わたしはかもめ2014年鴎の便り(11月)

便

11月28日

ロッテ、デスパイネを保留者名簿に[ニッカン]

ロッテが28日、アルフレド・デスパイネ外野手(28)を保留者名簿に掲載した。

キューバの選手に関しては1年契約が原則で、特殊な形ともみられているが、契約は統一契約書でかわしていることから、残留させたい選手として、他の選手と同様の手続きを取ったようだ。今後、残留交渉を行う林信平球団本部長は「何とか残ってもらいたいと思います」と話した。

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ロッテD2・田中、キメたぜ一日署長!決めるぞ京大卒業!![サンスポ]

ロッテのドラフト2位指名・田中英祐投手(22)=京大=が28日、地元の兵庫県警高砂署で「一日警察署長」を務めた。正式入団を前にした異例の大抜擢となったが、その理由は「文武両道を貫いた郷土の英雄」(同署幹部)。卒業へ向けて、研究室に1日7時間こもっている生活ぶりだといい、こちらもプロ入り前としては異例だ。

何事にも優れた器がそうさせるのか。ビシッと決めた警察署長の制服がまたよく似合う。田中は「正直、受けるかどうか迷った」と明かしたが、終わってみれば完全な“ハマリ役”だった。

「緊張しました。ドラフトでロッテに指名されたこと以外、(学生という)立場は変わっていないので…。でも、お世話になった地元ですから、年末に向けて防犯意識の向上とか交通事故の防止など、何かのお役に立てれば、と」。

集まった報道陣は20社、45人と相変わらずのフィーバーぶり。道行く周辺住民は「ナニか凶悪な大事件が発生ですか!?」と青ざめた表情で足を止めた。

そんな中、午前10時半から田中へ「一日警察署長」の委託式が行われた。その後、「年末特別警戒活動発隊式」へ。さらに“田中署長”による署員への訓示では「毎年、剣道や柔道の大会で優秀な成績を収められている皆さんこそ、文武両道です」と絶妙なスピーチを披露。最後には白バイにもまたがるノリのよさもみせた。

京大生、田中の卒論テーマは「SFA(表面力測定装置)における水和構造の逆計算理論」。近況はこれにかかりっきりで、1日7時間は研究室にこもり、足りなければ京都市内の下宿に持ち帰る。

「個人的な卒論の中身なら6割方は完成していますが、(研究室)全体でいえば、そこまでは進んでいません」。

その合間を縫う形でランニング、キャッチボール、ジム通い(ウエートトレーニング)…。スーパーマンのような生活も全て、「(来春1月の)新人合同自主トレには最初から出たいので…」。その意気やよし−。

◇小学生の時、交番に…

今回の「一日署長」の起用について、高砂署幹部は「文武両道を貫いた郷土の英雄なので」と説明。ロッテとはまだ正式契約前だが「現状の田中君でも十分です」と偏差値75の秀才右腕を称賛した。文武両道に加えて品行方正。田中と警察はおよそ無縁と思われたが、「小学生の頃に落とし物をして、交番に届けたことがありました。ごやっかいになったかと言われれば…あります」。あったんだ!?

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ドラ2田中、卒論“年内完成プラン”キャンプフル参加へ[報知]

ロッテからドラフト2位で指名された、京大初のプロ野球選手・田中英祐投手(22)が28日、卒論の“年内完成プラン”を掲げた。「11、12月で(卒論の)大枠を作り上げたい」とラストスパートに入っていることを明かした。1月の新人合同自主トレ、2月の石垣島キャンプのフル参加のため、必死で机に向かっている。

「1月(の合同自主トレ)から参加するつもり」。卒論優先のため、自主トレなどを一部免除させる声が球団内部で上がっていたが、田中の頭にはフル参加への青写真が描かれていた。年内に卒論の全体像を作り上げ、1月上旬の入寮から「パソコンがあれば(細部を)修正ができる」状態にして臨むという。

京大初のドラフト指名選手は工学部に在籍。卒論テーマは「SFA(surface force apparatus=表面力測定装置)における水和構造の逆計算理論」だ。長い日では研究室に約7時間こもる。トレーニングも継続する多忙な日々だが、提出する段階の6割ほどは仕上がっているという。通常の提出は3月前後だけに、超ハイペースだ。

この日は「少しでも地元に貢献できれば」と、地元の兵庫・高砂警察署で一日警察署長を務めた。契約交渉は来月2日の予定で、異例のプロ入り前の“学生署長”となった。署長室で神戸弥署長から緊張した面持ちで委託書を受け取り、その後、整列する警察官たちの前で「生まれ育った高砂市民を守る警察に敬意を表します」と挨拶。集まった報道陣は20社45人。秀才ルーキーは話題性も抜群だ。

