わたしはかもめ2014年鴎の便り(10月)

便

10月13日

成瀬、FA示唆…チームに愛着も「他球団の評価聞いてみたい」[スポニチ]

ロッテの成瀬善久投手(29)が13日、国内フリーエージェント(FA)を行使する可能性を示唆した。同権利を今季シーズン途中に取得したエースは、秋季練習に参加したQVCマリンで「他球団がどういう評価をしてくれているのか聞いてみたい」と明かした。近日中にも球団側と話し合いの場を持ち、最終的な結論を出す意向だ。

03年に入団して以降、ロッテひと筋11年。今年5月に国内FA権を取得し「ずっといるチームなのでもちろん残りたいという思いはある」とチームへの愛着も吐露したが、29歳の誕生日を迎えたこの日、揺れる胸中を隠すことはできなかった。

6勝4敗に終わった昨オフの契約更改では1600万円減の年俸1億4400万円でサイン。減俸されたことではなく、単年契約の提示に複雑な思いを抱いていた。今季のFA権取得を見据えた複数年ではなかったからだ。10年には日本一に貢献し、エースとしてロッテを支えた自負がある。

さらに2年連続で選手会長を務め、球団と自身の考え方にズレが出てきた。観客動員数は2年連続で12球団ワースト。今季は122万3915人で前年比2.9%減となり、成瀬は危機感を募らせている。「なぜ、観客が減っているのか考えて欲しい。僕の考えを大事にしたいと思うのか、それとも雑に扱われるのか。球団の方向性と、自分の方向性が違うならしようがない」と移籍も辞さない姿勢を示した。

今季は9勝11敗と負けが先行したが、通算90勝を挙げている左腕。FA宣言すれば複数の球団が獲得に名乗りを上げることは確実だ。林信平球団本部長は「大事な戦力。チームに残ってもらいたい」と慰留するが、交渉では自らへの評価だけでなく、球団のビジョンも判断材料になりそうだ。

ページトップ

ロッテ西野、侍ジャパン守護神名乗り「外国人打者は得意」被弾ゼ[スポニチ]

侍ジャパンに初選出されたロッテ・西野が「日の丸守護神」に立候補した。今回のメンバーで、所属チームで抑えを務めているのは西武・高橋と2人だけとあって「日本代表が目標だった。ぜひクローザーをやらせてもらいたい」と志願した。

西野の31セーブ、防御率1.86に対して、高橋は29セーブ、防御率2.01。2人の成績に大きな差はないが、特筆すべきは西野の外国人選手との相性の良さだ。「強みは直球とフォークのコンビネーション。外国人打者は得意にしている」。今季は26打数3安打、打率.115で、被本塁打は0だった。メジャーの強打者と対峙する日米野球はまさに腕の見せどころ。「どれだけ通用するか楽しみ」。育成出身の雑草右腕は、人生初の国際舞台を心待ちにしている。

ページトップ

成瀬、FA残留のカギは「最強軍団」作り[報知]

今季、国内FA権を取得したロッテ・成瀬善久投手(29)が、「強いチーム作り」を残留のカギに挙げた。13日、QVCでの秋季練習に参加。近日中に球団と残留交渉を行う予定で「優勝、CS進出を常に狙えるチーム作りをしてもらえるか」と、常勝軍団を目指す球団の姿勢を重要視することを明かした。

選手会長として2年間、球団と意見交換をしてきた左腕は「ずっといるチームだし『残りたい』というのはある」とした上で「この先、どうしていきたいか。チームと自分の方向性が違うなら、仕方ない」と持論を語った。他球団の評価については「『巨人キラー』とか『ヤフオクDに強い』とか、どう思われているかは気になる」と話した。

ページトップ

ロッテ、国内FA成瀬と近く残留交渉へ[デイリー]

ロッテが、今年5月に国内FA権を取得した成瀬善久投手(29)と、近く残留交渉を行う。13日、QVCマリンで秋季練習に参加した左腕は、交渉の場で、「思うところは全部言いたい。今ロッテは変わらないといけない。選手も球団も営業も、全部同じ方向を向かないと、優勝の2文字はない」と、チームの改善点などをあらゆる角度から伝えるつもりだ。

成瀬についてはヤクルトなどが獲得調査を行っているが、行使の可能性について「自分が他球団から見てどのように映っているか、単純に興味はあります」と話した。

ページトップ

ロッテ成瀬FA交渉でチーム改革訴える[ニッカン]

国内FA権を取得しているロッテ成瀬善久投手(29)が13日、近日中に行われる球団との残留交渉で、思いの丈をぶつける考えを示した。この日、QVCマリンでの秋季練習に参加した成瀬は「交渉の場では思うところを全部言いたい。本当に勝ちたいと思っているのか。全部が同じ方向を向かないと、優勝の2文字はない」と、勝てるチームへの改革を求める考えだ。

成瀬には球団への恩義がある。入団時に、手術が必要な状況を分かっていながら指名し、育ててくれた。「ずっといるチームなので、もちろん残りたいのはある」と残留を希望している。だが、その上で「このチームの方向性が自分の方向性と違うのであれば仕方ない」と、本気で改革に取り組む意思がないのなら、FAも辞さない構えを見せた。

「2010年は3位からの日本一。リーグ優勝してのビールかけは最高だと思う」と成瀬。勝てるチームへ、観客を呼べるチームへの変化を求める。聞きだしたいのは球団がどのようなアクションを起こそうと考えているかだ。残留の条件は、金銭面よりも、球団がどれだけ本気になって優勝を目指せるかになりそうだ。

ページトップ

ロッテ角中ら、台風にも負けず砂浜疾走[ニッカン]

ロッテナインが、台風の迫る幕張の浜を走った。2.7キロのコースを3本。砂に足を取られながら、基礎体力強化に励んだ。

午前中だったため風雨はまだ強くなく大迫トレーニングコーチは「台風が来るとは思えないほど海が凪いでるね」と海面を見渡した。もっとも選手達には景色をながめる余裕はなかったようで、角中勝也外野手(27)は「疲れました」と苦笑いした。

ページトップ