11月3日11月3日ロッテの伊東監督が「地獄のキャンプ」を予告した。遠征先の台湾から帰国し、秋季キャンプ地の千葉県鴨川市入り。期間は、4日から21日までで「ケガをしてでも追い込む。リタイアしたら、1軍切符を自ら拒否しているとみなす」と言い切った。
過去2年は1、2軍合同で実施していたが、今年は鈴木ら若手の主力選手を中心に少数精鋭で行う。守備担当の臨時コーチとして元阪神・久慈照嘉氏（45）を招くことも決定。指揮官は「人数が少ないのでとことん練習できる。練習の終了時間は決めないし、休日返上で練習すると思う」とハードなメニューを課す。
今季限りで現役引退をしたロッテ・里崎智也氏（38）が、12月５日に6年ぶりのディナーショーを開催、11月10日には3時間のラジオDJにも挑戦と引退後も大忙しだ。
ディナーショーは、プロ10周年を記念して開催した08年以来。その時には「嵐」の歌を歌うなど、歌手顔負けのショーを展開し、400人の観客を大喜びさせた“伝説”のディナーショー。里崎も「引退を記念してディナーショーをやらせていただくことになりました。今でもマスコミの方やファンの方など当時の事を話題にしていただいたり、自分も楽しい思い出として印象に残っているので、2度目のディナーショーも楽しみにしています。当日、会場にお越しいただくお客様に満足して帰っていただけるように、楽しい時間を作り上げられるよう頑張ります」と張り切っている。
場所はアパホテル＆リゾート 東京ベイ幕張で、受付開始17:30、食事18:30〜19:45、トークショー 19:45〜21:30となっている。大人（中学生 以上）13000円（税込）、子供（小学生）6500円（税込）、小学生未満 無料。
また、11月10日にはBAYFMラジオで午後4時から「里崎智也生出演スペシャル。3時間、マシンガントーク！」（仮タイトル）でDJにも挑戦。約3時間のスタジオ生出演で、リスナーからの質問、悩みに答えるもので、里崎も「3時間生出演というのは初めての経験ですが、1度、DJの体験をしてみたいと思っていたのでとても楽しみです。当日はリスナーの方にも楽しんでもらえるように野球の話だけではなく、色々な話題を提供出来ればいいですね。あっという間の3時間にしたいです」とコメントした。
今季限りで現役を引退した里崎智也氏（38）が3日、千葉商科大で特別講演を行った。
一緒にプレーした選手のベストナインなどを発表した。ちなみに里崎氏のベストナインは一塁・福浦、二塁・堀、三塁・初芝、遊撃・小坂、外野がサブロー、ベニー、ブランコ。そして投手は小宮山、捕手には自分の名前を挙げた。（敬称略）
ロッテ・伊東勤監督（52）が3日、“地獄の無休キャンプ”を宣言した。4日から始まる千葉・鴨川での秋季キャンプは「けがをしてもよいから追い込むのが目的」と厳しい訓練を課す予定。4位に終わった今季の巻き返しをスタートさせる。
「名前が挙がってくる選手はいつも同じ。だったら同じ選手をレベルアップさせようか、と」と言い、選手25人という少人数で開始する。休日は設けるが「休みと言われても、グラウンドで練習する姿が見られると思う」と休日返上の練習を期待した。
2日まで台湾で3戦行われた台湾プロ野球・ラミゴとの交流試合は1勝2敗と負け越し。精彩を欠いた江村はキャンプ参加前に2軍落ちが決まった。「リタイアすれば（1軍の）切符を拒否していると思われても仕方ない」と、指揮官は厳しいサバイバルキャンプを予告した。
ロッテは3日、今季限りで現役引退した里崎智也捕手（38）がラジオDJに挑戦することを発表した。今月10日、ベイFM「里崎智也生出演スペシャル。3時間、マシンガントーク！」（番組名は仮）で、リスナーからの質問、悩みにフリートークで答えるDJとして“里崎節”を炸裂させる。
