わたしはかもめ2014年鴎の便り(11月)

便

11月26日

ロッテ石川が新人王、苦難乗り越えた26歳[ニッカン]

26日、都内で表彰式「NPB AWARDS 2014」が行われた。

ロッテ石川歩投手(26)が26日、パ・リーグの最優秀新人に選ばれた。243票中155票を集める圧勝。「自分が取れるとは思っていなかった。壇上からの眺め? 絶景でした」と喜びを口にした。

新人の頂点に立った男は、漆黒の巨大なJEEPを愛車にする。時にそれを「黒王号」と呼んだ。漫画・北斗の拳に世紀末覇者として登場するラオウの愛馬の名前だ。冗談交じりだが、絶対的な力を持つ男に自分をなぞらえ、強さを欲した。「10勝したけど、8回も負けたのが悔しい。少しでも負けを減らしたい」と、常勝を目標に掲げた。

ヤンキース田中と同じ88年生まれも、社会人までほぼ無名の存在。遅れて来た大物は、高校2年春、肋骨の疲労骨折から始まった数々の挫折を思い出した。「こんな僕でも夢を持って続けていればプロ野球選手になれる」。慢心してしまった社会人2年目に、ドラフトにかからなかった悔しさもバネにした。ラオウのように尊大ではないのは、そんな経験を乗り越えてきたからだ。

祝福は各所から届いた。「新人王取らないとダメよ〜、ダメダメ」と激励されていた日本エレキテル連合からは「一生に1度しか取れない新人王おめでとうございます。来季もこの調子でいかなきゃダメよ〜、ダメダメ」と、さらなる応援を受けた。来季は開幕候補にも名が挙がる。「自分には荷が重いけど、そう言ってもらえるのは嬉しい。相応しい投手になりたい」。勝負の2年目、覇道を突き進む。

北斗の拳
「週刊少年ジャンプ」に83年から6年間連載された。原作・武論尊、漫画・原哲夫。核戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界で、北斗神拳の伝承者ケンシロウが乱世を救う救世主と成長していく物語。ケンシロウの兄ラオウは最強の男であり、狂気の野望を抱きながら、圧倒的な力で世界を統べていく存在として描かれた。愛馬の黒王はひづめが象の足ほどもある巨馬。

ページトップ

ロッテ・石川、富山県出身で初の新人王!「素直に嬉しい」[サンスポ]

NPBアワーズ(26日、東京都内のホテル)天国で「大正力」こと正力松太郎さんも喜んでいるはずだ。富山県出身で巨人…いや、近代プロ野球の“生みの親”。その同郷の後輩、石川が同県第1号となる新人王に輝いた。

「素直に嬉しい。地元の皆さんにはいつも応援してもらってますし、決して自分1人では取れなかった賞だと思います」。ロッテでは2012年の益田以来、2年ぶり8人目。パ・リーグでは14年連続の投手受賞。2桁の10勝(8敗)を挙げた石川が“牙城”を守った。

ひな壇での記者会見。石川は「絶景でした」と笑わせた。“マリンの五右衛門”としてすっかり、お約束となったお立ち台でのフレーズだ。

富山県立滑川高時代は無名だった。愛知・中部大でも入学からしばらくは雑用係。素質が開花したのは社会人の東京ガスに進んでからだった。「そんな僕でも、目標を失わずに頑張ればプロ野球選手になれる。それを富山県の野球少年達に伝えたい」。石川の言葉に実感がこもった。

来季は伊東監督が「開幕投手候補の1人」と推す。そして次に目指すは球界の最高栄誉「正力松太郎賞」(賞金500万円)だ。「どれぐらい活躍すればいただけるんですか?とんでもない活躍?がんばります」。石川がさらなる高みを目指す。

◇年俸3倍増!?

