わたしはかもめ2015年鴎の便り(3月)

便

3月24日

高卒2年目・肘井、開幕1軍「1日でも長く」[報知]

ロッテの肘井竜蔵捕手(19)が開幕1軍を決めた。24日、QVCでの全体練習に参加した若き大砲は「準備を怠らず、1日でも長く1軍にいたい」と語り、出番に備えた。

高卒2年目野手の開幕1軍は今江や西岡(現阪神)でも成し得なかった快挙だ。10日に育成から支配下登録されたばかりだが、伊東監督も「打撃はいいものを持っている」と将来の主軸候補として期待している。「監督からは『思い切ってやれ』と言われています。しっかり強く振っていきたい」とフルスイングを誓った。

オープン戦では日本ハム・クロッタ、巨人・西村ら一線級の投手から安打を放った。開幕後は代打での起用がメインになりそうだが「来年には『レギュラーを取る』と言えるように、今年は頑張りたい」と、焦らず着実にステップを踏むつもりだ。

肘井竜蔵(ひじい・りゅうぞう)
1995年11月13日、兵庫県出身の19歳。兵庫・北条高では強打の捕手として高校通算46本塁打を記録も、甲子園出場はなし。13年の育成ドラフト1位でロッテ入団。たぐいまれな長打力から、付いた愛称はヤンキースGM付特別アドバイザー・松井秀喜氏にあやかった「ゴジ」。182センチ、88キロ。右投左打。年俸420万円。

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田中、1軍デビュー最速4・30「頑張りたい」[報知]

ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が、早ければ4月30日の西武戦(QVC)で1軍デビューすることが24日、分かった。すでに開幕2軍スタートが決定しているが、ローテーションの谷間となる「4・30」の先発候補に浮上。2軍で結果を残せば、京大初のプロ野球選手が4月中に1軍マウンドに上がることになる。

秀才ルーキーに早くもチャンスが巡ってきた。ロッテは開幕ローテを涌井、チェン、イ・デウン、石川、藤岡、唐川に決定。4月上旬までは、この6人で先発を回す方針を固めた。一方、現在はキューバの国内リーグに参加中の主砲・デスパイネが4月中旬に合流する見通し。外国人枠(4)の都合で、先発枠からチェン、イ・デウンのうち1人を外さざるを得なくなる可能性が高い。外国人枠の事情に加え、4月28日からは9連戦。30日がローテの谷間になるため、首脳陣はファームの先発から1人を昇格させるプランを描いている。関係者によると、田中は古谷、木村とともに同日の先発候補に挙がっているという。

田中はこの日、京都市内で京大の卒業式に出席。「ここでやり残したことはない。チームメートの思いも背負って頑張りたい」と決意を込めた。現在はフォーム固めに取り組んでおり、29日のイースタン・リーグ、DeNA戦(ロッテ浦和)に先発で公式戦初登板を果たす。「4・30」まで1か月。1軍切符を手に入れるため、再び野球漬けの日々が始まる。

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田中が京大卒業!記念写真殺到「注目を肌で感じた」[報知]

京都大出身として初のプロ野球選手となったロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)が24日、京都市内で行われた卒業式に出席した。大学での4年間を終え「野球の下地をつくってくれた所。技術、体力は1年生の時より格段に伸びた」と成長の実感を込めた。

会場では記念写真を何度となく頼まれ「注目されていることを肌で感じた」と話した。山極寿一学長が式辞の中でプロ野球に進んだ田中投手に触れる場面もあり「わざわざ名前を出してくださったのはありがたかった。結果でしっかり応えられるようにしたい」と意欲をにじませた。

伊東勤監督(52)が2軍を明言。開幕1軍入りは果たせず、当面は課題の克服に励む。29日に2軍のDeNA戦で公式戦初先発する予定で、1軍昇格に向け「チームの勝利に貢献できるようにしたい」と抱負を語った。

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ロッテ田中が京大卒業式、証書手に決意新た[ニッカン]

ロッテドラフト2位田中英祐投手(22=京大)が京大の卒業式に出席した。京大初のプロ野球選手として、晴れて卒業証書を手にすると、「大学で4年間、頑張り続けられたのはチームメートのおかげ。その思いを背負って、頑張りたい」と決意を新たに意気込んだ。

開幕1軍はかなわなかったが、29日のイースタン・リーグDeNA戦(ロッテ浦和)の先発が決定。今はテークバックとリリースポイントを中心に、フォームの修正に取り組んでいるところだ。

