わたしはかもめ2015年鴎の便り(4月)

便

4月12日

埼玉西武5−9千葉ロッテ(西武プリンス)

ロッテが14安打9得点で打ち勝った。1回に押し出し四球で先制。2回は清田、今江の適時打などで3点を追加。5回は吉田の2点適時打、7回は犠飛、8回は角中、中村の適時打で2点を加えた。西武は投手陣が踏ん張れなかった。

123456789R
千葉ロッテ1300201209
埼玉西武0001300105

◇14安打で打撃戦制す

千葉ロッテ打線が14安打を放ち、今季最多に並ぶ9得点で快勝。伊東監督は「今日は打撃戦で負けなくて良かった」と笑顔を見せた。

14本のうち、12本が単打とつなぐ打撃で西武投手陣を崩した。3安打で好機を演出した3番の角中が「誰かが打てない時はカバーしたり、自分が打てなくても誰かがカバーしてくれる。うまく回っている」と言えば、同じく3安打の4番の今江は「塁に出てチャンスを広げて、後ろの人にかえしてもらう」とチーム一丸の心構えを口にした。

11日に来日したばかりの主砲デスパイネも試合前練習に参加し、長打力アップが見込まれる。開幕から主軸を任されている今江は「デスパが来て心強い。後はお役御免で」と笑いながら「まだまだ先は長い。1年間、コンスタントに結果を残せるように」と力を込めた。

◇3打点、バットで存在感示す、吉田

与えられたチャンスに食らいついた。先発マスクは石川が登板した2試合にとどまっていた千葉ロッテの吉田。今季初めて別の投手とプレーボールからバッテリーを組むと、存在感を示す快音を響かせた。

直前に1点を返され3点リードで迎えた5回2死二、三塁の第3打席。岡本洋に対してスライダーを狙い球に絞っていたが、前の打席では別の球種に手を出し凡退していた。「割り切っていこう」。初球に読み通りのスライダーが外角低めにくると、今度は左前へ2点適時打を放ってみせた。

6−4の7回には外角高めの152キロを右犠飛。新人だった昨年は50試合で7打点だったが、これで今季は4試合で5打点。流山市出身の23歳は「去年はチャンスで打てなかった。一味違う」と言葉を弾ませる。「上げた左脚がすぐに地面に付いていたが、我慢できている」。昨秋から立花打撃コーチとタイミングの取り方を試行錯誤し、振り込んできた努力が実を結びつつある。

2回に二塁打で3得点の起点となっており、2安打3打点。先発マスクを多くかぶっているライバルの田村が打率1割3分3厘と低迷し、回ってきた出番だった。「(吉田は)ベンチから悔しい思いで戦況を見つめていたと思う。打つ方でもかなり貢献してくれた」。期待通りの輝きを伊東監督もたたえた。

ページトップ

今江ええで!単打おかわり、1発なくても4番できる[ニッカン]

合わせ技で一本勝ちだ。ロッテ今江敏晃内野手(31)は単打3本全てが得点に絡み、3位浮上に貢献した。1回は2死一塁から三遊間を破ってチャンスを広げるつなぎ役。押し出しの先制につながった。2回は2点を奪ってなお2死三塁から左前適時打を放つ。さらに5回は先頭で右前打を放ってチャンスメーク。吉田の2点適時打を呼んだ。

今江は苦笑いを浮かべながら「そりゃホームラン打ちたいっすよ。でも打てないんだもん」と冗談交じりに言った。前日は同い年の西武中村に、一振り2ランで試合をひっくり返された。「アイツは天性。練習しなくても打てるんだから」と、うらやましげに言う。PL学園時代、大阪桐蔭はライバルで公式戦では何度か対戦。前日は試合前に談笑していた。

おかわり君が一発なら、今江は単打を積み重ねて快勝を呼んだ。「4番じゃなくて自分の仕事をするだけ。自分でもかえせたけど、塁に出てチャンスを広げ後ろが良い形でかえしてくれた」と、同じ4番でもタイプは違う。

昨年は腰痛に苦しんだ。オフから取り入れたピラティスの効果が出ている。シーズンに入ってもジムには行けるときに通い体調維持に努めている。「状態がいいのが1番。体あっての技術です。絶好調じゃないけど結果は出ている。14年目だけど、こんなの初めて」と充実した表情を見せる。大砲ではないが、技ありを重ねてチームを引っ張っていく。

ページトップ

ロッテ3位浮上、笑顔の今江「こんなの初めて」[ニッカン]

ロッテが快勝し3位に浮上した。

4番今江敏晃内野手(31)は単打3本が全て得点に結び付く活躍を見せた。

1回は2死一塁から三遊間を破ってチャンスを広げるつなぎ役。押し出しの先制につながった。2回は2点を奪ってなお2死三塁から左前適時打を放つ。さらに5回は先頭で右前打を放ってチャンスメーク。吉田の2点適時打を呼んだ。

