わたしはかもめ2015年鴎の便り(4月)

便

4月25日

東北楽天3−7千葉ロッテ(コボスタ宮城)

ロッテが連敗を4で止めた。1−2の3回無死一、二塁からデスパイネが逆転の1号3ランを放ち、6回は今江の3点二塁打で突き放した。イ・デウンが7回2失点でリーグトップに並ぶ4勝目。楽天は則本が5回4失点と誤算だった。

123456789R
千葉ロッテ0130030007
東北楽天1100000103

◇“お目覚め”待望の一発

待望の一発で4連敗中だった千葉ロッテに勝利をもたらした。1点を追う3回無死一、二塁。4番デスパイネの打球は高く舞い上がり、軽々と左中間フェンスを越えた。31打席目で訪れた1号3ランに「ようやく出て良かったし、余韻に浸りたい」と笑みを浮かべた。

キューバの国内リーグで打率4割6厘、17本塁打、70打点でMVPに輝いた。今月半ばにチームに合流したばかりで変化球主体の攻めに対応しきれずにいたが、この日の一打は則本のスライダーを完璧に捉えた。「去年も最初は苦労したけど、少しずつ慣れてきている」と修正能力を証明した。

不調で過去3試合は6、7番に回ったが、状態が上がってきたため再び主軸を任された。8回には左前打を放ち、今季初の複数安打もマーク。伊東監督は「効果的な一発で流れを変えてくれた」とたたえ、デスパイネは「どんどん調子を上げて活躍していきたい」と意気軒高だった。

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ロッテのイ・デウン感謝4勝「いつも打ってくれる」[ニッカン]

ロッテが連敗を4で止めた。先発イ・デウン投手(26)が負けなしの4勝目。

1回、楽天松井稼に先頭打者本塁打を打たれ先制された。さらに、連打と四球で無死満塁を招いたが、後続を抑えた。

2回にも1点を失ったが、3回からは立ち直り、7回まで投げ、6安打2失点。12安打を放った打線の援護もあり、白星を手にした。「自分が投げる時は、いつもチームが打ってくれる。力をもらっています」と感謝していた。

伊東勤監督(52)は「初回を1点で収めたことが勝ちにつながった。デウンが粘り強く投げてくれた」とねぎらった。

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ロッテ中村いい粘り、ファウル13球四球で出塁[ニッカン]

ロッテのドラフト1位、中村奨吾内野手(22)が良い仕事をした。

「9番二塁」で、自身3度目のスタメン出場。2回の第1打席で左前打を放つと、6回無死一塁の第3打席では初球で送りバントを決め、追加点につなげた。7回の第4打席は、ファウルで13球粘った末に四球を選んだ。「バントを1球で決められたのが良かったです」と笑顔を見せた。

伊東勤監督(52)は「奨吾も、(3安打の)吉田も、今日は粘りが勝った」と目を細めていた。

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ロッテ吉田が2回適時打「思い切って打ちました」[ニッカン]

ロッテ吉田裕太捕手(23)が同点打を放ち、勝利を呼び込んだ。

0−1の2回2死二塁で、楽天則本のスライダーを左前に運んだ。

1回に先制されたが、すぐに追いつく適時打を放ち「追い込まれていましたが、チェンジアップが来たらしょうがないくらいの気持ちで思い切って打ちました」と話した。

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ロッテ・デスパイネ「デスパいい〜ね」特大1号[ニッカン]

ロッテ・アルフレド・デスパイネ外野手(28)が今季1号3ランを放ち、勝利に貢献した。

1−2の3回無死一、二塁で、楽天則本の外角高めのスライダーを捉えた。左中間へ飛び込む特大の逆転弾となった。

キューバ国内リーグに出場していたため、来日が遅れた。出場8試合目で、ようやくアーチが飛び出し「やっと出たね。準備はできていたので、いつ出るかという感じだった。もう大丈夫だと思う。ここから、どんどん打ちたいね。今の気持ち?『デスパいい〜ね』だよ」と冗舌だった。

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ロッテ今江3安打、12打数連続無安打から脱出[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(31)が3点適時二塁打を放った。

4−2の1死満塁で、楽天長谷部から左越えに走者一掃の二塁打を放ち突き放した。この二塁打が、この日3本目の安打。

第1打席の中飛で12打数連続無安打となっていたが、第2打席から安打を続けた。「(3回の)デスパのホームランでベンチの雰囲気が変わったね。自分自身もここ3試合ヒットが出ていなかったからね。今日のヒットでまた調子を上げていきたいね」と話した。