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ロッテ田中、これからは「京大くん」なしでお願い[ニッカン]

ロッテのドラフト2位、田中英祐投手(22=京大)が24日、「京大くん」返上をお願いした。

京大初のプロ野球選手として、プロ入り後は「京大くん」と呼ばれることもあった。だが、この日、京大の卒業式に出席。晴れて、京大OBとなった。「(京大くんは)もういいです。これからは『ロッテ田中』でお願いします!」と、朗らかに話した。

在学中の功績が認められ、総長賞を受賞した。卒業式の祝辞で、総長から「未知の世界にチャレンジする精神、京大で培ったものを発揮して欲しい」とエールを送られた。

式後は、4年間を過ごした野球部のグラウンドに立ち「今日で学生生活も終わり。明日から切り替えて、野球に打ち込みたい」と決意表明した。また、京都で過ごした4年間を「僕の野球の下地を作ってくれた。技術、体力、全体的に1年の頃より格段に伸びた。投手として成長できた」と振り返った。

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応援は肘で!19歳のロッテ肘井、育成出身最年少開幕1軍[スポニチ]

育成出身のロッテ・肘井(ひじい)の開幕1軍登録が確定した。19歳で開幕1軍登録されるのは、育成出身選手では最年少記録。

肘井は「レギュラーを狙います、と言えるくらい力を付けたい」と目を輝かせた。兵庫・北条高から13年秋の育成ドラフト1位で入団。10日に支配下登録されるとオープン戦は7試合出場。打率.200も伊東監督が「打撃がいい」と抜てきした。すでに応援団が肘を突き出す独特の応援スタイルを始め、将来の主砲として期待されている。

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京大くん、晴れて卒業「これからはロッテ田中でお願いします」[スポニチ]

ロッテ・ドラフト2位の田中が、京都市内で行われた京大の卒業式に出席した。

工学部工業化学科での4年間を「僕の下地をつくってくれた場所。ここでやり残したことはない」と述懐。「これからは“京大くん”ではなく“ロッテ・田中”でお願いします」と呼び掛けた。契約金で硬式野球部への寄付を検討中。「後輩にいい練習をしてもらいたい。(学業と野球の)両方を目指す選手が出てくれれば」と明かした。開幕1軍入りは果たせず、29日のイースタン・リーグDeNA戦(ロッテ浦和)で公式戦デビューする。「気持ちは野球に切り替わっている」と、この日のうちに帰京した。

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ロッテ・田中“京大クン”とおさらば[デイリー]

ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)が24日、京大の卒業式に出席した。4年間の学生生活に別れを告げた右腕は、報道陣へ“京大クン”という呼び名の“卒業”を求めた。

「『京大クン』はもういいですよね。これからは『ロッテ・田中』でお願いします」。秀才右腕は照れながら切り出した。これからは体1つで勝負する。田中なりの決意表明でもあった。

「僕の野球の下地をつくってくれた場所」と母校に感謝すると同時に、「ここでやり残したことは何もない」と言い切った。京大生として初めて未知の世界に飛び込むからこそ、ひとまず肩書は忘れる。

開幕2軍スタートが決まったが、29日のイースタン・DeNA戦に先発予定。当面は、ローテの谷間となる4月30日・西武戦での1軍昇格を目指す。

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ロッテの田中投手が卒業式[デイリー]

京都大出身として初のプロ野球選手となったロッテのドラフト2位新人、田中英祐投手(22)が24日、京都市内での卒業式に出席した。大学での4年間を終え「野球の下地をつくってくれた所。技術、体力は1年生の時より格段に伸びた」と成長の実感を込めた。

会場では記念写真を何度となく頼まれたそうで「注目されていることを肌で感じた」と言う。山極寿一学長が式辞の中でプロ野球に進んだ田中投手に触れる場面もあり「わざわざ名前を出してくださったのはありがたかった。結果でしっかり応えられるようにしたい」と意欲をにじませた。

開幕1軍入りは果たせず、当面は2軍で課題の解消に励む。

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ロッテ・田中、京大卒業式でモテモテ♪「結果でしっかり応えたい」[サンスポ]

京大出身初のプロ野球選手となったロッテD2位・田中が24日、卒業式に出席した。大学での4年間を終え「野球の下地をつくってくれた所。技術、体力は1年生の時より格段に伸びた」と成長の実感を込めた。山極寿一学長が式辞の中で田中に触れる場面もあり「結果でしっかり応えられるようにしたい」と意欲をにじませた。29日に2軍のDeNA戦で公式戦初先発する予定だ。

