1月7日1月7日ロッテD2位・田中（京大）ら新人7選手が7日、マリーンズ寮に入寮した。パソコンを持参し「思ったより広くてきれいで、いい生活が送れそうです」と笑顔を浮かべた偏差値75のIQ右腕が選んだのは、昨年のD5位で開幕4番に座った“アジャ”こと井上が使っていた部屋。現在約75キロだが太りにくい体質のため「ベストの体重かもしれないけど、むしろ食べて体重を増やしたい」と規則正しい寮生活を送り、増量を目指す。
ロッテのドラフト2位・田中（京大）が肉体を「プロ仕様」にモデルチェンジさせる。さいたま市のロッテ浦和寮に入寮。1メートル80の長身ながら75キロと線の細さは否めない秀才右腕にとって、食事もトレーニングの一環。「元々痩せやすい」という体質で、大学では実験や研究で不規則な食生活になりがちだった。
「今まで以上に食事が大事になる。体重が増えていい球を投げられるなら、ベスト（体重）を見つけたい」。ロッテ寮の食事量はハンパではない。朝食は20種類以上の品数が並ぶ一流ホテル並みのバイキング形式。夕食はおかずが2品以上で、2000キロカロリー前後という。清水信夫料理長（55）は「夕食だけで一般の人の1日分の量。メニューは管理栄養士が作っている。炭水化物とタンパク質が中心なので、1年もすれば体つきが全然変わりますよ」と説明する。焼き肉の量は1人前で500グラム。量もさることながら、うどんのだしも関東風と関西風の両方を用意するなど、味付けにも細やかな配慮が行き届く。1日で4000キロカロリー超を摂取することになるが、栄養バランスは申し分なく、「食育」でも田中をサポートする。
ロッテドラフト2位の田中が持ち込んだ荷物の中には、卒業論文用の資料と研究室から貸し出されたB5サイズのノートパソコンが。
昨年12月25日に論文の中間提出を済ませたが「速攻で戻ってきました。あれがダメ、これがダメと指摘されて、手直しします」。9日から新人合同自主トレがスタートするが合間を縫って論文の仕上げにいそしむ。3月20日が最終提出期限で「間に合わないとしゃれにならない」と苦笑い。当面は野球と学業の「二刀流」生活を送ることになる。
ロッテのドラフト2位、田中英祐投手（22）＝京大＝が“アジャ部屋”で強固な肉体を得る。7日、他の新人６選手とさいたま市内の浦和寮に入寮。井上晴哉内野手（25）が使っていた部屋を選び「体重を減らさないように。もちろん増やしていければ」と食事が出る寮生活を歓迎した。
“アジャボディー”とは言わないが、大きな体をつくる。田中は最速149キロを誇るが、身長180センチ、体重75キロと細身。昨年は外食中心だったが、初の寮生活では栄養抜群の食事が取れる。「より管理された中で食事をいただける」とうなずいた。
寮では夕食でおかずが3つ出るなど、1日3食で約4000キロカロリーになることもある。池田寮長は「バイキングだと気に入ったものにしか目が行かない。おかず3つを食べるかは自由だけど、出せば手をつける」と話す。秀才右腕は施設見学で寮の食事を1度食べたが「ステーキ、魚、サラダ、ホタテ、みそ汁…量がすごかった」と驚いたほどだ。
「1番きれいで、ベッドもあったので」と選んだ部屋が、偶然にも110キロ超の巨漢が使っていた207号だったのも何かの運命か。プロ仕様の体へ、食事も手を抜かない。
ロッテのドラフト2位・田中英祐投手（22）＝京大＝が7日、さいたま市のロッテ浦和寮に入寮した。初の寮生活となる秀才右腕は、徹底的にカロリー計算された豪華な“寮メシ”で、プロのボディーをつくりあげることを誓った。
大学時代は一人暮らしで、定食屋や学食の常連だった田中。体重は現在75キロ。大学4年間で10キロ増えたとはいえ、元来が太りにくい体質で「今まで以上に体を動かすことになるので、ベストなものを探っていきたい」と話した。
メニューは栄養もボリュームも満点。例えば夕食では、和牛ステーキにホタテとアスパラの炒め物、ひじきの煮物に小松菜のおひたしなど、炭水化物やタンパク質が多めで、1食当たり1500〜2000キロカロリー。清水料理長は「一般の人の1日の摂取カロリーに値します」と説明した。
この日はノートパソコン持参で入寮し、3月提出の卒論の総仕上げへしばらく学業との“二刀流”が続く。そんな田中のアスリートとしての体を“Vメシ”が支える。
