日本ハムが7連敗後の3連勝で勝率を5割に戻した。4−5の5回、稲葉の1号2ランなどで4点を奪い逆転。6回にも稲葉の適時打などで3点を加えた。3番手の河野が2年目でプロ初勝利。ロッテはこのカード8連敗となった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 |
北海道日本ハム | 1 | 0 | 3 | 0 | 4 | 3 | 0 | 0 | x | 11 |
日本ハム戦は8連敗となり、伊東監督は「何でああなるのか分からない。本人(先発の唐川)に聞いてください。以上!!」と珍しく会見を打ち切った。序盤に最大4点をリードしながら、終わってみれば2桁失点で敗戦。唐川は「ボール自体は悪くなかったんですけど…。このような展開になって申し訳ないです」とうな垂れた。
打線は3回までに5点を奪ったが、ロッテ先発・唐川が踏ん張れなかった。
味方の失策にも足を引っ張られたが、5回に稲葉に逆転2ランを被弾するなど4回1/3を9安打7失点(自責5)で今季8敗目。伊東監督も「話すことはない。何でこうなるのか、(唐川)本人に聞いてよ」と怒りをあらわにした。3位を争う日本ハムには8連敗で、ゲーム差も5.5に。唐川は「球自体は悪くなかった。このような結果にしてしまったのが悔しい」とうな垂れた。
ロッテの大嶺兄弟が1軍で初めて同時出場を果たした。
弟・翔太が6回に代打で出場。そのまま一塁に守備に就くと、兄・祐太も6回から3番手でマウンドに上がった。試合は逆転負けを喫したが、祐太が「じいちゃんやばあちゃん、(地元の石垣)島の人たちは喜んでくれているのでは」と笑顔。翔太も「恭賀第一歩ですね。次は兄が先発でお互い活躍して、いいところを見せたい」とさらなる奮起を誓った。
ロッテは序盤に4点リードしながら先発の唐川が踏ん張れず、逆転負けを喫した。これで日本ハムに8連敗となった。唐川は1回と3回、得点した直後に失点すると、5回には稲葉に逆転2ランを浴びてこの回途中で降板。伊東監督は7失点に「何でああなるか、僕には分からない。以上」とだけ話した。
ロッテの井口が先制の2点適時打を放った。1回1死満塁で斎藤の速球を詰まりながらも中前へ運び「自分もつなぐことができて良かった」と手応えを口にした。
前日13日の試合で7月31日以来の安打となる10号ソロを放って好感触を得た。3回1死二、三塁では右犠飛をマークし、5回にも二塁打。復調を感じさせる打撃を見せた。
ロッテが4点差を逆転されて、対日本ハム8連敗を喫した。
序盤は打線が奮起したが、得点を取った直後に失点する展開。失策も、ことごとく失点につながり、惨敗を喫した。伊東勤監督(51)は、先発唐川について「本人に聞いて。何でああなるのか、僕には分からない」とだけ言った後、「以上」と会見を打ち切った。
ロッテが日本ハム斎藤を早々に引きずり降ろした。
1回1死満塁から井口資仁内野手(39)の2点適時打などで3点を先制すると、3回にも井口の犠飛と今江の適時打で追加点を奪いKOした。井口は「立ち上がり、上位がつくってくれたチャンスで、自分もつなぐことができて良かった。ここ2試合、先制できてなかったから、初回に3点は大きい。いい流れがつくれたね」と喜んだ。
しかし味方投手陣が踏ん張れず、逆転負けした。