デーブも吹っ飛ぶマリン風!?QVCマリンで予定されていた3日のロッテ−楽天1回戦が最大14メートルの強風を含む悪天候のために中止となった。
「これは無理。お客さんにとっても、いい状況の中で、選手達のいいプレーをお見せできる方がいい」。
午後4時45分。楽天の練習中、試合中止が発表され、大久保監督は空を見上げた。強風による中止はパ・リーグでは2002年4月17日のロッテ−西武(千葉マリン)以来、13年ぶり。QVCマリンでは昨年3月18日のロッテ−楽天のオープン戦でも風が強まり、試合途中でノーゲームとなったが、春のマリン風は強烈だった。
ロッテ・林球団本部長は「厳しいという判断。いい環境でやらせてやりたい」と中止理由を説明。今江は強風が守備に与える影響について「みんなフライ、フライって言うけど、ゴロも弾んだ打球が伸びてくる。草野球並みになります」と証言した。
中止は午後4時45分に発表された。試合前から強風が吹き荒れていたため、ロッテの選手たちは口々に「無理でしょう」と話していた。
最後に強風で中止となったのは、2002年4月17日。当時8年目だったサブローは「全然覚えてない」と言う。現在のように10分間の平均風速を表示するようになる前は「(風速)25メートルとかでやったことがあるよ」と記憶をたどった。
02年入団の今江は強風が守備に与える影響について「みんなフライ、フライって言うけど、ゴロも弾んだ打球が伸びてくる。草野球並みになりますよ」と説明した。
ロッテは5日の楽天戦(QVCマリン)で「マリンフェスタの第1回目」を実施し、青色を基調とした新ユニホームを着用する。
来場者全員に青色のマリンフェスタ応援ボード、2015年ミニカレンダーのプレゼントや、バックネット裏で練習の見学会を開催する。その他には、試合前トークショーを行うなどイベントは盛りだくさんだ。
3日にQVCマリンフィールドで予定されていたロッテ−楽天1回戦は強風を含む悪天候のために中止となった。強風による中止はパ・リーグでは2002年4月17日のロッテ−西武など千葉マリンスタジアムで過去3度、セ・リーグでも1950年と60年に計3度ある。
この日のQVCマリンでは、球場内の風速計が14メートルを記録するなど、打撃練習が行えない状態だった。
3日にQVCマリンで予定されていたロッテ−楽天1回戦が、強風を含む悪天候のために中止となった。強風による中止は、パ・リーグでは全て同球場で02年4月17日のロッテ−西武以来13年ぶり4度目となった。
球場内の風速計は常時13〜14メートルを記録。気象台によると、千葉市の最大瞬間風速は午後4時20分に24.3メートルを計測し打撃練習が行えない状態だった。外野守備の名手・岡田は「ちょっと、これでは試合にならない」と話した。先発予定だった涌井は、4日にスライド登板する。
始球式に登場するはずだったお笑い芸人・アントキの猪木は、中止決定後に球団史上初の「無観客始球式」を敢行。想定外の強風に「バカヤロー!」と怒りをぶちまけ、最後は無人のスタンドに向かって「1、2、3、ダー!」と絶叫し、球団関係者を笑わせた。
3日、QVCで予定されていたロッテ−楽天戦が、強風を含む悪天候により中止となった。
同球場の公式戦が強風で中止となったのは2002年4月17日のロッテ−西武以来13年ぶり4度目のこと。オープン戦では昨年3月18日、試合途中に楽天戦がノーゲームになった例もあり、その時の風速は13〜14メートル。
この日も常時13〜14メートルの風が吹き荒れており、林信平球団本部長は「かなり厳しいと判断した。いい環境の中でやらせてやりたい」と中止を決断した理由を話した。
ロッテは5日の楽天戦(午後1時試合開始、QVC)で「第1回マリンフェスタ」を開催。今季本拠地での8試合で開催されるもので、選手は青色の新ユニホームを着用。
さらに、来場者全員に青色のマリンフェスタ応援ボード、2015年ミニカレンダーをプレゼント、バックネット裏練習見学会、試合前サイン会などが行われる。
岡田選手会長は「初めての試みですが、当日はファンの方と盛り上がっていきたいと思っています。沢山の皆様のご来場をお待ちしております」とコメント。鈴木キャプテンも「スタンドを応援ボードで青色に染めていただき、一緒に盛り上がっていきたいと思っています」と張り切っている。
3日のロッテ対楽天戦(QVC)で始球式を務める予定だったものまね芸人・アントキの猪木(41)が、“人類史上初”の無観客始球式を行った。
この日はQVCの風速計が14メートルを計測するなど、強風を含む悪天候のため試合が中止に。だがアントキの猪木は、「バカヤロー!」とグラウンドに飛び出し、観客席が無人の中で暴れ始めた。
始球式ではビニールシートが敷かれたマウンドから、角中を外角直球で見逃し三振に。高校時代は130キロを計測したという剛球に、角中はバットを出せなかった。
始球式前には球団マスコットのマーくん、“マスクマン”に扮した吉田と格闘。無人の観客席に向かってヒーローインタビューを行うなど、ノーギャラでプロ根性を見せつけた。
