投手は昨オフにレンジャーズとマイナー契約を結び、今春は招待選手としてメジャーキャンプに参加したが、3月下旬に戦力外となった。その後はメキシカンリーグ「ティファナ」に所属して現役続行。ローテーション投手として22試合に先発し、10勝3敗、防御率3.37の好成績を残している。

今季のロッテは開幕から先発陣が不振。西武からFA移籍した涌井も4勝10敗と大きく黒星が先行するなど、先発投手の防御率はリーグワーストの4.41。チームが4位に低迷する要因となっている。来季を見据えれば、先発投手は最大の補強ポイントで、コントレラスは42歳ながら、実績や経験は十分。球団としては、今秋の入団テストで現在の実力を見極めたい意向だ。

キューバ代表として来日経験がある同投手も日本球界でのプレーを強く希望しているといわれる。息子のケビン・スミス(20)は10年4月に甲子園常連校でもある柳川(福岡)に入学。甲子園を目指した時期もある。コントレラス自身も09年オフには日本球界に「就活」。代理人を通じてソフトバンクなどに獲得の意思を打診したこともあった。

キューバ政府が昨年9月、スポーツ選手の国外でのプロ活動を解禁したことを受け、デスパイネやセペダ(巨人)、グリエル(DeNA)らが相次いで来日。来季もその流れは続くとみられ、かつてヤンキースと38億円契約を結んだ剛腕の去就に注目が集まる。

ホセ・コントレラス
1971年12月6日、キューバ生まれの42歳。キューバ代表のエースとして活躍したが、02年にメキシコ滞在中に亡命。03年にヤンキースと4年総額3200万ドル(当時約38億4000万円)で契約。松井秀喜氏ともプレー。04年シーズン途中にホワイトソックスに移籍。05年は15勝を挙げ、世界一に貢献した。ロッキーズ、フィリーズなどを経て、今季からメキシコリーグ「ティファナ・ブルズ」でプレー。1メートル93、116キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ岡田、連続本塁打なし日本新記念Tシャツ発売[スポニチ]

ロッテの岡田が7月31日の日本ハム戦(QVCマリン)でデビューから1771打席連続本塁打なしの日本記録を達成したことを記念して、19日からオリジナルTシャツが販売される。

デザインは、記録が途切れる日をイメージした「スタンドイン・バージョン」と「ランニングホームラン・バージョン」の2種類。岡田は「非力でも本塁打が打てなくても、プロの1軍でやっていけるということを子供達に伝えたい」とコメントした。

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ロッテ岡田のHRなし日本記録Tシャツ発売[ニッカン]

ロッテは岡田幸文外野手(30)がデビュー以来1771打席無本塁打の日本記録を達成したことを記念して、19日からTシャツを発売することを発表した。

Tシャツには来るべきその日をイメージして「スタンドイン・イメージ・バージョン」と「ランニングホームラン・イメージ・バージョン」が用意される。岡田は「今回は記録に伴い、Tシャツをつくってもらい、本当に嬉しいです。このデビューからホームランなしの日本記録というのは、自分としては誇りに感じています。非力でもホームランを打てなくても、プロになれる。1軍でやっていけるということを子供達に伝えることができればと思っています。そして、このTシャツのデザインのように、いつの日かホームランを打ちたいと願っています」とコメントした。

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ロッテが『岡田Tシャツ』を19日より緊急発売、いつかそのときは来る!?[サンスポ]

ロッテは11日、岡田幸文外野手(30)が7月31日の日本ハム戦(QVCマリン)で、デビュー以来『1771打席無本塁打』の日本新記録を達成したことを記念して、オリジナルTシャツを19日より発売すると発表した。

Tシャツには記録が途切れる、来るべき“その日”をイメージした2つのバージョン(スタンドイン&ランニングホームラン)で定価は3000円(税込)。サイズはいずれもS、M、L、LLで、販売場所はマリーンズストア(プラザ店/ホームプレート店)。

岡田
「今回は記録に伴い、Tシャツを作ってもらい、本当に嬉しいです。このデビューからホームランなしの日本記録というのは自分としては誇りに感じています。非力でも、ホームランを打てなくてもプロになれる、1軍でやっていけるということを子供達に伝える事が出来ればと思っています。そして、このTシャツのデザインのようにいつの日かホームランを打ちたいと願っています!」

