8月29日8月29日日本ハムがロッテ戦9連勝。1回に中田の適時二塁打と大谷の2戦連発となる8号2ランで3点を先行。3回は陽岱鋼の適時打などで2点。4回と6回にも加点した。浦野が7回途中まで2失点で7勝目。ロッテは4連敗で5位転落。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 3 |
| 北海道日本ハム | 3 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | x | 8 |
ロッテは指揮官の52回目の誕生日も、白星で飾ることはできなかった。対日本ハム戦はこれで9連敗で、チームは5位に転落した。
右手人差し指の爪裂傷が完治し、この日が復帰登板となったルーキー石川は、初回に中田の適時打、大谷の2ランでいきなり沈んだ。大谷にはチームとして今季計4本塁打を献上しており、伊東監督は「同じやつに打たれすぎ。徹底してミーティングをやっているが投手がそこに攻め切れていない」と嘆いた。
「好きなようにやられている。こちらも好きなようにやりたいが、走者が出ないし…。辛抱のときです」。試合前には選手全員からケーキとバースデーソングを贈られた指揮官だったが、何とも苦い1日となってしまった。
右手中指爪の負傷から復帰戦となったロッテのドラフト1位右腕・石川が不調で日本ハムに9連敗した。初回に中田の適時二塁打と大谷の左越え2ランで3失点。その後も失点を重ね、5回9安打6失点で6敗目を喫した。
この日は伊東監督の52歳の誕生日だったが「残り試合をしっかり戦っていこうと臨んだ試合。こういう形にして申し訳ない」。5位に転落した指揮官は「石川は久しぶりとはいえ、制球が悪すぎた。投球になっていなかった」と厳しい表情だった。
ロッテが日本ハムに9連敗を喫した。CS進出を争うライバルに9ゲーム差をつけられた。
オリックス戦から続く連敗も4に伸び5位に転落。誕生日を白星で飾れなかった。
伊東勤監督（52）は「見ての通り。あまりにも気持ちよく打たれすぎている。好きなようにやられている。こっちもやり返したいんだけど、ランナーが出ないし。辛抱の時ですね、また」と唇をかんだ。
ロッテはいいところなく大敗した。先発の石川が5回6失点と打ち込まれ、序盤から一方的な展開になった。4連敗で西武に抜かれて5位に落ち、伊東監督は「毎日、見ての通りだね」と肩を落とした。
これで日本ハム戦は9連敗。指揮官は「お得意様になっちゃったな。好きなようにやられてる」と自嘲気味に話した。
伊東監督の52歳のバースデーが暗転した。D1位・石川（東京ガス）が打ち込まれ4連敗。借金は最多の14となり、日本ハム戦は7月以降勝ち星なしの9連敗。「見ての通りですよ。ウチの投手がいいようにやられている。しかも、同じ打者に打たれて…」と嘆き節。試合前は選手からケーキで祝福されたが、白星のプレゼントはなし。しかも、監督としては2004年の西武時代から『誕生日5連敗』と鬼門だ。
ロッテ・伊東監督の涙腺が緩んだ。29日に52歳の誕生日を迎え、日本ハム戦（東京ドーム）の試合前に選手やコーチ、スタッフら全員からバースデーケーキで祝福を受けた。
主将の鈴木と加藤が用意していたケーキを手渡し、全員で「ハッピーバースデー」を合唱。これには指揮官も感激しきり。「（オリックス戦で）3連敗して、前日カツを入れた次の日だったので照れくさかった。ロッテの監督になって本当によかった。素晴らしい1年にしたい」と目を潤ませていた。
ロッテ・伊東勤監督が29日、52歳の誕生日を迎えた。日本ハム18回戦（東京ドーム）の試合前、まず三塁側のロッカールームで選手会が用意したバースデー・ケーキでお祝い。続いて球場内のイベントホールでも、報道関係者の準備したケーキに舌鼓を打った。
「家族以外にこうやって祝ってもらえるなんて、感激ですね。チーム状況が低迷しているときに、選手にも、皆さん（報道陣）にも申し訳ない気持ちです。ただ、可能性がある以上は最後まで諦めません。これ以上、不甲斐ない姿をファンに見せられません」。
指揮官は大逆転でのクライマックス・シリーズ（CS）進出に決意を新たにしていた。
パ・リーグは29日、東京都内で理事会を開いた。来季から交流戦の試合数が削減されることに伴い、余裕が生まれたクライマックスシリーズ開幕前の日程を有効に活用できないか検討することになった。ファンとのイベントなどの案を各球団で議論して持ち寄る。ある球団幹部は韓国、台湾との交流戦などの私案を明らかにした。
日本野球機構（NPB）は東京都内で機構事務局体制整備強化小委員会を開いた。国際部、会長室、野球振興室などを新設する案をまとめた。来月5日のオーナー会議で報告される。
パ・リーグ理事会が29日、都内で行われ、交流戦試合数の削減に伴う来季日程について協議した。来季から交流戦が現行の24試合制から18試合制となり、30日以上確保していた日程も3週間に短縮される。4球団がドーム球場を本拠とするパは、シーズン終盤に日程の余裕が出る可能性が高い。理事会では「ファンも楽しめるようなイベントを考えてはどうか」という案も出ており、ある球団幹部は「韓国、台湾、日本の独立リーグなどとの試合を組んでもいいのではないか」と私案も披露した。一方で、日程消化の難しさが交流戦短縮の要因であることから「イベントを組むことは本末転倒」という意見もあった。
日本野球機構（NPB）は29日、東京都内でNPB事務局体制整備強化小委員会を開き、9月1日のNPB理事会と同5日のオーナー会議に報告する改革案を確認した。改革案では、新たに国際部を新設して3つの管理本部の下に部と課を再編し、コミッショナー直轄の会長室と野球振興室を設置する。オーナー会議で詳細が承認された後に常勤取締役の人選などを進め、新設する国際部と野球振興室は年内の稼働を目指す。