わたしはかもめ2014年鴎の便り(8月)

便

8月19日

千葉ロッテ4x−3オリックス(QVCマリン)

ロッテが同点の9回2死二塁から、田村の中前打でサヨナラ勝ちした。1回にデスパイネの3ランで先制後は加点できず、苦しい展開となった。オリックスは8回にペーニャの2ランで追い付いたものの、代わった平野佳がつかまった。

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オリックス0000100203
千葉ロッテ300000001x4x

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ロッテ田村、森見たか!サヨナラ!![ニッカン]

ロッテ2年目の若手、田村龍弘捕手(20)がプロ初のサヨナラ打を放った。同点で迎えた9回裏2死二塁、オリックス平野佳から中前打。初回にデスパイネの3ランで先制も、8回に同点に追いつかれるイヤな展開だっただけに価値ある殊勲打だった。光星学院(現・八戸学院光星)の主軸として甲子園を沸かせた田村が、20日に星稜(石川)と3回戦を戦う後輩へ大きなエールを送った。

「頭の中が真っ白になりました」。中学以来記憶にない、プロでは初のサヨナラ打。一塁に向かい、喜ぶ佐藤一塁コーチを見て「あっ、打ったんだ」と勝利に気が付いた。手荒い祝福のあと、伊東監督と中村バッテリーコーチに、飛びついて抱きついた。サヨナラの味は「本当に嬉しかった。幸せです」だった。

図太い男だ。9回2死二塁。いつもなら福浦やサブローの出番。「代打かと思って、気を抜いていたんですけど」と、20歳は平気で本音を言う。だが、代打はなし。打席に立つと、相手の守備を見る。「中堅が深い。センター返しでサヨナラだと、冷静でしたね」。マウンドは守護神平野佳。150キロ台の直球に「直球を狙っても、クイックも速いし。全くタイミングが合わなかった。やばいなあ。バットに当てよう」とシンプルな思考回路で振ったサヨナラ打だった。

2年目で初めてのお立ち台。実は試合前に中村バッテリーコーチとの雑談で「今日、自分がお立ち台だったら、何を言いましょう?」と話していたという。同コーチからは「ない、ない」と軽くあしらわれていたが、大胆な予言(?)が現実になった。

伊東勤監督(51)も、田村の図太さを買っている。「キャッチングもいいし。リードの思い切りがいい。大胆で逃げない」と言う。捕手出身の伊東監督は、捕手の評価は特に辛口。その監督も一目置く、ふてぶてしさ。新人時代から、悠然とした打撃フォームと堂々たる風貌に、チーム関係者は「高卒新人に見えない。オッサンだよ」と話していた。持ち味の強心臓が生んだサヨナラ劇だった。

2年前は、光星学院の主軸として甲子園を沸かせた。「3年の時の1年が出ているので、試合は見たい」と話すが、差し入れは「(巨人)坂本さんがいるから、僕は何もしなくてもいいでしょう」とニヤリ。どんな局面でも図太いのが、田村だ。

田村龍弘(たむら・たつひろ)
1994年(平6)5月13日、大阪府大阪狭山市生まれ。中学ではオール狭山ボーイズ所属。光星学院(青森)で1年春からベンチ入り。2年春から4季連続甲子園出場し、2年夏から3季連続準優勝。U18世界選手権では高校日本代表の中軸として活躍。北條(阪神)は中学、高校時代チームメート。高校通算37本塁打。12年ドラフト3位でロッテ入団。174センチ、77キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸630万円。
田村と森の12年春夏甲子園決勝
センバツは森(2年)が1番捕手で藤浪(3年=阪神)とバッテリーを組む大阪桐蔭が7−3で、田村(3年)が3番捕手の光星学院に完勝。森は3打数無安打、田村は5打数3安打。史上初の春夏連続同一カードとなった夏も、3−0で大阪桐蔭が勝利。森、田村ともに4打数1安打だった。

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M田村プロ初サヨナラ打!代打なし奮起[デイリー]

負ければ自力CSが消滅する戦いで、チームの危機を救ったのは、高卒2年目のロッテ・田村だった。同点の9回2死二塁。148キロの直球を平野佳の足元にはじき返すと、中前に抜けるプロ初のサヨナラ打となった。

