わたしはかもめ2014年鴎の便り(12月)

便

12月12日

ロッテ・アジャから京大田中へ3つの金言[ニッカン]

ニックネームは自分で選べ!ロッテのドラフト2位、京大・田中英祐投手(22)が12日、浦和の球団施設を視察し、自主トレ中のアジャこと井上晴哉内野手(25)と遭遇。3つの助言をもらった。その1つがニックネームは自分でつけるべき、というもの。田中は早速選定に取りかかった。

浦和球場に足を踏み入れたとたん、田中はその存在に気が付いた。「すごい大きいなって思いました」。歩み寄り、歓迎の握手をしてくれたのは昨年ロッテに入団した井上だった。ちょうど1年前「コール、ミー、アジャ(アジャと呼んでくれ)」と言い放った異色のルーキーは、貫禄ある姿で田中の前に現れた。

そして3つの助言をくれた。その1つが「ニックネームは自分で選ばないとダメだ」というもの。田中は「ファンの方から『えいすけ』って呼ばれたのは親しみを持ってくれているようで嬉しかった。あとは、(ドラフト4位の)寺嶋が『タナチュウ』って呼んできます。彼らしくていいと思います」と、その場で2つに絞った。

長嶋茂雄ならチョーさん、王貞治ならワンちゃん。一流選手にはニックネームがつきものだ。呼びやすい名前は人気を押し上げる。その重要さを知っているからこそ井上は「田中は何て呼ばれてるの?」と真っ先に気にかけた。

井上からの金言はそれだけではない。世間の注目を浴びながら開幕4番を務め、その後に地獄を見た。「やりたいことはしっかり持っていた方がいい」と周囲の騒ぎに振り回されないことの重要性を教えてくれた。実力が未知数のうちから注目を集めているのは共通項。田中は「その通りだと思う」と、うなずいた。

3つ目のアドバイスは、ノートを書くことだった。井上は今季途中から、大学ノートを購入し「アジャの伝説ノート」と名付け、書き込んでいる。「書くことは大事。ここには伝説がいっぱい書き込まれることになる」と言った。それを聞いた田中は「今までやってなかったけど、プロに入ったら、色んなことを教わるので、書いていきたい」。いずれの助言もありがたく受け止めた。

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ロッテの新旧話題王が初対面!井上がD2・田中に“アジャ”バイス[サンスポ]

ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が12日、さいたま市のロッテ浦和球場で施設見学。自主トレ中だった“アジャ”こと井上晴哉内野手(25)と電撃対面し、新旧の“話題王”が合体した。井上は田中に

(1)
明確な目標設定
(2)
ノートを取れ
(3)
ニックネームは自分で考えよ

とする「プロの心得3ヶ条」をアドバイスならぬ“アジャバイス”。これには京大IQ右腕も脱帽した。

新人7選手の“研修2日目”はロッテ浦和球場の2軍施設見学。隣接する本社工場&選手寮までくまなく探索した田中が、グラウンドで巨大な“黒い物体”と遭遇した。自主トレで汗を流していた井上だった。

「印象?大きいです。ルーキーで今年の開幕4番に座ったことも知っていますし、“アジャ”と愛称で呼ばれていたことも知っています」。

偏差値75のIQ右腕も思わず体重115キロ(12日現在=既に今オフ1キロ増)の井上に圧倒された。新旧の“話題王”が緊急合体する奇跡の展開。実はこれ、井上にとっても想定外だった。

前日(11日)まで、実家の広島市に帰省するなど約2週間のオフを満喫し、この日から自主トレを再開した。「再開じゃない。日本一早い“始動”です」。結果、田中フィーバーに乗っかる形の大露出となったが、一方で礼を尽くすことも忘れない。先輩として、ルーキーイヤーに学んだ「プロの3カ条」を田中に伝授した。

いわく、

(1)
明確な目標設定
(2)
ノートを取れ
(3)
ニックネームは自分で考えよ

とする内容だった。

「自分のやりたいことを見つけ、徹底して取り組むことが大事。日々、感じたこと、特に反省点などをノートに残しておくといい。ニックネームも人からつけられるより、自分でアピールすべし。“アジャ”がそのいい例です」。

井上らしい田中への“アジャバイス”。実際、自身が命名した「アジャ伝説ノート」なるものを日々したためている。これには田中も恐縮した。

「その通りだと思います。勉強以外のノートはとったことがないですし、これからは指導されたことをきっちり字にしたいですね」。

京大頭脳は“アジャ土産”を手に関西に一時帰郷。年明け、1月7日の入寮で関東に再上陸する。

◇先輩と遭遇、“ロッテ”とコラボある!?