引退しても大忙しの里崎に、また仕事が舞い込んだ。「3時間生出演は初めて。DJはやってみたかったのでとても楽しみ。あっという間の3時間にしたい」。日本シリーズ解説、大学講演などで弁舌をふるった男に、新たな舞台が用意された。
12月5日には引退記念ディナーショーの開催も決定。ディナーショーは08年以来。その時は400人が来場、チケットは販売から1週間以内で売り切れ、朝のワイドショーでも取り上げられるほどだった。
「今でも当時のことを話題にしていただいたり、自分も楽しい思い出として印象に残っている」と里崎。場所はアパホテル＆リゾート東京ベイ幕張で、中学生以上は1万3000円、小学生は6500円（いずれも税込み）。
伊東勤監督（52）が3日、秋季キャンプで若手投手の台頭を望んだ。
4日から始まる千葉・鴨川キャンプのため、この日鴨川入り。FA宣言したエース・成瀬について「ローテをしっかり投げる投手が（チームを）抜けるのは痛い。まだ決まった事ではないが、もしも抜けるなら誰かを（代わりを）作っていかないといけない。若い選手にはチャンスが増えたと思う」とポスト成瀬の出現を期待した。
10月31日から台湾で行われた台湾プロ野球・ラミゴとの交流試合3戦は1勝2敗。勝利した3戦目で本塁打を含む4安打を放った青松に「ブレイクしてくれれば。短期じゃなく、長い期間1軍にいてくれたら面白い」と話した。
ロッテが3日、遠征先の台湾より帰国。4日から21日まで千葉・鴨川市総合運動施設野球場で秋季キャンプを行う。
国内フリーエージェント（FA）権の行使を表明したロッテ・成瀬善久投手（29）の移籍先として、ヤクルトが最有力となっていることが3日、分かった。移籍の条件として「関東の球団」が最優先であることが判明したもので、競合するとみられた阪神、オリックスは厳しい状況。ヤクルトは、FA権行使の意思を固めている日本ハム・大引啓次内野（30）の獲得調査も進めているが、来季の巻き返しへむけた補強に光が差してきた。
ヤクルトが、成瀬獲得にむけて大きく前進した。球界関係者は、サンケイスポーツの取材に「成瀬は関東の球団を強く希望している」と認めた。競合が予想されるのは阪神、オリックスだが、移籍先選びの条件として、金銭や待遇よりも「関東の球団」を最優先に考えていることが判明した。
阪神の球団幹部も「関東最優先」という成瀬の意向を伝え聞いていることを認めた。成瀬がこの条件を各球団に伝えることになれば、阪神とオリックスは獲得交渉に乗り出さないことも考えられる。万が一、関東の他球団が手を挙げたとしても、優位は揺るがない状況だという。
ヤクルトはシーズン中からQVCマリンに編成担当を派遣するなど、経験豊富な左腕に熱い視線を送ってきた。今季のチーム防御率は12球団ワーストの4.62。先発陣の成績は34歳の石川の10勝10敗が最高。来季のローテーションの編成も苦しく、補強は急務となっていた。
球団は全球団との交渉が解禁される13日にむけて、早急に提示条件の詰めに入る。今季は2年連続で2桁勝利を逃して9勝にとどまった成瀬だが、復調は可能とみている。3年程度の複数年契約を用意するとみられる。
交渉となれば、成瀬（小山市）と同じ栃木県出身の真中監督（大田原市）も「必要となれば、ぜひ」と出馬に積極的。成瀬がロッテで2008年から背負い、思い入れの強い「背番号17」も現在は空いており、金銭以外の誠意を示すこともできる。
ヤクルトは来季、球団創設6５周年。記念の年に2年連続最下位からの巻き返しを図る真中新監督をバックアップすべく、衣笠球団社長はFA選手を中心とした大型補強を目指す意向を示している。故障者続出に泣かされたここ数年の負のスパイラルからの脱却へ“本気”を見せる決意を見せ、その第1弾が、成瀬の獲得になる。
他には近日中にFA行使を宣言する見通しの大引に対しても、調査を続けている。こちらも阪神などと競合しそうだが、簡単に引き下がるつもりはない。補強戦線に、光が差してきた。