わたしはかもめ2014年鴎の便り(9月)

便

9月11日

里崎、サプライズ胴上げも重すぎて…[ニッカン]

ロッテは11日、里崎智也捕手(38)の今季限りでの引退を発表した。里崎はこの日、ロッテ浦和球場とQVCマリンを訪れ、関係者に挨拶。2軍の後輩達には、強烈な激励の言葉を残し、ロッテの未来を託した。12日には、ユニホーム姿で引退会見に臨む。

午前9時半。練習前に2軍の若手達の輪を前にした里崎は、静かに語り出した。「挑戦できるチャンスがあるのは幸せなこと。野球選手でいられる時間は限られているのだから、その中で結果にこだわってやって欲しい。2軍で活躍しても誰も喜ばない。1軍で活躍してこそ、2軍の監督、コーチも喜んでくれる」。1人ずつ名前を挙げてメッセージを残したかったが声が震え、涙がこぼれそうだった。言いたいことはのみ込んで、挨拶を切り上げた。

強烈な言葉の返礼はサプライズの胴上げだった。94キロの巨漢。一瞬、宙に舞った後、まさかの落下。後輩達の「重すぎます」という言葉に、苦笑いしながら「入団した時はオレも軽かったんや」と答えた。2度目の胴上げで、しっかり宙に舞うと「こんなんしてもらえると思ってなかったから、嬉しかった」と満面に笑みを浮かべた。

最後まで里崎節を貫く。今日の記者会見には、スーツではなくユニホーム姿で臨む。「入団会見の時もユニホームだった。最後もユニホームの方がいい。スーツだったら、テレビとかで見た人が『この人誰?』ってなるかもしれないじゃないですか」。ロッテの里崎として、自然な姿を自ら選択した。

「悔いは全くない。いっぱい稼がせてもらったし、いい思いをたくさんさせてもらった」という野球人生を最後の瞬間まで全うするつもりでいる。この日も左膝のリハビリは欠かさなかった。「引退試合をしていただけるかもしれないということなので、そこで恥ずかしい姿を見せないためと、今季中はまだロッテの選手なので」と里崎。捕手は無理でも、打席には立てるまでに回復しつつある。

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ロッテ・里崎、今季限りで引退…左膝痛悪化で復活を断念[サンスポ]

ロッテは11日、里崎智也捕手(38)が今季限りで引退すると発表した。12日にQVCマリンで記者会見を行う。

プロ16年目の里崎は徳島・鳴門工高(現・鳴門渦潮高)から帝京大を経て1999年、ドラフト2位でロッテに入団。2005年、10年と2度の日本一に貢献した。日本代表としても優勝した06年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でベストナインに輝いたほか、08年北京五輪にも出場した。

今季が2年契約の最終年。開幕スタメン出場を果たすなど、健在ぶりを示していたが、古傷の左膝痛が悪化。5月に出場選手登録を外れて患部の手術を受けたが、状態は好転せず復活を断念した。今季の成績は11日現在、16試合の出場で打率.257にとどまっていた。

里崎は球団を通じて「自分の野球人生を振り返り、本当に満足している。悔いは全くない」とコメントした。

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ロッテ、広島市の土砂災害に義援金100万円を寄付[サンスポ]

ロッテは11日、広島市で起きた土砂災害の被災地支援のために球団と伊東監督、コーチ、選手会が日本野球機構を通じて義援金100万円を寄付すると発表した。

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ロッテ里崎、今季限り現役引退、本拠地最終戦が引退試合[スポニチ]

ロッテ・里崎智也捕手(38)が11日、今季限りでの現役引退を表明した。12日に会見を行う。

「入団時は決して強くなかったロッテで2度も日本一になれた。悔いは全くない。世界一も経験できて、ミラクルで幸せな野球人生。想像をはるかに超える16年間だった。本当に満足している」。

2軍施設があるロッテ浦和球場でリハビリ中の里崎は、すっきりした表情でそう話した。ロッテ一筋16年。大一番で勝負強さを発揮する強打の捕手として05、10年と2度の日本一に貢献した。日本代表として優勝した06年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではベストナインに選出された。「世界一の捕手」となり、「日本と世界でベストナインになった捕手は自分だけ。それは誇りです」と胸を張った。