田中英祐(たなか・えいすけ
1992年4月2日、兵庫・高砂市生まれ。22歳。小学4年時に軟式の塩市少年野球団で野球を始め、白陵中で投手に転向、白陵高では1年秋からエース。京大工学部に現役合格後、1年春からレギュラー。2013、14年の秋季リーグでベストナイン、14年秋季に関西学生野球連盟特別功労賞。最速は149キロ。180センチ、75キロ。右投右打。

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福浦&サブローのボーイズ、スポーツドクターも支援[報知]

ロッテの福浦とサブローが千葉に設立することになった中学生のボーイズリーグチームを、プロチームを担当するスポーツドクターもサポートすることになった。成長期の野球少年達の体のケア、有事の際にはプロ仕様の器具も使ってバックアップする。目的は千葉出身のスターを作ることと、ロッテ入団を志す野球少年の増加。活動拠点は未定だが、2人はプロを常に意識したチーム作りを目指す。

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ロッテ2位田中、キャンプ中も文武両道[デイリー]

ロッテにドラフト2位指名された田中英祐投手(22)=京大=が28日、故郷・兵庫県高砂市の兵庫県警高砂警察署で、一日署長を務めた。球団と仮契約する前の公式イベント参加は異例。地元の熱狂的起用に応えた秀才右腕は、来年3月提出の卒業論文のため、1月の新人合同自主トレや2月の石垣島キャンプ中も、パソコン持参で作成に取り組む意向を示した。

文武両道右腕が、プロの世界でいきなり“二刀流スタート”する。工学部在籍の田中は現在、「SFA(表面力測定装置)における水和構造の逆計算理論」という超難解テーマの卒業論文を作成中。提出期限は3月。1月の新人合同自主トレ、2月の石垣島キャンプの期間中もパソコンを持参し、昼はプロ野球選手、夜は京大生として文武を両立する。

卒論作成のため、一時は1月上旬から始まる新人合同自主トレへの参加が遅れることも危ぶまれたが、即戦力右腕として、スタートから後れを取る訳にはいかない。田中は「他の新人選手と同じように参加するつもり。大枠は12月中にほとんどやってしまって、あとはパソコンさえあれば修正できると思う」と、あくまでプロ野球選手としての本業を優先しながら、大学卒業に向け、学業を全うするつもりだ。

年内に論文完成の見通しをつけるため、今もハードスケジュールが続いている。「7時間くらい、ずっと研究室にいることもある」と田中。その傍らで、ランニングやキャッチボール、股関節の可動域を上げるトレーニングなどなど、できることは欠かさない。秀才理系右腕ならではの苦労にも、「1月に1番いい状態で臨みたい」と涼しい顔で話した。

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ロッテ京大くん、卒論と“二刀流”で合同自主トレ参加へ[スポニチ]

気遣いは無用−。京大初のプロ野球選手としてロッテからドラフト2位で指名された田中英祐投手(22)が28日、来年1月上旬に始まる新人合同自主トレから練習フル参加を誓った。大学の卒業論文を優先させて参加免除という球団の方針に対して「秀才右腕」は、自主トレに参加しながらパソコン持参で卒論を完成させる考えだ。この日は生まれ育った兵庫県高砂市の高砂警察署で一日署長を務め、地元市民の安全に一役買った。

凛々しく引き締まった顔は、すでにプロのそれになっていた。契約を12月2日に控えて、一足早い「プロ初仕事」。ロッテではなく、警察のユニホームを着た田中はきっぱりと言い切った。

「できる限りは他の新人と一緒に1月から(練習に)参加したい。新人合同自主トレにいい状態で臨み、キャンプも初日から行けるように(卒論に)取り組んでいる」。

京大から初めて誕生するプロ野球選手。その最初の難関が自主トレでもキャンプでもなく、卒論だった。提出期限は来年3月。球団としては「秀才右腕」ならではの特例措置で卒業をサポートする方針で、林信平球団本部長も「12月から1月は論文で1番忙しい時期になる。新人合同自主トレは参加できなくてもやむなしですね」と話していた。だが、決して恵まれたとは言えない国立大の練習環境で鍛えてきた田中。秀才の裏にある反骨心が自主トレ免除の特別措置を無用とした。

京大工学部に在籍する田中の卒論テーマは「SFA(表面力測定装置)における水和構造の逆計算理論」。超難解な論文とあって、10月24日の指名あいさつからここまでの1ヶ月間、猛烈な追い込みをかけた。長い時には1日7時間。「先生と話して書く」という作業を続けてきた。「早く提出したいので今、力を入れている。現段階では6割程度。大枠をやってしまえば、パソコンがあれば修正できる。12月までに大枠をやりたい」。

