9月23日9月23日ロッテが逆転勝ち。1−2の2回に鈴木の同点打とデスパイネの2点適時打で計3点を奪って逆転。5−4の7回はデスパイネの11号2ランなどで3点を加えた。先発の石川は7回途中4失点で9勝目。日本ハムは投打がかみ合わず。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 北海道日本ハム | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 |
| 千葉ロッテ | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | x | 8 |
千葉ロッテのデスパイネが3安打4打点の大暴れを見せた。2−2の2回1死満塁で日本ハム・中村から左前に勝ち越しの2点適時打。1点リードの7回無死一塁では、武田勝から豪快なダメ押し2ランを左翼席に放った。
2打席ともに、来日当初は苦手としていた変化球をとらえた。打席の前側に立つなどの工夫で見事にアジャストした助っ人は「対応しようと思っている結果」と日頃の練習に胸を張った。
40試合目の出場で11号と、順調にアーチを量産。打率も2割9分7厘まで上げてきた。「日本で1年を通してやってみたい。何本打てるか楽しみだしね」。その表情には自信がただよった。
千葉ロッテのルーキー石川が、苦しみながらもチーム最多タイとなる9勝目を手にした。お立ち台に上った石川は「嬉しいですけど、不安定な投球だった。野手の方に感謝したい」と味方打線の援護に頭を下げた。
敗れればCS進出への道が途絶えるまさに土壇場だったが、背番号12はいつも通り「自分の投球」を心掛けた。ただ、「調子が悪かったので早くアウトが欲しかったのかも」と追い込んでからの球が所々で甘くなった。
1回に中田に先制打を浴びると、2回も立て続けに失点。3〜6回は何とか無得点でしのいだが、7回1死から連打を浴びて降板した。
6回1/3を98球、7安打4失点でまとめた投球内容に、伊東監督は「追い込んでからの1球の集中力が最近欠けているという感じがする」と注文を付けた。
2桁勝利にあと1つと迫ったドラフト1位右腕には、新人王のタイトルも見えてきた。首脳陣は10月1日の今季最終戦で先発させ、自らの手でチャンスをつかませるつもりでいる。
「新人王を取れればいいですけど、その前に自分の球が投げられるかどうか。今日は野手に助けられて勝てたので、自分で（白星が）取れるような投球をしたいです」。26歳は静かな闘志を燃やした。
ロッテ石川歩投手（26）が9勝目を挙げ、新人王に大きな1歩を踏み出した。恒例となったお立ち台での決まり文句「絶景でーす」に新たな宣言が加わった。タイトルへの意気込みを聞かれると「取りまーす」と答え、大きな歓声を受けた。
伊東監督も「10月1日、1番最後に予定している」と、西武との今季最終戦での先発舞台を用意する。同じく新人王を争う、現在26セーブを挙げるライバル高橋との直接対決でもある。
内容には課題が残った。1回2死二塁、4番中田にカウント2−2からの外角高めスライダーを右前にはじき返され先制を許した。この回が終わると伊東監督から「追い込んでから甘い」と注意された。「早くアウトが欲しくて、力が入ってボールが高くなってしまった」と反省した。
右手中指の爪を割って8月6日から2軍で調整を行った。復帰が同26日の日本ハム戦（東京ドーム）。5回6失点で6敗目を喫した。この時も中田に先制適時打を打たれ、大谷には2ランも浴びた。復帰後は4試合で1勝3敗と苦しんだ。
同じ過ちは繰り返せない。きっかけはつかんだ。6回は先頭中田を2−2から外角低め直球で見逃し三振。大谷も2−2から内角高めをえぐって詰まらせ、投ゴロに抑えて3者凡退。借りは返した。「6回はよかった。新人王は取りたいけど、その前に自分の投球をすることです」と自戒を忘れない。
伊東監督も期待が大きいから厳しい。「追い込んでから甘いのは口を酸っぱくして言ってきた。でも勝ちがついてよかった。春先の投球ができれば大丈夫」と太鼓判を押す。切れのいい直球、シンカーを低めに決めて2ケタ勝利に乗せれば、新人王最右翼の座は揺るがない。
D1位・石川（東京ガス）が日本ハムを相手に先発6回1/3を4失点。新人王争いを演じる上沢（日本ハム）を抜く9勝目（8敗）を挙げた。負ければクライマックスシリーズ進出が消滅するチームの危機も退けたが、本人は「不安定な内容で…。野手の皆さんに助けられた勝利です」と冴えない表情。次回先発は10月1日の西武戦（QVCマリン）。新人王を大きく引き寄せる2桁勝利がかかる。
