楽天が4連勝で貯金を今季最多の2とした。1回に牧田の1号ソロで先制し、2回はペーニャの6号ソロと三好の適時打で2点を追加。9回はスクイズと三好の適時打で2点を加えた。菊池は3連勝。ロッテは打線が振るわず3連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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東北楽天 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロッテは今季初の同一カード3連戦3連敗を喫し、楽天には6連敗となった。今季の楽天戦は10試合で平均得点2.5と打てず、伊東監督は「日に日に悪くなってきたな。難しいボールは来ていないけど、真っ直ぐを打ち切れていない」と嘆き節だった。
チームトップの49打点を稼いでいる4番クルーズが2度の得点機で凡退したのもつながりを欠いた原因の1つで、伊東監督は「一気に失速してきた。次のカードから少し打線を変えます」とてこ入れを口にした。
ロッテは今季5度目の零敗で3連敗。交流戦のチーム打率は12球団2位の.286だったが、この試合も散発6安打に抑えられるなど3戦で計3得点。
伊東監督は「積極性がない。打順を替えてみる」と渋い表情だった。右膝じん帯損傷から復帰したデスパイネが「5番・DH」で19試合ぶりに先発も4打数無安打で起爆剤にはなれず楽天戦は6連敗。鈴木は「気持ちをリセットしたい」と切り替えた。
ロッテ・デスパイネが21日、楽天戦(QVCマリン)で19試合ぶりに「5番・DH」でスタメン復帰した。
5月27日の広島戦(マツダ)の走塁中に右膝内側側副じん帯損傷のケガを負い離脱。伊東監督は17日の練習では「簡単に治る箇所ではない。今月末までに間に合ったらいい」と早期復帰には慎重だった。だが、20日に出場選手登録されると楽天戦(QVCマリン)に代打出場し、三振に倒れた。キューバの大砲はこの日の試合前シートノックでも左翼で軽快な動きを披露し、回復力を見せつけた。
ロッテは21日、QVCマリンで「QVCマリンおもてなしプロジェクト月間表彰」を行った。球団では今季から球場でのサービス向上を目標に掲げ、警備員や飲食ブースの従業員などの接客指導を強化。球場での接客をプロジェクトチームが調査し、毎月ベストクルーを表彰している。この日は5月の9人が表彰された。
クルーにサイン色紙を贈呈した角中は「明るく元気に接客していただいている。皆さんの頑張りにチームの勝利で応えられるように頑張る」と決意を語った。山室晋也球団社長は「先日の楽天戦では、楽天ファンからもお褒めの言葉をいただいた。試合には負けたけど、おもてなしでは勝ったと思う。これからもおもてなしNo.1を目指したい」と話した。
ロッテは今季初の同一カード3連戦3連敗を喫し、楽天には6連敗となった。伊東監督は「日に日に悪くなってきたな。難しいボールは来ていないけど真っ直ぐを打ち切れていない」と嘆き節。4番クルーズが2度の得点機で凡退したのもつながりを欠いた原因の1つで、指揮官は「一気に失速してきた。次のカードから少し打線を変えます」とてこ入れを口にした。
ロッテが交流戦明け最初のカードで、同一カード3連敗を喫した。
打線が6安打無得点に抑えられ、楽天戦は6連敗となった。
伊東勤監督(52)は「何でか、楽天戦になると打てない。そんなに難しい球は来てないんだけど」と悔しがった。
次カードへ向け「見逃しが多い。もうちょっと積極的に」と、打線の奮起を期待した。
ロッテ阿部和成投手(26)が今季初登板を果たした。
9回2死一塁で、5番手で登板。楽天松井稼を空振り三振に仕留めた。
12日に1軍昇格を果たしたが、ここまで登板機会がなかった。「気持ちはできていました。松井稼頭央さんから直球で空振り。自信になります」と話した。
ロッテ先発の大嶺祐太投手(27)は、6回7安打3失点で3敗目を喫した。
2回までにソロ2発などで3点を失った。3回からは立ち直っただけに「1、2回が全てです。前回も立ち上がりに失点しているし、今後の反省点です」と話した。