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連パイ嫌だネ!ロッテ・デスパイネ、お待たせ1号逆転3ラン[サンスポ]

ロッテは25日、楽天4回戦(コボスタ宮城)に7−3で快勝した。4番のアルフレド・デスパイネ外野手(28)が1点を追う3回に左中間席に1号逆転3ランを放ち、連敗を「4」でストップ。“キューバの至宝”がようやく、お目覚めだ。

「いつも4番の仕事がしたいと思っている。1本出て嬉しいね」。31打席目で訪れた一発。則本のスライダーを捉え、胸を張った。

キューバの国内リーグで打率.406、17本塁打、70打点でMVPに輝いた。今月11日に来日。しかし、15日の日本ハム戦(札幌ドーム)で今季初出場して以降、チームは前日24日まで1勝6敗と負け越し、試合前時点では打率1割台のデスパイネは過去3試合は6、7番に回っていた。

それでも、伊東監督は4番に起用。「打撃練習をみてもよくなっていた。4番にすると決めていた」と期待し、デスパイネはバットで応えた。

チームは角中ら、スタッフを含め6人がインフルエンザで離脱しているが、助っ人はマスクもつけず、元気いっぱい。8回には左前打を放ち、今季初の複数安打。打率を.233に上昇させた。

「打率が低かったし、2本目の安打が出てよかった。去年も最初は苦労したけど、少しずつ慣れてきている」。主砲に待望のアーチ。伊東ロッテの追撃態勢が整った。

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開幕4連勝!ロッテのイ・デウン、無死満塁大ピンチも失点阻止[サンスポ]

助っ人右腕の好投で連敗を4でストップさせた。イ・デウンは7回6安打2失点にまとめ開幕から無傷の4連勝。「連敗中だったので、必ず抑えて勝つという気持ちだった。いつもチームが打ってくれて、力をもらっている」。1回先頭の松井稼に右越え先頭打者弾を浴び先制点を献上。その後も無死満塁と大ピンチを招いたが「意識的に強く投げた」と150キロ超えの直球で押して、追加失点を防いだ。

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ロッテのイ・デウン、開幕4連勝に味方へ感謝「いつも打ってくれる」[サンスポ]

ロッテのイ・デウンが7回2失点で開幕4連勝を飾った。1回は先頭の松井稼に本塁打を浴び、なお無死満塁のピンチを背負ったが、サンチェスをこの日最速の153キロで二飛に打ち取るなど後続を断ったことで流れを傾かせなかった。「意識的に強めに投げた。それがうまくいった」とうなずいた。

この日は打線が7点の援護をプレゼント。自身の登板日は味方が奮起する展開が多く「いつもチームが打ってくれる。力をもらっている」と周囲への感謝も忘れなかった。

今江
「打ち方が悪いのが続いていたので、少しダウンスイングに変えた。1本出ると気が楽になる。」(3試合連続無安打だったが、この日は3安打3打点)
吉田
「打ったのはスライダー。チェンジアップが来たらしょうがないくらいの気持ちで思い切って打った。」(2回に適時打)

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デスパ逆転1号3ラン!8戦目ゴキゲン自ら「デスパいいね!」[スポニチ]

「キューバの至宝」のお目覚めだ。1点を追う3回無死一、二塁。4番・デスパイネが、2球目のやや外寄りの高めのスライダーを捉えた打球は高々と舞い上がり、そのまま左中間席へ。今季来日8試合目での待望の1号3ランが、値千金の決勝弾となった。

8回には左前打を放って今季初のマルチ安打をマークし、1本塁打を含む2安打1四球3打点。「やっと出た。準備はできていたので、いつ出るかという感じだった。“デスパいいね!”」。チームの連敗を4で止めた大砲は、ダジャレを口にするほどご機嫌だった。

7月下旬から途中加入した昨季は出場4試合目で1号を放ったが、今季は8試合を要した。15日の日本ハム戦(札幌ドーム)から4試合連続で4番に座るも、21日のオリックス戦(QVCマリン)から7番に打順を下げた。不振の原因は今月上旬まで参加していたキューバ国内リーグの投手と日本の投手とのスタイルの違いにあった。