リーグ随一の守護神の速球にも屈しなかった。「二塁走者が岡田さんだったので、何とかヒットならサヨナラになるかなと思いました」。これまでなら、田村の打席で福浦、サブローら代打が起用される場面だったが、この日から、ベンチ入り捕手は2人体制。

「打席が回ってきたとき、代打が出ると思って気を抜いてる部分もあったんですけど、『行け』と言われたので、バットに当てることだけを考えました」と笑わせたが、大胆さが身上の20歳が、仕事をやってのけた。

8月は大好きな季節だ。2年前の夏、光星学院の主将として、現阪神・北條ともに甲子園で3季連続準優勝。今大会も20日に後輩達が8強入りをかけて戦う。「僕が3年のときの1年生が出ていて知ってる子達もいっぱいいるので、応援したい」と、後輩達の存在を刺激にした。

ベテラン里崎、ルーキー吉田ら捕手が相次いで故障に見舞われ、現在正妻の座に1番近いのがこの田村。CS進出へ諦めない伊東ロッテには、この田村がいる。

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2年目捕手・田村「幸せ」プロ初サヨナラ打![報知]

1軍最年少、20歳の田村が先輩らに手荒い祝福を受けた。同点で迎えた9回2死二塁。自身プロ初のサヨナラ打が中前に抜けた。「『(打席が)回ってきたら代打かな』と思っていて、気を抜いていたんですが…幸せです」。ベンチ前で伊東監督と熱い抱擁を交わした。

青森・光星学院高(当時)で2年夏から3季連続で甲子園準Vを経験した2年目捕手。今年5月に20歳になったばかりだが、指揮官に「お前ホントは40代やろ?」といじられるほど貫禄がある。成瀬、涌井ら実績のある投手にも「どんどん投げ込んでください」と遠慮なく意見を言える強気の性格だ。

試合前まで打率は1割5分4厘。代打も考えられる場面だが、指揮官は「点が取れなかった時の守りを優先した。(リードの)思い切りがいいし、あまり逃げない。でも、最近(バットの)振りが良くなっているから『ひょっとしたら』という期待はあった」と振り返り、そのまま打たせた指揮官の思いに応えた。

負ければ自力でのCS進出が消滅していたが、踏みとどまった。西武黄金期の正捕手・伊東監督をして、「大胆さもあるし、落ち着きもある。もう少し打撃がよくなればレギュラーになれる」と言わしめた若武者がチームを救った。

田村龍弘(たむら・たつひろ)
1994年5月13日、大阪狭山市生まれ。20歳。青森・光星学院高1年春からレギュラーで3年時には高校日本代表入り。12年のドラフトでロッテに3位指名されて入団。174センチ、80キロ。右投右打。家族は両親と兄2人。年俸630万円。

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指揮官も「期待していなかった」打率.143田村がサヨナラ打![スポニチ]

ベンチの期待は決して大きくなかった。同点の9回2死二塁。そこまで3打数無安打で打率.143だったロッテの2年目・田村は「代打かなと少し気を抜いていた」と振り返る。勝負強いベテランの福浦、サブローが代打で控える中、そのまま打席に入った。そして1ボール2ストライクからの4球目。148キロ直球に食らいつくと打球は平野佳の足元を抜けて中前に抜けた。

「当てれば何とかなると思っていたけど、芯に当たったのに球威に負けて打球が遅くて…。投手に当たるなよ、と思いながら打球を見ていた」。

負ければ自力でのCS進出の可能性が消滅する一戦で、伏兵がサヨナラ打。伊東監督は「打率は身長にも満たない。打つ方は期待していなかった」と笑った。前日、川本の出場選手登録を抹消し、この日から捕手は江村との2人態勢。「延長を考えた時、守りを優先したかった」と続けた。

そんな中での劇的な一打。光星学院(現八戸学院光星)時代は通算37本塁打を放ち甲子園3季連続準優勝した田村だが、プロでは打撃面で苦しんでいた。伊東監督の助言でフォームを改造。一本足をすり足に変え、立てていたバットを寝かせてコンパクトなスイングを心掛けた。そしてプロ通算9安打目、3打点目が「中学時代以来」というサヨナラ打。初のお立ち台で「幸せです」と声を震わせた。