2年契約の最終年の今季は「最終章」と位置付けていた。しかし、5月に出場選手登録を外れて左膝を手術。当初は1ヶ月で復帰予定も回復が進まず、ここまで16試合の出場にとどまり「もう潮時かなと思った」と引退を決断した。この日の練習前、後輩に「ここ(2軍)にいたら駄目。プロ野球選手は結果が全て。頑張るのは今しかないよ」と訓示。頼れる背番号22はナインの手で胴上げされた。

来年以降は白紙の状態。球団ではチームの順位が確定していれば、今季の本拠地最終戦を引退試合とし、各種セレモニーを行う予定だ。

里崎智也(さとざき・ともや)
1976年(昭51)5月20日、徳島県生まれの38歳。鳴門工から帝京大に進み、2年秋のリーグ戦で4試合連続本塁打。4年時には日米大学野球に出場。98年に逆指名となるドラフト2位でロッテ入団。06年WBC、08年北京五輪に出場。06、07年にベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した。1メートル75、94キロ。右投げ右打ち。

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里崎に聞く、5月に手術も「治らなかった」[スポニチ]

≫引退を決断したのはいつ?
里崎
「昨日(10日)です。球団フロントと会って話をしました。」
≫決断の理由は?
里崎
「コンディションの問題。左膝が歩けないほど痛くて日常生活にも支障があり、5月にクリーニング手術をした。治ればまだやれたと思うけど、治らなかった。しがみついてまでやろうとは思っていない。左膝は10年前(2004年)に半月板の手術も経験したし、今までよく頑張ってくれた。」
≫引退を決めても、今日も練習したが?
里崎
「もし引退試合をやってくれるなら、恥ずかしくない状態でいたい。」
≫今後は?
里崎
「昨日引退を決めたばかりで、まだ何も決めていない。これからゆっくり考える。」

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伊東監督「功労者」も…里崎コーチ就任は“現時点では予定なし”[スポニチ]

西武戦が雨天中止となり、QVCマリン室内練習場での練習中に、里崎から挨拶を受けたロッテの伊東監督は「日本を代表する選手に間違いない。ロッテの功労者」と称えた。

コーチ就任やフロント入りについて林信平球団本部長は「現段階で予定はない。将来的な話は別ですけど」と説明。また、夏場から先発マスクをかぶる2年目の田村は「里崎さんみたいに、どの投手でも投げやすい捕手になりたい。一緒にプレーできなくなるのは寂しい」と話した。

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里崎引退、福浦「電話が鳴って何かなと」唐川「僕の成績は里崎さんがいたから」[スポニチ]

里崎の現役引退表明に、ロッテナインは神妙な表情を見せた。

10日夜に引退決断の電話を受けていた1学年上の福浦は「電話が鳴って、何かなと思った。ずっと一緒にやってきたし、寂しいものですよね。まだ実感が沸かない。日本一にもなったし、クライマックス・シリーズでのサト(里崎)の逆転打とか勝負強い打撃を思い出す。ゴルフもよく一緒にいった」と振り返った。

入団1年目からバッテリーを組んできた7年目・唐川は「僕の成績は、里崎さんがいなければできなかった。よく怒られて、負けるかって気持ちで、けんかするぐらいのつもりで投げていることもあった。的確なアドバイスをいつもくれたし、力を引き出してもらった。凄くお世話になった」と寂しそうだった。

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ロッテ里崎が引退発表、12日に会見[デイリー]

ロッテは11日、里崎智也捕手(38)が、今季限りで現役を引退することを発表した。12日に会見を行う。

今季は開幕スタメンに名を連ねたが、5月に左膝を手術。復帰に向けリハビリに励んだものの思うように回復せず、田村ら若手捕手の台頭もあり、16年間の現役生活に終止符を打つことを決断した。

