わたしはかもめ2015年鴎の便り(4月)

便

4月21日

千葉ロッテ2−5オリックス(QVCマリン)

オリックスが延長戦を制して4連勝。2−2の12回2死満塁から駿太の左前打で2点を勝ち越し、さらに小島の適時打で加点。馬原が今季初勝利、マエストリが来日初セーブ。ロッテは7〜10回の好機を生かせず、勝率5割を割った。

123456789101112R
オリックス1010000000035
千葉ロッテ0100010000002

◇「反省ばかりの投球」、石川

石川が6回122球を投げ2失点と粘りのピッチングを披露したが、「反省ばかりの投球だった」と唇をかんだ。

今季登板した全試合で7回以上を投げ、試合を作ってきた右腕だが、いずれも相手に先制点を許していた。「今日は与えないように」と向かったマウンドだったが、1回、連打でピンチを作り、犠牲フライで先制を許した。

追いついた直後にも、先頭の糸井に変化球を右翼席に運ばれた。黒星は免れたが、「(初回だけで34球など)球数が多すぎた」と肩を落とした。

◇好調角中、6回に適時打

試合前までのチーム打率2割6分9厘はリーグトップ。逆に防御率3.46はワーストだ。まさに打高投低の千葉ロッテだが、この日は2週間前に7回1/31失点に抑えられたオリックス・西に苦しんだ。そんな中で、打率3割2分8厘と好調を維持する角中が魅せた。

2安打に封じられて迎えた、1−2の6回だった。1死から当たりが戻りつつある鈴木が右前打で出塁すると、続いて打席に立った2012年の首位打者は粘り勝ちした。ファウルで4球しのいだ末の9球目。低めの137キロを振り抜いて、左中間を真っ二つに割った。2戦連続の適時打で試合を振り出しに戻した。「石川が悪いなりに2点で抑えてくれていたので、打てて良かった」。

主砲デスパイネに元気がない。参加していたキューバリーグでMVPに選ばれる活躍をして、今月11日に来日。15日の日本ハム戦から4番に入ったが、すぐに順応とはいかず16打数3安打。伊東監督は「気楽に打たせたい」と、この日は7番に置いた。

そのデスパイネは、2回に緩い変化球を捉えて左犠飛で今季初打点。しかし5回に遊ゴロに倒れると、7回無死一塁では初球を打ち損じて捕邪飛。バットをたたきつけて悔しさをあらわにした。軸に据えている助っ人がまだ本調子ではない中で、角中がチームを引っ張っている。

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ロッテ、益田でジ・エンド…伊東監督「ドっと疲れるわ」[サンスポ]

ロッテは今季初の延長戦も12回、6番手の益田がつかまりジ・エンド。痛い競り負けに伊東監督も「ドっと疲れるわ…」と悔しさをにじませた。不振のデスパイネを7番に“降格”し、4番には好調の今江を復帰させたが、わずか7安打で再三の勝ち越し機を逃すなど劇的効果なし。指揮官は「打つべき人が打たないと勝てません」と嘆いた。

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ロッテ・井口、「右内転筋筋膜炎」と診断 オリ4回戦を欠場[サンスポ]

ロッテ・井口資仁内野手(40)が21日、東京都内の病院で痛めていた右足の精密検査を受け「右内転筋筋膜炎」の診断。オリックス4回戦(QVCマリン)を欠場した。今後の出場は状態をみて判断する。

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ロッテ・伊東監督、終盤の拙攻悔やむ「1本が出なかった」[サンスポ]

ロッテは終盤の拙攻が悔やまれた。1点を追う6回に角中の適時二塁打で追い付いたが、その後は7〜10回と得点圏に走者を進めながら生かせなかった。伊東監督は「再三、勝ち越しのケースがあったけど1本が出なかった」と疲れた表情だった。

この日は当たりの出ていないデスパイネを「少し(打順を)下にして気楽に」と7番に下げ、好調を保つ今江を再び4番に据えた。だが、打線組み替えも奏功せず「打つべき人が打たないと勝てない」と話した。

角中
「石川が悪いなりに2点で抑えてくれていたので、あの場面で打てて良かった。」(6回に適時二塁打)

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ロッテ・石川、6回2失点も「反省ばかりの投球になった」[サンスポ]

