わたしはかもめ2014年鴎の便り(11月)

便

11月1日

ロッテ、台湾遠征は2連敗…伊東監督「明日は勝ちたい」[スポニチ]

ロッテは台湾プロ野球のラミゴに4−5で敗れ、2連敗。

初回に鈴木の右犠飛で先制。2回には江村の左前適時打でリードを広げたが、先発・大嶺祐が2−1の5回に3点を失って逆転を許した。9回に吉田の2点適時打で1点差に迫ったが、反撃も及ばず。伊東監督は「先制して主導権を握ったと思ったが…。中盤にビッグイニングをつくられたのが敗因。明日は勝ちたい」。2日にラミゴとの最終戦を戦い、3日に帰国する。

◇交流試合(桃園国際)

123456789R
千葉ロッテ1100000024
ラミゴ01003100x5

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成瀬、ロッテと涙の別れ…FA権行使、ヤク、阪神、オリ争奪戦へ[スポニチ]

ロッテ・成瀬善久投手(29)は1日、QVCマリンで会見し、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明した。4日に手続きを取る。球団はFA権を行使しての残留を認めない方針で、移籍が確実となった。ロッテのエースである通算90勝左腕にはヤクルト、阪神、オリックスが獲得に参戦する見込みで、激しい争奪戦が予想される。また、ヤクルト・相川亮二捕手(38)、DeNA・金城龍彦外野手(38)もFA権の行使を決断し、両選手とも既に獲得調査を進めている巨人移籍が決定的。西武・炭谷銀仁朗捕手(27)はFA権を行使せず、来季は残留する。

成瀬の目はうっすらと潤んでいた。そこには、エースとしてロッテを支え続けた矜持もあった。

「正直、寂しい。こんな形になるとは思わなかった。(11年間在籍したチームに)残れないのは残念」。

残留交渉を行う中で球団との考え方に大きなずれが生じた。交渉では年俸ダウンの1年契約を提示され、2度の話し合いも決裂。「(10月)27日の話し合いの後に覚悟を決めた。残ってくれとは言われたが、そういう風には感じなかった」。最後まで溝は埋まらなかった。

ただ、もう後には引けない。「やるからには上を目指したいし、他球団の評価を聞いてみたい」とし、移籍先には「お話をもらえるだけでうれしい。どこに行っても野球をやることに変わりはない。条件面が全てではないし、総合的に判断したい」とセ、パ両リーグの違いや本拠地にはこだわらない考えを示した。

成瀬はドラフト6巡目で横浜高から2004年にロッテに入団。07年に16勝1敗、防御率1.82で最高勝率と最優秀防御率のタイトルを獲得した。08年北京五輪では日本代表に選出され、通算成績は90勝66敗、防御率3.16。実績、経験ともに申し分ない左腕だけに、争奪戦が繰り広げられるのは確実だ。

中でもヤクルトが早い時期から獲得に向けた調査を進めている。今季のチーム防御率は12球団ワーストの4.62。2年連続最下位からの巻き返しには投手陣、特に先発の再編が必要不可欠で、成瀬はどうしても欲しい人材だ。交流戦でセ・リーグ相手に20勝(14敗)、防御率3.05の成績も魅力的で、真中監督はこの日「(推移を)見守るしかないね。直接交渉?そういうことが必要になれば、もちろん」。自身と同じ栃木県出身の左腕に対し、交渉解禁となる13日以降に直接出馬する意向も口にした。

成瀬がロッテのユニホームを着るのは、22日のファン感謝デー(QVCマリン)が最後。「やっぱりあいつがマリーンズにいて欲しかったと思われる選手にならなきゃいけない」と早くも新天地での飛躍を誓った。

伊東監督
「来季も一緒に戦えるというのが本当はベストだけど、これは選手の権利なので本人の納得いくような選択をして欲しい。」

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FA成瀬、全球団OK「フラットに見る」[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(29)が1日、QVCマリンで会見を開き、今季取得したFA権を行使することを宣言した。週明けの4日に申請書類を提出する予定。「宣言残留」を認めないロッテを退団し、他球団との交渉に臨むことになるが、希望球団についてはフラットに考えていることを明かした。

家族の後押しを受けて決断した。「両親も妻も、どこに行っても野球をやるのは変わらないと言って、後押ししてくれた。感謝している」と、目を潤ませながら話した。11年間在籍したロッテを退団する「寂しい気持ち」を理解し、支えてくれた。「話をしたいと言ってくれる球団は、フラットに見ようと思っている」。どこにでも行く決心がついた。