「初めてって言うのは何でも嬉しいですね!ニセ者稼業につきますよ。角中さんにお相手していただいて嬉しい。こういうのは何て言うんだ?中止式?中止式ね!どっちにしろ、私に取って嬉しい始球式でした」と笑顔で球場から去っていった。
ロッテは3日、毎月行うファン感謝デーのようなイベント「マリンフェスタ」の第1回を、4月5日の楽天戦(QVC)で行うと発表した。
ファンサービス強化を掲げるロッテが、今季から実施する“月1回ファン感”。岡田選手会長は「初めての試みですが、当日はファンの方と盛り上がっていきたい」と言えば、鈴木主将は「スタンドを応援ボードで青色に染めていただき、一緒に盛り上がっていきたい」と話した。
当日の主なイベントは次の通り。
ロッテは5日の楽天戦(QVCマリン)で第1回マリンフェスタを開催すると発表した。
毎月ファン感謝デーのようなイベントを開催するコンセプトで、ホームゲーム8試合で青色ユニホームを着用するなど、イベントを開催する。当日は来場者全員に応援ボードやカレンダーをプレゼントするほか、トークショーなども開催される。
ロッテ−楽天1回戦(QVCマリン)が3日、強風とその後の天候の悪化が予測されることから中止となった。10分間の平均風速は14メートルと表示され、時には激しい突風が吹き、かごや青いシートが飛ばされていた。
試合前練習でノックをした清水外野守備走塁コーチは「これでは野球にならない」と話していた。
ロッテ−楽天1回戦(QVCマリン)は強風のため中止となった。強風による中止は、02年のロッテ−西武(同)戦以来、13年ぶり7度目。昨季は同球場のオープン戦・ロッテ−楽天戦が、強風でノーゲームとなった例があった。
球場内の風速計は、常時13〜14メートルを表示していた。本塁付近から打ったノックの飛球が、強風で極度に流されるため、一時断念。苦肉の策でマウンド付近にマシンを置き、中堅方向へと飛ばしたが、その球も風に流されて一塁側スタンドに飛び込むほどだった。
投手陣にとっても野球をやれる環境ではなかった。同球場の風はバックネットに跳ね返り向かい風となるが、ロッテ・小林投手コーチは「前から受ける風だから、中継ぎはともかく、100球くらい投げる先発投手にとってはかなり負担になる。それが故障につながったり、調子が悪くなったりするのは、あってはいけない」と力説した。
先発予定だった涌井は4日にスライド登板。仕切り直しで連敗を止める。
ロッテは5日の楽天戦(QVC、13時開始)で、「マリンフェスタ」を行う。“月に1度のファン感謝デー”として、今季から新たに始めた企画の第1回目。3日、当日の主なイベント概要が発表された。
など、盛りだくさんの内容で、選手会長の岡田は、「初めての試みですが、当日はファンの方と盛り上がっていきたいと思っています」とコメントした。
日本のプロ野球が開幕。注目を集めるのは、やはり8年ぶりに日本球界へ復帰した広島・黒田博樹だろう。
フォーシームを主体に力で押していた以前の広島在籍時と違い、いまや黒田の代名詞は左打者の内角ボールゾーンからストライクゾーンへ入れてくるツーシーム。いわゆる「フロントドア」だ。
ヤンキースへ移籍した田中将大も本格的に取り入れ、日本球界でもブームとなりそうな「フロントドア」だが、取り入れたのは本格派投手だけではない。
米独立リーグのランカスターで2年目を迎える元ロッテのサブマリン・渡辺俊介も、異国での野球に順応するために投球スタイルを変化させた。その1つが「フロントドア」だ。
ロッテ時代はシンカー(ツーシームと同様の軌道を描く)を左打者の外角へ逃げ、打たせて取る球として活用してきたが、左打者の内角へ、日本ではなかった形で用いている。
「とにかくアメリカの打者は踏み込んで打ちに来るんです。外へ逃げる球だけは捉えられてしまう。そこで有効的だったのが、シンカーを左打者の内角へ投げる『フロントドア』でしたね」。
打者の意表を突いてカウントを稼ぐ。左打者に踏み込ませず打たせて取る。活用法次第で、球数を少なくすることもできる球だ。
ただ、球速や球威で勝負するタイプではない渡辺にはプラスαの要素も必要。大きいな違いは勝負するゾーンと打者の目の錯覚。新たなスタイルの鍵だ。
ロッテ時代は下手から低めに集めてゴロを打たせるタイプだったが、今は高めでフライを打たせるスタイルへと変貌を遂げている。
「外国の打者、特に中南米の選手は低めを打つのがとにかくうまい。低めに集めてもうまく拾われる。だから高めで勝負するスタイルになってきました」。
シンカー以外で使う主な変化球も、日本時代のカーブからスライダーが多くなった。
「スライダーの方が、カーブよりも打者には浮き上がって見える。下手からホップする感じです。実際にはホップはしないんですけどね。直球などとの組み合わせで、打者にそう錯覚させるんです」。
上手投げの投手とは逆の、下からの角度をつける配球を模索してきた。海外のリーグで生き残るためにたどり着いた新たな形だ。
ランカスターが所属するアトランティック・リーグは23日(日本時間24日)に開幕。所属球団の中には試合を動画配信しているサイトもある。ロッテ時代からのファンの方は、サブマリンの「フロントドア」をライブ映像で見てみるのも、また面白いかもしれない。