ロッテの石川は球が高く、3回までに8安打を浴びるなど苦しい投球となった。6回まで2失点ながら122球を費やし「野手のおかげで何とか粘り強く投げられたが、球数も多すぎた」と自らを責めた。

ここまでの3試合で全て先制点を許しており「先に点を与えないようにマウンドに上がった」と言うが、1回にいきなり失点。味方が追い付いた直後の3回にも1点を失い「反省ばかりの投球になった」と悔いが残る一戦だった。

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ロッテ・井口がスタメンから外れる、右内転筋の張り[サンスポ]

ロッテ・井口資仁内野手(40)が21日、右内転筋張りでオリックス4回戦(QVCマリン)の先発メンバーから外れた。伊東監督によると、19日のソフトバンク6回戦(同)の試合中、打席で投球をよけた際に痛めたという。今後の出場については状態をみて判断する。

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ロッテの“ドラ1”中村が小学校を訪問、ランドセルカバーを贈呈[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・中村奨吾内野手(22)=早大=が21日、千葉市立幸小学校を電撃訪問。62人の新小学校1年生に球団が地域振興の一環として無料配布しているランドセルカバーを贈呈した。

この企画は2012年度よりスタートし、今年で4回目。これまで千葉市内の37校、3095枚に無償配布した。球団公式マスコットキャラクターのマーくん、リーンちゃんが手を挙げて、横断歩道を渡るイメージをデザインしたランドセルカバーとなっている。

中村は生徒達に「小学校では、友達をたくさん作ってください。お互い1年生なので笑顔で元気を出して頑張っていきましょう。そして皆さん、休みの日にはお友達と一緒にチームを応援に来てください」とメッセージを送った。

中村は前日20日のイースタン・リーグ、楽天戦(ロッテ浦和)に「1番・遊撃」で先発出場。1回にハウザーから左翼へ先頭打者本塁打を放つなど、5打数2安打2打点の活躍をみせた。

中村
「今日は子供達と触れ合うことが出来て良かったです。新1年生の笑顔を見ると、自分もプロ1年生として、もっと勉強して頑張らないといけないと思いました。」

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ロッテ今季パ最長試合落とし指揮官「どっと疲れる」[ニッカン]

ロッテは今季リーグ最長の4時間51分を戦った末に敗れた。伊東勤監督(52)は「どっと疲れるな」とポツリ。

チャンスにあと1本が出ず、勝ち越せないでいると、延長12回、今季安定感に欠ける益田が3失点。あと1アウトで負けがなくなるところで踏ん張れなかった。9回裏には走者を三塁まで進めたが、伊東監督は「延長戦の可能性を考えた」と代打は選択しなかった。この日は井口が負傷のため、出場できないなど、用兵の制約もあり勝負にいきづらい試合だった。

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ロッテ中村、新1年生にランドセルカバーを贈呈[ニッカン]

ロッテ中村奨吾内野手(22)が千葉市立幸町小を訪問し、62人の新1年生にランドセルカバーを贈呈した。

球団からの無償配布は2012年度にスタートし、今年で4回目。千葉市内の37校3095枚にランドセルカバーが配られている。

子供達と触れあった中村は「新1年生の笑顔を見ると自分もプロ1年生として、もっと勉強して頑張らないといけないと思いました」とコメント。子供達には「小学校に入ったら友達を沢山作ってください。お互い1年生なので笑顔で元気を出して頑張っていきましょう。そして皆さん、休みの日にはお友達と一緒にマリーンズを応援に来て下さい」とメッセージを送った。

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益田が力尽く…ロッテ借金1、伊東監督「打線つながらない」[スポニチ]

ロッテは今季チーム最長の4時間51分を戦い、最後の最後で力尽きた。2−2のまま延長戦に突入。10、11回のサヨナラのチャンスを生かし切れず、12回に6番手・益田が3点を失った。

打撃好調の井口が右内転筋筋膜炎で欠場。調子の上がらないデスパイネを4番から7番に下げるなどしたが、伊東監督は「打線がつながらなかった。投手は頑張ったけど、点が取れないとね…」と厳しい表情だ。2連敗で、7日以来となる借金1を背負った。

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ロッテ、井口が右内転筋痛め欠場、伊東監督「長引くなら抹消」[スポニチ]