母校は20日に3回戦を迎える。「甲子園に出ればバットや捕手の道具を贈っているけど(先輩に巨人の)坂本さんもいるので何もしなくていいかな」と口も滑らか。日本ハム・大谷、阪神・藤浪のライバルだった20歳がようやくプロでもスポットライトを浴びた。

田村龍弘(たむら・たつひろ)
1994年(平6)5月13日、大阪府生まれの20歳。光星学院(現八戸学院光星)では1年春からレギュラーを務め、2年春から4季連続甲子園出場。3年夏には主将として、北條(現阪神)とともに3季連続準優勝に貢献した。高校通算37本塁打。12年ドラフト3位でロッテ入団。昨季は1軍で7試合に出場。CSでも3試合でマスクをかぶった。1メートル74、80キロ。右投げ右打ち。

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デスパイネ先制3ラン、本拠地10試合目初アーチ[スポニチ]

ロッテのデスパイネが初回に先制5号3ラン。左投手から初安打で、本拠地10試合目40打席目の初アーチとなり「やっとQVCマリンで打てて嬉しい。デスパいいね!」と声を弾ませた。本拠地で本塁打が出れば通常700円(税込み)が半額になる「デスパ カクテル」は250杯完売。この日から発売の「デスパインいいね!丼」も200食が売れ、お立ち台では岡田、田村も「デスパいいね!」と叫んだ。

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ロッテ・田村、土壇場のサヨナラ打!「代打やと思った」[サンスポ]

ロッテは19日、オリックス15回戦(QVCマリン)に4−3でサヨナラ勝ちした。9回2死二塁から2年目の田村龍弘捕手(20)が中前適時打。自力でのクライマックスシリーズ進出が危うくなったチームに、大きな勝利をもたらした。

かつての甲子園のヒーローが“時節柄”の大活躍だ。「福浦さんやサブローさんがおるんで、てっきり代打やと思ったんですが、伊東監督からそのまま行けと…」。スイッチを入れ直すのが大変だったが、カウント1−2からオリックスの守護神、平野佳の148キロの真っ直ぐに食らいつき、二走・岡田を本塁へ迎え入れた。

青森・光星学院(現八戸学院光星)高では北條(現阪神)との3、4番コンビで、3季連続の甲子園準優勝に貢献。今夏も出場している母校は20日、第1試合で星稜高(石川)とベスト8進出をかけた3回戦に臨む。

「今の3年生はボクが3年のときの1年。当然、気にはなります。差し入れ?そちらは坂本さん(巨人)がおられるんで、お任せしています」といいつつ、こっそり捕手用のレガーズなどを届けている。気配り上手は「将来の正捕手に最も近い男」(伊東監督)と評価も急上昇だ。

田村と甲子園
青森・光星学院で北條(現阪神)とともに2年春から4季連続で出場した。東北勢初の優勝はならなかったが、同年夏から史上初の3季連続準優勝で甲子園を沸かせた。
田村龍弘(たむら・たつひろ)
1994(平成6)年5月13日生まれ、20歳。大阪府出身。青森・光星学院高から2013年ドラフト3位でロッテ入団。通算成績は26試合に出場、打率.180、0本塁打、3打点(19日現在)。1メートル74、80キロ。右投げ右打ち。独身。年俸630万円。背番号45。

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本拠地初!ロッテ・デスパイネが先制5号3ラン!![サンスポ]

キューバ出身のデスパイネが、1回に左翼席へ先制の5号3ラン。通算10試合、40打席目の本拠地初アーチは、左投手からの初安打でもあった。「チームが勝ったことが1番。左から初安打?それは自分でも驚きだ」。球場ではこの日から冠メニュー「デスパインいいね!丼」が売り出され、先行販売のカクテルは一発の直後から半額の350円に。「デスパいいね〜!!」とご機嫌だった。

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ロッテ・西野、サヨナラで今季初白星「勝ちが付くのは嬉しい」[サンスポ]

ロッテの守護神、西野が9回を抑えて今季の初白星を挙げた。昨季は先発だった右腕は「違う位置でも勝ちが付くのは嬉しい」とほっとした様子で語った。

2死一、三塁で迎えた糸井を最後は速球で空振り三振に仕留めた。「マウンドから逃げることはできない。自信のある球で勝負して、いいところにいった」と言う。抑えを任されることには「最後の最後で流れを変えないように。続けていきたい」と自覚を口にした。