「キューバには変化球を多投する投手はいないからね」。キューバリーグでは速球派の投手が力勝負を挑んでくるが、日本では変化球で外角低めを執ように攻めてくる。「昨季もそうだったが、今季も同じ状況になってしまっていた」。だが同リーグMVPの看板はダテじゃない。昨季は試合を重ねるごとに日本のスタイルに慣れ、45試合で打率.311、12本塁打、33打点という成績を残したデスパイネは「少しずつ慣れてきている。昨季の終盤のような状態に戻したい」と余裕たっぷりに笑った。

この日の仙台の気温は20度を超えた。「キューバは気温が高いんだ。暖かくなればもっと調子も上がるだろうね。今日は勝利の余韻に浸らせてもらうよ」。祝杯はきっと大好物のラム酒だろう。

伊東監督
「デスパイネの効果的な一発で試合の流れを変えてくれた。待望の一発だね。連敗中だったので、勝てて良かった。」

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ロッテ デスパイネ、待望の今季1号「今の気持ち?“デスパい〜ね!”だよ」[スポニチ]

ロッテ・デスパイネが、25日の楽天戦(コボスタ宮城)で待望の今季1号を放った。4試合ぶりに4番に復帰。1−2の3回無死1、2塁で、楽天・則本の投じた高めの18キロのスライダーを左中間席に叩き込んだ。

来日8試合目での一発に「やっと出たね。準備はできていたので、いつ出るかという感じだった。今の気持ち?“デスパい〜ね!”だよ」と喜びを爆発させた。

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イ・デウン無傷4連勝、最速153キロマーク、7回2失点[スポニチ]

ロッテのイ・デウンが開幕から無傷の4勝目を挙げた。初回に楽天・松井稼に先頭打者弾を浴びるなど不安定な立ち上がりだったが、3回以降は持ち直した。

最速は153キロをマークし、7回6安打2失点。ロッテの新外国人の開幕4連勝は、10年のマーフィー(6連勝)以来、5年ぶり3人目だ。イ・デウンの登板した試合の平均得点は6.8点。「僕が投げる試合はいつも打線が点を取ってくれる。外国人助っ人なので、チームを勝たせることを考えて投げている」と胸を張った。

12年ソーサ(中)の5連勝以来
来日1年目のイ・デウン(ロ)が無傷の4連勝。新外国人の開幕4連勝以上は、12年ソーサ(中)の5連勝以来。チームでは、53年カイリー(当時毎日)、10年マーフィーの各6連勝以来3人目となった。なお、来日1年目の外国人の開幕連勝記録は、前記2人と09年ファルケンボーグ(ソ)の6連勝だが、イ・デウンはどこまで伸ばせるか。

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デスパ、待望の一発!今季31打席目で初アーチ[報知]

待望の一発だった。3回無死一、二塁。デスパイネが高めのスライダーを強振した。打球は青空をバックに高々と舞い上がり左翼席へ。連敗を4で止める逆転3ランとなった。31打席目での今季初アーチ。キューバの大砲は「少しずつ慣れてきたね」と振り返った。

今季初の長打が、この一発だった。15日の日本ハム戦(札幌D)から7試合で打率2割を切る状況。最近2試合は4番も外れた。だが、伊東監督が「打球が上がるようになった」と4番復帰を決断すると、すぐに目を覚ました。8回2死からは左前打でマルチ安打も記録。指揮官は「いつかは出ると思っていたが、流れを変えてくれたね」とニンマリだ。

来日4日後にスタメン出場。この裏には、午前4時まで寝ない“不眠作戦”で時差ぼけを解消する努力があった。14打席目で放った昨季より初本塁打は遅れたが、4番の自覚は十分だ。

「気分は?デスパいい〜ね」と喜びのコメントも飛び出した。助っ人の笑顔が、ロッテの巻き返しを予感させた。

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デスパ&デウン!ロッテ投打助っ人活躍[デイリー]

ロッテは助っ人パワーで連敗を4で止めた。1点を追う3回無死一、二塁で、デスパイネが左中間席へ1号3ラン。31打席目で出た一発に「ようやく出て良かったし、余韻に浸りたい」と笑みを浮かべた。先発のイ・デウンは7回2失点で開幕4連勝。「いつもチームが打ってくれる。力をもらっている」と野手に感謝した。

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ロッテ・デスパイネが逆転3ラン[デイリー]

ロッテ・デスパイネ外野手が今季1号となる逆転3ランを放った。1−2の3回無死一、二塁。則本の高めスライダーを左中間席に運んだ。

4月11日に来日した2年目助っ人。前日の6番から4番に昇格し、今季31打席目での待望の一発となった。

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