年内に大枠を完成させて来年1月から新人合同自主トレに参加。同時に埼玉・浦和の合宿所にパソコンを持ち込み、練習しながら論文も修正をしていく。1月までに完成しなければ、キャンプにもパソコンを持参することになる。「できることを自分のペースで1つ1つやることが大事」。今は論文作成の傍ら、毎日ランニングと筋力トレーニング、キャッチボール。股関節の柔軟性と可動域を上げることがテーマだという。

どこまでも貫く文武両道の精神。田中はすでにプロとしての確かなスタートを切っていた。

伊東監督
「卒論で忙しいと聞いていたが、自主トレに参加したいと考えてくれているなら、それは立派なこと。どんな球を投げるのか早く見てみたい。」
SFA(表面力測定装置)
「Surface Force Apparatus」の略で、様々な物質の表面間に働く分子レベルの相互作用力(表面力)を直接測るための装置。2つの表面間に働く微少な力の大きさを表面間の距離の関数として自動測定することを目的に01年に日本電子レーザー株式会社が開発した。これにより、物質の表面・界面研究だけではなく、新薬の開発や評価、バイオテクノロジー分野、分子レベルでの微細加工などが可能となり、医学や生物学の分野でも利用される。

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A・ジョーンズが楽天退団へ、自由契約、ロッテが獲得か[スポニチ]

楽天のアンドリュー・ジョーンズ外野手(37)が、今季限りで退団することが確実となった。来季の保留選手名簿(12月2日公示)から外れて自由契約となることが28日、分かった。

メジャー通算434本塁打のジョーンズは来日1年目の昨季、不動の4番として26本塁打、94打点で球団初のリーグ優勝と日本一に貢献。打率.243も105四球で、5番のマギーとのコンビで恐れられた。だが、今季はマギーがマーリンズに移籍したことでマークが厳しくなり、リーグ新記録の118四球も打率は.221だった。年俸4億円に見合う成績は残せず、チームも最下位に転落。ジョーンズは10月上旬に帰国した際、「自分の意思は仙台にある」と残留を希望していた。

球団関係者は「状況によって再交渉の可能性もゼロではない」と話したが、今後、ジョーンズに代わって4番を任せられる右打ちの強打者の獲得に動く。今季の本塁打王でオリックスを退団することが確実なペーニャの調査を続ける一方、メジャー、3Aクラスの選手も含め複数人をリストアップ。立花陽三球団社長らは12月上旬に米国で行われるウインターミーティングにも参加する予定だ。ジョーンズに対してはロッテなどが獲得に動く可能性もある。

今回、保留者名簿入りしたのは野手のラッツと投手のクルーズのみ。守護神だったファルケンボーグ、左かかと痛で5月に帰国し、米メディアが既に引退を報じていたユーキリスも外れた。

保留選手名簿
各球団は、引き続き契約を結ぶことを予定している契約保留選手のほか、任意引退選手らも含めた全保留選手名簿を11月30日以前に、コミッショナーへ提出する。上限は70人。12月2日にコミッショナーが公示し、名簿に記載されなかった選手は自由契約選手となり、いずれの球団とも契約が可能となる。例年、再契約交渉が難航している外国人選手は、同名簿から外れる可能性がある。

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ロッテD2・田中が一日署長、最近は「1日7時間ほど研究室に…」[サンスポ]

プロ野球ロッテからドラフト2位で指名された京大の田中英祐投手(22)が28日、出身地である兵庫県高砂市の兵庫県警高砂署で一日署長を務めた。

署長室で神戸弥署長から緊張した面持ちで委託書を受け取った。その後、整列する警察官達の前で「生まれ育った高砂市民を守る警察に敬意を表します」と挨拶した。最近は卒論の執筆に取り組み「1日7時間ほど研究室にいる」こともあるが、キャッチボールなどで体も動かしているという。

田中は高砂市の進学校、白陵高から京大工学部に進学。今年のドラフト会議で京大生として初めて指名を受け、12月2日に契約交渉に臨む。

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ロッテのドラ2、京大・田中が一日署長[ニッカン]

ロッテのドラフト2位、京大・田中英祐投手(22=白陵)が28日、兵庫県高砂警察署で一日警察署長を務めた。

年末特別警戒の発隊式に制服姿で登場。警察官に激励の言葉を送った。これまで警察にお世話になったことと言えば「落とし物を届けてもらったことぐらい」と平和な生活を送ってきた田中。キビキビした警察官の所作に「身が引き締まる思いです」と話した。入団前にこういうイベントに参加することに、最初は戸惑ったそうだが「地元のために何かできれば」と一肌脱ぐ形となった。地元のゆるキャラ「ぼっくりん」とも初共演。「かっこいい、藪投手みたいになって欲しい」とラブコールを受けていた。

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