「自分でもかえしたけど、チャンスを広げて、良い形で後ろがかえしてくれた。絶好調じゃないんですけど、結果は出ていますね。(開幕から)こんなの初めて。14年目だけど、1回ぐらいあってもいいでしょう」と笑顔が絶えなかった。

ページトップ

ロッテ清田、バスターで適時打[ニッカン]

ロッテは1点リードで迎えた2回無死二塁から、清田育宏外野手(29)がバスターを決めた。

カウント1−1からの3球目、チェンジアップを打つと、打球は一塁メヒアの前で大きくバウンドして頭上を越え、右翼線への適時二塁打となった。「ランナーを進めることだけでした。何とかたたきつけることが出来て、ファーストの頭を越すことが出来て良かった」とコメントした。

ページトップ

ロッテ・デスパイネ、チーム合流、早くも練習参加[ニッカン]

ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(28)が12日、西武プリンスドームでチームに合流した。

来日2日目だが早くも練習に参加し、フリー打撃では全体のトップとラストで2回打つなどやる気をアピールした。1回目は25スイングで柵越え4本。2回目が16スイングで2本だった。「時差ぼけはちょっとあるけど問題ない。準備ができたらすぐ出たい」と前向きだ。

伊東監督は「姿を見せてくれただけで、いい影響を与えてくれている。来る前は心配だったけど、元気そうで何より。やる気満々だね。日本ハム戦の2試合目(15日)には出たいと言うんじゃないか。その時は代打なんてもったいない。DHで使います」と、最初からスタメン起用の方針を示した。

ページトップ

“つなぎの4番”ロッテ今江、好調の秘訣は「短尺バット」[スポニチ]

「つなぎの4番」の好調の秘訣は、わずか0.75インチ(約1.9センチ)の差にあった。初回2死一塁。ロッテの今江はコンパクトなスイングから外角直球を左前へ運び、先制点を演出した。

「球がよく見えている。うまく投手にアジャストできている」。2回にも2死三塁から左前適時打を放つと、5回にも右前打。単打3本とも、プロ14年目でもっとも短い35インチ(約88.9センチ)のバットから生まれた。

7日のオリックス戦(京セラドーム)からバットを0.75インチ短くした。きっかけは開幕直前の伊東監督の助言だった。「バットを短く持ってみろ」。35.75インチ(約90.8センチ)のバットを指2本分短く持ってみると「球をしっかり呼び込めるので速い球にも対応できるし、変化球も見極められる」とすぐに効果を実感し、短いバットを発注した。打線はこの日14本のうち、12本が単打とつなぐ打撃で今季最多タイの9得点を奪った。その中心に今江がいた。打率はリーグ2位の.373。19安打中17安打が単打で二塁打2本、本塁打は1本も打っていない。「大きいのはそんなに打てるものじゃない。つなぐのが自分の仕事ですから」。「短尺バット」で飛距離は出なくても、確実性はさらに高まった。

ページトップ

ロッテ・デスパやる気満々、15日、ハム戦から「すぐに試合に出たい」[スポニチ]

11日にキューバから来日したロッテの主砲デスパイネがチームに合流。試合前練習のフリー打撃では41スイング中5本の柵越えを放った。

「時差ボケはあるけど、すぐ体を動かしたかった。準備ができればすぐに試合に出たい」。伊東監督も「やる気満々だね」と目を細め、15日の日本ハム戦(札幌ドーム)から出場させる方針を示した。

ページトップ

4番・今江が燃えた3安打!ロッテ、デスパイネ効果で9点快勝[サンスポ]

デスパイネ効果だ!!ロッテは12日、西武2回戦(西武プリンスドーム)に9−5で快勝。3位に浮上した。

前日11日に来日したアルフレド・デスパイネ外野手(28)が、試合前の練習に参加し、軽快な動きを披露した。すると、4番の今江が3安打1打点、3番の角中が3安打2打点の活躍。打線に火がつき、激しい主軸争いが幕を開けた。

「デスパイネが帰ってきて心強い。僕はお役ごめんで(笑)。いいスタートが切れたので、4番よりも、自分の仕事をしっかりしたい」とは開幕から全13試合で4番を打つ今江。角中も「デスパイネは一発があるので、流れを変えてくれる。自分は何番でも構わない」と、ともにフォア・ザ・チームを強調した。

デスパイネ効果について伊東監督は「それは今江に聞いてください」と、してやったりの様子。デスパイネは早ければ15日の日本ハム戦(札幌ドーム)に出場の予定。打線の層は厚くなり、巻き返しの準備は整いつつある。

ページトップ

ロッテ・吉田、打撃で存在感「去年はチャンスで打てなかった」[サンスポ]

今季3試合目の先発出場となったロッテの捕手、吉田が打撃で存在感を見せた。2安打3打点で勝利に貢献し「去年はチャンスで打てなかった。今はいいタイミングの取り方ができている」と手応えをにじませた。

これまでは正捕手を争う田村が先発のマスクをかぶることが多かった。それだけに伊東監督は「ベンチで悔しい思いで戦況を見つめていたと思う」と言う。起用に応えた吉田は「まだまだ完璧に結果が出ている訳じゃない」と一層の奮起を誓った。

