12月3日12月3日ロッテが、ドラフト2位の京大・田中英祐投手（22）について、開幕前のグッズ販売を検討することが3日、分かった。新人のグッズ展開は1軍で活躍してからが通例だが、田中は京大初のプロ野球選手とあって注目度抜群。山室球団社長は「面白いし、検討していきたい」と早期の製作、販売に前向きな考えを示した。
過去には日本ハムが中田、楽天が田中（現ヤンキース）のグッズを2月に販売した例があるが、ドラフト2位選手では異例。山室社長は秀才右腕にちなんだ合格祈願グッズなども候補とした上で、「受験シーズンに間に合うか分からないが、検討したい」と話した。
“田中シフト”も敷いた。球団には取材依頼が殺到中だが、最優先は卒論の完成。球団は12月の取材を研究に支障がない日時に限定した上で、京大から半径5キロ以内とする対応策を決めた。球団関係者は「年内の取材はこれ以上、無理かもしれない」と、嬉しい悲鳴。歴史を変えた文武両道右腕のフィーバーは、日に日に勢いを増している。
年内に卒論のメドをつけるために、ロッテドラフト2位の田中（京大）が、3日間で15件の取材を一気にこなす。
京大初のプロ野球選手とあって取材申請が殺到しているが、授業や研究に忙しい田中は、月内に3日しか時間が取れないという。球団関係者は「ドラフト後30件の取材の申し込みがあり、残りは15件。1日5件やるしかない」と嬉しい悲鳴を上げていた。
ロッテは3日、前中日の矢地健人投手（26）と支配下契約を結んだと発表した。年俸は推定500万円。同投手は11月16、17日に鴨川秋季キャンプで入団テストを受け、合格していた。
ロッテは3日、前中日・矢地健人投手（26）と契約したと発表した。背番号は58。
矢地は「契約をしていただき、本当に感謝をしています」と喜び、「11月21日には子供が生まれたので、家族のためにも精一杯頑張ります。来シーズン、何としても1軍のマウンドで投げて、結果を残したいと考えています」と新天地での活躍を誓った。
矢地は今季1軍登板なしで中日から戦力外になり、11月に行なわれたロッテの入団テストを受け合格していた。
千葉ロッテは3日、中日から自由契約となった矢地健人投手（26）＝180センチ、68キロ、右投げ右打ち＝と契約したと発表した。背番号は58。秋季キャンプでテストしていた。年俸は500万円。球団を通じて「契約をしていただき、本当に感謝をしています。11月21日には子供が生まれたので、家族のためにも精一杯頑張ります」とコメントした。（金額は推定）