岡田
「(出塁した後は)仲間を信じて冷静でいた。」(9回に先頭打者として安打で出塁し、サヨナラのホームを踏む)

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デスパイネ、ようやくマリン1号弾、カクテルも売れた「デスパいいね〜」[スポニチ]

ロッテの4番・デスパイネが初回1死一、二塁から先制5号3ランを放った。

本拠地のQVCマリンでは10試合40打席目の初アーチ。「やっとこのQVCマリンで打てて嬉しい。少しバットの先だったけど、自分のスイングができたから、スタンドまで運ぶことができた。今日はクルーズが髪を切ってくれたから、その効果があったのかな。デスパいいね〜」と喜んだ。

球場内で販売している「キューバの至宝・デスパ カクテル」は、本拠地1号を記念して本塁打の直後から通常700円(税込み)の半額350円で販売。関係者によると数分間で約50杯が売れたという。「デスパ カクテル」はラム酒をベースにライムとバナナリキュールを使用。甘くてさわやかで、カリブ海を感じさせる。赤い稲妻」と呼ばれるキューバ代表チームのイメージカラーである真っ赤なカクテルに仕上げている。

なお、ご飯の上にハンバーグ、その上にパイナップルが乗っている「デスパインいいね!丼」(税込み980円)も19日からQVCマリンで発売された。

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高卒2年目・田村、プロ初サヨナラ打に「頭が真っ白に」[報知]

ロッテの高卒2年目、田村龍弘捕手(20)が19日、オリックス戦(QVC)でプロ入り初のサヨナラ打を放った。同点の9回2死二塁で平野佳から中前適時打。「(打った直後は)サヨナラとか分からないくらい頭が真っ白になった。投手の球威に負けていたので、当てに行きました」と殊勲の一打を振り返った。

青森・光星学院高(現・八戸学院光星)出身。20日には母校が3回戦に臨む。「自分が3年生の時の1年生が試合に出ている。知っている人も多いし、監督と部長には連絡しました」と話したが、試合開始は午前8時からと聞くと「(観戦するには早朝で)キツイっす。7回くらいから観ようかな…」と苦笑いだった。

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守護神・西野、今季初勝利「フォークで組み立てられたのが良かった」[報知]

ロッテの守護神・西野が今季初勝利を挙げた。19日のオリックス戦(QVC)の9回、同点の場面で登板。制球が定まらず、1死から四球を与えるなど2死一、三塁のピンチを招いたが、最後は糸井を三振に打ち取った。直後の攻撃でチームがサヨナラ勝ちし、今季1勝目が右腕に付いた。

「球が少し浮いていたので、少し『怖いな』と思ったけど、フォークである程度組み立てられたのが良かった」と、今季47試合目の登板を振り返った。守護神転向1年目でここまで24セーブを挙げており「最後の最後、試合の流れを変えずに終わらせるのが僕の仕事です」と胸を張った。

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名前なし!?QVCのスコアボードが故障[ニッカン]

スコアボードが故障した。7回、ロッテ2番手の益田直也投手(24)が投球練習をしていると、スコアボードに選手の名前が表示されない。

オリックスの選手の名は全員消え、ロッテは加藤、角中、岡田、益田の4人だけとなった。岡田はこの回の守備からハフマンに代わって出場。ただし、すぐに復旧した。

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ロッテ・デスパイネ散髪効果?先制3ラン[ニッカン]

ロッテの4番、アルフレイド・デスパイネ外野手(28)が1回、先制の3ランを放った。1死一、二塁、カウント2−2からのスライダーを左中間スタンドに運ぶ、本拠地第1号。

「打ったのはカーブかスライダーかな。やっとこのQVCマリンで打てて嬉しい。少しバットの先だったけど、自分のスイングが出来たから、スタンドまで運ぶことが出来た。今日はクルーズが髪を切ってくれたから、その効果があったのかな。デスパいいね〜」とコメント。

デスパイネが本塁打を打てば半額になる「キューバの至宝 デスパ・カクテル」(通常税込み700円)は直後に約50杯売れたという。

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