ロッテが今季行っている「QVCマリンおもてなしプロジェクト」の5月の月間表彰が21日、球場正面ロビーで行われた。
毎月、接客を評価されたクルーを選定。5月は、飲食、カスタマーセンター、ファンクラブなど各部門から計9人が選ばれ、山村球団社長から表彰状、角中勝也外野手(28)からサイン色紙が、それぞれ贈られた。
表彰されたビール売り子の月岡愛さんは「これからも1人でも多くのお客様に『QVCマリンフィールドにまた来たいね』と言っていただけるような販売活動をしていきたいです」とコメント。
山室社長は「おもてなしは全員で取り組んでいるプロジェクト。最近は相手球団のファンからも高い評価をいただいている。これを続けて行きたい」とコメント。
角中は「いつも頑張って接客をしていただき本当にありがたい気持ちです。私達選手はその頑張りに勝利で応えたい」と話した。
ロッテの阿部和成投手(26)が21日、楽天戦(QVC)で2年ぶりの1軍登板。打者1人を抑えて役割を果たした。
5点ビハインドの9回2死一塁で登板し、松井稼を144キロの直球で空振り三振に打ち取った。「あの場面は(腕を)振るしかない。ミスショットかもしれないけど、(打線)上位の松井さんから空振りが取れたのは自信になる」と話した。
13年に先発で2勝を上げるも、昨季は1軍登板無し。今季は12日に昇格したが、これが初登板だった。「(登板まで間が空いたが)ゲームの流れを見ることができていたのでよかった。三振を取る投手じゃないが、これからもしっかり腕を振って行けたら」と意気込んだ。
ロッテの伊東勤監督(52)が21日、打線の組み替えを示唆した。
楽天戦(QVC)は散発6安打に抑えられ、完封負けで3連敗。対楽天戦は6連敗となり「同じような投手にやられてしまっている。そんなに難しい球は来ていないが…」とがっくりだ。
交流戦では12球団中2位の86点をたたき出した打線が、リーグ戦が再開してからは沈黙気味。「打順を変えてみます。2軍から誰かを上げると言っても大して変わりない」と打開策を明かした。
ロッテの大嶺祐太投手(27)が21日の楽天戦(QVC)に先発。6回7安打3失点で4勝目はならなかった。
初回、牧田に左翼席への先制ソロを浴びると、2回にもペーニャに特大の一発を浴びるなど、この回までに3失点。3回以降は2安打無失点に抑えたが、味方の援護はなかった。
「1、2回が全てです。前回も立ち上がりに失点しているし、今後の反省点。3回以降は自分の投球ができていたので、次は最初から自分の球をしっかり投げられるようにしないと行けない」とコメントした。
ロッテの角中勝也外野手(28)が21日、QVCで行われた「5月度QVCマリンおもてなしプロジェクト月間表彰」に出席。該当クルーにサイン色紙を贈呈した。
この表彰は、球場内で働くスタッフ、飲食業者、球団職員などに対し、接客対応の強化のため日々球場を巡回している「おもてなしプロジェクトチーム」が調査を行い、月間のベストクルーを決めたもの。今回は9名が選ばれた。
選手会副会長の角中は「いつも接客をしていただき本当にありがたい気持ちです。私達選手はその頑張りに勝利で応えたい」と感謝の言葉を贈った。山室球団社長は「おもてなしは全員で取り組んでいるプロジェクト。最近は相手球団のファンからも高い評価をいただいている。これを続けていきたい」と話した。
ドラフト4位ルーキーの寺嶋寛大捕手がプロ初の3安打猛打賞。21日に行われたイースタンリーグ・ヤクルト戦(戸田)に8番捕手で4月以来2度目のスタメンマスクで出場をすると南、服部、矢地、小林、中後の5投手とリードし、チームの4連勝に貢献した。
寺嶋は「打撃に関しては普段から練習でしている事が試合でも出来てきている。いいイメージで打てている、継続していきたいです。ピッチャーのリードに関してはまだまだこれから。毎日が勉強です」とコメントした。
ベンチで見守った山下徳人打撃コーチは「2軍クラスの投手に対しては自分のスイングが出来てきているが1軍クラスになるとまだまだ。これからもっともっと練習が必要」とあえて高い目標を掲げた。将来の正捕手候補として福澤洋一2軍バッテリコーチ、そして打撃面では山下コーチの指導の下、野球漬けの日々を送っている寺嶋。徐々に努力が結果に結びつき出している。