ロッテの「イケメンすぎる捕手」ことドラフト5位・寺嶋(創価大)が、壮大な目標をぶち上げた。QVCマリンで行われた新春恒例の球団グッズ初売りイベントに参加。書き初めに「世界一」との文字をしたため「やるなら世界一になりたい」と言い切った。
5年後の東京五輪で世界一になるという夢がある。「出たい。日本の代表として立てる舞台なので。まだ日の丸のユニホームを着たことがないですし」。昨春に大学日本代表に招集されたものの左太腿の肉離れで辞退した苦い経験があり、日の丸への思いは強い。同期入団のドラフト2位・田中(京大)とはすっかり仲良しだという。「“あけおめ”メールがきたので“ことよろ”って返しました。(東京五輪で)田中とバッテリーを組みたい」と大きな夢を語った。
ロッテのドラフト4位・寺嶋寛大捕手(22)=創価大=が4日、QVCマリンで行われた初売りイベントに参加。母校の2年先輩、ヤクルト・小川泰弘投手(24)と侍ジャパンでのバッテリー結成を目標に掲げた。
「日本代表で小川さんの球を受けたい。大学時代に球を受けて勉強になったし、その存在も大きかったです」。
昨春、初めて大学日本代表に選出されたが、左太腿肉離れで代表戦を辞退。日の丸への思いは人一倍強く、27歳になる2020年の東京五輪出場にも「出たいです」と意欲を燃やす。
期待のイケメン新人とあって、初売りイベントではオリジナル商品となるフラッグ(税込900円)、Tシャツ(同2800円)、ミニタオル(同500円)が販売され、上々の売り上げで人気の高さを示した。
書き初めでは、「少年時代に父(賢治さん)から教えられた。せっかく目指すなら」という「世界一」を記した。夢を実現させるため、まずはロッテで結果を残す。
前日3日に行われた創価大OB合同練習では、2年後輩の寺嶋らを愛車で送迎。バッテリーを組んでいた寺嶋とは軽口をたたき合い「上下関係とかはないです。コイツはいつもこんな感じなんですよ」と仲の良いところを見せていた。「プロの世界に入って戦えるのが嬉しい。切磋琢磨したい」と小川にとっても刺激になっている。
ロッテのドラフト4位・寺嶋寛大捕手(22)=創価大=が4日、QVCマリンで初売りイベントに参加した。“イケメンすぎる捕手”として注目の寺嶋は、書き初めで「世界一」としたため、将来の日本代表入りを目標に掲げた。
堂々の宣言だ。「日本の代表として戦ってみたい。プロ入りしたからにはチャンスはあると思う」。WBC、そして競技復活の可能性が高まった2020年の東京五輪出場へ、夢をはせた。大学時代は4年時に日本代表候補入りしたが、故障で辞退。ジャパンへの憧れは強く「普段は戦えない選手と戦えるというのは、とても楽しみなこと」と思いを巡らせた。
この日は、この時期のルーキーでは異例の個人グッズも特別発売。大きな夢を胸に、プロ生活のスタートを切った。
ロッテのドラフト4位・寺嶋寛大捕手(22)=創価大=が4日、QVCで行われた新春初売りに参加した。
年明け最初の球団イベントに抜てきされたイケメンルーキーは、書き初めに「世界一」と書き記してファンを沸かせた。「どうせ目指すなら世界一を目指すということで。今年はチームの優勝に貢献できるように頑張るだけです」と決意を述べた。
ドラフト2位の田中英祐投手(22)=京大=とは度々連絡する仲で「LINEで『あけおめ』と来たので、『ことよろ』と返しました。(田中のことを)いつもは…『タナチュー』って呼んでますね」とうち解けている様子だった。
ロッテのドラフト4位、寺嶋寛大捕手(22=創価大)がさわやかにファンサービスデビューを果たした。
4日、QVCマリンで行われた初売りイベントに参加。トークショーやサイン会を行った。書き初めでは、堂々と「世界一」と目標を記した。
精悍なルックスで注目を集めている。ルーキーながら、早くも応援グッズがつくられた。トークショーでは「ロッテのファンの方は熱い声援が多いので、頑張らないといけません。元気を出して、皆さんがここで打ってくれというところで打ちたいです」と話した。
(産経新聞[話の肖像画]2014年7月11日掲載/聞き手・田中充)