ロッテの井口が右内転筋の痛みのため欠場した。19日のソフトバンク戦で違和感を覚え、この日東京都内の病院で「右内転筋の筋膜炎」と診断された。全治は未定。伊東監督は今後について様子を見る考えで「長引くようなら(登録を)抹消する」と話した。

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ロッテ、ドラ1・中村“1年生”から刺激「頑張らないと」[スポニチ]

ロッテのドラフト1位ルーキー・中村奨吾内野手(22=早大)が21日、千葉市立幸町小学校を訪問し、62人の新一年生に球団が地域振興の一環として無料配布しているランドセルカバーを贈った。

ランドセルカバーは球団公式マスコットキャラクターのマーくん、リーンちゃんが手を挙げて、横断歩道を渡るイメージをデザインしたもの。2012年度より配布をスタートし、今年で4回目。千葉市内の37校、3095枚に無償配布している。

中村は「今日は子供達と触れ合う事が出来て良かったです。新一年生の笑顔を見ると自分もプロ一年生としてもっと勉強して頑張らないといけないなと思いました」とコメント。 子供達には「小学校に入ったら友達を沢山作ってください。お互い一年生なので笑顔で元気を出して頑張っていきましょう。そして皆さん、休みの日にはお友達と一緒にマリーンズを応援に来て下さい」とメッセージを送った。

中村は20日のイースタンリーグ・楽天戦(浦和)に「1番・遊撃」で先発出場。第1打席でハウザーから左翼スタンドに先頭打者本塁打を放つなど5打数2安打2打点の活躍をみせた。

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ロッテ激闘黒星 伊東監督「どっと疲れが」[デイリー]

ことごとく決定打を欠いた。今季初の延長戦。4時間51分の激闘も無念の敗戦となった。ロッテ・伊東監督は「どっと疲れが出るね」と厳しい表情を浮かべた。

再三訪れた絶好機。延長10回には1死一、二塁で今江が最悪の投ゴロ併殺。11回には1死一塁からデスパイネが遊飛に倒れ、押せ押せムードもしぼんだ。この日は打線を組み替えた。来日以来、調子の上がらないデスパイネを「もっと気楽に打って欲しい」(伊東監督)と7番に配置。今江を4番に戻したが、皮肉にもその2人がブレーキとなった。

指揮官は「打つべき人が打たないと、なかなか点には結びつかない」と唇をかんだ。これでチームは借金1。このまま後退する訳にはいかない。

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井口、右内転筋を痛めオリックス戦を欠場[報知]

ロッテの井口資仁内野手(40)が、右内転筋を痛めて21日のオリックス戦を欠場することになった。伊東監督は「今日、明日は無理だと思う。あまり長引くようなら(登録)抹消するかもしれない」と話した。

19日のソフトバンク戦(QVC)の打席で痛め、この日は都内の病院で検査と治療を行った。22日のオリックス戦(QVC)までは欠場する見込みだという。

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ドラ1・中村、ランドセルカバーを贈呈[報知]

ロッテのドラフト1位・中村奨吾内野手(22)=早大=が21日、千葉市立幸町小学校を訪問し、ランドセルカバーを贈呈した。

ロッテは地域振興の一環として、ランドセルカバーを無料で贈呈しており、今年で4年目。今回は千葉市内の37校3095枚を配布した。

中村は62人の新1年生に向けて「小学校に入ったら友達を沢山作ってください。お互い1年生なので笑顔で元気を出して頑張っていきましょう。休みの日にはお友達と一緒にマリーンズを応援に来て下さい」とメッセージを送った。

20日にはイースタンリーグ・楽天戦(ロッテ浦和)に出場し、左翼席に先頭打者本塁打を放っている。「子供たちと触れ合う事が出来て良かった。新1年生の笑顔を見ると自分もプロ1年生としてもっと勉強して頑張らないといけないなあと思いました」と気持ちを締め直していた。

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プロ一年目の中村が学校訪問、新1年生にメッセージ![千葉日報]

千葉ロッテマリーンズのドラフト1位ルーキーの中村奨吾内野手が4月21日の試合前の午前中に千葉市立幸町小学校を訪問。62人の新小学校1年生に球団が地域振興の一環として無料配布しているランドセルカバーを渡した。ランドルカバーの贈呈は2012年度よりスタートし、今年で4回目。千葉市内の37校3,095枚に無償配布しており、球団公式マスコットキャラクターのマーくん、リーンちゃんが手を挙げて、横断歩道を渡るイラストがプリントされたものだ。

