わたしはかもめ2015年鴎の便り(1月)

便

1月6日

京大くん、石垣島動かす!フィーバー対策、市がブルペン改修[スポニチ]

ロッテからドラフト2位指名された京大の田中英祐投手(22)が6日、京都府の同大で自主トレを公開した。京大初のプロ野球選手は2日の初詣で「大吉」を引いたことを明かし、2月1日のキャンプイン初日のブルペン入りを表明。その一方で、フィーバーが予想される沖縄・石垣島キャンプでは、田中対策として2軍のブルペンなどが整備されることが判明した。「京大くん狂騒曲」はますますヒートアップする。

視界に飛び込む景色が1年前とはまるで違った。京大野球部恒例の吉田神社参拝。神妙な面持ちの田中がサイン攻めにあった。普段は白衣姿で研究室で缶詰めになる理系学生に群がるファン、そして子供。新入団選手としては異例の自主トレ公開となったこの日は、28社80人の報道陣が集結した。

年が明けてもフィーバーはとどまることを知らないが、田中は至って冷静。「今日はたくさんの人に来ていただいた。立場が変わって注目を集めているので、より一層頑張ろうと思った」と表情を引き締めた。

年末年始は卒業論文の執筆に追われながらも、9日からスタートする新人合同自主トレに向けてトレーニングは1日も欠かさなかった。石垣島での春季キャンプまで1カ月を切り「もう競争は始まっている。(2月1日の初日に)ブルペンに入るべきなのかなと考えている」と意気込んだ。2日には神戸市の生田神社を訪れ、おみくじは「大吉」。「心静かに事にあたれば良い結果が得られるでしょう」と書かれていたという。

日本中が注目するルーキーが「心静かに」練習に専念するため、キャンプ地の関係者も受け入れ態勢を整える。田中を目当てに、多数の報道陣やファンが殺到することが予想され、山室晋也球団社長は「混乱がないように対策を講じる」と明言。昨年末には球団職員が現地で石垣市に対応を要請した。

春季キャンプは昨年から1、2軍合同となり、1軍ブルペンの横に2軍ブルペンを新設。だが、1軍と違って簡素な構造で、多くの人が見学することは想定していない。現時点では田中は2軍スタートが濃厚で、ブルペンを「田中仕様」に変更する必要が生じている。市の担当者は「2軍ブルペンの周辺は足元が舗装されていない。見学や取材スペースの確保も含めて、キャンプまでには対応したい」と説明した。

田中は7日に、さいたま市の選手寮に入寮する。絵馬には力強く「日々成長」と書いた。「これから野球が職業になる。後悔のない1年にしたい」。秀才右腕の周囲が騒がしくなってきた。

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ドラ2京大・田中、初詣で大吉“超幸運の1年”を予感[報知]

ロッテのドラフト2位、田中英祐投手(22)=京大=が“超幸運の1年”を予感した。6日、京大初のプロ選手は、初詣のおみくじで大吉を引いたことを明かした。9日からの新人合同自主トレを前に「持っているものを全部発揮して、吸収できるものを上乗せしたい」と決意を語った。

初詣は2日。地元の兵庫・生田神社に参拝した。7日にロッテ浦和寮に入寮するが、最速149キロを誇る右腕で引いたおみくじは、転居の欄に「問題はない 吉」とあった。「(完成度は)80%くらい進んでいて欲しい…」という卒論は、昨年末の中間発表で1度提出。修正して再提出するため寮にパソコンを持ち込むが、おみくじの学問の欄には「安心して励むといい」とあるなど、いいことずくめだった。

中でも「願事」の欄にある「叶う 他人の言動に迷わないこと」を信じる。能力の高い選手との競争が待ち受けるが「基礎体力とか、まず自分がどういう位置にあるか見る。(他人のことは)指標にはしますが、焦りすぎないようにしたい」。他人に惑わされず、まずは自身の現状を見極める。

3日から京都で本格トレを開始。自主トレ最終日のこの日は、公開予定だった練習は雨のため取りやめになったが報道陣28社80人が集結。京大に隣接する吉田神社に参拝し、「大学時代に100回は来て走った」という本宮に続く約40メートルの坂を駆け上った。秀才右腕は「日々成長」と書いた絵馬を手に、「1日1日の重みが変わると思うし、1日1日が勝負だと思う」と表情を引き締めた。

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ロッテD2・田中、“大吉出陣”!絵馬には「日々成長」[サンスポ]

ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が6日、京都市内で取材に応じた。7日にさいたま市内のマリーンズ寮に入寮する京大IQ右腕が引っ越しを前に、大学に隣接する吉田神社で出陣式を行った。

「毎年ここから始まる。ケガなく1年を過ごせるようにお参りしました。不安もあるが、応援をしてくださる人の分まで頑張りたいです」。

京大初のプロ野球選手に東西合わせて28社計80人の報道陣が集結。注目の中、絵馬に「日々成長」と記し、雨の中で鳥居から境内へつながる約50メートルの坂を3本ダッシュした。その後、大学に戻り、グラウンドに頭を下げて別れを告げた。

強い意志があった。実は2日に神戸市内の生田神社で「大吉」のおみくじを引き当てた。「転居=問題はない 吉」、「願事=叶う」などの縁起もの。この日は報道陣の要請を敢然と断り、おみくじを引かずに“大吉出陣”を選んだ。