05、10年と2度の日本一に導き、06年のWBCで世界一に輝いた38歳は「自分の野球人生を振り返って、本当に満足しています。悔いは全くありません」と話した。引退セレモニーは、9月28日のオリックス戦で行う方向。

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里崎引退「悔いは全くありません」5月手術の左膝回復せず決断[報知]

ロッテの里崎智也捕手(38)が11日、今季限りでの現役引退を表明した。5月に手術した左膝が回復せず、16年のプロ生活に終止符を打つことを決断。12日に本拠地・QVCで記者会見を開く。球団は今季終盤にQVCで引退セレモニーを行う方向で調整中。2度の日本一と06年WBC制覇に貢献し、明るいキャラクターで愛された背番号22は「悔いは全くありません」と、すがすがしい表情を浮かべた。

いつものように笑っていた。QVCを訪れた里崎は笑顔を絶やさず、首脳陣、チームメート、スタッフに引退を報告した。ロッテの扇の要として駆け抜けた16年の現役生活。「幸せ」と実感したからこそ、ずっと笑っていた。

「悔いは全くありません。こんな幸せな野球人生を送れたのは、どんな時も応援してくれたファンの皆様、そして関係者を始め、色々な形でサポートしてくれた方々のおかげと思っています」。

舞台が大きいほど輝いた。05年プレーオフ第2ステージ最終戦(第5戦)では8回に逆転二塁打を放ち、ロッテを31年ぶりのリーグ制覇に導いた。06年WBCでは打率4割9厘でベストナインを射止め、王ジャパン世界一に貢献。10年CSでも4割超の打率を残した。

今季は5月に左膝を手術。「野手だったら1か月くらいで戻れたけど、捕手はそうもいかない」。打撃を含め、捕手以外のポジションであれば復帰は可能だったが、生涯一捕手を貫いた。同時に、自身も指導してきた田村ら若手の成長を感じ、潔く身を引く決断を下した。

QVCに出向く前には、2軍本拠地のロッテ浦和で挨拶。ナインの手で胴上げされると、笑顔で言葉を紡いだ。

「本当は『古谷!俺がいないとダメだとか言って、2軍でくすぶってるんじゃないぞ!』とか、1人1人に言いたかったけど、名前を挙げていくと感極まって泣きそうになるから。それに話が長くなりすぎて『サト、そろそろ…』と言われるからやめました」。

球団はロッテ一筋の功労者に対し、今季終盤に引退セレモニーを行う方針。「引退試合もやってくれるかもしれないし、体はつくっておかないと」。里崎はそう言い残し、澄み切った表情でトレーニング室に向かった。

里崎智也(さとざき・ともや)
1976年5月20日、徳島県生まれ。38歳。鳴門工から帝京大を経て、98年に逆指名によりドラフト2位でロッテ入団。2006年WBCは打率4割9厘でベストナイン。06、07年にベストナインとゴールデン・グラブ賞獲得。08年には北京五輪に出場。通算成績は1088試合に出場し、打率2割5分6厘、108本塁打、458打点。175センチ、94キロ。右投右打。年俸1億6000万円。

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ロッテ里崎が引退「悔いは全くない」[デイリー]

ロッテは11日、里崎智也捕手が今季限りで現役を引退すると発表した。12日に引退会見を行う。

里崎は球団を通じてコメントを発表した。

「今季限りでの現役引退を決断いたしました。マリーンズで日本一に2度、WBCにて日本代表として世界一になることも出来ました。自分の野球人生を振り返って本当に満足しています。悔いは全くありません」。

帝京大から1999年にドラフト2位でロッテへ入団。2005年と10年は日本シリーズ制覇に貢献。06年に世界一となったWBCではベストナインにも輝いた。

「こんな幸せな野球人生を送れたのは、どんな時も応援してくれたファンの皆さま、そして関係者を始め、色々な形でサポートしてくれた方々のおかげだと思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。つきましては明日、会見をさせていただくことになりましたので、その場で色々とお話しさせていただければと思います」。

