わたしはかもめ2015年鴎の便り(1月)

便

1月19日

ロッテ鈴木大地、稼頭央ばりマッチョ計画[ニッカン]

目指すはマッチョな鉄人だ! ロッテ鈴木大地内野手(25)が19日、QVCマリンで自主トレを公開し、ユニークな目標を掲げた。ウエートトレで体を鍛え、フルイニング出場を狙う。きっかけが昨年のオールスターでの入浴にあった。風呂場で会ったオリックス糸井、楽天松井稼の鍛え上げられた肉体に圧倒された。「かなり恥ずかしかった。堂々とできる体になりたいです」と恥ずかしそうに振り返った。

これまで本格的に筋トレをしたことがない。このオフ、39歳の福浦から「やった方が良い」と勧められたのがきっかけになった。松井稼と同年齢のベテランからの金言に、「今はまず続けることをクセにしたい。シーズン中もやりたい」と言う。

2年連続で全試合出場を果たしたが、今季は全イニング出場を果たすのが目標。昨年初めて主将を務めたが、今季も伊東監督から指名を受けた。もちろん受けるつもりで「去年は分からないことが多かった。今年は自分からアクションを起こしたい」と言う。体力をつけ、グラウンドで常時リーダーシップを発揮していく。

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京大出身・田中、異例の受験雑誌登場“文武両道の秘訣”語る[報知]

ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が、国公立大や難関私立大合格を目指す学生のための雑誌「蛍雪時代」(旺文社発行)の5月号(4月14日発売)に登場することが19日、分かった。同誌での掲載はロッテ選手では初。担当者は「野球選手でも記憶にないですね」と球界でも超異例の抜擢となった。

蛍雪時代は1932年創刊で、難関大合格の裏側をコラムで紹介するなど受験に関するコーナーが目白押しの雑誌だ。田中は、高校生に向けてメッセージを送る予定。「僕の場合はテレビを見たり食事をするのが息抜きだった。野球をやっているときは勉強のことは考えなかったし、自分の生活リズムを見直すと、有効活用できる時間があるはず」と語った。

この日はロッテ浦和で新人合同自主トレに参加。18日には初めてブルペン入りしたが「1日明けて張りなどもない。多めにストレッチをしてケアもしていますから」と計算通りにメニューを消化していることを強調した。

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ロッテ鈴木“マッチョ化”宣言[デイリー]

ロッテ・鈴木大地内野手(25)が19日、QVCマリンで自主トレを公開した。さらなる進化のため、ウエートトレーニングに積極的に取り組んでいることを明かした鈴木は、今季の“マッチョ化計画”を宣言した。

「特に上半身が細いので強くしたい」。大学時代も含め、これまであまりウエートトレをしてこなかったが、昨年ベテランの福浦から重要性を説かれ一念発起。楽天・松井稼のようなマッチョ・ボディーを理想像に描いた。

一昨年の球宴で、ロッカールームで見た松井稼の体に衝撃を受けた。「腕っ節が強く、腹筋もすごかった。だからこそ打つ投げる走る、全て力強いんだと思う」。小柄ながら40歳目前にしてもなお第一線で光る姿は参考になる。「僕もロッカーで堂々と歩けるようになりたい」と笑わせた。

昨季まで2年連続全試合出場だが、今季はフルイニング出場を目指す。さらに「打ったら一流といわれる(打率)3割にも挑戦したい」。そのためにもマッチョな体を手に入れる。

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ロッテ2位田中に受験雑誌の取材[デイリー]

ロッテのドラフト2位・田中(京大)が19日、新人合同自主トレ終了後、旺文社刊行の大学受験向け雑誌「蛍雪時代」の取材を受けた。

「部活と勉強の両立」をテーマに、時間の使い方など経験を語った。4月発売の5月号に掲載される。この日は初ブルペン入りから一夜明け「体の張りなども、今日はストレッチを多めにしたので大丈夫です」と話した。

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京大くん、受験専門誌「螢雪時代」に“文武両道の3ヶ条”語る[スポニチ]

ロッテのドラフト2位・田中(京大)が、大学受験生向けの月刊誌「螢雪時代」(旺文社)5月号のインタビュー取材を受けた。

同誌は国公立など難関大を目指す受験生をターゲットにしており、テーマは「学業と部活動の両立」について。受験専門誌の取材を受けるのは初だったが、自らの高校時代を振り返りながら「文武両道の3ヶ条」を説いた。

(1)
空き時間を有効活用する
(2)
息抜きは重要
(3)
部活動中は勉強のことを考えない

「自分がプロで活躍することで、学業とスポーツを両立する人達に夢や希望を与えたい」と現役受験生にエールを送った。同誌の担当者は「現役のプロ野球選手に登場してもらった企画は近年では記憶にない。田中投手の頭の良さを感じたし、参考になる話をしていただいた」と右腕の聡明さに感服していた。

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ロッテ鈴木フルイニング出場&3割だ[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(25)が19日、QVCマリンで自主トレを公開した。加藤、吉田とともにベースランニング、ノック、打撃などを精力的にこなしっていった。

2年連続で全試合出場を果たしたが、今年の目標はさらにハードルを上げてフルニング出場だ。ドラフト1位で内野手の中村奨吾(22=早大)も入ってきた。「毎年競争だと思っている。誰にでもチャンスはある。地位があるとは思っていない。2月1日からガンガン、アピールしていきたい」と、油断はしていない。走攻守すべてにレベルを上げ、打率も初の3割を狙う。

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鈴木、主将の自覚「チーム引っ張る」[報知]

ロッテの鈴木大地内野手(25)が19日、QVCマリンフィールドで練習を公開し、主将を務めた昨季を踏まえ「こうしておけばよかったということばかり。どんどんチームを引っ張っていけるようにしたい」と自覚を口にした。

