オリックスの西が今季初完封でチームの連敗を4で止めた。連打を許さず5安打に抑えた。打線は1−0の4回に押し出しを含む3四球に駿太の二塁打など4長短打を絡め6点を奪取。ロッテは大嶺祐が不安定で勝率5割復帰を逃した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
オリックス | 1 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 7 |
ロッテの連勝が4で止まった。
打線がオリックス西に沈黙。散発5安打で0封負けを喫した。
投げては、先発の大嶺祐が4回に3四球を出し、崩れた。
同一カード3連勝を逃し、交流戦前の勝率5割復帰はならなかった。伊東勤監督(52)は「3つ勝つのは難しいね。交流戦前の試合が終わった。また、切り替えていきたい」と、サバサバとした様子で話した。
ロッテ先発の大嶺祐太投手(26)は、3回1/3、6安打6失点で2敗目を喫した。
1回、糸井に適時二塁打を打たれ、1点を失った。2回、3回は0に抑え、立ち直ったかに見えたが、4回に崩れた。1死後、中島に内野安打。そこから3者連続で四球を与え、押し出しで2点目を失った。さらに、駿太に2点適時二塁打を打たれ降板。2番手の矢地も適時打を打たれたため、6失点となった。
チームは4連勝で、この日を迎えた。先発の責任を果たせなかった大嶺祐は「あの回(4回)が全てです。チームが良い感じで来ているところで、このようなゲーム展開にしてしまい、チームに申し訳ないです」と話した。
試合前、ロッテ伊東勤監督(52)は、先発する大嶺祐に長いイニングを投げることを期待した。
4連勝で迎えたが、その間、守護神の西野が4連投。救援陣全体の仕事量は増えている。伊東監督は「若干、ブルペンが疲れている。大嶺も故障明けだけど、1イニングでも長く投げて、後ろの負担を減らして欲しい」と話した。
ロッテの伊東勤監督(52)が24日、先発・大嶺祐の乱調を嘆いた。
オリックス戦(京セラD)に登板した右腕は初回に1点を失うも、3回は3者連続三振を奪うなど持ち直したかに見えた。だが4回に14球連続でボールとなるなど急に乱れ、4回途中6安打6失点で降板した。指揮官は「(大嶺祐は)病気が出たね、悪い病気が。球は悪くないが、どうしてもボール先行だと苦しくなる」と話した。
今季2度目の完封負けで、連勝が4でストップ。勝てば勝率5割復帰だったが、「絶対に負けられないという気持ちが、向こう(オリックス)が勝ったかもしれない」と無念そうだった。
先発のロッテ・大嶺祐が4回に突如、制球を乱した。1死一塁から3連続四球で1点を献上し、駿太に2点二塁打を浴びて降板。14球連続でストライクが入らない場面があり「こういう投球をして申し訳ない」とうなだれた。それでも伊東監督は「チーム状態もだいぶ良くなってきている。(交流戦で)ロッテ旋風を吹かせたいね」と前向きだった。
2回2死から4者連続三振を奪ったが4回1死一塁から3者連続四球を与えた後、駿太に右翼線への2点適時二塁打を浴びて降板。今季ワーストの6失点で2敗目を喫し「チームがいい流れできていたので申し訳ない」とうなだれた。勝てば勝率5割で交流戦に突入できただけに伊東監督も「切り替えてやるしかない」と前を向いた。
ロッテは大嶺祐が4回に突如、制球を乱した。1死一塁から3連続四球で1点を献上し、駿太に2点二塁打を浴びて降板した。14球連続でストライクが入らない場面があり「こういう投球をして申し訳ない。自分の中では調子が良かった方だからもったいなかった」と悔やみ切れない様子だった。
勝てば5連勝で勝率5割復帰という一戦だったが、伊東監督は「向こうの負けられないという気合が上回ったのかな」とさばさばした表情。ここのところ打線が好調なだけに「チーム状態もだいぶ良くなってきている。ロッテ旋風を吹かせたいね」と26日からの交流戦に目を向けた。