新人王に輝いた石川にとっては、バラ色のオフが待つ。契約時の出来高5000万円の『満額受領』はもとより、年俸も1500万円から3倍増の4500万円ラインが見込まれる。「あまり深く考えていないので…。本当に分からない」といいながらも、笑みがこぼれる。シーズン中には約500万円でマイカーを購入し、今オフには球団寮を出て独立。私生活でもプロとしての磨きをかける。

石川歩(いしかわ・あゆむ)
1988(昭和63)年4月11日生まれ、26歳。富山県出身。滑川高から中部大を経て、東京ガス入社。昨年の都市対抗野球で8強進出に貢献し、優秀選手に選ばれた。昨秋のドラフトで巨人と1位指名で競合したが、ロッテが交渉権を獲得し入団した。1メートル86、80キロ。右投げ右打ち。独身。今季年俸1500万円。背番号12。

ページトップ

ロッテ石川「絶景」パ新人王、日本エレキテル連合も祝福[スポニチ]

パ・リーグの新人で唯一の10勝を挙げて新人王の栄冠を手にした「幕張の石川五右衛門」ことロッテ・石川。表彰式の壇上からの景色の感想を聞かれると、シーズン中のお立ち台同様に決めゼリフを吐いた。

「絶景でした。一生で一度しか獲れない賞。今年の新人の中で1番ということなので嬉しい」。

アマ時代はエリート街道と縁遠い野球人生だった。滑川、中部大では無名の投手で、東京ガス入社後2年目にもドラフト指名漏れの憂き目を味わった。「悔しかったですね。そこから一切遊ばなくなりました」。そして、昨年の都市対抗野球で一気に注目を集め、ドラフトではロッテ、巨人が1位指名で競合するまでの投手に成長した。「有名でもなく、うまくもなかったけど、夢を持ち続ければプロになれることを伝えたい」。ちょうど1年前、絵馬に「新人王」という言葉を書き、まさに有言実行だった。

日本エレキテル連合(9月にQVCマリンを訪れ、石川を激励)
「一生に1度しか獲れない新人王。おめでとうございます!有言実行で格好良いです。来季もこの調子でいかなきゃダメよ〜ダメダメ!」

ページトップ

ロッテドラ7脇本が入団合意、目標は「1年目から1軍」[スポニチ]

ロッテからドラフト7位で指名された高崎健康福祉大高崎の脇本が群馬県高崎市内の同校で入団交渉し、契約金2000万円、年俸480万円で合意した。

高校通算57本塁打のパワーと俊足を兼ね備える外野手。打者としては同じ左打ちでノーステップ打法の角中、守備で岡田、走塁では荻野を目標に掲げ、「1年目から1軍に呼ばれるように頑張りたい」と意気込んだ。

ページトップ

石川、パ新人王!来季開幕投手候補「相応しい投手に」[報知]

ロッテでは12年益田以来、8人目(毎日時代も含め)の新人王に輝いた石川歩投手(26)が、控えめに来季の開幕投手を見据えた。今季はパの新人で唯一の10勝(8敗)。来季の開幕投手候補に挙がるが「荷が重いです…。でも、相応しいくらいの投手になりたい」と苦笑いで決意を語った。

今季まで5年連続で開幕投手を務めた成瀬がFA退団。来季、伊東監督らが自身を開幕候補に考えていることを伝え聞き「そう言ってもらえるのは嬉しい」と“五右衛門”は意欲を示した。

東京ガスの先輩である巨人・片岡とは、自主トレなどで顔を合わせる間柄。今季の対戦は6打数2安打だったが「打たれた印象が残っている。良い打者なので抑えたい」と、早くも闘志。「10勝したけど、8回負けている。そこが1番悔しいところ」と来季に気持ちを向けた。

ページトップ

ロッテ・石川、“絶景”新人王![デイリー]

まばゆいばかりの無数のフラッシュに、石川は頬を紅潮させた。「一生に1度しか獲れない賞。その年の新人の中で1番ということなので嬉しい」。わき上がる喜びを素直にかみ締めた。

開幕から先発ローテ入りし、新人トップの10勝(8敗)をマーク。さらにルーキーで唯一、規定投球回数に達した。球団では12年の益田以来2年ぶりの新人王。得票数では次点の西武・高橋に100票差以上をつけ、文句なしの受賞だった。

