ロッテ伊東勤監督(52)が28日、開幕戦の相手に9年ぶりに日本球界に復帰する松坂大輔投手(34=メッツ)を希望した。
西武時代にバッテリーを組み、監督と選手としてもともに過ごした相手は大型契約でソフトバンクへ入団した。最も早い対戦の可能性は3月27日の開幕戦(ヤフオクドーム)になる。知り尽くしている松坂に対し「やるなら早い方がいい。早いうちにたたきたい」と闘志を燃やした。
怪物の中の怪物…松坂、出て来いや−。ロッテ・伊東勤監督(52)が28日、来季の開幕カードとなる3月27日からのソフトバンク3連戦(ヤフオクドーム)に向け、日本球界に復帰した松坂大輔投手(34)=前メッツ=との対戦を熱望した。
「大輔が来たらたたくでしょ!!望むところだね」。クールな指揮官が、熱い格闘家、高田延彦(52)と化した。西武監督時代のエースだった松坂が順調なら、開幕3連戦中の対決は確実で、開幕戦での激突もあり得る。米大リーグから来季、9年ぶりに日本球界に復帰。「どんな投手になっているのか楽しみ」という同監督だが、半面、松坂をたたいての『開幕ロケットスタート』の目論見もある。
2年連続で開幕3連戦はヤフオクドーム。今季は開幕5連敗スタートを喫しただけに、「打撃陣は大輔を打てば自信にもなります。相手は結構、力んでくると思いますけどね」。怪物攻略へ自信がみなぎった。
先手必勝だ。ロッテの伊東監督がソフトバンクとヤフオクドームで対戦する来年の開幕3連戦で松坂との対戦を熱望した。「できれば開幕カードで(松坂)大輔と対戦したい。出てくれば叩く。打ち崩せば自信になるからね」。
西武時代にはバッテリーを組み、指揮官とエースとしても04年の日本一を成し遂げた間柄である。「昔の投球とは変わっているだろうし、結構力んで投げてくると思うよ」。今季も開幕カードでソフトバンクと敵地で対戦し、3連敗を喫しただけに「借りを返さないとね」とリベンジに燃えていた。
ロッテ・伊東勤監督(52)が28日、ソフトバンク・松坂大輔投手(34)の開幕カード登板を熱望した。パ・リーグ王者との対決で幕を開ける来季。西武時代にバッテリーも組み、監督としても指導した愛弟子に挑戦状をたたきつけた。
指揮官は不敵な笑みを浮かべた。「ダイスケには出てきて欲しいね」。女房役として球質、軌道などの全てを把握しているつもりだが、「メジャーに行って変わっているところもあるかもしれないし。たたくしかないでしょう」と鼻息を荒くさせた。気心知れた間柄なだけに、負ける訳にはいかないのだ。
今季開幕も敵地のソフトバンク戦だった。いきなり3タテを食らってつまずき、開幕5連敗を喫すると、これが響いてシーズンを通した低迷につながった。
その意味でもリベンジとなる来季の開幕カード。松坂の日本凱旋登板で土を付けられれば、その白星が反攻の旗印となる。