新人王に前進した石川の表情は、複雑なままだった。「（白星は）嬉しいですけど、不安定な投球だった。野手の方に感謝したいです」。負ければCS進出が消える試合で6回1/3を4失点、8勝を挙げているライバル・上沢（日本ハム）を引き離す9勝目。苦しみながら、“当確ライン”の2ケタ勝利に王手をかけた。
チームメートに救われた。有利なカウントから痛打を浴び3イニングで失点したが、全て直後に味方打線が取り返した。援護に支えられ、QVCでは6連勝だ。出身地の富山・魚津市で、このほど後援会が設立された。蜃気楼が有名な日本海に面した生まれ故郷。人口5万人に満たない小さな街の後押しを、力に変えた。
上沢のほか、西武の守護神・高橋も候補に挙がっているが、石川が10勝に到達すれば勲章にグッと近づく。「取れるものなら取りたい。次は自分で（勝利を）取るような投球をしたい」。残る登板は10月1日、今季最終戦（対西武・QVC）。ラスト1戦に全精力を注ぎ、新人王レースに決着をつける。
苦しみながらも、大きな1勝を手にした。ドラフト1位・石川は、7回途中を4失点で、チーム最多タイ9勝目。2桁勝利に王手を掛けた右腕は、次回、今季最終戦となる10月1日の西武戦（QVCマリン）で、新人王に望みをつなぐ。
「嬉しいけど、不安定な投球だった。野手の皆さんに感謝です」。自らを責めるばかりだった。追い込んでからの勝負球が甘く入り、6回以外は毎回走者を出した。しかし、勝利の女神は見放さなかった。降板した7回に1点差に迫られたが、直後に味方打線がリードを広げるツキがあった。
もう負けることが許されないチームの危機を救う白星だった。この日敗れていれば、CS進出への可能性が完全消滅していた。伊東監督は「土俵際で、爪1枚が残ったような状態」と表現したが、孝行息子の熱投で、何とか生き残った。
お立ち台で、「獲ります！」と新人王獲得を宣言した石川。ルーキーの熱投が、“明日なき戦い”への弾みとなるか。
リーグ新人トップの9勝目を手にしてもロッテのドラフト1位右腕・石川は複雑な表情だった。6回1/3を7安打4失点。打線の援護に助けられたこともあり、「嬉しいですけど、不安定な投球だった。野手の方のおかげで勝てた」と胸をなで下ろした。
負ければチームのCS進出が消えるなか、追い込んでからの制球に苦しんだ。力みもあって勝負球が甘くなり2回までに2失点。6回の3者凡退で立ち直ったかに見えたが7回に連打を許し降板。伊東監督も「一球の集中力に最近欠けている」と苦言を呈した。次回はシーズン最終戦となる10月1日の西武戦（QVCマリン）で先発が予定されている。球団では05年の久保（現DeNA）以来、9年ぶりの新人2桁勝利に向け「次は自分の力で勝つ」と力を込めた。
ロッテが、今オフの補強でアスレチックス傘下2Aミッドランドの中島裕之内野手（32）の獲得に向けた調査を進めていることが23日、分かった。既にマイナーのシーズンを終えている中島には、古巣の西武、阪神、楽天なども獲得に興味を示しており、西武時代の恩師・伊東監督が率いるロッテも争奪戦に参戦する。
関係者によると、球団スタッフがシーズン中に渡米して中島の視察を済ませている。林信平球団本部長は「来季に向けてあらゆる面で補強について考えている」とし、中島についても「（獲得の）選択肢がゼロというわけではない」と話した。
今季低迷の要因は得点力不足で、チーム総得点はリーグ5位の526。7月末に加入したキューバ出身のデスパイネが4番として打率.297、11本塁打の好成績をマークしているが、1年契約で去就は未定だ。強打の内野手は、補強ポイントに合致。球団幹部は「クリーンアップを十分に任せられる」と期待する。
中島は伊東監督の西武監督就任1年目の04年にレギュラーに定着し、日本一に大きく貢献した。米国では守備で苦しみ2年間でメジャー昇格は果たせなかったが、日本球界に復帰すれば、かつての輝きを取り戻すとみている関係者は多い。FAでメジャーに移籍した中島は11月30日までは古巣・西武に保留権がある。球団は同日以降の本格的な争奪戦を見据え、今後も調査を続けていく。
ロッテのデスパイネが4打点で勝利に貢献した。2回は勝ち越しの2点左前打を放ち、5−4と詰め寄られた直後の7回には無死一塁で甘い変化球を左越えに運んだ。主砲は「チームの勝利に貢献できたかな」とうなずき、伊東監督も「相手に引導を渡した。さすが4番」と絶賛した。
この日は8回の二塁打を含めて3安打の固め打ち。夏場に加入し、チームに欠かせない戦力になっている。「日本のリーグは変化球が多いと思っていた。対応していこうと思ったことが結果につながった」と胸を張った。