ヤンキース・田中、広島・前田健らと同じ『黄金の88年組』だが、高校、大学では全国的に無名の存在だった。入社した東京ガスで頭角を現し、昨秋のドラフトで1位指名で巨人と競合。遅咲きの右腕は、勲章を手にし「ロッテで良かった」と笑顔を見せた。

晴れ舞台からの眺めを「絶景でした」と、おなじみの決めぜりふで振り返った石川。「またこの場所に戻ってきたい。今度は最多勝とか獲れるようになりたい」とさらなる目標を描いた。

ページトップ

ロッテ・石川、新人賞は「目の前の試合に全力で向かっていた結果」[サンスポ]

NPBアワーズ(26日、東京都内のホテル)ロッテの石川は柔和な笑みを浮かべながら「目の前の試合に全力で向かっていた結果が成績につながったと思う」と喜びをかみしめた。

東京ガスからドラフト1位で入団し、力のある速球とシンカーを武器にチームトップの10勝を挙げる活躍を見せた。「僕は高校まではそんなにうまくなかった。夢を持って続けていれば、プロになれるぞというのは伝えたい」と子供達にメッセージを送った。

今季は12球団のルーキーで完投勝利一番乗りを果たすなど存在感を示した一方、試合をつくれずに中盤までに降板するケースもあった。来季に向け「安定感を増して信頼される投球をしたい。負けを減らしていきたい」と力を込めた。その上で「1軍で1年間戦うのが目標。自分の球を投げること。そこから数字はついてくる」と2年目の青写真を描いた。

ページトップ

ロッテ高浜、ファーム3冠!夢は1軍で活躍して“夜の男”に[スポニチ]

NPBアワーズが26日、都内のホテルで行われ、ファーム日本一に輝いたロッテが各賞を独占した。

その中でも首位打者賞(.355)、最高出塁率賞(.438)、技能賞の3冠に輝いたロッテの高浜卓也(25)は「コンベンションは初めて。今年の目標が、2軍で結果を出すことだったので、最後は1軍でも試合に出られて自信になた。来季につながるシーズンだった」と語った。

今季高浜は1軍でも36試合に出場し、69打数16安打、7打点で打率も.232を記録した。

来季については「1軍で、二塁で出場したい。来年は勝負の年。ファームの試合に出ないくらいの気持ちでいる」とキッパリ。ファームの表彰式は昼間で、1軍の表彰式は夜に行われることから「いずれは1軍でタイトルを取って表彰されたい」と“夜の男”になることを誓った。

◇ロッテ選手が受賞した各賞

ページトップ

ロッテ石川が新人王「一生に1度」[デイリー]

今季のパ・リーグ新人王に、ロッテ・石川歩投手(26)が選ばれた。

石川は昨秋、東京ガスからドラフト1位で入団。今季開幕から先発ローテ入りし、リーグ新人トップの10勝(8敗)を挙げた。

石川は、都内で行われた記者会見に出席し、「一生に1度しか獲れない賞。その年の新人の中で1番ということなので嬉しい」と感激の言葉を発した。

ロッテからの新人王輩出は、一昨年の益田直也投手以来2年ぶり。

ページトップ

ロッテ・ドラ7脇本、先輩3選手を目標に[デイリー]

ロッテは26日、ドラフト7位指名した健大高崎・脇本直人外野手(18)と、群馬県高崎市内の同校で、契約金2000万円、年俸480万円で契約したと発表した。背番号は12月に行われる入団会見で発表される。

脇本は「1年目から1軍で呼ばれるように日々、頑張って練習をしていきたいと思います。打つ方は角中選手、守りでは岡田選手、走るのは荻野選手のようになるのが憧れで目標です」とコメントした。(金額は推定)

ページトップ

石川、新人王に喜び「とれると思っていなかった」[報知]

ロッテの石川歩投手(26)が26日、今季のパ・リーグ新人王に輝いた。都内のホテルで表彰を受け「一生に1度しかとれない賞。自分がとれると思っていなかったので、嬉しいです」と表情を崩した。

東京ガスからドラフト1位で入団した今季は、開幕ローテーション入り。パの新人で唯一の2ケタ勝利を挙げるなど10勝8敗、防御率3.43の好成績を残したが「10勝しているが、8回負けている。もっと安定感ある投手になりたい」と課題を挙げた。

