ロッテD2位の田中(京大)が30日、初のチーム移動でキャンプ地に到着した。「ここから競争が始まる。自分の持っている力を出して、全力で臨みたいです」と決意表明。2月1日のキャンプ初日からブルペンに入り、捕手を座らせて投げる考えだ。昨季に続いて主将を務める鈴木は「若手からベテランが1つになれるように連携を取りたい」とチーム一丸を誓った。
ロッテが、春季キャンプ地の沖縄県石垣市に入った。監督、コーチ、選手ら総勢121人の中にドラフト2位・田中(京大)の姿も。雪が降った関東とは一転して、気温が20度近い南国に初上陸。飛行機の到着が約30分遅れるトラブルもあったが「暖かいですね。日焼け止めを持ってきました」と笑顔を見せた。
締め切りが来月に迫っている卒業論文を執筆するためのパソコンも持参したが「卒論はやれるときに少しずつ進めていければ。ここから競争になっていくので、全力で野球をやりたい」。2月1日にはブルペン入りを予定している。今年から1軍ブルペン前の見学スペースが広くなり、市の担当者は「ファンの方に見てもらいやすくした。混乱を避けるために、警備員も配置する」と説明。キャンプ地も「田中仕様」になるなど、受け入れ態勢は万全だ。
ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が、早ければ2月14日に1軍生き残りをかけた“1次試験”に臨むことが30日、分かった。石垣島キャンプは1、2軍合同で開始するが、2月16日に2軍は鹿児島での2次キャンプへ移動する。秀才右腕は2月14、15日に組まれている紅白戦で合格点クリアを狙う。
1、2軍が分かれるのは2月16日。直前の紅白戦の内容次第で、全選手に鹿児島行きが通告される可能性がある。この日、チームとともに石垣島入りした149キロ右腕は「ここから競争もある。全力で野球をしたい」とあらためて闘志を燃やした。
1軍スタートを切る京大初のプロ選手は、29日にロッテ浦和のブルペンで捕手を座らせて56球を投じるなど調整は順調。キャンプでは「練習の予定を見て、コーチの方と話をして決めていきたい。(次のブルペンは)前の段階で座らせているので」と最初から全力投球することも示唆した。
もう1つの“試験”ともいえる卒論は「少しずつ進めていけたら」と持ち込んだパソコンを駆使し、空き時間に取り組む予定。まずは当面の目標となる“1次試験”をしっかり見据え、対策に全力を注ぐ。
ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が30日、羽田発の航空機で、チームとともにキャンプ地の石垣島入りした。リュックサックの中に持参したのはノートパソコン。3月締め切りの卒業論文を執筆するためだが、慌ただしいキャンプになるのは間違いなさそうだ。
スーツ姿で颯爽とキャンプ地に降り立ったが、背中のノートパソコンがズシリと重たかった。25日から3日間、京大へ出向き卒論の指導を受けたが「修正しないといけないところがけっこうあって。(キャンプで)練習から帰ったら、やれるときにやれればと思っています」と笑った。
2月1日にはブルペン入りを予定している田中。昼は野球選手として動き、夜は京大生として学業が待ち受ける。秀才右腕の文武両道は、しばらく続く。
ロッテは30日、伊東勤監督(52)以下、チームがキャンプ地の沖縄・石垣島に入った。
関東地方の雪の影響で飛行機の出発が30分遅れたが、無事に到着した。キャプテンの鈴木大地内野手(25)は「自分自身、去年は悔しい思いをした。若い選手からベテランまでいるのが、ロッテの良いチームカラー。コミュニケーションを取って、1つにしていきたい」と、チームリーダーの自覚を口にした。
ロッテが30日、キャンプ地の沖縄・石垣島に到着。歓迎セレモニーでは、伊東監督と同島出身の大嶺兄弟らが、地元の野球少年から花束を贈呈された。
ドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=は、初のチーム移動に「疲れはありません。向こう(ロッテ浦和球場)で体を動かせていたし、こちらの方が暖かいので体調は大丈夫です」と話した。