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M岡田「本塁打なし」記録で記念Tシャツ[デイリー]

ロッテは11日、岡田幸文外野手(30)が7月31日の日本ハム戦で、プロ初打席から1771打席本塁打なしの日本新記録を達成したことを記念し、オリジナルTシャツを19日から発売することを発表した。

Tシャツには、記録が途切れる、“来るべきその日”をイメージした2つのバージョン(スタンドイン、ランニング本塁打)のイラストが描かれている。タイプA(スタンドイン)、タイプB(ランニング本塁打)ともに、ブラック、ブルーの2色で、サイズはいずれもS、M、L、LL。定価3000円(税込み)。QVCマリン敷地内の「マリーンズストア」で販売される。

岡田は、「今回は記録に伴い、Tシャツを作ってもらい、本当に嬉しいです。この、デビューからホームランなしの日本記録というのは、自分としては誇りに感じています。非力でも、ホームランを打てなくてもプロになれる、1軍でやっていけるということを、子供達に伝えることができればと思っています。そして、このTシャツのデザインのように、いつの日かホームランを打ちたいと思っています!」とコメントした。

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岡田の1771打席無本塁打記録達成記念Tシャツ発売[報知]

ロッテは11日、岡田幸文外野手(30)がデビュー以来1771打席無本塁打の日本新記録を達成したことを記念して、オリジナルTシャツを19日から発売すると発表した。QVCなどで販売され、定価は税込みで3000円。

岡田は7月31日の日本ハム戦(QVC)で、1リーグ時代に横沢七郎(東急)が記録した、入団から1770連続打席無本塁打を更新。Tシャツは、岡田が本塁打を打って記録がとぎれる瞬間をイメージして2つのバージョンを作成した。

岡田は「デビューから本塁打ナシの日本記録というのは自分としては誇りに感じています。非力でも、本塁打を打てなくてもプロになれる、1軍でやっていけるということを子供達に伝える事が出来れば。このTシャツのデザインのように、いつの日か本塁打を打ちたいと願っています」とコメントした。

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来季の交流戦24→18試合へ!12球団代表者会議で大筋合意[サンスポ]

プロ野球の12球団代表者会議が11日、東京都内で開かれ、来季の交流戦の試合数を現行の1チーム24試合から18試合に削減することで大筋合意した。現行の6カード4回戦ずつ(ホーム、ビジター2試合ずつ)から、6カード3回戦ずつ(ホーム、ビジターは隔年開催)となる。

パ・リーグは観客動員の増加などから24試合制の維持を主張したが、セ・リーグが

(1)
ドーム球場が2つ(パは4球場)で雨天中止が多く、交流戦後のリーグ戦が過密日程になる
(2)
11月に野球日本代表「侍ジャパン」の国際試合の日程を確保する

などの理由から削減を要求。約4時間の会議後、セの三原一晃理事長(DeNA球団取締役)は「セはリーグ戦打ち切りの危機に毎年直面する事態となっている」と説明した。

また、来季から交流戦18試合、リーグ戦125試合(5カード25回戦ずつ)の公式戦143試合制(今季は144試合制)に変更される。

◇各球団の反応

阪神・四藤球団専務
「全体的な日程を考えれば3連戦形式がベター。今は試合のない日が多すぎる。」
広島・鈴木球団本部長
「日程を消化できないと優勝は決められない。1番大事なリーグ戦をしっかり消化できる仕組みの方がいい。」
DeNA・中畑監督
「交流戦はファンの皆さんも楽しみにはしているだろうが、間延びするのは飽きるだろう。」
ソフトバンク・高田球団取締役
「24試合でも工夫すればセ・リーグのニーズに応えられる。ファン(の希望)は24試合だと理解している。」
日本ハム・島田球団代表
「交流戦単体よりも、先を見た大きな話をしていかないといけない。どうやってより魅力的な球界にしていくかが問題。」
楽天・安部井チーム統括本部長
「日程消化に関しては両リーグで考えていかないといけない。」
ロッテ・林球団本部長
「18試合が最上の案かといえば疑問はある。来季の日程(決定)が差し迫っていて、決めないといけなかった。」
西武・飯田球団専務
「24試合のよさは当然ある。雨で流れるリスクが多いのはセ・リーグで、一定の理解はある。」