声をかけてくれる全ての球団に門戸を開放し、交渉の席に着く準備をする。その席で「自分の思いを伝えたい」と、優勝できるチームづくりに関する持論を展開したい考え。ロッテとの交渉ではズレを感じてしまった部分で、共感できるチームを探すつもりだ。

12日に公示され、13日から交渉解禁となるが、ヤクルトと阪神が、すぐにでも獲得に乗り出す構えを見せている。その他にも投手を補強ポイントとしている球団は多いだけに争奪戦が予想される。この日、げっそりとした表情で「つらかったですし、ここまで悩むとは思わなかった」と心境を明かしたが、来季に向けてあと1つ大きな決断を要することになる。

◇成瀬のFA決断までのコメント

10・13 交渉前
残留希望
「交渉の場では思うところを全部言いたい。本当に勝ちたいと思っているのか。全部が同じ方向を向かないと優勝の2文字はない。」
「ずっといるチームなので、もちろん残りたいのはある。」
「このチームの方向性が自分の方向性と違うのであれば仕方ない。」
10・15 交渉1回目
約1時間の話し合い→結論出ず
「僕の温度と違うのかなと思った部分は正直ありました。(評価については)11年間ロッテにいる中での実績はあまり気にされなかったのか…。ショックを隠せないというか、寂しい気持ちになってしまいました。」
10・27 交渉2回目
約40分の話し合い→進展なし
11・1 会見
「つらかったですし、ここまで悩むとは思わなかった。」

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成瀬、ロッテと決別…「残留要請?そう感じられなかった」[サンスポ]

ロッテの成瀬善久投手(29)が1日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明。QVCマリンで開いた緊急会見。成瀬の口から発せられたのはFA権行使表明というより、ロッテとの決別宣言だった。

「決断は最後に球団と話した(10月)27日の後ですね。そこで覚悟を決めた」。

成瀬は10月27日までに球団側と2度の残留交渉を行ったが、合意点を見いだすどころか、逆にズレと溝が深まった。

「条件面が全てではない。総合的に考えてFA宣言に至った。球団は残留を要請?自分としては、そう感じることはできなかった」。

今季年俸は1億4400万円。来季に向けては単年のダウン提示だったとみられ「FA宣言残留は認めない」(林球団本部長)とする球団方針も不変。チーム強化のビジョンも見えず、もはや結論は移籍しかなかった。

「やるからには『上を目指したい』という気持ちが正直あった。お話をさせてもらえるなら、フラットに考えたい」。

成瀬は関連書類を連休明けの4日に提出する。移籍先についても地域は問わず「野球をやるのならどこも一緒だから…と言ってくれた妻と両親に感謝したい」と早くも新天地に思いをはせた。

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成瀬FA「寂しい気持ち」もどの球団でも[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(29)が1日、QVCマリンで会見を開き、今季取得した国内FA(フリーエージェント)権を行使することを宣言した。

週明けの4日に、申請書類を提出する。11年間在籍したチームを離れることになり「寂しい気持ち」と素直な心境を明かした。12日に公示され、13日から他球団との交渉が可能になるが「話をしたいと言ってくれるだけでありがたい。フラットに見ようと思っている」と、どの球団からの話も歓迎する意向を示した。

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ロッテと決別!成瀬がFA宣言を表明「フラットにみていきたい」[サンスポ]

ロッテ・成瀬善久投手(29)が1日、QVCマリンで緊急記者会見を行い、今オフのフリーエージェント宣言を明らかにした。球団はいわゆる“宣言残留”を認めておらず、同投手のロッテ退団が事実上、決定した。同投手には阪神など複数球団が獲得に興味を示しているとされる。

会見に臨んだ同投手は「11年間、ファンや色々な方に支えられ、今は寂しい気持ち」とする一方で、過去、2度に及んだ球団との話し合いでの“ズレ”を強調。「それが全てではない」としながらも条件面などでの折り合いがつかず、他球団への移籍を決断したとみられる。

同投手は移籍先について「自分と話していただける球団があるなら、フラットにみていきたい」とし、関東圏、関西圏についても「野球を続けるなら、どこでやるのも一緒…と家族が後押しをしてくれた。感謝している」とコメントした。