石川歩(いしかわ・あゆむ)
富山・滑川高から中部大、東京ガスを経て14年にドラフト1位でロッテに入団。1年目からチームの新人では9年ぶりの2桁勝利到達となる10勝をマーク。186センチ、80キロ。右投げ右打ち。26歳。富山県出身。

ページトップ

ドラ7脇本、入団合意「1年目から1軍」[報知]

ロッテがドラフト7位で指名した高崎健康福祉大高崎高の脇本直人外野手(18)=180センチ、80キロ、右投左打=の入団が26日、決まった。契約金2000万円、年俸480万円で合意した。

脇本は球団を通じて「1年目から1軍に呼ばれるように日々、頑張って練習をしていきたい」とコメントした。(金額は推定)

ページトップ

角中2世だ!ドラフト7位脇本直人外野手と契約[千葉日報]

千葉ロッテマリーンズは11月26日、群馬県高崎市内の高崎健康福祉大高崎高校校舎内にてドラフト7位指名の脇本直人外野手(高崎健康福祉大高崎高校)との契約が完了した。背番号は入団会見にて発表となる。

脇本選手は「1年目から1軍で呼ばれるように日々、頑張って練習をしていきたいと思います。打つ方は角中選手。守りでは岡田選手、走るのは荻野選手のようになるのが憧れで目標です。自分が活躍することで、群馬県民の方々が皆さん、ロッテファンになってもらえるぐらい頑張りたいです」とコメントした。

この日は地元、群馬県のメディアが多く集まるなど、地元の期待の高さがうかがえる。同じノンステップ打法で憧れの存在で2012年のパ・リーグ首位打者の角中勝也外野手のような存在を目指す。

ページトップ

2014年度最優秀選手投票結果

セントラル・リーグパシフィック・リーグ
選手名球団1位2位3位点数選手名球団1位2位3位点数
菅野智之20133111115金子千尋1255828827
山田哲人216544344柳田悠岐394034349
メッセンジャー92317131大谷翔平352638291
呉昇桓7112492五十嵐亮太172721187
坂本勇人4171485糸井嘉男33135143
長野久義4151782サファテ81615103
ゴメス2161472内川聖一1010686
マートン681367李大浩37945
菊池涼介2121359中村晃06321
鈴木尚広341340佐藤達也02511
杉内俊哉26331松田宣浩20010
阿部慎之助26028中田翔0158
山口鉄也23120スタンリッジ0217
エルドレッド13317大隣憲司1005
鳥谷敬12314平野佳寿0125
丸佳浩0309メヒア西0055
マシソン0136則本昂大0114
前田健太0136岸孝之西0103
村田修一0103中村剛也西0103
岩田稔0103ペーニャ0011
福原忍0103陽岱鋼0011
山井大介0103銀次0011
田中広輔0011白票0133271
山本昌0011
雄平0011
白票03468170

ページトップ

2014年度最優秀新人投票結果

セントラル・リーグパシフィック・リーグ
選手名球団得票数選手名球団得票数
大瀬良大地217石川歩155
又吉克樹25高橋朋己西46
福谷浩司16森唯斗31
三上朋也5上沢直之5
小林誠司1森友哉西2
一岡竜司1松井裕樹2
グリエル1吉田一将1
該当者なし1加藤翔平1

ページトップ

ONらがNPB80周年ベストナイン[デイリー]

日本野球機構(NPB)は26日、都内ホテルで行われた「NPB AWARDS」で、「NPB80周年ベストナイン」を発表した。

過去69回のベストナインにおいて、各ポジションで最多受賞回数を記録しているOBを「ベスト・オブ・ザ・ベストナイン」として選出した。受賞者は以下の通り。(数字はベストナイン受賞回数)

投手
別所毅彦(6)
捕手
野村克也(19)
一塁手
王貞治(18)
二塁手
千葉茂(7)
高木守道(7)
三塁手
長嶋茂雄(17)
遊撃手
吉田義男(9)
外野手
張本勲(16)
山内一弘(10)
山本浩二(10)
福本豊(10)

ページトップ