ロッテの伊東監督が、16日からの楽天2連戦(コボスタ宮城)での借金完済を厳命した。
3連勝中で、2連勝すれば勝率5割に復帰するため「借金が0になれば全然違う。いい形で交流戦を迎えたい」と力を込めた。1戦目は3勝の石川、2戦目が2連勝中の大嶺祐の「必勝ローテーション」で臨む。昨季はコボスタ宮城で4勝8敗と負け越しているが、指揮官は「鬼門で相性が悪いけど、負けられない」と語気を強めた。
16日の楽天戦に先発するロッテ・石川は15日、午後からの全体練習に参加。キャッチボールやダッシュで調整した。チームが3連勝中ということで「それを止めてはいけないというプレッシャー。試合をつくれるようにしたい」と気を引き締めた。伊東監督は「ここの球場は相性が悪い。鬼門というか」と昨季、4勝8敗だった敵地での成績を心配していた。
ロッテは15日、仙台に移動し、コボスタ宮城で全体練習を行った。
16日からの楽天2連戦に連勝すれば、勝率5割に復帰できる。
初戦に先発する石川歩投手(27)は、「しっかり、ゲームをつくれるようにしたい」と話した。
ロッテの石川歩投手(26)が15日、コボスタ初勝利へ向け、調整した。
昨季はコボスタで1試合に先発しただけだが、7回10安打6失点で負け投手になった。この日は16日の楽天戦(コボスタ)での先発に向け、同球場でキャッチボールなどを行って調整。「この球場は打球が速いイメージ。何とかゲームを作れるようにしたい」と話した。
中11日でのマウンドとなる。14日のブルペンではフォームのバランスを確認し、「上半身主導になっていたところがあったので、下半身を意識してきた。結構状態はよくなってきていると思います」と手応えもつかんでいた。