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交流戦試合数削減でソフトB・高田取締役「やむを得ず18試合を選んだ」[サンスポ]

プロ野球の12球団代表者会議が11日、東京都内で開かれ、現行24試合制の交流戦を来季から18試合制に削減することで合意した。

パ・リーグ・村山良雄理事長(オリックス球団常務)
「セは雨天中止の試合の組み入れに苦労しており、未消化で試合が開催されないとファンに大きな問題。特に今年は雨で流れた試合が多いのも踏まえた。侍ジャパンの試合をどう組むかは、12球団で力を合わせないと解決しない。」
セ・リーグ・三原一晃理事長(DeNA球団取締役)
「この(18試合)制度は2シーズンで完結する仕組みで、16年も引き続きこの制度となる。17年以降はセとしては柔軟に考えている。交流戦優勝を決めるかは課題として認識しており、詳細が決まっていないので早急に話し合いを始めないといけない。」
ソフトバンク・高田浩一郎取締役
「24試合でも工夫すればセ・リーグのニーズに応えられる。やむを得ず18試合を選んだ。ファン(が求めているの)は24試合だと我々は理解している。」
日本ハム・島田利正球団代表
「賛成している内容も反対している内容も球団によって違う。交流戦単体よりも、先を見た大きな話をしていかないといけない。どうやってより魅力的な球界にしていくかが問題。」
楽天・安部井寛チーム統括本部長
「うちとしての意見は言わせていただいた。日程消化に関しては両リーグで考えていかないといけない。試合数が減ることについてファンがどう思うか。」
ロッテ・林信平球団本部長
「現状のままでいいとは思っていない。18試合が最上の案かといえば疑問はある。来季の日程(決定)が差し迫っていて、どこかで決めないといけなかった。」
西武・飯田則昭球団専務
「12球団でより良い形に進めていこうということ。24試合の良さは当然ある。雨で流れるリスクが多いのはセ・リーグで、一定の理解はある。」
広島・鈴木清明球団本部長
「日程を消化できないと優勝は決められない。1番大事なのはリーグ戦。リーグ戦をしっかり消化できる仕組みの方がいい。」
阪神・四藤慶一郎球団専務
「全体的な日程を考えれば3連戦形式がベター。今は試合のない日が多すぎる。(主催試合数が不平等でも)それで優勝を決めるのはありかなと思う。」

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交流戦、来季から18試合に削減で合意、05年当初から半減[スポニチ]

プロ野球の12球団代表者会議が11日、東京都内で開かれ、現行24試合制の交流戦を来季から18試合制に削減することで合意した。セ・リーグ側が縮小を強く求め、現行制度維持が基本線だったパ・リーグ側が受け入れた。

24試合制では各カード4試合(ホーム、ビジター各2試合)だったが、18試合制では各カード3試合となり、隔年で本拠地と敵地で3連戦を戦う形に変わる。交流戦は2005年に36試合制で始まり、過密日程解消などを理由に07年から24試合制となり、来季からは当初の半分の試合数となる。

24試合制は2連戦で移動日を挟むため、セ側は日程が間延びする点などを問題視。加えて日本代表の国際試合を行う11月の日程に余裕を持たせるために強く削減を要望したが、現行制度を支持するパ側と平行線をたどっていた。

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交流戦、来季18試合制に削減で合意[ニッカン]

プロ野球の12球団代表者会議が11日、東京都内で開かれ、現行24試合制の交流戦を来季から18試合制に削減することで合意した。

セ・リーグ側が縮小を強く求め、現行制度維持が基本線だったパ・リーグ側が受け入れた。

24試合制では各カード4試合(ホーム、ビジター各2試合)だったが、18試合制では各カード3試合となり、隔年で本拠地と敵地で3連戦を戦う形に変わる。これに伴い、リーグ戦が24回戦制から25回戦制となり、レギュラーシーズンの試合数は144から143に変更される。

交流戦は2005年に36試合制で始まり、過密日程解消などを理由に07年から24試合制となり、来季からは当初の半分の試合数となる。

24試合制は2連戦で移動日を挟むため、セ側は日程が間延びする点などを問題視。加えて日本代表の国際試合を行う11月の日程に余裕を持たせるために強く削減を要望したが、現行制度を支持するパ側と平行線をたどっていた。パ理事長のオリックスの村山良雄球団常務は「パには反対意見もあったが、日程の問題だから方向性は12球団が力を合わせないといけない」と説明した。