ロッテ本社の工場見学でも、思わぬ出会いがあった。京大農学部出身で現在、同社の中央研究所でキャンディーの開発などを手がけている研究員・土井敏弘さん(36)=2003年大学院修了=とバッタリ。「京大出身初のプロ野球選手としてだけではなく、ロッテを引っ張るような活躍をして欲しい」と土井さん。「パ・リーグを代表する選手になってくれたら、スポーツマン向けのキャンディーを(共同)開発できればいいですね」と胸を躍らせていた。

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ロッテ・D4のイケメン寺嶋 ステーキ完食「すごくおいしかった」[サンスポ]

顔面偏差値75で話題のイケメン、ロッテD4位・寺嶋(創価大)が12日、2軍施設見学で「いよいよ新しい世界に入るという実感がより沸いてきました」とキリリ。ステーキが振る舞われた寮の食事にも舌鼓を打ち「完食です。元々肉好きですが、すごくおいしかったです」と大満足の様子。ちなみに、すっかり意気投合した田中とは「タナチュウ」「寛大(下の名前)」と呼び合う仲にまで発展。“チーム75”の絆も再確認された!? 

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ロッテドラ2田中、宿題追加申し出!“弱点”強化でコーチ質問攻め[スポニチ]

今秋ドラフトでロッテから2位指名を受け、京大から初のプロ野球選手となった田中英祐投手(22)が12日、来年1月9日にスタートする新人合同自主トレに向けて、肩甲骨の強化を打ち出した。最速149キロを誇る右腕だが、プロでさらに強いボールを投げるために、自身の最大の課題が肩甲骨にあると分析。球団に自らトレーニングメニューの追加を申し出る「異例」の行動に出た。田中を含むロッテの新入団7選手は同日、さいたま市にある2軍施設や親会社の工場などを見学した。

ロッテと契約は済ませても、まだ現役京大生。自ら「宿題」をもらうあたりは秀才ルーキーならでは、だ。

「肩甲骨周りの筋肉の鍛え方を教えてください」。

これは田中が楠1軍トレーニングコーチに投げかけた言葉。11日の新入団発表会の前に、新人合同自主トレまでのトレーニング説明会が行われた。手渡されたのは「100メートル、70メートル、50メートルダッシュ」「ポール間ダッシュ」「45分走」などランニング中心のメニュー。その後、田中は同コーチに個別質問。メディカルチェックで「肩甲骨の固定力が弱い」と指摘されたためで、同コーチは「その部分をかなり気にしていた。細かく質問を受けた」と言う。

400勝投手の金田正一氏には現役時代、その日の肩甲骨の動きだけで好不調を判断できたという逸話がある。強いボールを投げるためには肩甲骨周りの背筋を鍛え、同時に可動域を広げることで、自在に肩甲骨を動かせる能力が身につく。特にテークバック時は、弓を引くようなイメージで肩甲骨を背骨に引き寄せる。肩甲骨の動きが浅いと、肩が前に突っ込んだ状態で腕を振ることになる。結果として上半身の筋力に頼った投げ方となり、ボールにかけられるスピンは弱くなり、初速は上げられたとしても、終速まで上げることはできない。

意気軒高ならぬ意気肩甲−。楠コーチからは1キロのダンベルやゴムチューブを使って肩甲骨を体の中心に寄せるイメージで、日々20回×3セットの練習法を助言され、田中は「これからどうやって練習していくかイメージが湧いてきた。当面の目標は1番良い状態で1月の新人合同自主トレに臨むこと」と話した。

2軍のロッテ浦和球場や選手寮を見学した際には、「ここでならいい生活が送れそう」と話したが、直後には「(開幕したら)ここには来ないようにしないと。田中はこの夜に京都に戻り、今後は卒業論文の仕上げに追われる日々となる。一方で、「年末年始も実家の周りを走るつもり。近くに山もあるので」。地元・兵庫県高砂市には高御位山(たかみくらやま)や竜山山地といった山が多く、高校時代に山間ランニングを行った場所での「山ごもり」で体をいじめ抜く。プロ野球の世界で「京大」のブランドが何の意味も持たないことは、田中自身が1番知っている。

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アジャ井上と対面の京大くん、あだ名は「“英祐”か“タナチュー”」[スポニチ]

ロッテドラフト2位の田中はロッテ浦和球場で練習中だった昨年のドラフト5位で今季の開幕4番を務めた「幕張のアジャ」こと井上と初対面。

井上の存在は知っていたそうで「ニュースで見ていました。凄く大きいですね」と115キロの巨体に目を丸くした。井上は女子プロレスラーのアジャ・コングに風貌が似ていることを逆手に自ら名前を売り込んだだけに、「あだ名は人が決めるのではなく、自分で言うものだよ、と教えてあげたい」。これに対して田中は「“英祐”か“タナチュー”のどちらでもいいです」と応じていた。

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ロッテ本社の京大OB研究者、田中に共同開発ラブコール[スポニチ]