「ポスト里崎」として期待されているロッテ2年目の田村の初の個人グッズが23日から販売を開始した。登場曲の「必殺仕事人」がファンの間で大きな話題を集めており、グッズのネーミングも「仕事の時間だぜグッズ」。フラッグ（950円）とクリアファイル（450円）の2種類で、試合後にはQVCマリン内のグッズショップで1日店員も体験した。初のオリジナルグッズの発売に本人もご満悦の様子で、「（引退する）里崎さんの後を継げるように頑張りたい」と力を込めた。
ロッテ・今江敏晃内野手（31）が23日、日本ハム21回戦（QVCマリン）に小児がん経験者の熊本たいせい君（中学1年）と父親の2人を招待。同選手による「がん撲滅運動」の一環。
ロッテのデスパイネが4打点で勝利に貢献した。2回は勝ち越しの2点左前打を放ち、5−4と詰め寄られた直後の7回には無死一塁で甘い変化球を左越えに運んだ。主砲は「チームの勝利に貢献できたかな」とうなずき、伊東監督も「相手に引導を渡した。さすが4番」と絶賛した。
この日は8回の二塁打を含めて3安打の固め打ち。夏場に加入し、チームに欠かせない戦力になっている。「日本のリーグは変化球が多いと思っていた。対応していこうと思ったことが結果につながった」と胸を張った。
ロッテは23日、日本ハム21回戦（QVCマリン）の試合後、グラウンドでファン参加型のイベント『里崎選手16年間ありがとう』と題した映像撮影を行った。
参加したファンは約3500人。今季限りでの引退を表明している里崎智也捕手（38）の応援歌を歌い、背番号「22」を人文字で再現するなど、同選手への感謝を表し、花火も打ち上げられた。
この映像は同28日のオリックス戦（QVCマリン）で球場内のビジョンで流す予定。同選手にはDVDでプレゼントされる。
ロッテの石川歩投手（26）が新人王へ大きな一歩を踏み出した。6回3分の1を投げ4失点で9勝目を挙げた。
お立ち台では新人王への意気込みを聞かれると「取りまーす」と笑顔で公約した。
ただし内容には満足していない。「全然よくなかった。真っ直ぐも変化球も高く行ってしまって。追い込んでから力が入ってしまった。もちろん新人王は取りたいですけど、その前に自分の投球をすることです」と、甘い考えは持っていない。
伊東監督も「春先の投球ができれば大丈夫。10月1日、1番最後に予定している」と、西武との最終戦で10勝チャレンジの先発舞台を用意している。
ロッテは23日、里崎智也捕手（38）の引退セレモニーが行われる28日のオリックス戦（QVC）の着用ユニホームを、ストライプユニホームに変更すると発表した。今季限りで引退する里崎にとって愛着のあるユニホームを着用する目的で、当初着用予定だったサードユニホームから変更した。
また、当日は本人直筆デザインで「夢は超えられる」と記されたTシャツなど、各種引退関連グッズを発売。また、限定の飲食メニューも発売され、出身地の名物・徳島ラーメンなどが登場する。
ロッテは23日、今季限りでの現役引退を表明している里崎智也捕手（38）の『引退セレモニー』試合となる28日のオリックス戦（QVCマリン）で、緊急発売される記念グッズなどの概要を発表した。
中でも目玉は引退記者会見で語った同選手16年間の想い「夢は超えられるTシャツ」（税込み2600円）。そのメッセージを本人直筆デザインでTシャツに表現した。他にもお宝商品を多数用意している。
また当日は、球場内グルメのほうでも、通常750円の「里崎カクテル」を220円で割引販売するなどのサービスを用意。さらに同選手の出身地にちなみ、一部の素材を四国から取り寄せた“本場”の「徳島ラーメン」（980円）販売も行われ、“徳島県の至宝”と呼ばれた同選手の引退に花を添える。
ロッテは23日、8月の『月間ヒーローインタビュー賞』を受賞した2年目・田村龍弘捕手（20）の「仕事の時間だぜグッズ」を、同日より発売開始したと発表した。
同選手にとって初のオリジナルグッズで「仕事の時間だぜ」フラッグ＝950円、「仕事の時間だぜ」クリアファイル ＝450円（いずれも税込）。販売店舗マリーンズストア（プラザ店/ホームプレート店/海浜幕張店）、マリーンズオフィシャルオンラインショップ。
なお、同選手は同日、日本ハム戦（QVCマリン）の試合後、同球場内グッズショップで自身のグッズ販促を目的に、ショップ店員を体験する。
ロッテは、今季限りでの引退を表明した里崎智也捕手（38）のセレモニーが行われる28日オリックス戦（QVCマリン）で、限定カクテルを背番号にちなんで220円で販売するなど、数々の飲食企画を実施する。
ロッテは23日、里崎智也捕手（38）の引退セレモニーが行われる28日のオリックス戦（QVCマリン）で、里崎にちなんだスペシャルメニューが限定販売されることを発表した。
また、当日は、球場内売店と立ち売りのソフトドリンクを、通常価格250円から、背番号「22」にちなみ、全て220円で販売する。