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ロッテ・田中、京大卒業式出席「注目されていることを肌で感じた」[サンスポ]

京都大出身として初のプロ野球選手となったロッテのドラフト2位新人、田中英祐投手(22)が24日、京都市内で行われた卒業式に出席した。大学での4年間を終え「野球の下地をつくってくれた所。技術、体力は1年生の時より格段に伸びた」と成長の実感を込めた。

会場では記念写真を何度となく頼まれたそうで「注目されていることを肌で感じた」と言う。山極寿一学長が式辞の中でプロ野球に進んだ田中投手に触れる場面もあり「わざわざ名前を出してくださったのはありがたかった。結果でしっかり応えられるようにしたい」と意欲をにじませた。

開幕1軍入りは果たせず、当面は2軍で課題の解消に励む。29日に2軍のDeNA戦で公式戦初先発する予定で、1軍昇格に向け「取り組んできたことをしっかり克服して、チームの勝利に貢献できるようにしたい」と抱負を口にした。

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ロッテ若手研修で衝撃の新事実!?「お愛想」は食事処のNGワード/球界ここだけの話[サンスポ]

今年のプロ野球が3日後の27日に開幕する。評論家筋によると、セ・パ両リーグともに混戦模様。どの球団が美酒に酔うのか、乞うご期待だが、そのお酒に関して過日、ロッテでユニークな若手研修が実施された。

題して『お酒の正しい飲み方講座』。これは企業の新入社員や大学生などを対象に同講座を開設している「アサヒビールコミュニケーションズ」から専門の講師を招いたもので、講義内容は報道陣にも公開された。

つまり“京大くん”ことドラフト2位・田中英祐投手(22)らと一緒に受講したわけで、気分は京大生。内容的には

(1)
健康的な飲み方
(2)
酒席マナー
(3)
問題飲酒

などに分けられ、詳細な事例があった。

「プロ野球人である前に一社会人。選手教育の一環として実施しました」とは山室球団社長。その一方で、タチの悪い酒好きが少なくない“記者教育”にも十分に役立った。

中でも目からウロコなのが、飲み屋さんの会計時で、我々がフツーに使う「お愛想!!」という言葉が、実はNGワードだったことだ。知らないのは記者だけだと超恥ずかしいので、恐る恐る周辺取材を行ったところ「知らなかった」というギョーカイ人が大半だった。

講師の説明によれば、「お愛想」という言葉は、お店側が「本日はご来店いただき、ありがとうございます。色々と不手際があったかもしれず、会計のことを申し上げるなど愛想のないことで恐縮です」という意味として伝えるもの。これを客側が言えば『こんな愛想のない店からは早く出たい。さっさと精算してくれ』のニュアンスになってしまうという。

記者的に分析すれば、ヨソの家に招かれ「何かお飲みになりますか?」と問われた際、「粗茶をください」と口走るに等しい非礼、失礼、無礼(つまり、テメエが言うな)…の世界。飲み屋さんなど、食事処における正しい言葉遣いは「お勘定」「お会計」「チェック」などで、繰り返すが「お愛想」はマナー違反と知るべしのようだ。

そんな中、お酒にまつわる失敗談を問われた田中が「気がついたら“家”だったということがありました」。最後に周囲を“酔わせた”ところは、さすがのIQ右腕だったが、一方で開幕2軍スタートとなった田中のヤケ酒が心配!?

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エイベックスと合同でアイドルプロデュース[千葉日報]

千葉ロッテは24日、総合エンターテイメント企業のエイベックスと合同でオーディションを実施すると発表した。QVCマリンではビール立ち売り販売スタッフ、球場外ではエイベックスに所属するタレントとして様々な活動を行う。

球団によると、球界初の試み。6人の女性グループを予定。24〜31日まで募集し、書類選考、面接を経て4月下旬にメンバー決定の記者会見を行い、活動を開始する。

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[千葉魂]思いは1つ、打倒ホークス!27日開幕、昨年のリベンジから[千葉日報]