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11月は侍ジャパン強化、土日にデーゲーム増加…「セ・リーグの考え方」全文[報知]

プロ野球の12球団代表者会議が11日、都内のNPB事務所で行われた。

◇来季日程に関するセ・リーグの考え方(全文)

セ・パ交流戦をめぐる協議で、セ・リーグの要望をかねて伝えてきましたが、本日の12球団代表者会議において、パ・リーグと大筋で合意するに至りました。この機会にセ・リーグの提案内容をご報告します。

[リーグ戦の日程の危機と国際試合]

ドーム球場が4つあるパに対し、セのドーム球場は2つしかありません。この影響で、両リーグの日程消化には大きな差が出ています。今季の雨天中止は、8月11日現在、パが5試合ですが、セは13試合を数えています(交流戦を除く)。球団別にみると、セは特にDeNAの試合消化が遅く、現在95試合。今後の台風など天候次第では、セはリーグ戦の打ち切りも起こり得る危機的状況となっています。

リーグ戦の日程が厳しくなっている一因は、交流戦にあります。交流戦は、5月下旬から6月下旬の39日間に24試合を行う日程です。期間中に試合のない日が15日に上ります。現行の24試合制は、2連戦が最小単位となります。そのため、3連戦が基本のリーグ戦に比べると、どうしても日程編成のロスが生じてしまうのです。

このあおりで、交流戦後の8、9、10月のリーグ戦は過密日程になります。この季節に台風などによる雨天中止が多く起こるので、セ・リーグはリーグ戦打ち切りの危機に毎年直面する事態となっています。

加えて、来年11月にはプレミア12と呼ばれる国際大会が開かれます。事前に侍ジャパンの練習と複数の強化試合を行う予定で、このことも踏まえると、来季は日本シリーズを11月1日までには終えなければなりません。2016年以降も国際試合を拡充強化することが12球団の合意で決まっています。

[新たな日程案の利点]

セが提案した日程であれば、チームの移動を1週間に2回以下に抑えることができます。夏場以降の過密日程の改善と合わせ、選手での負担を軽くすることができます。また交流戦24試合制では、金曜日が移動日(予備日を兼ねることもある)となることが多く、土曜日のデーゲームが組みにくかったのですが、セの提案であれば、土、日曜にデーゲームを組みやすくなるので、ちびっ子ファンや家族連れにもっとたくさん訪れてもらえるのではないかと期待できます。

[今後の課題]

交流戦を18試合制にすると、同じシーズンにホームゲームとビジターゲームの両方をそろえて行うことができなくなります。2シーズンかけてホームとビジターの両ゲームがそろうことになりますが、こうした課題に対しては、セとパが協力し合って補う工夫、努力をしていく所存です。

プロ野球は、リーグ戦、交流戦、オールスター、日本シリーズ、国際試合と、多彩な試合を展開しています。全ての試合を魅力あるものにしていくために、3月から11月まで9か月の試合期間の日程バランスを考えながら、セ・パ協同で盛り上げていくことが大事だと、セ・リーグは考えています。

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プロ野球初!ホームラン打ったことがない記念Tシャツ発売![千葉日報]

プロ初本塁打の記念Tシャツは沢山あるが、デビュー以来ホームランを打っていない事を記念するTシャツの発売は間違いなく球界初であろう。千葉ロッテマリーンズは7月31日に、岡田幸文外野手がデビュー以来1771打席無本塁打の日本新記録を達成したことを記念してオリジナルTシャツを19日より発売することになった。

Tシャツには記録が途切れる、来るべき“その日"をイメージした2つのバージョン(スタンドインイメージバージョン、ランニングホームランイメージバージョン)で、定価 3,000円+税込)。タイプA スタンドインバージョン(ブラック、ブルー)、タイプB ランニングHRバージョン(ブラック、ブルー)。サイズはいずれもS、M、L、LL。販売場所 マリーンズストア(プラザ店/ホームプレート店)。発売開始から話題になることは間違いなしだ。