中村は子供達には「小学校に入ったら友達を沢山作ってください。お互い1年生なので笑顔で元気を出して頑張っていきましょう。そして皆さん、休みの日にはお友達と一緒にマリーンズを応援に来て下さい」とメッセージを送った。また、訪問を終えた際には「今日は子供達と触れ合う事が出来て良かったです。新1年生の笑顔を見ると自分もプロ1年生としてもっと勉強して頑張らないといけないなあと思いました」と気持ちを新たにしていた。

なお、中村選手は前日20日のイースタンリーグ・楽天戦(ロッテ浦和)に1番ショート(途中からセカンド)で先発出場。1打席目に楽天先発のハウザーからレフトスタンドに先頭打者本塁打を放つなど、5打数2安打2打点の活躍。1軍での出番は今のところ、少ないが、好調をアピールしている。

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[千葉魂]指揮官、妻に贈った大きな花束、野球に集中できた感謝込めて[千葉日報]

ずっと、思っていた。だから、大きな花束を購入した。全て赤いバラの花でそろえた。きれいな真っ赤なバラが咲き誇る花束に、思いを込めた。伊東勤監督は試合後、大事そうに、それを抱え、球場を後にした。妻の待つ自宅へ急いだ。

「子育てを1人でやってくれたからね。1つの区切りとして、お礼を言いたいと思ってさ。うん。感謝の気持ちを込めてプレゼントしようと思うんだ」。

指揮官は帰宅前にちょっと照れくさそうに、大事そうに抱えているその花束の意味を教えてくれた。今春に双子の長男と長女が大学を卒業し、それぞれの道を歩むべく巣立った。この22年間を振り返ると、ずっと家庭は妻に任せっきりだった。1月の自主トレから始まり、春季キャンプ、公式戦期間、日本シリーズ、秋季キャンプ。プロ野球選手は1年のほとんどを外で過ごす。この世界で生き残るために、そして良い成績、結果を出すために、ガムシャラな日々を送った。今、思い返してみると、ここまで野球に集中できたのは妻が家庭のことを全て受け持ってくれたおかげであることをヒシヒシと感じる。ずっと、どこかで感謝の気持ちを伝えたいと考えていた。ちょうど、2人の子供が巣立った今が、その時だと思った。

「今思うとさ、俺はいつも家にいなかったからね。妻も、2人の子供も、2月が誕生日でね。ちょうど、春季キャンプ期間中。全然、一緒に祝ってあげることが出来なかった。評論家時代だって、キャンプ地巡りをしていたからね。寂しい思いをさせてしまった」。

いきなり、双子の子供を育てるのは並大抵のことではなかったはずだ。さらに夫は遠征などでほとんど自宅にいない。そんな中で弱音や愚痴の1つも聞いた覚えがない。学校の参観日、運動会、入学式、卒業式。そのような子供の行事も大体、チームスケジュールの都合上、行けないことが多かった。子育てを中心とした家庭の事は妻に任せっきりの日々だった。現役時代などは、なかなかその負担に思いを巡らせる余裕がなかったが、子供達が巣立った今となって、あらためて振り返るとその尊さを心から感じる。

子供達がいなくなった後の自宅は、どこかヒッソリとしているように感じた。「ありがとう」と言って、花束を渡した。「ちょっと、照れたかな。嫁もそうだったと思う」。妻は「まあ、珍しい」と監督がこだわって選んだ「愛」の意味のこもった赤いバラの花束を両手で受け取った。じっと見つめていた。翌日だった。遠征のため、いつものように準備をし、自宅を後にした。しばらくして、1本のメールが入った。妻からだった。「昨日は、お花をありがとう」。心が通じ合っていること、感謝の気持ちが伝わったことが、何より嬉しかった。

「嫁も子供達が巣立ってホッとする部分と、寂しい部分があるだろうなあ。子供達もこれから、社会の厳しさにぶつかる。大人の社会の厳しさ、大変さが分かって、そこからどうするかが大事になってくるよね」。

遠い空を眺めながら、ふと家族のことを思い、微笑んだ。これからもマリーンズの指揮官として自宅を離れることの多い日々は続く。シーズンが終わり、最高の形でもう一度、いつも縁の下で支えてくれる妻に、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたい。チームの指揮官として、1人の夫として、勝ちを求める日々は続く。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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