今季は出場16試合で打率.257、5月に出場選手登録を抹消されて左膝の手術を受けていた。会見では引退へ至った決断などを振り返ることになりそうだ。

この日、球団を通じて発表したコメントは「16年間、本当にありがとうございました」と感謝の言葉で結んだ。

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ロッテの里崎捕手が引退へ[デイリー]

プロ野球ロッテの里崎智也捕手(38)が今季限りで引退することが11日、分かった。球団関係者が明らかにした。12日に記者会見する予定。

里崎は徳島・鳴門工(現鳴門渦潮)高から帝京大を経て1999年にドラフト2位でロッテに入団。2005年、10年と2度の日本シリーズ制覇に貢献した。日本代表として優勝した06年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でベストナインに輝いたほか、08年北京五輪にも出場した。

2年契約の最終年で16年目の今季を里崎は「最終章」と位置付けていた。しかし、故障に泣かされ、ここまで16試合の出場で打率2割5分7厘にとどまっていた。

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ロッテ、石川に日本エレキテル連合がダメ出し「点数は26点」[スポニチ]

ロッテの新人・石川に、人気お笑いコンビ「日本エレキテル連合」が猛ゲキだ。

「新人王を獲らなきゃ、ダメよ〜、ダメダメッ!」 。始球式に登場するためQVCマリンを訪れた日本エレキテル連合だったが、試合は雨天中止。10日にリーグの新人では単独トップとなる8勝目を挙げた石川は、天気の話題に照れながら「雨よ〜、アメアメッ!」とものまねすると、すかさず「やるならちゃんとやれ!セクシーに!」とダメ出し。もう1度やったが「点数は26点。情けないわね」と厳しいジャッジを下された。

日本エレキテル連合は、ガムにまつわるユニークな情報を提供するガム専門Webサイト「クレイジーガム放送局」内で結成された「世界ガムキテル連合」をPR。「お口の恋人はロッテ」「ガムよ〜、ガムガムッ!」と連呼していた。会見にはロッテ・岡田も乱入。その後は西武・菊池らも日本エレキテル連合と記念撮影をしていた。

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ロッテ、広島の土砂災害に義援金100万円[スポニチ]

ロッテは広島市の土砂災害での被災者支援のため、球団、伊東監督ら首脳陣、選手会による義援金100万円を、日本野球機構(NPB)を通じて寄付すると発表した。

選手会長の成瀬は「このたび、広島市で発生した豪雨災害にて亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。今回の災害では、いまだ行方不明の方がおられ、今なお、不安な生活を余儀なくされている方々も大勢おられると聞いています。微力ですが、何か支援できることはないかと思い、義援金を送らせていただきます。1日も早く、街が復旧しますことを心よりお祈り申し上げます」とコメントした。

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ロッテ里崎が引退へ、2度の日本一に貢献[スポニチ]

プロ野球ロッテの里崎智也捕手(38)が今季限りで引退することが11日、分かった。球団関係者が明らかにした。12日に記者会見する予定。

里崎は徳島・鳴門工(現鳴門渦潮)高から帝京大を経て1999年にドラフト2位でロッテに入団。2005年、10年と2度の日本シリーズ制覇に貢献した。日本代表として優勝した06年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でベストナインに輝いたほか、08年北京五輪にも出場した。

2年契約の最終年で16年目の今季を里崎は「最終章」と位置付けていた。しかし、5月に出場選手登録を外れて左膝の手術を受けるなど故障に泣かされ、ここまで16試合の出場で打率2割5分7厘にとどまっていた。

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ロッテ・伊東監督、引退の里崎は「日本を代表する選手に間違いない」[サンスポ]

ロッテは里崎の引退にしんみりとした空気に包まれた。雨のために室内練習場で行われた練習中に、本人から挨拶を受けた伊東監督は「日本を代表する選手に間違いない。ロッテの功労者」とたたえた。

夏場から先発マスクをかぶる2年目の田村は「里崎さんみたいにどの投手でも投げやすい捕手になりたい。一緒にプレーできなくなるのは寂しい」と話した。1年目からバッテリーを組む唐川は「今までの僕の成績は里崎さんがいなければ、できたことではない」と感謝を口にした。