イ・デウン
「5回に入って急に制球に苦しんでしまった。点差があったので、ストライク先行でいかないと。」(2勝目も5回4失点)
中村
「チャンスで回ってきて、決めることができて良かった。」(ドラフト1位新人は8回の適時打でプロ初打点)

ページトップ

ロッテ・デスパイネは15日にも出場か、伊東監督「出すなら最初から」[サンスポ]

ロッテの伊東監督は12日、キューバの国内リーグの試合を終えて11日に来日したデスパイネについて「早ければ(15日の)札幌の2試合目くらいに出るかもしれない」と見通しを話した。起用法については「出すなら最初から」と先発出場させる意向を示した。

デスパイネはこの日、西武戦(西武プリンス)の試合前練習に参加し、打撃練習では計41スイングで6本の柵越え。疲れを感じさせない動きを見せ「ちょっと時差ぼけはあるけど、問題はない。体調の準備ができたらすぐに試合に出たい」と頼もしかった。

ページトップ

伊東ロッテにデスパ効果?打線爆発[デイリー]

早くもデスパイネ効果!?前日は5安打1得点と眠っていたロッテ打線が、4番・今江を中心に14安打、今季最多タイの9得点と爆発。西武の反撃をかわし、3位に浮上した。

初回に1点を先制して迎えた2回。2点を点を追加した2死三塁から、今江が勝利への流れを引き寄せる左前打。2点目が奪えず逆転負けを喫した前日とは違い、終盤まで攻撃の手を緩めなかった。

前日に来日したデスパイネが、1軍練習に合流してフリー打撃で快音を連発。「体調がよければ、すぐにでも出たい」と早ければ15日の日本ハム戦で今季初出場する主砲がチームに変化を与えた。3安打の今江は「デスパがもうすぐ戻ってくるので、いいチーム状態をつくっておきたい。来てくれて心強い」と、その効果を口にした。

伊東監督は「姿を見せるだけで、いい影響を与えてくれているのは間違いない」と話す。主砲が復帰間近で意気上がる打線。このまま勢いに乗りたい。

ページトップ

デスパイネは15日にも出場[デイリー]

ロッテの伊東監督は12日、キューバの国内リーグの試合を終えて11日に来日したデスパイネについて「早ければ(15日の)札幌の2試合目くらいに出るかもしれない」と見通しを話した。起用法については「出すなら最初から」と先発出場させる意向を示した。

デスパイネはこの日、西武戦(西武プリンス)の試合前練習に参加し、打撃練習では計41スイングで6本の柵越え。疲れを感じさせない動きを見せ「ちょっと時差ぼけはあるけど、問題はない。体調の準備ができたらすぐに試合に出たい」と頼もしかった。

ページトップ

ロッテ、デスパイネ早くも1軍練習合流[デイリー]

ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(28)が12日、早くも西武ドームでの1軍練習に合流した。デスパイネは前日に、キューバからオランダを経由して来日したばかり。

この日は試合前練習に参加し、フリー打撃を敢行。練習の最後にも2度目のフリー打撃を行い、合計41スイングで6本の柵越えを放った。「ちょっと時差ぼけがあるけど(体調は)問題ない」と話し、今後へは「監督とも体調がよければ、すぐにでも出たいと話をした」と早期の試合出場に意欲を見せていた。

練習を見守った伊東監督も「今日、練習をやるとは思っていなかった。早ければ札幌ドームの2試合目(15日・日本ハム戦)に出るかもしれない。出るなら最初(スタメン)から。DHと言う形になると思う」と今後の見通しを語った。

ページトップ

デスパイネ、1軍合流!サク越え5本「すぐ出たい」[報知]

ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(28)が12日、1軍に合流した。11日に来日したばかりだが、西武戦(西武プリ)の試合前練習に参加。打撃練習を2回行うなど、アグレッシブな姿勢を見せた。

最初のフリー打撃では25スイングで4本のサク越え。守備練習などを挟み、練習時間の最後に再び打撃練習を行った。“おかわり”したフリー打撃では16スイングでサク越え1本。合計41スイングで5本をスタンドに運んだ。

練習を見守った伊東監督は「ギリギリまで(キューバ国内リーグで)やっていたし、心配していない」と早期昇格を明言。デスパイネも「準備ができたら、すぐに出たい」と気合十分だった。

ページトップ

デスパイネが練習参加[千葉日報]

キューバの国内リーグの試合を終えて11日に来日した千葉ロッテのデスパイネが試合前の練習に参加した。打撃練習では柵越えも披露し「時差ボケがあるが、問題ない。体を動かしたかったので、参加できてよかった」と話した。

打線の軸として期待する伊東監督は「彼が姿を見せただけでいい影響を与える。元気そうで何より」。今後の出場については「札幌の2試合目(15日・日本ハム戦)で本人が出るというかもしれない。出すなら最初(先発)から」と口にした。

ページトップ