11月5日11月5日チームで唯一、日米野球に出場するロッテの守護神・西野が、6日に秋季キャンプを打ち上げ、侍ジャパンに合流する。伊東監督に5日、「地獄を見てから行け！」と厳命されており、この日も強化走、ノック、遠投と休む間もない文字通りの“地獄トレ”。「自分の力がどれだけ通用するのか試すいい機会。自分にも夢がない訳ではない。野球人生の転換期にしたいです」と23歳の右腕は将来のメジャー挑戦に思いをはせていた。
12日に開幕する日米野球で侍ジャパンに初選出されたロッテ・西野が、メジャーへの憧れを初めて口にした。
「（メジャーへの思いは）漠然とはあります。日米野球で自分の野球人生のビジョンが変わってくるかもしれない」。育成出身から日の丸を背負うまでに飛躍した雑草右腕は、新たな未来を切り開くための「腕試し」と位置づけた。
支配下登録1年目の昨季は先発で9勝をマーク。今季はクローザーに転身し、リーグ3位の31セーブを挙げた。最速150キロの直球と140キロ台の高速フォークが投球の柱。現在のメジャーでも、レッドソックス・上原らフォークを武器とする日本人投手が活躍しており、その資質は兼ね備えている。
シーズン終了直後からメジャー球で練習を開始。西野は「最初は思ったように落ちなくててこずったけど、徐々に感覚が分かってきた。フォークがメジャーの選手にどれだけ通用するか知りたい」と話す。MLB選抜にはアルテューベ（アストロズ）、モーノー（ロッキーズ）の両リーグ首位打者のほか、カノ（マリナーズ）ら実力者が名を連ねており「クローザーをやりたい。自分の力の位置づけを知りたい。転機になるような経験ができれば」と真っ向勝負を宣言した。
6日の練習後にチームを離れる。育成の星が「侍ジャパンの西野」として夢舞台に乗り込む。
日米野球の侍ジャパンに選出されたロッテの守護神・西野が5日、将来的なメジャー願望を口にした。 「漠然とはあります。（日米野球が）野球人生で貴重な経験になると思う」と話した。
来季も抑え起用のチーム方針だが、日米野球でも「自分がやりたい」と、日の丸守護神に名乗り。8日から日本代表に合流する。
侍ジャパンの守護神候補、ロッテ西野勇士投手（23）が5日、メジャーへの憧れを口にした。日米野球に向けて「自分が通用するのか楽しみにしている」とし、メジャーに挑戦したい気持ちを聞かれると「漠然とはある。（日米野球は）自分の野球人生で貴重な体験になると思う。自分のビジョンが変わってくると思うので、転機になるいいピッチングができればいい」と話した。
日本野球機構（NPB）は5日、静岡県草薙総合運動場野球場で9日に行われる12球団合同トライアウトに、今季まで阪神に所属した西村憲投手、森田一成内野手、元阪神でBCリーグ・群馬の野原祐也外野手、DeNAに所属した藤井秀悟投手、ヤクルトに所属した真田裕貴投手、オリックスに所属した東野峻投手、高橋信二内野手ら62人が参加すると発表した。
ヤクルトを戦力外となった押本健彦、DeNAを戦力外となった北方悠誠、ソフトバンクを戦力外となった江尻慎太郎ら投手が35人、中日を戦力外となった堂上剛裕外野手ら野手が27人。テストはシート打撃形式で行われる。
プロ野球セ、パ両リーグは5日、2015年シーズンの交流戦の日程を発表した。今季までの24試合制から18試合制に削減され、来年5月26日から6月14日まで計108試合を行う。特別協賛社は未定で、従来のように優勝を決めるかも未定。
交流戦はセ主催の6試合で始まる。今季、交流戦制覇をリーグ3連覇につなげた巨人は郡山で西武と対戦し、3年ぶりの日本一に輝き、工藤新監督を迎えたソフトバンクは中日と顔を合わせる。
24試合制では各カード4試合（ホーム、ビジター各2試合）だったが、18試合制では各カード3試合となり、隔年で本拠地と敵地で3連戦を戦う。これに伴い、リーグ戦が24回戦制から25回戦制となり、レギュラーシーズンの試合数は144から143となる。