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ロッテ・里崎が引退へ「野球人生に満足、悔いは全くありません」[サンスポ]

プロ野球ロッテは11日、里崎智也捕手(38)が今季限りで引退すると発表した。12日に記者会見を行う。里崎は球団を通じ「自分の野球人生を振り返って、本当に満足しています。悔いは全くありません」とコメントした。

徳島・鳴門工(現鳴門渦潮)高から帝京大を経て1999年にドラフト2位でロッテに入団。2005年、10年と2度の日本シリーズ制覇に貢献した。日本代表として優勝した06年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でベストナインに輝いたほか、08年北京五輪にも出場した。

2年契約の最終年で16年目の今季を「最終章」と位置付けていた。しかし、5月に出場選手登録を外れて左膝の手術を受けるなど故障に泣かされ、ここまで16試合の出場で打率2割5分7厘にとどまっていた。

里崎
「こんな幸せな野球人生を送れたのは、どんな時も応援してくれたファンの皆さま、そして関係者をはじめ、色々な形でサポートしてくれた方々のおかげだと思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」

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日本エレキテル「雨はダメよ〜ダメダメ」[ニッカン]

ロッテ西武24回戦は雨天中止。始球式を予定していた、お笑いタレントの「日本エレキテル連合」は「始球式したかったな。雨は、ダメよ〜、ダメダメ」とガッカリ。

新人王候補の石川歩投手(26)を捕まえると「新人王を取らないと、ダメよ〜、ダメダメ」とセクシーに言い寄って、石川をたじろかせた。

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ロッテ里崎、引退イベントは10・1有力か[ニッカン]

今季限りで現役を引退するロッテ里崎智也捕手(38)が11日、スーツ姿でQVCマリンを訪れ、関係者らに挨拶した。

伊東勤監督(52)は「(里崎からの挨拶は)力になれなくて申し訳ないという話しだった。出来るだけ早く戻ってこいと、5月に抹消するときに話していたからね。昨年秋のキャンプに自主的に参加して、意気込みは十分感じていたんだけどね」と、左膝の故障を嘆いた。

選手としての印象を問われると「意外性のある打撃だね。(松坂)大輔がよう打たれたイメージが強いな」と勝負強い打撃力を指摘した。

この日の西武戦は雨天中止となり、10月1日に組み込まれることが有力。引退イベントも10月1日に行われることが有力だ。

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ロッテ里崎の引退発表「悔いは全くない」[ニッカン]

ロッテは11日、里崎智也捕手(38)の引退を発表した。12日、引退会見を開く。

この日、ロッテ浦和球場で汗を流した里崎は「今季限りでの現役引退を決断しました。マリーンズで日本一に2度、WBCにて日本代表として世界一にもなることができました。自分の野球人生を振り返って、本当に満足してます。悔いはまったくありません。こんな幸せな野球人生を送れたのは、どんな時も応援してくれたファンの皆様、そして関係者をはじめ、色々な形でサポートしてくれた方々のおかげだと思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。つきましては明日、会見をさせていただくことになりましたので、その場で色々とお話しさせていただければと思います。16年間、本当にありがとうございました」とコメントした。

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ロッテ里崎引退決断、12日会見へ[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(38)が現役を引退する決意を固めたことが10日、分かった。すでに球団や親しい関係者には伝えており、12日に記者会見を開く運び。里崎は5月に左膝を手術しリハビリ中。引退試合の開催などは、後日、発表となる見込み。ロッテの一時代を担い、WBCでは「世界一捕手」の称号も手にした男がユニホームを脱ぐ。

里崎は遅々として進まないリハビリに、自ら区切りをつけた。「考えられる限りの時間とお金をかけてやってきたんですけど、なかなか良くならないですね…」。ロッテ浦和球場でのリハビリは完全に行き詰まっていた。5月に手術した左膝は、蹲踞の体勢が取れないまま。捕手としては致命的だった。