ロッテが30日、春季キャンプ地の沖縄県石垣市入りした。新石垣空港では歓迎セレモニーが行われ、山室球団社長や伊東監督、石垣島出身の大嶺祐太、大嶺翔太の兄弟も出席した。
今季も主将を続投することが決まっている鈴木は「東京は寒かったので、石垣島は曇っていても暖かいですね。この2月は大事な時期。他のチームと戦うための力をつけなければいけない」と力を込めた。今季のテーマは「融合」だ。「若い選手もベテランも試合に出て活躍しているのがロッテのチームカラー。それが1つになれば、すごい力を発揮すると思う。しっかりまとめていきたい」。野球以外の楽しみを聞かれると特産の「石垣牛」と速答し「本当は体を絞らないといけないんだけど、お肉が美味しいので、なかなか絞れないんです」と笑った。
ロッテの鈴木大地内野手(25)が30日、主将2年目の意気込みを語った。チームとともにキャンプ地の沖縄・石垣島入りした背番号7は「昨年1年の経験があるので、色んな行動が取れたらと思います」と話した。
昨季は球団史上最年少で主将に就任し、2年連続で全試合出場を果たした。だがチームはBクラスに終わり「悔しいし、何もできていない。リベンジしたい」と表情を引き締めた。
キャンプでの楽しみは石垣牛だという。「石垣島に来たからには美味しいものを食べて、昼にしっかり練習したいと思います」と笑顔も見せた。
千葉ロッテマリーンズは30日、羽田発の航空機にて石垣島に出発。18時過ぎに石垣空港に到着した。空港では約200人の地元の方々の熱烈な歓迎を受け、歓迎式が行われた。
石垣空港到着ロビーでは地元の方々が、到着口に平行に整列し花道を作っていただき、選手、スタッフ、関係者はその花道を通りバスへ。催事エリア横にては三線にてお出迎え。バスプールにて太鼓等にてお出迎えと、熱い歓迎を受けた。
歓迎セレモニーには山室球団社長、伊東監督、青山2軍監督、岡田選手会長に地元・石垣島出身の大嶺祐、大嶺翔の6名が参加。少年野球チーム代表6名から花束を受け取った。
伊東監督は「キャンプ初日から強めにいく。選手達には初日からめいっぱいの状態で来て欲しい」とこのキャンプにかける強い意気込みを語った。
石垣島での春季キャンプは2月1日に1、2軍合同でスタート。5日、10日、16日は休日で20日まで行われる(2軍は16日に二次キャンプ地の鹿児島県薩摩川内市に移動)。日本一に向けた千葉ロッテマリーンズの熱きキャンプが始まろうとしている。
千葉ロッテは30日、キャンプを張る沖縄・石垣島入りした。昨季に続いて主将を務める鈴木は4位からの巻き返しを期し「とても大事な時期。チーム内の競争もそうだし、他のチームと戦える力をつけないといけない」と力強く語った。
京大初のプロ野球選手、ドラフト2位新人の田中は「ここから競争になる。自分の今持っているものを出して、全力で野球をしたい」と表情を引き締めた。卒論執筆のためにパソコンも持ち込んでおり「少しずつ進めたい。やれるときにやれれば」と話した。
プロ野球経験者が高校、大学の指導資格を回復する制度で、日本学生野球協会は30日、資格審査委員会で適性審査を行い、前西武監督の伊原春樹氏、元ヤクルトの荒木大輔氏ら235人の資格回復を認定した。近鉄で内野手として活躍し、三田学園高(兵庫)の監督就任が決まっている同校OBの羽田耕一氏も名を連ねた。
現行制度は日本野球機構(NPB)の球団に所属した者だけを対象としている。同協会の内藤雅之事務局長は、日本独立リーグ野球機構の管轄する四国アイランドリーグplus、ルートインBCリーグだけに所属した場合についても、将来的に資格回復の対象となる可能性を示した。
パ・リーグ6球団などが共同企画「パ・リーグ 親子ヒーロープロジェクト」を開催すると30日、発表した。昨年は「ウルトラマン」とタイアップしたが、今年は「仮面ライダー」。当該試合では歴代の仮面ライダーが登場し、様々なイベントが催される。