わたしはかもめ2014年鴎の便り(12月)

便

12月6日

ロッテ石川五右衛門、高津シンカー盗む[ニッカン]

ロッテ石川歩投手(26)が、五右衛門ばりの盗みで2年目のジンクスを克服する。シンカーを武器に10勝8敗の好成績を挙げ新人王に輝いた。来季はこの変化球を進化させる。シンカーといえばヤクルト高津投手コーチ。ターゲットとして狙いを定めると、社会人時代に東アジア競技大会の日本代表で一緒だったヤクルト秋吉から同コーチの握りを教えてもらった。

「腕が思い切り振れれば、1度浮き上がってから落ちる感じになると思う。右打者の真ん中目がけて投げると内角へ曲がって沈んでいく」と言う。今のシンカーは130キロ前後でスライダーとほぼ同じ球速だ。カーブが110キロほど。その中間の120キロになる見込みで、シンカー2種類で緩急をつけられる。

6日は千葉・八千代台で行われたサイン会でファンに貯金10を約束した。「来年は勝ち星の数より負け数を減らしたい」。その目標を実現するのが新シンカーだ。

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ロッテ石川、第2シンカーは高津流「決め球にしたい」[スポニチ]

シンカーを進化させる−。パ・リーグ新人王のロッテ・石川が、決め球にしているシンカーとは別に、使い手として知られる高津臣吾流の「第2シンカー」の習得に取り組むプランを明かした。

ヒントを与えてくれたのは社会人時代から親交の深いヤクルト・秋吉。4日にともに参加したスポーツフェスティバル(大阪市)で、高津コーチに伝授されたシンカーの握りを教わったという。

「シンカーが2種類あれば幅が広がる。右打者から三振を取れるし、決め球にしたい」。中学時代に身につけた今のシンカーは130キロ台前半で、打者の手元で急に落ちる軌道が特徴だ。「第2のシンカー」は120キロ台前半で1度浮き上がってから右打者の胸元に食い込むイメージという。

110キロ台のカーブと、130キロ台のシンカーとの中間の球速の変化球を身につけることが狙い。「先発でやっていく上で、もう1つ変化球を覚えたい」。来季は最多勝や最優秀防御率のタイトルを目標に掲げる。習得すれば、2年目のジンクスを打ち破るための大きな武器になりそうだ。

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ロッテ石川“高津シンカー”で進化だ[デイリー]

今季のパ・リーグ新人王を獲得したロッテ・石川歩投手(26)が6日、“高津シンカー”をマスターし、進化することを誓った。このオフ、同期入団で親交のあるヤクルト・秋吉から、シンカーの握りを伝授されたことを告白。何とそれは、シンカーが代名詞だった同・高津投手コーチ直伝のものだった。

シンカーはこれまでも石川の持ち球のひとつでウイニングショットだったが、伝授されたのはそれとは別の握りの“第2のシンカー”だ。その“高津シンカー”は、今まで投げていたシンカーより約10キロ遅い、120キロ台だという。「軌道は左投手のカーブみたいな感じですかね。空振りが取れると思うし、決め球としても使えれば」と手応え十分だ。

この日、千葉県内で行われたサイン会では、ファンを前に「最多勝か最優秀防御率を狙いたい」と来季のタイトル奪取を宣言した石川。「来年は貯金を10つくれれば優勝が見えてくると思う。15勝5敗くらいのイメージ」。新たな魔球を携え、目標を実現する。

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石川“高津式シンカー”でタイトル獲る[報知]

パ・リーグ新人王に輝いたロッテの石川歩投手(26)が“高津式シンカー”の習得を目指す。今季もシンカーは投げているが、このオフに挑むのは球速と変化が違うものだという。「左投手のカーブのようなイメージの球。右打者のインコースを攻められる感じがあります」と、第2のシンカーで投球の幅を広げる。

4日に社会人時代から親交のあるヤクルトの秋吉と大阪で会食。日本通算286セーブのヤクルト・高津臣吾投手コーチ直伝のシンカーの握りを聞いた。「今のシンカーは130キロ前後で、(秋吉から)教えてもらった球は、120キロくらいになる。空振りを取る決め球に使えるかも」と高津式のマスターへ意欲を見せた。

この日は千葉・八千代市内で行われたサイン会に参加。「来季は貯金を10作りたい。(タイトルは)最多勝か最優秀防御率のどちらかを取れれば」と10勝8敗からの飛躍を誓った。

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