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ロッテ・成瀬がFA行使を表明「やるからには上を目指したい」[スポニチ]

ロッテの成瀬善久投手(29)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することを1日、表明した。

本拠地のQVCマリンフィールド内で会見し「本日、成瀬善久はFA権を行使することを決めましたので皆さまにご報告させて頂きます。11年間色々な人に支えてもらったので残れないのは残念。ただやるからには上を目指したい。他球団の評価も聞いてみたいと思った」と話した。

今後、各球団の争奪戦が予想されるが成瀬自身は「どの球団、どこの場所がいいというのはない」として、交渉によって移籍先を熟考することになる。

成瀬は神奈川・横浜からドラフト6巡目で2004年にロッテ入り。07年に16勝1敗、防御率1.82で最高勝率と最優秀防御率のタイトルを獲得した。通算成績は201試合に登板して90勝66敗、防御率3.16。

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成瀬、国内FA権の行使を表明[報知]

ロッテの成瀬善久投手(29)が1日、QVCで会見を行い、国内FA権の行使を表明した。球団はFA権について宣言残留を認めない方針で、他球団への移籍が確実となった。

球団とは10月中に2度の残留交渉を行った「『勝ちたい、優勝したい』と思っていて、チームが上に行くためにはどうしたら良いかという考えがあったが、そこでちょっとのズレがあったかなと思う」と意見の食い違いを明かした。

通算90勝を挙げている左腕は「11年間色んな人に支えてもらった中で寂しいというのもあるし、残りたいという気持ちがないと言えばウソになるが、やるからには上を目指したい」と決意を述べた。

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阪神速攻!FA成瀬に3年契約&背番18[ニッカン]

阪神が、ロッテからFA宣言することを表明した成瀬善久投手(29)に3年契約と背番号「18」を用意していることが1日、分かった。投手補強を今オフの最優先課題としている球団はシーズン終了前からパ・リーグを代表する左腕に対して獲得調査を行ってきた。ここへきてロッテ退団が確実となり、13日の交渉解禁後の速攻アタックへ向けて準備を整えた。

関係者によれば、球団は成瀬獲得へ向けて現在は空き番号となっている「18」を準備する構えだという。さらに、契約年数も最大で3年を検討しているという。初めてのセ・リーグということも考慮し、不安なく働ける環境を整える。来季で30歳になる成瀬だが、球団はまだまだ、トップレベルで投げられる力があると評価している。メッセンジャー、能見、藤浪、岩田の先発陣に、通算90勝を挙げている成瀬が加われば、さらに強力な布陣となる。

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阪神、ロッテ・成瀬にアタック!球団幹部「他に負けない条件用意」[サンスポ]

ロッテ・成瀬善久投手(29)が1日、千葉市内のQVCマリンで会見し、国内フリーエージェント(FA)権を行使することを発表した。先発投手がほしい阪神は交渉解禁となる11月13日に即日アタックの構え。複数年契約を用意し、ヤクルト、オリックスとの争奪戦を制してみせる。

“恋人”が新天地を求めた。これまで調査を重ねてきた阪神の動きは実に速かった。獲得に向け、球団幹部が名乗りをあげた。

「従来の方針と変わらない。投手陣の駒不足は明らか。補強ポイントだ」。

成瀬はこの日、FA権の行使を明言。ロッテサイドは宣言残留を認めておらず、移籍が確実となった。これまで調査を続けてきた阪神は交渉開始に向けて、詳細を詰める作業に入ることになる。

交渉解禁となる『11・13』の即日アタックについても幹部は「それは当然です」と最優先に掲げた。

今季9勝(11敗)をあげたパ・リーグ屈指の左腕については阪神だけではなく、ヤクルト、オリックスも興味を示している。横浜出身だけに在京志向という情報もあるが、成瀬は会見で「野球をやるのならどこも一緒だから…と言ってくれた妻と両親に感謝したい」と否定。FA戦線の中心となる巨人の動向は見えず、ソフトバンクも手をあげない模様で虎にチャンスは大いにある。

同じ先発陣の補強として調査していたオリックス・金子にメジャー挑戦の可能性が浮上し、中日・山井は残留が決定。メッセンジャー、能見、藤浪、岩田に次ぐ、計算できる先発投手を獲得できれば10年ぶりとなるリーグ優勝も近づく。「他球団に負けないだけの条件を用意している」と球団幹部。成瀬に対しては3、4年の複数年契約と高条件を提示し、誠意を示す算段だ。