「線が細いので、上半身を強くするように」と、あまり取り組んでこなかった筋力トレーニングも積極的に行っているという。昨季まで2年連続で全試合出場を果たしており、今季は「フルイニング、グラウンドに立ちたい」と目標を掲げた。

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フルイニング出場、鈴木、4年目へ意気込み[千葉日報]

千葉ロッテの鈴木大地内野手が19日、QVCマリンで自主トレを公開し「グラウンドにフルイニング立ちたい。(打率)3割に挑戦したい」と意気込みを語った。

2年連続で全試合に出場し、昨季はパ・リーグ12位の打率2割8分7厘。さらなるステップへ、ベテラン福浦からの助言もあり、このオフからウエートトレーニングに力を入れ始めた。175センチ、79キロで「上半身の線が細い」と認める。「まだまだ筋肉痛が出るくらい弱い。何ヶ月か先に、体が大きくなり打球が強くなれば」と口にする。

昨年は3年目で主将を務めたが、役目を果たせたという思いはまるでない。チームも4位で不本意な成績だった。「これで交代は悔しい。可能なら今年もやりたい。どんどんチームを引っ張っていきたい」と話した。

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[千葉魂]荻野忠“古巣”で第2の人生、取り戻した全力投球と笑顔[千葉日報]

懐かしい、元気そうな声が受話器の向こうから聞こえた。昨年限りでマリーンズを退団した荻野忠寛投手が近況報告の電話をくれた。現在は縁あってプロ入り前に在籍していた古巣・日立製作所に入社。野球部に投手として所属しながら、サラリーマン生活を送る毎日を過ごしている。

「とっても状態がいい。体は万全。実戦で投げる日が楽しみでワクワクしていますよ」。

嬉しい報告だった。都内に家族を残し単身で同社野球部寮にて過ごす日々。平日は総務部に在籍しながら、午後はグラウンドで汗を流す。土曜日の練習を終えると都内の自宅に戻る。この時期、日曜日は部の練習が休みのため家族との時間を過ごし、夜、また茨城県日立市に戻る。そんな生活だ。この日も寮でのウエートを終えて、わざわざ連絡をくれた。毎日が充実しているのがよく伝わってくる張りのある声だった。

「チームで自分が最年長。若い子達は色々と目を輝かせながら、マリーンズの話を聞いてくる。プロでは自分が結果を出すことに精一杯だったけど、今はこの子達が、少しでも成長してくれたらと思う。日立にいるピッチャーをプロに送り込みたい。とにかくいいピッチャーが多いんです」。

社会人チームとしてまず目指すのは昨年、かなわなかった都市対抗と日本選手権出場。2015年最初の照準として日本選手権の出場権をかけた4月の日立市長杯での優勝を目指している。そこが荻野にとって、久々の公式戦の場となる。拾ってくれた古巣のため、後輩のため、そしてマリーンズで関わった色々な人のために、マウンドに上がるつもりだ。

「リハビリでは色々な人にお世話になった。ファンの方、トレーナー、病院の先生、球団の皆さん。とにかく、マリーンズで支えてくれた人に元気な姿を見せたい。新しい場で結果を出すことによって、『ああ、アイツ、元気にやっているんだなあ』というのを伝えたい。勝ち上がることで、アピールしたいと思っています」。

その背番号にちなんでファンからは「ミスターゼロ」と親しまれた。174センチとプロでは小さい体ながらバネを生かし、08年には30セーブを挙げるなどマリーンズの守護神としても活躍した。細身の優男が、巨体のスラッガーを抑える姿で、見ているファンに多くの勇気を与えた。印象に強く残るピッチャーだった。だが、小さな体での全力投球は、荻野の体を少しずつ痛め続けていたのかもしれない。その後のプロ野球人生のほとんどはケガとの戦い。6度の手術。昨年は歩くのも精一杯な状態が続いた。そこから今。全力投球が出来るまでに回復した。

「若い時の球威が戻ってきているんです。どんなピッチングが出来るか、実戦が楽しみで仕方がない」。

来季のチーム構想から外れていることが分かった昨年10月のあの日。外は台風18号の影響で雨が降りしきっていた。荻野は泣いた。目を真っ赤にして泣いた。今までどんなつらいリハビリにも弱音を吐かなかった荻野が、ずっと泣いていた。マリーンズでの思い出が、ファンの声援が、支えてくれた人への思いがイッキにあふれ出た。だから、涙は止まらなかった。あれから月日が流れた。色々人の思いを胸に荻野は立ち上がった。自らの力で笑顔を取り戻した。

「今は全てをプラスに考えています。1軍で活躍できたこと。その後のケガ。長いリハビリ。振り返ると人生においては全てがプラス。若い時は知識もなかったけど、ケガのおかげで体、特に肩の仕組みや知識が増えた。今、こうやって古巣に戻って若い投手に教えられるのも、これまでの色々な苦労や挫折があるから。プラスになっているし、プラスにしないといけないと思っています」。

今の楽しみはマリーンズのニュースをネットなどでチェックをすること。チームメートの近況、球団の活動。全てが気になる。「京都大学から来た子、注目されていますね。M☆Splash!!も公開オーディションをしたんですね!」。日立市から千葉にエールを送っている。そして自らは日立製作所野球部が社会人ナンバーワンの栄光をつかむため、来るべきシーズンに持てる力を存分に出すつもりだ。

「フル回転してくれと言われています。後ろが中心だとは思うけど、先発も準備をする。とにかく日立市民はロッテファンのように熱いんです。その応援に応えないといけない」。

荻野の第2の人生はもう始まっていた。社会人野球という新たなステージで、マリーンズの誇る「ミスターゼロ」が躍動する姿が今から楽しみだ。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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