ヤクルトが16安打で打ち勝った。3−4の6回に今浪、中村の連続適時打や川端の2点適時打など単打7本を集めて5点を奪った。7回は畠山の4試合連発となる16号ソロで加点。2番手の秋吉が4勝目。ロッテは石川が粘れず3連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
東京ヤクルト | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 5 | 1 | 0 | x | 9 |
今季初出場した千葉ロッテの青松がプロ11年目で初本塁打を放った。1−2の4回、石川の変化球を完璧に捉えて左中間席へ運ぶソロ。「打った瞬間に行ったと思った。ファームでやってきたことがやっと1軍で出せた」と万感の思いがこもった。記念のボールは実家に送るという。
右打ちの内野手は10年間で1軍出場がわずか13試合。今季はイースタン・リーグで12本塁打と打ちまくり、チャンスをつかんだ。反省が残るのは右投手に対して凡退した第3、4打席で「結果を出したかった。そうでないと常時スタメンでは出られない」と表情を引き締めた。
ロッテ青松敬鎔内野手(28)が4回、プロ初本塁打を放った。
高めのカットボールを完璧にとらえた。1軍昇格後、初スタメンで結果を出した。「ファームにいた時から状態は良かったので、そのままの自分を出すことができたと思います」と喜んだ。
この日は妻でタレントの鷲巣あやのさんが観戦。「嫁さんが見に来てくれてるので目の前で初ホームランを打てて良かった。アオパイネいい〜ね! ですかね」と、デスパイネの代役として名乗りをあげ、笑わせた。
ロッテが6回に集中打を浴び3連敗を喫した。
1点リードの6回、先発の石川が4連打を浴び、逆転されたところで降板。リリーフした大谷も犠飛と3連打で3点を失い、マウンドを降りた。伊東勤監督(52)は「集中打ばかり食らっている。粘りがない。打者の特徴が分かってないのでは。ただサイン通り投げているように見える」と残念がった。
ロッテの青松敬鎔内野手(28)が6日、ヤクルト戦(神宮)でプロ初本塁打となる1号同点ソロを放った。
11年目の苦労人は5日に今季初昇格し、「6番・一塁」でスタメン出場。4回の第2打席で真ん中に入ってきた変化球を左中間席へ運んだ。
2回の第1打席でも左翼線二塁打。イースタンではトップの12本塁打を放つなど好調だった背番号63は「狙い通りに高めに浮いてきたボールをとらえられました。ホームランボールは、やっぱり母親に渡したいですね。そして今日は嫁さんが見に来てくれているので、目の前で初ホームランを打つことができて本当によかった。『アオパイイ〜ネ!』ですかね」と笑顔で振り返った。
ロッテ先発の石川が自己ワーストタイの7失点で今季4敗目を喫した。
1点リードの2回に2失点。4−3の6回には1死から4連打を浴び、10安打7失点で5回1/3で降板した。失点は全て連打で、打たれだすと止まらなかった。打線の援護をことごとくふいにする投球に伊東監督は「簡単に勝ち越しを許して粘りがない。打者の特徴を理解してどう抑えるかという意図がみえない」と厳しく切り捨てた。チームは3連敗で、石川は「点を取ってもらった後に取られるのはよくなかった」と言葉少なだった。
今季初出場のロッテ・青松がプロ11年目で初本塁打を放った。6番スタメンで2回の左翼線二塁打に続き、4回1死走者なしで左中間への特大の1号ソロ。
「1軍で1本打つことが目標だった。ボールは実家に送りたい」と万感の思いを込めた。妻でタレントの鷲巣あやのが観戦する前で結果を出し「11年は長くは感じなかった。これに満足することなく、2本、3本と打っていきたい」と表情を引き締めた。
ロッテ・清田が、6日のヤクルト戦(神宮)で連続試合安打を21試合に伸ばした。5回1死走者なしで中前打。6回にも中前打を放ち、2試合ぶりにマルチ安打をマークした。
5日時点の打率はパリーグ2位の.365で、トップのソフトバンク・柳田とし烈な首位打者争いを繰り広げている。連続試合安打のプロ野球記録は、79年に広島・高橋慶彦が樹立した33試合。
ロッテの青松が6日のヤクルト戦(神宮)で、11年目にしてプロ初本塁打を放った。「6番・一塁」で今季初出場。4回1死走者なしで、ヤクルトの先発・石川が投じた131キロのカットボールをロッテファンで埋め尽くされた左翼席に叩き込んだ。
「追い込まれていたので、右方向を意識しながら高めの球に合わせる気持ちでした。狙い通りに高めに浮いてきたボールをしっかりとらえられた。ホームランボールは母親に渡したい。今日は嫁さんが来てくれていたので、目の前でプロ初本塁打を打つことができて本当によかった」。
1軍出場登録された5日は雨天により中止。「気合が入っていたので、やりたかった。上でやれる自信はある。早く結果を出したいです」と話していた。イースタン・リーグでは打率(.326)と本塁打(12本)の2冠で絶好調。デスパイネが右膝を負傷して離脱したこともあり、穴を埋める右の大砲として抜擢された。「デスパイネがいないので、僕が“アオパイネ”になります」との宣言通り、2回の今季初打席目も左翼線二塁打を放って先制点を演出して起用に応えた。
ロッテの石川が6回途中までに10安打を許し、今季ワーストの7失点と打ち込まれた。1点を先行した直後の2回に2点を失い、4−3の六回1死から4連打を浴びて降板。味方の援護をふいにし「取ってもらった後に取られたのは良くなかった。体が切れていなかった」と言葉少なだった。
6番デニング、7番今浪に3打席連続で安打されるなど精彩を欠いた石川に対し、伊東監督は「計算できる投手が少ない。責任を持ってもらわないと困る」と苦言を呈した。
ロッテ・青松敬鎔内野手(28)が6日、ヤクルト戦(神宮)の4回、左中間席にプロ初本塁打となるソロを放った。
「打ったのはカットボールかスライダー。追い込まれていたので、右方向を意識しながら、高めのボールに合わせる気持ちでした。狙い通り、高めに浮いてきたボールをしっかり捉えられました。ファームにいたときから状態はよかったので、そのままの自分を出すことができたと思います」と笑顔で振り返った。
2005年、大阪・上宮太子高からドラフト7巡目でロッテ入り。プロ11年目の今季、イースタン・リーグでは打率・326、12本塁打と好調で、この日が今季初スタメンだった。
「ホームランボールはやっぱり、母親に渡したいですね。そして今日は嫁さんが見に来てくれているので、目の前で初ホームランを打つことができて本当によかったです」。主砲デスパイネが離脱中だけに、「“アオパイネ”いい〜ね!ですかね」と口も滑らかだった。
ロッテの青松が11年目にしてプロ初本塁打を放った。
今季初出場の青松は1−2とリードされて迎えた4回1死で打席に立つと、ヤクルト石川の内角真ん中の変化球をジャストミート。打球は左中間席に飛び込む同点の1号ソロとなった。
青松は「打ったのはカットボールかスライダー。追い込まれていたので、右方向を意識しながら、高めの球に合わせる気持ちでした。狙い通り高めに浮いてきた球をしっかりとらえられました。ファームにいたときから状態は良かったので、そのままの自分を出すことができたと思います」。