ロッテの新人7選手が7日、埼玉の選手寮に入寮した。
ドラフト1位の中村奨吾内野手（22＝早大）は、高校から数えて8年目の寮生活となる。「大学の寮から、そのまま持ってきました。必要なものだけです」と、慣れた手つきで荷物を運び込んだ。
持参品で変わったものといえば、カシス酒。数日前に知人と食事をした際、香りが良いお酒があると勧められたものだ。
普段は、それほど飲まないというが、「美味しかったですね」と、空になりかけの瓶を手に笑顔で明かした。
ロッテの新人7選手が7日、埼玉の選手寮に入寮した。
ドラフト2位田中英祐投手（22＝京大）は、生まれて初めての寮生活となる。「やったことがないので、多少、勝手が分かりませんが、慣れていけばいいと思います」と落ち着いた様子。
以前から話していたとおり、卒業論文を書き上げるためにパソコンを持参した。ただ、「（卒論は）あまった時間を見つけてやっていけばいい。できるだけ、野球に専念したいです」と、学業よりも野球を優先するつもりだ。
ロッテの新人7選手が7日、埼玉の選手寮に入寮した。
ドラフト4位寺嶋寛大捕手（22＝創価大）は、9日に始まる新人合同自主トレへ向け「体力がそんなにある方じゃない。基礎体力から、もう1度付け直したい」と意気込んだ。
ロッテの新人7選手が7日、埼玉の選手寮に入寮した。
ドラフト3位岩下大輝投手（18＝星稜）は、身の回りの品ぐらいしか持ち込まなかった。「気持ちだけ、しっかり持ってきました」と説明した。
星稜サッカー部は、全国高校サッカー選手権で準決勝までコマを進めている。「クラスメートや、同じコースの友達がプレーしている。親近感が湧いてきます。テレビで見ていて、自分もドキドキしています」と熱いエールを送った。
ロッテの新人7選手が7日、埼玉の選手寮に入寮した。
ドラフト7位脇本直人外野手（18＝高崎健康福祉大高崎）は表情を引き締めた。「今日からプロの世界に入る。頑張っていきたいです。緊張、不安もあるけど、楽しいところを見つけて、向上心を持ってやっていけたら」と意気込んだ。
ロッテのドラフト1位、早大の中村奨吾内野手(22)が7日、さいたま市のロッテ浦和寮に入寮した。
与えられた部屋は昨季新人王を獲得した石川が使っていた“出世部屋”。昨年、契約を結んだホテルも石川と同じだったこともあり「同じように新人王になりたい」と意気込んだ。
寮には大学4年の夏に購入したというマットレスを持参。「（サッカー横浜FCの）カズさんやネイマールが使っているのと同じ。起きた時体が楽」と中村。「新しい生活が始まる。プロの選手として気を引き締めていきたい」と話し、9日からの新人合同自主トレに参加する。
ロッテのドラフト1位、中村奨吾内野手（22）＝早大＝、同2位の田中英祐投手（22）＝京大＝ら新人7選手が7日、さいたま市内のロッテ浦和寮に入寮した。
内野手用グラブ5つ、知人に薦められたカシスの酒などを持って入寮した中村は「今日から新しい生活が始まる。焦らずマイペースに、ケガに気をつけて頑張りたい」と9日から始まる新人合同自主トレへ意気込んだ。
京大初のプロ選手となった田中は、必要最低限の荷物で入寮。「テレビも『持って行かないでいいかな』と思ったけど、親に『さすがに世間から離れすぎるのもまずいやろ』と言われたので」と笑わせた。
ドラフト7位・脇本＝高崎健康福祉大高崎高＝は、巨人・村田モデルのバットを発注済み。「振りやすかった。場面に応じた打撃ができる様にしたい」と、プロの世界に気持ちを高ぶらせた。
ロッテの新人7選手が7日、さいたま市の球団寮に入った。京大から誕生した初のプロ野球選手として注目されるドラフト2位の田中は「いよいよ始まるんだなという気持ち」と表情を引き締めた。
3月下旬が提出期限となっている卒論を仕上げるため「空いた時間を見つけてやっていければ」とパソコンも持ち込んだ。自身初の寮生活。大学時代は研究のため不規則になりがちだった食事面も改善されそうで「いい球を放れる体の状態をつくれるようにしたい」と安心した様子だった。
日本野球機構の規則委員会が7日、東京都内で開かれ、オブザーバーとして初めて日本プロ野球選手会の事務局関係者が出席した。8日、アマ側に野球規則の改正点を提案し、協議する。