ロッテ浦和工場の見学では、田中に京大OBの研究者から「共同開発」のラブコールが送られた。

キャンディーの研究、開発に携わる土井敏弘さん(36)は京大農学部を2003年に卒業。後輩のロッテ入団を心から喜んでおり「スポーツマン向けのキャンディーを開発したい。スポーツと科学が一体となった話題になるような商品を一緒に開発できる日を夢見ている」と声を掛けた。このオファーに、田中は「将来的にアドバイスができるような選手になりたい」と快諾。出来たての「コアラのマーチ」などを頬張り「凄くおいしかった。(工場の中は)普段なかなか見られないので面白かった」と笑顔だった。

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ロッテ田中を京大先輩研究員もスカウト[デイリー]

ロッテ・ドラフト2位の田中英祐投手(22)=京大=が12日、さいたま市内のロッテ浦和工場でお菓子の製造工程を見学した。頭脳明晰な理系男子の田中に、同窓の研究員が“新商品開発アドバイザー”としてラブコールを送った。

人気商品の製造過程を興味津々に見入る右腕が、京大の先輩から思わぬ“指名”を受けた。主にキャンディーの商品開発、研究を行っている土屋敏弘研究員(36)が「パ・リーグを代表する選手になった際には、ぜひアドバイスや意見を頂き、スポーツマン向けのキャンディーを開発できたらいいですね」と後輩を“スカウト”。田中は「活躍できるようになったら、スポーツ選手としてアドバイスできるようになりたい」と夢を描いた。

選手兼任での商品開発アドバイザーとなれば球界でも異例。「体のことについても、もっともっと勉強していきたい」と田中。秀才右腕の夢は、広がるばかりだ。

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京大・田中「アジャ詣で」で金言授かる[報知]

ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が12日、“アジャの教え”を受けた。ロッテ浦和の施設見学に訪れ、井上晴哉内野手(25)と初対面。今季開幕まで話題を独占した先輩から、3つの金言を授かった。

ひっそり練習していても、体重110キロ超の巨漢はすぐ見つかった。新人7人による“アジャ詣で”。田中と握手した井上は「化け物の雰囲気」と京大オーラに目を丸くした。ドラフト5位ながら脚光を浴びた自身と、京大初のプロ野球選手として注目される田中。似通った?境遇を重ねつつ、

(1)
今やるべきことを考えろ
(2)
伝説ノートをつけろ
(3)
愛称は自分で言え

と助言を贈り、ドヤ顔で解説した。

「ノートには気付いたことを書いていく。自分はこれからは伝説を書き込んで『アジャ伝説ノート』にするつもり。ニックネームは売り込んだ方がいい。自分は『アジャと呼んで』と言いましたからね」。

フィーバーの中、新人開幕4番を射止めた井上の言葉に田中は賛同。「下の名前で呼んでもらえると、親しみを感じてうれしいです」と自己主張した。開幕1軍を狙う秀才右腕は、アジャの豪快すぎるアドバイスもしっかりインプットした。

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ドラ2田中「イメージが湧いてきた」2軍施設や工場見学[報知]

ロッテの新入団7選手が12日、さいたま市にある2軍施設や親会社の工場などを見学した。

ドラフト2位指名されて京大初のプロ野球選手となった田中は「これからどうやって練習していくかイメージが湧いてきた。(工場見学も)普段なかなか見られないと思うので面白かった」と感想を口にした。室内練習場や選手寮も見て回り「今まで以上に自覚を持ってこれからのトレーニングに励んでいきたい」と話した。

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ロッテ2位田中、今年漢字1文字で「忙」[ニッカン]

ロッテのドラフト2位、京大・田中英祐投手(22)が12日、テレビ局の企画で今年の漢字を問われ「忙」と書いた。文武両道の生活は忙しかった様子。「振り返ると1月から、色んなことがあった。来年は自分の夢に向かって進む年。『夢』という字を書けるようにしたい」と話した。

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ロッテ新人中村ら施設にビビる「すごい」[ニッカン]

ロッテの新人7選手が浦和球場などの2軍施設と寮を見学した。

ドラフト1位の早大・中村奨吾内野手(22)は「1軍も素晴らしかったが、2軍もかなりすごい。いつでも練習できる環境。言い訳できない。しっかり練習したい」と話した。

室内練習場の大きさや、寮の上にもティー打撃などができる施設があったことに驚いていた。

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田中らロッテ新入団7選手が施設見学[スポニチ]

ロッテの新入団7選手が12日、さいたま市にある2軍施設や親会社の工場などを見学した。

ドラフト2位指名されて京大初のプロ野球選手となった田中は「これからどうやって練習していくかイメージが湧いてきた。(工場見学も)普段なかなか見られないと思うので面白かった」と感想を口にした。室内練習場や選手寮も見て回り「今まで以上に自覚を持ってこれからのトレーニングに励んでいきたい」と話した。

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