成瀬は他球団との話し合いについて問われて、「チーム環境、リーグ優勝を目指して頑張っていくということも大事なことだと思う」などと発言した。優勝を狙えることが基準の1つであることをうかがわせた。日本シリーズで敗れ、球団創設80周年の来季、リーグ優勝と日本一奪回が至上命題の虎はまさに合致する。投手にとって有利な広い甲子園が本拠地であることも魅力十分だ。

130キロ台の直球でも抜群の制球力を武器にロッテで90勝を積み上げた左腕が是が非でも欲しい。口説き落とす。

成瀬善久(なるせ・よしひさ)
投手。1985(昭和60)年10月13日生まれ、29歳。栃木県出身。横浜高では3年春の甲子園で準優勝(夏は神奈川大会準優勝)。2004年ドラフト6巡目でロッテ入団。06年に1軍昇格し5勝。07年は開幕から先発ローテに定着し、16勝1敗の好成績を残した。08年北京五輪日本代表。09年から4年連続2桁勝利。10年にCSファイナルステージMVP。1メートル80、87キロ。左投げ左打ち。既婚。今季年俸1億4400万円。背番号17。

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阪神、FA成瀬に“即行”アタックへ、90勝左腕獲得に全力[スポニチ]

阪神が国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明したロッテの成瀬善久投手(29)の獲得に動くことが1日、分かった。交渉解禁となる今月13日を待って、即行のアタックで誠意を示す構えだ。

阪神サイドの反応は素早かった。これまでも獲得に向けた調査を続けていたが、左腕のFA行使表明を待っていたかのように、球団幹部が今後の見通しを明かした。

「連休明けにも球団内で動き出すことになる。球団としての誠意を示せるように、早めに動けるようにしたい」。

12日に宣言選手がコミッショナーから公示され、翌13日から交渉が解禁となる。通算90勝を誇る左腕にはオリックス、ヤクルトも興味を示している。栃木県出身であることから在京志向があるとも伝わってくるが、環境面での不利を覆すには、球団としての誠意を示すのも方法の1つ。そのためには他球団の出方をうかがう前に、交渉に臨む考えだ。

成瀬はこの日、QVCマリンフィールドで記者会見を行い「やるからには上を目指したい。他球団の評価も聞いてみたい」と語った。4日に手続きを取る予定で、球団はFA権を行使しての残留を認めない方針で、他球団への移籍が決定的となった。

今季の投手陣はメッセンジャー、能見、藤浪、岩田が先発4本柱として機能した一方で、5、6番手を固定できなかった。そのため当初は、中日・山井を先発候補として調査を続けていたが、残留濃厚で方針転換。今後は成瀬獲得へ向けて全力で獲得を目指す。

また、日本ハム・宮西尚生投手(29)に関しても獲得へ向けての調査を継続中。今季は左の中継ぎ陣にも泣かされており、FA宣言した場合は動きが本格化しそうだ。

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ロッテの成瀬が国内FA権行使へ[デイリー]

ロッテの成瀬善久投手(29)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することが1日、関係者の話で分かった。同日午後に記者会見を開き、正式に表明する。球団は権利を行使した上での残留を認めない方針のため、他球団へ移籍が決定的となった。

球団は10月に成瀬と2度の契約交渉を行い、残留を要請していた。

成瀬は神奈川・横浜高からドラフト6巡目で2004年にロッテ入り。07年に16勝1敗、防御率1.82で最高勝率と最優秀防御率のタイトルを獲得した。通算成績は201試合に登板して90勝66敗、防御率3.16。

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プロ野球のポスティング期間開始[デイリー]

プロ野球12球団が、海外フリーエージェント(FA)権を取得前の選手の米大リーグ移籍を認めた場合に利用するポスティングシステムの申請手続き期間が1日、スタートした。来年2月1日まで申請できる。

昨年12月に日米間で合意した新しいポスティングシステムでは、選手が所属する日本球団が2千万ドル(約22億円)を上限に譲渡金を設定して日本野球機構を通じて大リーグ機構に通知。その額を支払う意思のある全ての大リーグ球団が30日間、交渉できる。

国内FA権を行使した選手は他球団と契約するまで前所属球団が保有権を有するため、球団が制度の利用を認めれば同時に申請できる。

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