ロッテの林信平球団本部長(53)が、今秋ドラフト候補に京大の149キロ右腕・田中英祐投手(4年)をリストアップしていることを明かした。チームは今季リーグ唯一の防御率4点台。投手陣の立て直しが必須だ。「興味がない訳ではない」と秀才右腕を80人の指名候補に残した。
5日、都内でプロ野球実行委員会に参加した林球団本部長は、田中について「球が速い。変化球は練習すれば投げられるようになるけど、球の速さは投球のベースになるもの。粗削りだけど、いいものを持っていると思います」と評価した。兵庫・白陵高から京大工学部に現役合格した右腕を「将来の球団幹部とか、そういうのは考えていません」と、頭脳抜きで高評価した。
ドラフト上位に関しては、早大・有原、亜大・山崎ら即戦力投手を指名する方針。田中は地元関西の阪神も高く評価している。
ロッテが、23日のドラフト会議に向け、京大・田中英祐投手(22)をリストアップしていることが6日、明らかになった。田中は最速149キロの直球が武器で、関西学生リーグ通算8勝を挙げた本格派右腕。ロッテは今ドラフトで即戦力投手の獲得を最優先としており、秀才右腕の名をリストに残している。
ドラフト指名されれば京大初のプロ野球選手となる田中。球団関係者は「荒削りながら、あのスピードボールは魅力」と話し、大学名の枠を超えて高く評価している。今季のロッテはチーム防御率4.14と投手陣が低迷。即戦力投手を中心とした指名を予定している。
ドラフト会議当日は他球団の動向も探ることになるが、中位での指名が予想される。
ロッテが、京大の田中英祐投手(4年)をドラフトの指名候補としてリストアップしていることが6日、分かった。最速149キロの頭脳派右腕を即戦力として高く評価。将来の球団幹部候補としても注目している。
田中は切れのある速球に加え、カーブ、スライダー、スプリットなどの変化球も多彩な本格派右腕で、林信平球団本部長は「(ドラフト候補の)リストに(田中の)名前がない訳ではない」と明かした。1位指名候補は早大・有原、盛岡大付・松本らだが、田中も補強ポイントに合致する戦力としてスカウトが調査を続けている。
今季4位に終わった最大の要因が先発投手の不調である。チーム防御率4.14はリーグワースト。先発ローテーション投手で勝ち越したのはドラフト1位・石川(10勝8敗)だけで伊東監督も「先発陣の整備が最重要課題。ドラフトもそこが中心になる」と話す。田中はヤクルトや阪神など複数の球団も上位指名リストに挙げている。京大初のプロ野球選手をめぐる争奪戦は、ロッテの参戦で一気に熱を帯びてきた。
ロッテが今秋のドラフト会議(23日)で、京大の最速149キロ右腕・田中英祐投手(22)を上位指名候補にリストアップしていることが6日、分かった。
「関心がないということはありません。(京大という)話題性ではなく、プロで活躍できる可能性がある選手ということで、現在リストにある約80選手の中に名前はあります」と林信平球団本部長(53)が明らかにした。21日のスカウト会議で最終判断する。
田中はすでにプロ志望届を提出しており阪神、オリックスなどが上位指名候補に挙げている。そこに投手補強を最重要課題とするロッテが“宣戦布告”する格好だ。
ロッテといえば、1991年のドラフト会議(当時、金田正一監督)で東大の左腕・小林至投手を8位指名。大きな話題となった。東大に続いて今度は京大。有名国立大の“IQ投手”に縁があるロッテの参戦で、田中の周辺がにぎやかになりそうだ。
ロッテが、23日のドラフト会議で京大・田中英祐投手(4年=白陵)をリストアップしていることが6日、分かった。
林信平球団運営本部長が「リストの中に京都大学の人はいました」と明言した。昨年は、日本生命からドラフト5位で井上を指名。巨漢キャラが人気を集めると同時に、開幕戦で4番を打つ実力も見せた。人気と実力の両面を持つ新人発掘への意欲は強く、田中も京大という異色の学歴だけでなく、最速149キロの速球と変化球の制球の良さが評価されている。球団は現在、10人の1位候補を含め、約80人の選手をリストアップしている。
ロッテ川越英隆1軍投手コーチ(41)が7日から、みやざきフェニックスリーグで投手コーチを務める。斉藤明雄2軍投手コーチの退団に伴う配置転換で、来季はそのまま2軍投手コーチに就任することが濃厚。