わたしはかもめ2014年鴎の便り(8月)

便

8月16日

東北楽天5−12千葉ロッテ(コボスタ宮城)

ロッテが連敗を4で止めた。1−3の4回にクルーズの12号ソロや捕逸などで5点を奪って逆転。5回には岡田、角中の連続適時打で3点を挙げてリードを広げた。涌井が5回4失点で5勝目を挙げた。楽天は投手陣が崩れた。

123456789R
千葉ロッテ10053001212
東北楽天3000101005

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ロッテ、ピッチャー返しでヒット16倍返し[ニッカン]

ロッテ打線が屈辱を糧に打ちまくった。16安打で12点。則本に1安打投球を許したショックを1日で振り払った。前夜、唯一の安打を放った加藤翔平外野手(23)は4安打と大暴れ。「則本の方がストレートも10キロ速いですし、フォークも切れていた。そう思うと硬くならずに打席に入れました」。則本の残像が、加藤にとっては宮川攻略の一助となっていた。

長打力のある井口、サブロー、今江が休養のためスタメンから外れた打線。ミーティングでは立花打撃コーチから「とにかく強い打球を打っていこう」と話があった。それを各打者が解釈して投手の足元を狙った。適時打を放った高浜と岡田は「ピッチャーの足元へ、狙い通りに打てた」と声をそろえた。つなぎの打線の本分をこなすことが、立ち直りの契機になった。

則本ほど難攻不落の相手ではなかったといえ、同じフォークを武器にする投手を鮮やかに攻略した。キャプテンの鈴木は「あれだけやられたら逆に吹っ切れました。みんな、うまく切り替えて試合に臨めてました」とショックからの脱出を語った。

この3連戦の前には選手だけでミーティングを開き結束を固めたが、宿舎でも鈴木の部屋を岡田が訪ね、チームがどうしたらうまくいくか話し合うなど、巻き返しに向けての意欲は衰えない。則本に許した準完全試合も、それぞれがプラスの材料に変えて消化。前へ進んだ。則本ショックをバネにする打線のしたたかさは、巻き返しへの原動力になるはずだ。

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ロッテ、捕逸から大勝、4安打3打点の角中「気持ちが楽に」[スポニチ]

幸運が幸運を呼んだ。ロッテは2点を追う4回、同点に追い付き、なお2死満塁。

角中は片山の2球目を見送ると、球審を直撃する捕逸となって一気に2者が生還して勝ち越した。そして4球目を右中間に適時三塁打。「あの捕逸で勝ったようなもの。気持ちが楽になった」と笑顔を浮かべた。5回にも中前に2点打を放ち、4安打3打点。チームは16安打12得点の大勝で、則本に1安打零敗を喫した前日の鬱憤を晴らし、連敗を4で止めた。

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加藤、積極4安打!自力CSに望みつないだ[報知]

加藤が積極打法でAクラス浮上の望みをつないだ。敗れれば自力CS消滅の可能性があった試合で5打数4安打4得点。今季5度目の猛打賞で、チームの4連敗ストップに貢献した。

則本に準完全試合を許した15日の試合でも、7回にチーム唯一の右前安打を放った。「楽天戦だとなぜか打てるんです」と楽天戦の打率は実に4割3分2厘。ワシキラーのポリシーは初球スイングだ。今季は211打席で、四死球がわずか4つ。「1軍は1打席に1球、甘い球が来るか来ないか。初球から振っていかないと打てない」とこの日も、初球を3安打した。

「初球から狙うのは僕のスタイル。それは変えずに行きたい」。若き切り込み隊長の活躍もあり、チームは16安打12得点。前日の“則本ショック”を払拭した。

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伊東監督、4失点の涌井に苦言「ピリッとしない」[報知]

伊東監督が5勝目を挙げた涌井に苦言を呈した。16日の楽天戦(コボスタ)で先発し、5回10安打4失点。味方の援護に恵まれ白星を手にした右腕に、指揮官は「ワクは見ての通り安定感がないし、初回から3点を取られて。何かピリッとしないですね」と首をかしげた。

球数は86球と余力は残っていたが、指揮官は「(相手に)1本出ればというピンチがかなりあったし、このまま投げさせたら危ないと思った」と判断。6回から中継ぎ陣をつぎ込んだ。 最速は148キロを計測しながらも2ケタ安打を許した涌井は「以前の納得していない球じゃないだけに、複雑な感じ。(白星は)内容が悪いので、嬉しさは半減の半減くらい」と浮かない表情だった。

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ロッテ猛打で大勝も涌井は5回4失点[デイリー]

ロッテは16安打12得点と打線が奮起し連敗を止めたが、先発の涌井は5回4失点と今一つの内容。

伊東監督は「見ての通り。ピリッとしない」と86球で降板させ、大量リードにもかかわらず勝ちパターンの救援陣をつぎ込んだ。5勝目を手にした涌井は「内容が伴っていない。嬉しさは半減ぐらい」と浮かない表情だった。

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ロッテ・涌井、5勝目もピリッとせず「伴っていない」[サンスポ]

ロッテは16安打12得点と打線が奮起し連敗を止めたが、先発の涌井は5回4失点と今一つの内容だった。伊東監督は「見ての通り。ピリッとしない」と86球で降板させ、大量リードにもかかわらず勝ちパターンの救援陣をつぎ込んだ。

1回にいきなり3失点し、味方が逆転した後の4、5回も先頭打者を出塁させ、苦しい投球となった。5勝目を手にしたものの「内容が伴っていない。嬉しさは半減ぐらい」と浮かない表情だった。

高浜
「差し込まれないように気を付けた。投手の足元を狙った。」(4回に同点打)
角中
「初回に守備でミスをして失点につながってしまったので、何とかしたい気持ちだった。」(4回に適時三塁打)

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前夜のお返し!ロッテ・角中、自賛4安打「全部よかった」[スポニチ]

前夜、楽天先発の則本に1安打零封と完璧に抑え込まれたうっ憤を晴らすように、安打を重ねたロッテ打線。中でも4安打、適時打2本とフル回転の角中は「全部(打席)よかった」と満足そうに振り返った。

2点を追う4回、クルーズの左越えソロ、高浜の適時打で同点に追いつき、なおも2死満塁の場面で回ってきた第3打席。捕逸であっさり勝ち越すと、さらに追加点となる三塁打。「相手のミスがあって、それにつけこむことができた」と、一気に来た流れを確実にものにしてみせた。

ここまで得点圏打率が2割3分9厘。「低すぎる。もっといいところで打ちたい」と話していたがこの日は結果が出た。チームは連敗が4でストップ。上位進出へ「また連勝していきたい」とあらためて誓った。

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ロッテ角中「楽な気持ちで」適時打[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(27)が4回、適時三塁打を放った。同点の走者満塁で打席に入ったが、2球目に相手の捕逸から2点が入った。

「それで楽な気持ちで打つことができたのが、いい結果につながってくれたと思います」と、たたみかける攻撃になった。

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ロッテ高浜が適時打「狙い通り」[ニッカン]

ロッテ高浜卓也内野手(25)が4回、同点に追いつく適時打を放った。

1点を追う2死二塁から中前打。1死から送りバントで得点圏に走者を進めたベンチの采配にこたえた。

「1打席目はストレートに差し込まれていたので、差し込まれないように気をつけて打ちました。しっかりピッチャーの足元を狙ったので、狙い通り、いいバッティングができました」と喜んだ。

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