全員の顔を見渡した。指揮官は一呼吸、置くと切り出した。強い口調で力強く、選手全員に言葉を投げかけた。

「開幕戦。相手はホークスだ。昨年、我々が開幕3連敗した相手だ。今年も同じ相手、同じ場所で開幕する。オレはこの開幕カードを見た瞬間に、『昨年のリベンジをしろ!』ということだと強く感じた。みんなもその思いでやって欲しい。昨年、3連勝したホークスが日本一になり、3連敗したマリーンズは4位に沈んだ。その悔しさを、もう1度、思い出すんだ。開幕カードに持っている力、思いの丈の全てをぶち込んでくれ。今日から、その気持ちを持って日々の練習に取り組んで欲しい」。

1月31日、石垣島春季キャンプ前夜のことだった。練習前。選手、スタッフ全員をチーム宿舎の一室に集めると、まず最初にそう切り出した。目を大きく見開き、意識をホークスとの開幕戦に照準を絞るように選手達に訴えかけた。意思統一を図った。

開幕が2ヶ月近く先であることを考えると異例ともいえるゲキだった。しかし、伊東勤監督の開幕に懸ける思いは強い。キャンプ初日となった翌日も練習前に選手を集めるとキャプテンの鈴木大地内野手に問いただした。「今日から、何を考えながら練習をする?」。鈴木は答えた。「去年のホークスと開幕3連戦で3連敗した屈辱をどのように返すかを考えます」。指揮官は満足そうにうなずいた。「そうだな!」。その後も、そのメッセージはチーム内に徹底されていった。練習前のミーティングではコーチ陣が次々と開幕でホークスを倒すことを口にした。「今、石垣島のグラウンドにいると思うな。ここを福岡ヤフオクドームだと思え。自分達が開幕のグラウンドに立って、プレーをしている姿を想像しながらボールを追いかけて欲しい!」。開幕カードで王者・ホークスを倒し、開幕ダッシュを駆けること。指揮官の強い思いは言霊となり、いつしかマリーンズの選手、スタッフ、フロント全員の統一された思いとなっていった。

キャンプ休日だった2月5日。選手会長の岡田幸文外野手は、ある沖縄の郷土料理店にいた。初めて訪れる店だったが、何かに吸い寄せられるようにその店ののれんをくぐった。最初に目についたのは力強い文字で書かれた直筆のメニュー表だった。魂が宿るような荒々しい力のこもった字に、思わず店員に聞いた。「このメニューの字は誰が書いたのですか?」。店員は答えた。「ウチの女将さんが書いています」。美味しい地元の料理の数々に舌鼓を打った後、岡田は女将さんに頼み込んだ。「この力強い字にとても魅入られました。何かエネルギーを感じます。書いて欲しいメッセージがあるのですが、お願い出来ませんか?」。思わぬ要望に戸惑った女将さんだったが、事情を察すると快く了承した。そして色紙にさっそうと書き出した。「石垣島から日本一。打倒福岡ソフトバンクホークス。感謝を忘れずに。岡田幸文」。その色紙は今、QVCマリンフィールドの岡田のロッカーに飾ってある。他の選手にも見えるようにと目立つところに置かれている。

「これを見ると、『やるぞ!』という気持ちになります。まずは3月27日の開幕戦。全員で、全力で全神経を集中させて勝たないといけないと思っています。気持ちはそれだけ。みんな一緒です。打倒ホークスです」。

選手会長はいつもロッカーで、勝利に対する強い気持ちを他の選手達に伝えている。これにキャプテンの鈴木も呼応する。チームの士気は今、最高潮に達しようとしている。その姿に伊東監督も手応えを口にする。

「去年の秋季キャンプから悔しさを胸に、練習を積んできた。それをみんなが開幕からぶつけてくれたらいい。下馬評は決して高くはないかもしれないが、そんなものは、それでいい。世間をあっと言わせてやろうじゃないか。今年は最後まで野球をする」。

熱く、勇ましく、泥臭く。まずは開幕カードでホークスをたたく。指揮官のメッセージは言霊となり、マリーンズ内に確実に浸透している。

22日の巨人とのオープン戦(東京ドーム)を6−1と最高の形で勝利し、オープン戦全日程が終了をした。いよいよ、敵地・福岡入り。27日の開幕戦に備える。鴨川での秋季キャンプから始まったリベンジに向けた鍛錬の日々。寒い冬を越え、まもなく桜の木も、きれいな花を咲かせようとしている。春の足音が、確かに聞こえる。さあ、機は熟した。あとは結果を出すのみ。福岡でホークスを倒し、最高の形でマリーンズは千葉に戻る。31日、本拠地開幕戦に舞い戻ってみせる。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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