A4サイズ24枚に達した卒業論文は未完成も、参考資料などは「必要ならば買う」と寮に持ち込まない。苦しいときは親友から送られたフォト・アルバムを見るという。

「パソコンは持ち込むけど、もう競争は始まっている。野球に集中したい」。今オフの話題の中心でもあるIQ右腕がついにプロの門をくぐる。

田中英祐(たなか・えいすけ)
1992(平成4)年4月2日生まれ、22歳。兵庫・高砂市出身。米田西小4年時に野球を始め、白陵中で投手に。白陵高では1年秋からエースで甲子園出場はなし。京大工学部(工業化学科)に現役で合格し、1年春からベンチ入り。2年春の関学大戦で完封し、初勝利。京大のリーグ戦連敗を「60」でストップした。関西学生リーグで京大史上最多の通算8勝(31敗)を挙げた。最速149キロ。1メートル80、75キロ。右投げ右打ち。独身。年俸1500万円。背番号31。

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ちびっ子も後押し!ロッテD2・田中、幼稚園で超異例の“壮行会”[サンスポ]

ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が6日、7日にさいたま市内のマリーンズ寮に入寮する京大IQ右腕が引っ越しを前に、大学に隣接する吉田神社で出陣式を行った。

田中が幼稚園の園児と交流を深めた。あいにくの雨天。京大に室内練習場がないため、この日訪れた吉田神社に隣接する幼稚園で超異例の“壮行会”が開かれた。園児から「ロッテに行っても頑張ってください!!」とエールを送られると、「好きなこと、嫌いなこともある。どちらも大切なので、お父さんとお母さんから言われたことを、しっかりやってください」と優しくアドバイスした。

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さらば京大、ロッテ田中グラウンドに礼[デイリー]

ロッテ・ドラフト2位の田中英祐投手(22)=京大=が6日、京大野球部グラウンドでの練習を打ち上げた。7日にロッテ浦和寮に入寮する秀才ルーキーは、4年間の思い出を胸に秘め、プロの世界に飛び込む。

自らを育ててくれたグラウンド。雨に打たれながら、田中は深々と一礼した。「このグラウンドで、4年間頑張ってきたという思いがある」。旅立ちの日を前に、感慨がこみ上げた。

4年前は無名の新入生だった右腕だが、この日は総勢28社、80人の報道陣が取材に駆けつけた。「1年生のときは想像できなかった。夢にはあったけど、本気でプロになれるなんて考えていなかった」。仲間の中でただ1人、プロ野球を就職先に選んだ田中は、そう振り返った。

キャンパスに近い吉田神社では、境内にある約40メートルの坂道でダッシュを繰り返した。「1日20〜30本は走りました。1年の始まりは、いつもここからだった」。恒例の必勝祈願も「今まではチームが勝てるようにとかだったけど、ケガなく1年頑張れるようにとお願いしました」と田中。絵馬には「今まで以上に1日1日が勝負になる」との思いで、「日々成長」と書き込んで奉納した。

吉兆もある。2日に神戸市の生田神社に初詣に行き、おみくじで大吉を引き当てた。「願い事 叶う 他人の言動に迷わないこと」−。

7日午前、思い出の京都を離れる。「ブルペン入りとかも焦らないようにと思っています」。田中のサクセスストーリーが始まる。

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ロッテ2位田中、7日入寮「いよいよ」[ニッカン]

ロッテのドラフト2位田中英祐投手(22=京大)が6日、京大近くの吉田神社を参拝した。

京大野球部は毎年、年始に同神社を参拝している。今年は1人での参拝となったが、「ケガなく過ごせるようにとお願いしました」と手を合わせた。

参拝後は境内にある吉田幼稚園を訪問。園児と交流した。園長先生から「どうすれば、野球と勉強が両立できるか」と質問されると、「みんなも好きなことも、嫌いなこともあるけど、どっちも大切です。お父さん、お母さんに言われたことは頑張って下さい」と園児達に語りかけた。

吉田神社を離れた後は、京大野球部のグラウンドへ。4年間、慣れ親しんだマウンドに立ち、2球だけシャドーピッチングを行った。7日に埼玉のロッテ選手寮に入る。「いよいよ始まるんだな、という気持ちです。何とかケガなく、活躍できるようにしたい」と決意を口にした。

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京大出身・田中「後悔のない1年に」[報知]

京大から初のプロ野球選手としてドラフト2位でロッテ入りした田中英祐投手が6日、京都市内で取材に応じ「自分が今、持っているものを全力で出して、吸収したものを上乗せしていきたい。1日でも早く1軍で投げたいし、後悔のない1年にしたい」と抱負を口にした。

この日は京大の敷地に隣接する吉田神社に参拝し、無事を祈念した。絵馬には「日々成長」としたため「1日1日に何かしらの意味を持って、一歩一歩成長できるように」と向上心の高さをのぞかせた。

公開する予定だった練習は雨のため取りやめになったが、3日から本格的なトレーニングを始めているという。7日にはさいたま市の合宿所に入寮する予定で「1年生の時には想像できなかったことがたくさんあった。絶対忘れることがない4年間」と、大学での生活を振り返った。

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