ここ数年、覚悟を持ってプレーしてきた。「いつやめることになっても構わないと思ってます」。今年も同じ言葉を繰り返していた。球団からの勧めもあって手術に踏み切ったが「膝がぶっ壊れた時が、引退の時。それまでに若いヤツが育ってくれれば」と、悲壮な覚悟も見せていた。吉田や田村が一人前になり、自分が必要なくなるのが理想。「引き際はわきまえています」と話していた考え方にブレはなかった。

そう考えるに至った源は、伊東監督が就任した2年前にあった。「球団が伊東監督を呼んだということは、捕手の若返りがテーマになる。ロッテの将来に絶対に必要なこと」と監督の使命を察した。自分を客観的に見られるのは、里崎の最大の長所だった。そして根底にあるのはチーム愛。だから、現役を続けることに恋々としないし、後進の成長を素直に喜んできた。

ロッテでは2度の日本一を味わい、第1回のWBCではチームの世界一に貢献するとともに、個人としても最優秀捕手の栄誉に輝いた。輝かしい実績の中、今年を野球選手としての「最終章」と位置づけ、何とかチームに貢献したい考えがあった。医師から「成功しても、良くならない可能性もある」と言われた手術に、最後の望みをかけた。しかし、気力に体力は追いついてくれなかった。12日、自らの口で、引退を表明する。

里崎智也(さとざき・ともや)
1976年(昭51)5月20日、徳島県生まれ。鳴門工(現鳴門渦潮)−帝京大を経て98年にロッテを逆指名し、ドラフト2位で入団。05年、ソフトバンクとのプレーオフ第2ステージ第5戦で決勝の逆転二塁打を放ち、チームを31年ぶりリーグVへ導いた。06年第1回WBCでは優勝した王ジャパンの正捕手として22打数9安打(打率4割9厘)と暴れ、松坂、イチローとともに大会ベストナイン。同年はロッテの捕手で85年袴田以来21年ぶりの規定打席に到達した。08年北京五輪出場。10年CSは19打数8安打(4割2分1厘)で、リーグ3位から日本一になる「史上最大の下克上V」に貢献。06、07年ベストナインとゴールデングラブ賞。01年フレッシュオールスターMVP。オールスター出場7度。05、09年盗塁阻止率リーグ1位。05〜08年に4年連続満塁本塁打。プレーオフ・CSの通算11長打はパ最多タイ。試合後に球場前のステージで熱唱するなどエンターテイナーとしても人気を集め、8日西武戦で配布された里崎がモデルの「ビックリマンシール」は早くもネットオークションで話題に。175センチ、94キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1億6000万円。

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石川歩投手、新人王を獲らないとダメよ〜、ダメダメ![千葉日報]

ダメよ〜、ダメダメのフレーズで人気お笑いコンビの「日本エレキテル連合」が始球式を行う予定だった11日のロッテ対西武戦(QVCマリン)は残念ながら14:30に雨天中止が決定した。同コンビは「雨はダメよ〜、ダメダメ」と残念がった。

雨天中止後は開き直って、前夜に新人トップの8勝を挙げたドラフト1位・石川歩投手を激励。「新人王を獲らなきゃ、ダメよ〜、ダメダメ」とメッセージ。石川は戸惑いながらも「雨よ〜、雨、雨!」と絡むと、「セクシーさが足りない!」「やるならちゃんとやれ!」などとダメ出しをされ、技術指導を受けた。その成果もあり、石川は最後、「新人王を獲らなきゃ、ダメよ〜、ダメダメ」とセクシー気味にスピーチ。報道陣から拍手喝采を浴びた。

その後も「日本エレキテル連合」の大ファンだという岡田幸文外野手も登場。「これからも勝ち続けなきゃ、ダメよ〜、ダメダメ」と叫び、笑わすと、西野勇士投手は、本人達の前で「日本エレキテル連合」のモノマネを披露。合格点を受けた。

「日本エレキテル連合」の2人はガムにまつわるユニークな情報を提供するガム専門Webサイト「クレイジーガム放送局」内で結成された「世界ガムキテル連合」のPRの一環として始球式に登場。様々なイベントで盛り上げる予定だった。

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