阪神の岩貞が今季初勝利を挙げた。走者を背負いながらも要所を締め、7回途中までを5安打無失点。打線は2回に江越の適時三塁打で先制し、7回に上本の2点二塁打で加点した。ロッテは打線が振るわず5カードぶりの負け越し。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
阪神 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | x | 3 |
ロッテ植松優友投手(25)がプロ初登板、初先発し、6回4安打1失点だった。最少失点に抑えたが、打線の援護がなく、負け投手となった。
5四球と課題も残ったが、3併殺を奪うなど、大崩れしなかった。「自分が思っていたよりは、緊張もせずにマウンドに上がることが出来ました。途中バタバタしてしまい、フルカウントから粘ることが出来ずに、四球でランナーを出してしまったのは次への課題。初登板、初先発で6回1失点と試合を作ることは出来たと思うのですが、課題がまだまだ多いです」と話した。
ロッテ唐川侑己投手(25)が4日、甲子園で練習した。5日のヤクルト戦(神宮)に先発する。
前々回、前回と打線の援護にも恵まれ、2連勝中だが「2勝は付いているけど、僕にたまたま付いているだけ。野手の方が頑張ってくれている。投手として、1点でも少なく失点を抑えるようにするのが大事です」と話した。
プロ8年目で初登板のロッテ・植松が、6回1失点も黒星を喫した。1966年のドラフト制導入以降では、98年のヤクルト・押尾以来、17年ぶり3人目。武器のナックルを計10球投げ、2回はゴメスを空振り三振に、6回はマートンを左飛に仕留めた。「ナックルの精度は4割程度。試合で感覚をつかみたい」。伊東監督は25歳左腕を「勝たせてあげたかった。次回も期待できる内容だった」とたたえた。
ロッテは8年目の植松が先発でプロ初登板を果たした。援護に恵まれず黒星を喫したものの、6回を4安打1失点と好投し「思っていたよりは、緊張もせずにマウンドに上がることができた」と振り返った。反省点は5四球の制球で「次はストライク先行でいきたい」と改善を誓った。
金光大阪高時代は中田(日本ハム)を擁する大阪桐蔭高を破って夏の甲子園大会に出場した。1、3回にはマートンを併殺打に仕留め、2回には使い手の少ないナックルボールでゴメスから三振を奪うなど見どころのある投球。伊東監督は「次も期待できる内容だった」と及第点を与えた。
阪神、ロッテなどで活躍し、歴代3位の320勝、唯一の両リーグ100勝を成し遂げた小山正明氏(80)が始球式に登場した。持ち前の制球力で内角をえぐるノーバウンド投球を披露し「届くかと思って心配した。懐かしいね」と感慨深げに振り返った。
今年は球団創設80周年とあって「基盤を築いた方々のことを忘れて欲しくない。それを念頭に置いて、今の若い人達にも頑張ってもらいたい」と話した。
8年目で待望のプロ初登板初先発を果たしたロッテ・植松が、6回を4安打1失点と好投。「人生を懸ける思いだったが、それほど緊張せずにマウンドに上がれた」。今春キャンプで習得したナックルボールで、2回にゴメスを空振り三振、6回にはマートンを左飛に仕留めるなど、10球投じた“ブレ球”を有効に使った。
13年オフに股関節の手術を受けるなどケガもあり、低迷が続く中で、元サッカー少年らしく、本田圭佑(ACミラン)らが得意とし、近年サッカー界のトレンドとなっている無回転シュートにヒントを得て、ナックルで新境地を開いた。
「ナックルの精度は60、いやまだ40%ぐらい。もっとゲームで感覚を磨いていきたい」。金光大阪3年だった07年夏に大阪大会決勝で大阪桐蔭・中田から3三振を奪い、甲子園に進んだ。母・睦美さん(50)が見守った思い出の舞台で、プロとしてようやく第一歩を刻んだ。
ロッテは8年目の植松が先発でプロ初登板を果たした。援護に恵まれず黒星を喫したものの、6回を4安打1失点と好投し「思っていたよりは、緊張もせずにマウンドに上がることができた」と振り返った。反省点は5四球の制球で「次はストライク先行でいきたい」と改善を誓った。
金光大阪高時代は中田(日本ハム)を擁する大阪桐蔭高を破って夏の甲子園大会に出場した。1、3回にはマートンを併殺打に仕留め、2回には使い手の少ないナックルボールでゴメスから三振を奪うなど見どころのある投球。伊東監督は「次も期待できる内容だった」と及第点を与えた。
プロ初登板初先発したロッテの8年目左腕・植松は、6回1失点と力投した。
「ストライク先行でいかないといけなかった」と5四球を反省したが、武器のナックルでゴメスを空振り三振に斬るなど、今後に期待を抱かせる投球。落合投手コーチは「よく頑張った。チャンスはもう1回ある」と評価した。
ロッテの植松優友投手(25)が4日、阪神戦(甲子園)でプロ初登板初先発。6回4安打1失点の好投も、プロ初黒星を喫した。
8年目にして初めて1軍のマウンドを踏んだ左腕は、マートンをチェンジアップで2併殺に打ち取るなど落ち着いた投球を見せた。2回にはゴメスをナックルで三振に。直球は130キロ台ながら、100キロ前後のカーブも交えて緩急をつけた。
味方の援護がなく、初勝利はならず。「ストライク先行でいけてなかったので、攻撃のリズムを作れなかった」と5四球を反省。今季から解禁したナックルについては「もっとゲームの中で感覚を磨いていかないと。(精度は)4割くらいかな」と話した。
伊東監督は「次も期待できるくらいの内容。先発が手薄な中、今日の様な投球をしてくれたら、ありがたい存在」と、次回も先発させる方針を示した。