11月13日11月13日ロッテから国内フリーエージェント（FA）宣言した成瀬善久投手（29）が13日、ヤクルトと都内で初交渉。3年契約の年俸総額6億円とロッテ時代と同じ背番号「17」の提示を受け「高い評価に驚いた。やるからには開幕投手を目指したい」と早くも入団を“内諾”した。ヤクルトへのFA移籍が確実となった成瀬だが、22日に予定されるロッテの「ファン感謝祭」（QVCマリン）には出席予定。「これまで応援してくれたファンに何らかの形で挨拶をしたい」という思いは変わっていない。林球団本部長も「どういう形になるかは球団内で企画を練っていると思います。FAといっても（まだ）ウチの選手ですからね」と冷静に受け止めた。
ロッテの石川、涌井、益田が13日、千葉県鴨川市の障害者支援施設を訪問し、入所者とキャッチボールや記念撮影などで交流した。選手への質問コーナーでは、ひげを蓄えたルックスで「五右衛門」の異名を持つ石川が、「鴨川の景色はいかがですか」と問われ、ヒーローインタビューでの決めぜりふである「絶景です」と答えて会場を沸かせた。
今季は新人ながら10勝をマークした石川は「皆さん楽しんでくださったようで、自分も来て良かったと思う」と話した。
ロッテは13日、井口資仁内野手（39）が、福島県須賀川市の新市庁舎建設への寄付金として募った200万円を、17日に同市を訪れて寄付することになったと発表した。
同市の市庁舎は、東日本大震災で使用不能となり、ダイエー（現ソフトバンク）時代に同市で野球教室を行うなど縁のあった井口が、ウェブサイト「Makuake」で復興支援を呼びかけていた。
訪問当日は橋本須賀川市長と面会し、その後、同市内の中学生40〜50人を対象に野球教室を開催する。