岡田選手はこのTシャツの発売に関して「今回は記録に伴い、Tシャツを作ってもらい、本当に嬉しいです。このデビューからホームランナシの日本記録というのは自分としては誇りに感じています。非力でも、ホームランを打てなくてもプロになれる、1軍でやっていけるということを子供達に伝える事が出来ればと思っています。そして、このTシャツのデザインのようにいつの日かホームランを打ちたいと願っています!」とコメント。

8月10日の西武戦(QVC)でも守備でファインプレーを連発し、スタンドを大いに沸かせた。ホームランを打てなくてもプロで活躍することが出来る。ホームランバッターがスター選手として評価されがちなプロ野球界にあって、岡田の活躍と記録の更新は多くの人に夢と感動を与え続ける。

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[千葉魂]鈴木を変えた大ベテランの言葉、福浦「できることは全てしろ」[千葉日報]

遠征先の宿舎での出来事。その日、試合に敗れて6連敗。キャプテンの鈴木大地内野手(24)は試合後、1人、ビデオルームに向かった。スコアラーなどが収集した映像が流れ、いつでも選手達がチェックできるようにしてある部屋だ。

試合に敗れ、憔悴しきった表情で部屋に入ると、ベテランの福浦和也内野手(38)もいた。最初は特に会話もなく時が流れた。2人はそれぞれ試合の映像を見ていた。ふとした瞬間だった。プロ21年目の大ベテランは鈴木に問いかけた。

「なあ、大地。今日の試合で1つ気になることがあった。ピッチャーがピンチの時、誰もマウンドに行って声をかけなかったよな」。

この試合、西武ドームにてライオンズに5−10で敗れていた。先発の唐川が打たれた。3点リードの2回、5本の長短打を浴び逆転を許した。その場面をベンチで見守っていた福浦は、そこで内野陣が唐川に声をかけることがなかった点に疑問を呈した。映像を見入っていた鈴木だったが、その一言が胸に突き刺さった。何度も自問自答した。

「もしかしたら自分が間を置いて、ポンと肩を叩くだけで、リズムが変わったかもしれない。声をかけるだけで少し気持ちが楽になったかもしれない。小さいことかもしれないけど、キャプテンとしてやれることをしていなかった。それが恥ずかしかった。こんなに勝ちたい、勝ちたいと気持ちでは思っているくせに、やれることをせずにそう願っていただけの自分が情けなかった」。

若武者が、自分の投げかけた言葉に、何かを感じたと察した福浦は続けた。今度は映像を見るのを止め、鈴木に鋭い視線を向け、強く願うように話し出した。

「オレは試合に出たり出なかったり。オマエは今、全試合に出ている。だからオマエが先陣を切ってやって欲しい。グラウンドでは年齢も関係ないし、遠慮をする必要もない。そうすることで何かが変わる可能性はある。ならば、した方がいい。できることは全てした方がいい。だいぶ昔のことだけどオレも先輩にそう教わった」。

それからの鈴木は動いた。翌日には練習前にグラウンドで選手だけのミーティングを開いた。井口、福浦、サブローらベテランに代表して発言をしてもらった。若きキャプテンである自分が鼓舞するだけではなく、ベテランの含蓄のある発言によって、選手達の心を動かそうと考えた。勝ちに対する思いをもう1度、共有し直した。そして、守っている時はことあるごとに投手に声をかけるようになった。

連打を食らい、気持ちの整理がつかない状態になっていると思った時は一呼吸を置くためにマウンドに歩み寄った。時には声をかけ、時にはポンとお尻を叩くだけの時もある。叱咤したり、激励したり。ただ見守るのではなく動くことで事態を好転させようと努力し続けている。

「キャプテンという立場もあって、誰よりも勝ちたいという気持ちをグラウンドで出すようにしている。負けるのは悔しいし、勝つと嬉しい。絶対に諦めない。どこまでも1つの勝利にこだわって貪欲に全員野球をする」。

鈴木は言霊(ことだま)を信じている。言葉に宿る不思議な力のことで、古くから口にした言葉通りの事象が、もたらされることを言霊という。だからピンチの時、いつも守りながらピッチャーに叫ぶようにつぶやく。「大丈夫。絶対に抑えられるから。オレが守ってやるから」。今シーズンも残り42試合となった。キャプテン鈴木が全身全霊をささげて挑む戦いの日々はまだ続く。

(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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