10月17日10月17日ロッテの成瀬が、18日から秋季練習（QVCマリン）に参加しないことになった。伊東監督に申し入れ、了承された。
異例のチーム離脱は、国内FA権の行使について熟慮したいというのが理由で「しっかり考えなければいけない。（監督に）お願いして、許可をもらった」と説明した。今後は自主練習に切り替える。
球団とは15日に第1回の残留交渉を行ったが、条件が折り合わず結論は持ち越しに。交渉後には「ショックを隠しきれない。寂しい気持ちになった」と権利行使も辞さない構えを見せていた。早ければ来週にも再び交渉の場が設けられる予定だが、伊東監督は「選手が勝ち取った権利なのでいい形で使って欲しい。納得がいくまで球団としっかり話し合った方がいい」とエースを気遣った。
新たに就任した球団OBのロッテ・小林１軍ブルペン担当コーチが、秋季練習に合流した。
8年ぶりに復帰したかつての守護神は、涌井らとコミュニケーションを取りながら、選手の様子をじっくりと観察。「僕という人間を分かってもらい、選手達の性格も把握したい。自分の経験も交えながら、打者に向かう気持ちをうまく伝えられれば」と意欲を語った。
国内FA権を取得しているロッテ成瀬善久投手（29）が、18日に自主トレに入る。
17日までは秋季練習をチームメートと行っていたが、球団との交渉がまとまらなかったこともあり「じっくり考える時間が欲しい」と申し出て、伊東監督から許可が出た。伊東監督は「オレも宣言残留をした時、すごく心が揺れた。しっかり考えた方がいい」と思いやった。